クリント東木さんのクチコミ(23ページ)全1,696件

1980年に完成した町営の自然公園です。梅の花の季節、幕山登山の前に立ち寄りました。四季を通じて花が咲きますが、やはり2月上旬から3月中旬の梅林が素晴らしい。幕山の山麓に4000本もの梅の花が咲き圧巻の光景でした。公園の周辺を散策するだけでも十分楽しめるのでお勧めです。またこの時期は湯河原駅から直行バスがありアクセスも良くなります。

神奈川県の松田町にあるロウバイ園です。最寄の寄バス停までは小田急新松田駅前からバスで30分ほど。そこからはシャトルバスもありますが、大行列でしたので歩いて向かいました。この寄ロウバイ園は平成16年に地元の方々が荒廃農地を整備し、寄中学校卒業生が250株のロウバイを記念植樹したのは始まり。それが現在では2万本にもなっています。ロウバイ園内には甘い香りが漂い、可愛らしい黄色い花が一面に咲き誇り黄色い絨毯のよう。これだけ群落で咲いているのをみるのは初めてで、「日本最大級」と謳うに相応しい見事な光景でした。

湯河原梅林から幕山登山の際に利用しました。梅祭りである梅の宴開催中は路線バスはなく、臨時バスのみの運行。湯河原駅前から直行するのは有難いですが、始発が8時45分というのは少々遅い。皆この始発に乗ろうと大行列になりましたが、臨時便もあったようです。ただ帰りは随時運行とはいかないようで、かなり待つ事になったのでその点は要注意です。

竹久夢二伊香保記念館の中で夢二作品を展示しているのが黒船館。「油絵　青山河」や「屏風　榛名山賦」などまさに夢二といった絵は素晴らしかったです。ただ「黒船屋」はレプリカでの展示だったのが残念。ただ女性を描いたもの以外にも双六や絵本、子供の挿絵など夢二の違った側面が見れたのは収穫でした。因みに館内は撮影不可です。

ここは本館の大正ロマン館、黒船館、新館の義山楼、別館の夢二子供の絵の館の4つの建物からなっています。今回は義山楼を含めた全てを鑑賞しました。夢二の作品の他、オルゴールの演奏など見応えがあります。ただ義山楼は夢二に関連したものの展示はなく、明治から昭和にかけて造られた和ガラスが中心。興味深くは見ましたが、夢二目当てなら見なくてもいいでしょう。

石段街の中ほどにある休憩所。岸権旅館の足湯と石段を挟んだ向かい側にあります。石段街を観光や食事処などを探していると、登ったり下りたりすることになり少し休憩しました。テイクアウトしたものを食べている方もおられたので、場所としてはちょうどいい場所にあると思います。特に見所というほどではありませんが、地面に埋め込まれた貝殻は姉妹都市である逗子市の海岸のものだそうです。

そもそも小間口とは、源泉(温泉)が流れる本線「大堰」より、各源泉所有者(旅館)への引湯の際に用いられる湯口の事を言いそう。石段街にはその様子をガラス越しに眺められる場所があり、流れる温泉を見る事ができます。その勢いは物凄く、まだ空気に触れていないためか、無色透明なのは鮮度がいい事の証でしょう。観光客にも見てもらうようにしているのは、自信の表れのようにも感じました。

伊香保温泉には足湯がいくつかありますが、石段街沿いにあるのが岸権、辰の湯です。石段の登ってくるとほぼ中間地点にあたり、休憩するにはちょうどいい場所。黄金の湯が張られ、手軽に楽しむには良かったです。ただ立地がいいので、常に混雑します。なのであまり落ち着いて入れないかもしれません。

伊香保温泉の石段街にある日帰り入浴施設です。散策を終え、最後にもう一度温泉に浸かろうと伺いました。浴室は男女別の内湯のみですが、立地もいいので浴室内はかなりの混雑でした。御影石が使われた浴槽には黄金の湯がかけ流し。適温でゆっくり浸かる事ができました。リーズナブルな価格で伊香保の湯を楽しむにはいい施設だと思います。

散策途中に立ち寄りました。温泉まんじゅ発祥の店として有名なので、日曜日の10時45分着ですでに10人ほどの行列で人気店のようです。バラ売り可なので2個購入。その場で頂きました。蒸したてでホクホク。生地は黒砂糖が使われており伊香保温泉の色をイメージしたもの。皮も餡も甘さ控えめであっさりしており食べやすい。昼食前でなければ2～3個はいけそうです。何より少し寒い日でしたので、より一層美味しく感じました。

