クリント東木さんのクチコミ(45ページ)全1,696件

建長寺の最奥に祀られているのが半像坊大権現です。途中には天狗様が鎮座し、それまでとは雰囲気が一変します。急階段を上りきるとやっと本殿が現れます。ここからの景色が素晴らしく当日は相模湾や富士山を望むことができました。建長寺の境内からは距離があり階段も急ですが、晴れていればお勧めです。

寛永五年（1628年）徳川秀忠公夫人（お江の方）の霊屋の門として建立されたもの。桃山風向唐破風という造りで、光り輝く装飾が見事で目を奪われます。1月に見た上野東照宮の唐門と写真で比べると、少しなで肩のような屋根で水平に伸びているのに対して、こちらの桃山風向唐破風の唐門は屋根の端の山形をなす所が、反曲した曲線状になっているのが良くわかります。事前に他の唐門の写真を見てから訪問すると違いが良くわかりますよ。

現在の法堂は1814年に再建されたもの。昔は山内にいる僧侶が全員この法堂に集まり住持の説法を聞いたそうです。千手観音坐像を安置していますが、その前に鎮座する釈迦苦行像が強烈な印象で（全く知らなかったので）少々違和感を覚えました。調べてみるとこれはレプリカだそうで、千手観音坐像の前ではなく別の場所があったのではと思います。

建長寺境内の三門の次にあるのがこの仏殿。御本尊の地蔵菩薩が安置されています。芝の増上寺から移築されたものですが、中々立派。内部はかなり傷みも目立ちますが、欄間の彫刻が素晴らしく見応えがありました。天井は格天井で細かく絵が描かれているのですが、前からだとその詳細まで見えないのが残念です。

北条時頼公の発願により、建長7年（1255年）に物部重光によって鋳造された梵鐘です。一見すると鐘楼は他の建物の立派な造りから比べると、茅葺で非常に素朴な印象。しかし建長寺の創建当時からあるもので非常に貴重です。しかも国宝に指定されており、見逃せません。

三門とは三解脱門の略。ここをくぐる事によってあらゆる執着から解き放たれるという事を意味するそうです。威風堂々とした佇まいは想像以上に立派で圧倒されます。二重門でこれだけ大きなものを見たのは初めて。二階屋根の正面中央部が軒唐破風の作りで、非常に見応えがありました。

建長寺の入り口にある門。今の総門は江戸時代に京都の般舟三昧院で建立されたものを昭和十五年に移築しました。開門前のまだ陽が当たっていない時間から待っていたので、門が開いた時には一気にテンションが上がりました。境内の木々や三門に朝日が差し込み、まるで後光が差しているよう。少し早く来すぎたと思っていましたが、この瞬間が見れたのは非常の良かったです。

　四万温泉の温泉口エリアにある宿です。外観は少々古いですが、ロビーを始め館内はとてもきれいで、小物なども洒落ています。部屋は2階の和室8畳。洗面、トイレあり。平日泊で14580円（税込）＋150円（入湯税）＝＠14730円です。浴室は男女別内湯、男性用には露天風呂、そして貸切露天風呂があります。長静館の自家源泉で源泉かけ流し。つるスベ感もありいいお湯です。夕食は18時から大広間で。

●　下仁田葱のエチュベ ～ 自家製ベーコンと温泉玉子
●　彩菜 ～ 群馬のニジマスと野菜たち
●　手作りのシャルキュトリー ～ ハムとサラミ　アラグレックと共に
●　すずきのパイ包み焼き ～ ゆずのソースで
●　おしのぎ ～ 黒毛和牛（A5）のサーロインで
●　やまと豚のロティ ～ 2種類のロースをリンゴのソースで
●　お食事　細うどん
●　プレドルチェ ～ フルーツの水菓子
●　ドルチェ　ブランマンジェは宝石箱

　献立を見ても分かるように、通常の旅館の会席ではなく、会席とフルコースを融合させたもの。供られるタイミングも良く、彩り、味付けも上品で美味しいものばかり。シェフの食事を楽しんで貰おうという心意気が伝わってきます。

　宿のHPには出迎えはなし布団はセルフでとあり、そういうサービスを求める方には合わない宿だと思います。自分達はむしろその分料理や食材が豪華な方がうれしい。しかもそれは期待を大きく上回り、オーベルジュを思わせる素晴らしいものでした。料理は季節で変わるようなので、また別の季節に伺いたい宿です。

　本館の源泉が床下を流れる壱番館を予約しました。平日泊、基本プランで8100円(税込）＋入湯税150円＝＠8250円です。部屋は和室6畳。テレビ、冷蔵庫はありますが、トイレ、洗面は共同。お風呂は有名な元禄の湯、岩風呂。山荘の貸切風呂、佳松亭の杜の湯も入ることができます。ナトリウム・カルシウム - 塩化物・硫酸塩温泉の湯が源泉かけ流し。

　夕食は18時から大広間で弁当形式の夕食です。刺身コンニャク、肉団子、赤魚西京漬け、胡麻豆腐、豚角煮、海老しんじょうなど。味付けはどれも上品で、丁寧な仕事が目に付きます。弁当形式とは言え盛り沢山でセルフのご飯、豚汁はお代わり自由なので十分満足できました。

