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元々、弘明寺の街は、横浜最古の古刹・弘明寺観音の門前町として栄えたものが商店街へと発展していったものです。

第二次大戦後、伊勢佐木町付近は米軍に接収され他の繁華街も空襲で焼け野原になっており、唯一空襲をまぬがれた弘明寺が歓楽街・ヤミ市として、また当時の市電（路面電車）の終発着駅として賑やかに大きくなっていったといいます。

市営地下鉄「弘明寺」駅と京急「弘明寺」駅にはさまれ、鎌倉街道（国道16号線）に面した弘明寺商店街は、春は、大岡川の桜プロムナードの観光客で賑わいます。

冬の初詣・節分、春の桜・お花見、夏は3・8の縁日（五日毎に屋台・露店がずらーっと勢揃いします）はにぎやかだそうです。

京急線「弘明寺」駅から徒歩２～３分。
正面参道から入場するには、一旦坂を降り切らなければならず、足腰の悪い人にはちょっとしんどいですね。

階段も、やや急です。

弘明寺は、天平9年（737年）、天下に悪病流行の際、河内和泉の国の僧「行基」が勅命を奉じて、天下泰平祈願のため全国を巡錫（じゅんしゃく）し、当山の浄域に草庵を作り、彫刻祈願されたと伝わるのが、現在のご本尊「十一面観世音菩薩」です。

菩薩は、ハルニレの木の一木（いちぼく）造りで、関東に遺る鉈（なた）彫りの典型的な作例として有名で、昭和25年、国指定重要文化財になっています。（非公開）

弘明寺の境内は狭いです。
初詣の時期や、節分会など多くの人が集まるそうですが、かなり手狭では・・・。

実は弘明寺は、かつては広い寺有地を有していたそうですが、廃仏毀釈による公有地化で北側の大半（現・弘明寺公園）を横浜市に譲渡し、北側には湘南電気鉄道（現・京浜急行電鉄）「弘明寺」駅が開業、更に駅周辺では寺自身が民有化をすすめ、寺有地は過去の約２割になってしまっているそうです。

「ペニンシュラ エクセルシオール ホテル」に宿泊していたので、朝の散歩で前を通りかかりました。

この建物は、元々は1907年に英国系中国人の学校として建てられた館だそうで、小さくてかわいらしい。

この博物館には、英国統治時代〜独立〜現代の、シンガポールで使われてきた切手や世界各国の切手が展示されているそうです。小さな博物館ながら、折々の企画展などで楽しめそうです。

ただ、営業時間は、（月）13:00−19:00、（火−日）9:00−19:00とのことで、開館前でしたので、観賞はかないませんでした。

「ペニンシュラ エクセルシオール ホテル」に宿泊していたので、朝の散歩で前を通りかかりました。

中国系移民と現地の女性と結婚して生まれた混血の子孫たちを、マレー語で「〜生まれの子供」という意味を持つ「プラナカン」と呼びます。この中国やマレーの文化とヨーロッパのその「プラナカン」の生活の様子を再現しているのが「プラナカン博物館」です。

白亜の美しい建物は、元々は1912年に建てられた学校だそうです。

営業時間は、（月）13:00−19:00、（火−木、日）9:00〜19:00、（金）9:00−21:00 ということで、まだ開館前でした。

滞在中、再訪は叶いませんでしたが、建物の美しさは特筆ものでした。

「ペニンシュラ エクセルシオール ホテル」に宿泊した関係で、パークの森の様子が部屋の窓から見えました。

パーク内には、貯水池があります。

後日、ガイドさんに聞きましたが、シンガポールには貯水池が沢山あります。
これは飲料水用とのこと。
淡路島（あるいは琵琶湖）程の大きさの国に５００万人を超える人口が集中しているこの国では、水も自給できていない。

お隣のマレーシアから、パイプラインを引いて、買っているのだそうです。
なるべく自給率を上げるために、このように貯水池を沢山作っているのだそうです。

貯水池の周りをこのように公園にしていて、市民の憩いの場としているのですね。

ＭＲＴ「シティホール」駅は、南北線と東西線が利用可で大変便利です。

オフィスやホテルなどが集まる地域でもあるので、通勤客や観光客で乗降客は多いです。

また、駅直結の「ラッフルズシティ」は大ショッピングモールですので、買い物にも便利な駅です。

ＭＲＴ「シティホール」駅直結の大型ショッピングセンター「ラッフルズシティ」内にあって、地下から行けるそうですが、ちょっと行き方わからず、ぐるっと回って行きましたが、それでも、駅から２～３分でした。