伊香保温泉周辺の景勝地の一つ。伊香保の源泉が流れる川に架かる赤い橋が河鹿橋。紅葉の季節はライトアップなどもされ有名ですが、冬は葉も落ち幹だけになった木々の中に赤い色が目立っていました。ただやはり寂しい雰囲気が漂い、その良さの半分も理解できませんでした。また別の季節に伺いたいですね。

伊香保温泉には源泉は数本ありますが、第2号源泉の噴出口が整備され見ることが出来ます。河鹿橋から歩き数分。露天風呂と同じ敷地内にあるので要注意です。透明のドームの中に噴出口があり、ポコポコ湧いているのがはっきりと確認できます。そして湧いた時には無色透明である事も分かるので一度は見ておいていいでしょう。

河鹿橋から源泉湧出口に向かう途中にある飲泉所です。伊香保温泉の湯（硫酸塩泉）、通称黄金の湯を飲むことができます。もともとは無色透明ですが、鉄分が含まれるため空気に触れると茶褐色になり、飲んでも金っ気を感じあまり美味しくありません。一度は試しに飲んでもいいかなという程度です。

伊香保温泉街とその周辺を結ぶコミュニティバス。源泉湧出口へ向かう際に1号線で見晴し下から湯元まで乗車しました。石段街を登りさらに河鹿橋や源泉湧出口まで歩き往復するのはかなり疲れますが、この1号線は石段街の坂を上ってくれるので非常に便利。片道タウンバスを利用する事で楽に観光できました。本数は多くありませんので、事前に調べておくことをお勧めします。

伊香保温泉の宿の大半はこの石段街周辺にあり、一番賑わうメインストリートという事になります。飲食店や土産物屋、射的や足湯などもありそぞろ歩きも楽しい。平成22年（2010）に延長整備され現在の段数は365段。一年中賑わう温泉街にとの願いが込められています。ただ延長された石段の周りは少々寂しく、この周りに面白い店が出来ると増々伊香保温泉の魅力も増すでしょうね。

伊香保石段街の傍、関所の前にあります。アメリカ合衆国ハワイ州が独立国だった当時の駐日ハワイ王国弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が夏に別荘として使用していた建物。木造の引き戸や雨戸も懐かしい雰囲気。建物内の1階は板張り、2階は畳の部屋で周りが廊下になっている作りは昔の日本家屋を彷彿とさせます。想像以上に素敵な部屋で眺めもいいので一見の価値ありです。

伊香保は三国街道の抜け道であったために安中藩の井伊直勝が関所を設け取り締まったようです。現在展示されているのは館内には当時の火縄銃や武具など。外には「取調べ石」と「お辞儀石」なども展示されおり、伊香保の歴史の一端を知るにはいい機会でした。ただ当時は茅葺屋根でしたが現在は復元されたもので、風情に欠けるのが惜しいところ。

伊香保に御用邸があったとは知らず、散策マップに記載されていたので見学。明治26年に離宮が建設されましたが、昭和20年に閉鎖され現在は「群馬大学伊香保研修所」が置かれています。建物の面影でも残っていればと期待したのですが、昭和27年に焼失しており残っているのは正面玄関に置かれた沓脱石のみ。これには拍子抜けでした。わざわざ見に行くほどのものではないかと思われます。

伊香保旅行の際のランチで訪問。店は青山旅館の玄関から入り、フロント横の階段を下りた地下1階。元宴会場だった大広間で営業されています。土曜日の13時前でほぼ満席でした。注文したのはきのこ鍋うどんともち豚鍋うどん。鉄鍋に盛り付けられた状態で提供され、テーブルのカセットコンロで火を通します。きのこ鍋うどんは椎茸、しめじ、舞茸、エノキ茸、白菜など具沢山。この中では椎茸が肉厚でジューシー。美味しかったです。うどんは煮込むので若干柔らかくなりますが、寒い日には体も温まるのでこれはこれで良し。もち豚鍋うどんは鍋は上州もち豚で覆われています。豚肉のコクと脂の甘みがあり食べ比べるとこちらの方が断然美味しかったです。伊香保にあるから水沢うどんと思いがちですが、水沢うどんとは一言も書いていません。その事を留意した上で頂く分には普通に美味しいと思います。

石段街からは少し外れ、ホテル松本楼の近くにある公園です。公園としっても遊具があるわけではなく、明治43年に開業した伊香保電気軌道を実際に走っていた車両が展示されています。所謂チンチン電車ですが現在のものより細身で、車両の色は伊香保温泉の色を模したのか、ベージュと茶色のツートンカラー。非常に趣きがありました。看板の解説によると、渋川からは急勾配でスイッチバックで上り、その代り帰りはトロリーポールを架線から外し下り坂の惰性とブレーキ制御だけで戻れたというから驚きです。