　本館、元禄風呂などははそれなりに古さも目立ちますが、それに勝る風情、趣きがあり納得です。しかも非常にリーズナブル。本館に宿泊しても佳松亭の杜の湯も利用でき不自由を感じる事はなく、快適に過ごせました。

鎌倉市のある寺です。天園ハイキングコースはこちらの境内がスタート地点になり、参拝してから歩き始めました。総門・山門・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ伽藍配置が残っているのも見どころの一つですが、何よりそれぞれの建物が立派で見応えがありました。全てを見るとなると相当な時間が必要で、今回時間の関係で庭園は見れませんでした。いつかじっくり見ようと思います。

建長寺に向かうために利用しました。ただその区間は大船駅から北鎌倉駅までの1区間。我が家からだと新宿駅から藤沢駅までは小田急を利用し、大船駅で乗り換えた方が運賃、時間共に良いようです。当日は早朝だったので空いていると思ったのですが、大混雑。近隣の学校の入試の日でした。快適に旅行するのは、今回の入試はともかく、沿線のイベント的な事まで調べておかなければいけないのかと勉強になりました。

四万温泉にあるカフェ。散策途中に立ち寄りました。平日でもお昼は待ち時間もあったようですが、13時過ぎだったのですぐ入店できました。コーヒーと相方はカフェモカを注文。コーヒーは香り豊かで、苦みもありおいしい。自家焙煎だとこれほど味わいに差がでるのかと改めて感じました。相方は甘めのものが欲しかったのでカフェモカにしましたが、ちょっと甘過ぎたようです。温泉街でカフェというとここしかなく散策途中に立ち寄るにはいいお店です。ただ特に週末のお昼は混みあいますので、そのつもりで。

四万温泉にある共同浴場の一つ。四万温泉のバス停にも近く立ち寄りやすい場所にあります。源泉か河原の湯。ナトリウム・カルシウム - 塩化物・硫酸塩温泉で源泉かけ流し。平日だった事もあり貸切で利用。少し熱めですが、よく温まりました。四万温泉の観光スポットは限られるので、いい意味で共同浴場のお湯に入りゆっくりするのが一番お勧めの過ごし方だと思います。

四万温泉にはいくつか飲泉所がありますが、その中では観光協会に近く一番立ち寄りやすい場所にあります。源泉は明治湯。ナトリウム・カルシウム - 塩化物・硫酸塩温泉で飲泉すると薄い塩分と出汁、わずかに鉱物系の味を感じました。比較的飲みやすい温泉の部類に入ると思います。前日のゆずりは飲泉所よりは少し塩分を強く感じたので、源泉による若干の泉質の違いを実感できました。

四万温泉街の中ほどにあるお店です。散策途中に立ち寄りました。焼きまんじゅうを注文。久しぶりに食べてみると、甘辛な味噌は美味しいものの、まんじゅうの部分は乾いた蒸しパンのようでパサパサ。四万温泉には焼きまんじゅうのお店がもう一軒ありそちらは300円でこちらは200円。値段なりだったかなと後悔。ただストーブが入り暖まれたのでそれは良かったです。

四万温泉は四万川に沿って縦長に温泉街が続いています。如何にも清流という流れで温泉街を散策すると、四万川がある事で心が和み、温泉街の風情に欠かせないものであると実感しました。四万ブルーというと奥四万湖が一番綺麗なのでしょうが、四万川でも見れます。天気や陽の当たり方にもよると思いますが、私達が見た中では温泉街の中ほど、月見橋の下流側で透き通ったブルーで大変綺麗でした。

四万温泉の最奥にある共同浴場。9時から15時まで無料で利用できます。泉質は石膏泉で源泉かけ流し、四万温泉発祥の湯とされています。浴槽は二人が入れば一杯になる小さなものですが、当日は貸切で湯あみ。少し薄茶色の湯の花が舞うお湯で適温なのでゆっくりと湯に浸りました。入り心地が良く、その一つに浴槽のカーブが滑らかですごく当りが優しい事が挙げられます。個人的には大好きな共同浴場の一つです。

四万温泉の一番奥にあるお堂。源頼光の家来、碓氷貞光が夢の中で神のお告げを聞き目を覚ますと温泉が湧き出ていたといいます。そこに祀ったのが日向見の薬師様です。観光スポットが少ない四万温泉では人気が高く、温泉街から歩いて20分ほど。茅葺屋根の小さなお堂ですがその素朴な感じが良く、当日は雪もちらつき一層風情ある光景でした。

四万温泉号で四万温泉に向かう途中の休憩で利用しました。平日だったせいかトイレもさほど混んではなく快適。土産物、フードコートも充実。サービスエリアなので無料で利用できるサービスもあり、お茶を頂き休憩できました。

四万温泉のゆずりは地区にある滝です。落差6ｍで四万川に注ぎます。四万温泉に滝はいくつかありますが、道沿いにある滝見園地から眺められるのはこの小泉の滝だけ。小さな滝ですが、水量もしっかりある可愛らしい滝でした。滝見園地は東屋があり、ベンチ、テーブルなども整備されており散策途中に立ち寄るにはお勧めの場所です。