「フェアモント・シンガポール」とは、位置的には隣のホテルです。

また、道路を隔てて正面には、ラッフルズホテルがあります。

高級感あふれるホテルでした。

この建物自体は、１８５４年に東インド会社の庁舎として建てられ、エンプレス・ビルと呼ばれていた建物です。

入館は、大人８Ｓ＄。

アジア全域の文明（中国、インドシナ半島、マレー半島、インドネシア、インド、イスラム）をコンパクトに展示しているそうですが、時間の関係で入館は叶いませんでした。

アジア文明博物館の隣には、「巨大な市場」という名前が付けられた像。
これは、ラッフルズ卿の言葉を後世に伝えるもので、ヨーロッパの貿易商人が現地の有力者と取引を行う、当時の日常の光景を表しています。
算盤を持つ姿は、財を成した中国の商人です。

その右側にある「金貸しから金融業者へ」。
金融業が、伝統的な金貸しから現代の株式ディーラーへと変貌したさまが表現されているのだとか。

ラッフルズ卿の白像から、川の反対側に進むとありました。

１８２７年に政府の建物として建てられ、最初は裁判所として、その後国会議事堂として１９９９年まで使われ、現在はアート・ハウスになっています。
シンガポールの政府建造物の中でもっとも古いといわれます。

館内では、絵画の常設展示の他、フィルム上映やコンサートなどさまざまなイベントが催され、小物類を売っているショップなどがありました。
　　

ＭＲＴ「ラッフルズ・プレイス」または「クラーク・キー」駅からはシンガポール川を渡るとすぐ（徒歩６～７分）、「シティ・ホール」からは川を目指して進み約１０分で着きます。

シンガポールをイギリス植民地として開発したスタンフォード ・ ラッフルズ卿が初めてシンガポールに上陸した記念の地だそうです。

1819年1月28日に、初めてシンガプーラSingapura（マレー語）に上陸し、何もない未開の地を貿易の中継地点として繁栄させたのは、ラッフルズ卿だといわれています。

真っ白な像が建ち、シンガポールの清潔さの象徴みたいな碑ですね。

建物は古いですが、ホテルとしての開業は、2001年1月1日と案外新しい高級ホテル。

建物は初代海峡植民地総督であるロバート・フラトンに因んでフラトンビルディングと名付けられ、1928年6月27日の完成。シンガポールの代表的な存在となり、中央郵便局やいくつかの政府機関などが入居したそうです。

第二次世界大戦の際、日本軍侵攻時に、当時の総督シェントン・トーマスがマレー駐在イギリス軍司令官中将アーサー・パーシバルと降伏について話し合った建物として、シンガポールの歴史にその名を残しています。

1996年まで中央郵便局として使われてきましたが、再開発によりホテルとして甦りました。
改装費用は約240億円。

マーライオンパークにも近く、大人気です。

夜はライトアップも美しい。

「ザ フラートン ホテル シンガポール」前の、シンガポール川に架かる人だけが通行できる橋です。

現在シンガポール川に架かる橋の中で、最も古いのだとか。
確かに、その細工などに歴史を感じます。

この橋は、1868年に建造され、英領インド政府の元での海峡植民地における最後の知事、カベナ卿にちなんで名付けられたそうです。

近くには、５人の裸の男の子たちが川で泳ごうと橋から飛び降りる瞬間を描いた、彫刻「ファースト・ジェネレーション」などがあって、撮影スポットとしてもお奨めです。

宿泊が「ペニンシュラ エクセルシオール ホテル」でしたので、ホテル裏の、「ディジタライフ モール」の２Ｆにあります。

ショッピングモール内の、フードコートにしては、店内は極めて清潔で、かつ注文はタッチパネル方式（笑）。

「肉骨茶」とは、豚肉のスペアリブを、ニンニクやスパイスとともに煮込んだ料理で、シンガポールの代表的ローカルフードの一つ。

豚肉からでた旨味がスープに溢れ、とにかく味に深みがある。
でも、案外あっさり。
油条（細長い揚げパンを輪切りにしたもの）を注文し、スープに浸して食べます。これが、よく合います。
豚肉は、口の中でホロホロくずれ、とろけるようです。

スープは、タッチパネルで、「Please add soup」というところにタッチすると何回でも無料でいただける仕組み。

満足でした～。

「称名寺市民の森」は、海に近い、金沢三山の金沢山を中心とした森で、国の史跡指定の「称名寺」境内をぐるりと取りまいた山林です。

金沢山のてっぺんの八角堂広場からは四方が見渡せて、海の公園・野島・房総半島・円海山がいい眺めだそうですが、ちょっと行けませんでした。

シートを広げ、語らう女性６～７人のグループがいました。

京急「弘明寺」駅から徒歩１～２分で、「萩原家」という堂々の看板が目立ちます。

いわゆる家系ラーメン。

麺は、太麺と細麺を選べます。
指定なしの場合は、太麺で提供されるそうです。
その他、ゆで方（硬さ）や油の量など聞かれます。

麺の量は、ミニ、並、中盛、大盛で値段が違います。

私は、ラーメン（中盛）８５０円を注文しました。
とんこつ醤油の、典型的家系ラーメン。

味はまぁまぁですが、パンチや特徴には欠けますか・・・。

京急「金沢文庫」駅から徒歩１３～４分です。

鎌倉幕府の執権、北条氏の一族である金沢北条氏の祖、北条実時（1224年 - 1276年）が開基したと伝わります。

金沢北条氏一族の菩提寺として鎌倉時代を通じて発展し、2代顕時、3代貞顕の代に伽藍や庭園が整備されました。

しかし、鎌倉幕府滅亡とともに金沢北条氏も滅び、以後寺運も衰退していきます。
江戸時代に入ると大幅な復興が実現し、現存する建物が作られました。

また、元亨三年（1323）の結界図の伽藍の様子から、池に反橋・平橋があったことを「推定し、「反橋」とそれに続く「平橋」を1988年に再建しています。

池には、「黄しょうぶ」が満開で、橋の赤とのコントラストが綺麗でした。

京急「金沢文庫」駅から徒歩で１５～２０分ほどかかります。
入館料は、大人４００円でした。

4月24日（木）～6月22日（日）の期間で、特別展「徒然草と兼好法師」が開催中でした。

教科書でも学習する金沢文庫は、鎌倉時代の中頃、北条氏の一族（金沢北条氏）の北条実時が武蔵国久良岐郡六浦荘金沢（現、横浜市金沢区）の邸宅内に造った武家の文庫です。
金沢北条氏は元弘3年（1333）、鎌倉幕府滅亡と運命を共にしましたが、以後、文庫は隣接する菩提寺の称名寺によって管理され近代に至ります。

現在の金沢文庫は、昭和5年（1930）に神奈川県の施設として復興したもので、平成2年（1990）から装いも新たに、中世の歴史博物館として活動を行っています。

図書館も併設されていました。

「かなぶんＣａｆｅ」という喫茶コーナーで一休みできます。

一般的にチャイニーズガーデンと呼ばれている庭園は、実は中国庭園の「裕華園」と日本庭園の「星和園」から構成されています。
「星和園」は、シンガポール政府の発案により造られた日本庭園で、背景としては、日系企業誘致の目論見もあったらしい。

この庭園建設のための資金を集めるために、1969年シンガポール日本商工会議所が設立されたともいわれます。

当時では日本国外で最大規模の日本庭園が企画され、1970−71年にかけて中根金作氏を中心として設計施工されました。
中根金作氏の代表庭園には、「足立美術館庭園」や「ボストン美術館天心園」などがあります。

熱帯にある、日本庭園。
それなりに楽しめます。

ＭＲＴ「シティホール」駅から直結の、「ラッフルズシティ」内の多くの面積を占めるショップです。

イギリス生まれのショッピングセンターで、衣料品、化粧品、食器など幅広い品揃えです。

売り場面積は、１階から２階まで大変広く取られていて、買い物には何かと便利。

価格もリーズナブルだそうで、観光客というよりは、地元の人達が多い感じでした。

ＭＲＴ「チャイニーズガーデン」駅は、イーストウエスト線（東西線＝緑）で、中心部「シティホール」駅あたりからですと、約３０分ほどです。

ＭＲＴは、市内中心部では地下鉄ですが、郊外では高架線になっていて、この駅のホームも高架です。

駅を降りたら、目の前に広い緑の空き地があり、その中に１本の道があります。

その道を真っ直ぐ３分ほど歩くともう「チャイニーズガーデン」に到着です。