はちのすけさんのクチコミ(71ページ)全3,564件

　尾道の本通り商店街にある人気パン店。商品がはけるのが早いという評判を聞いて、午前9時前に到着した。店の裏側、国道側に2台ほどの駐車スペースがある。昼食分の食事パンと夕食用のベーグルを買い込んだ。特にベーグルがおいしい。しっかりと具が練りこんであり、良心的なつくりだ。

　言わずと知れた広島名物「もみじまんじゅう」の有名店。昔はあんこだけだったが、いまや味が多種多様で、買うのも迷うほどだ。福山駅は広範囲の土産物を取り扱っており、広島の代名詞であるもみじまんじゅうも買えてしまう点が便利。

　「さんすて」はＪＲ西日本の関連会社が山陽本線沿いの主要駅で展開している商業施設。福山駅では高架下でフロア展開しており、特産品、土産品のほか、ファッション関係のテナントが入居していた。福山だけでなく広島県東部の特産品が集まっており、土産品を買うのであれば結構便利だ。個人的には「はっさく大福」がおすすめだが、最近は各社から出されており、味は玉石混交。

　上りのＳＡは福山市らしくバラがコンセプトだ。園内にもバラ園があるほか、店舗にもロールケーキや各種グッズなどバラ関連の商品が陳列されている。人気の尾道ラーメンの関連商品も地理的に近いだけあって充実している。一方、下りは品ぞろえに厚みがある大型ＳＡだ。しまなみ海道との分岐前ということもあってか、広島をはじめ岡山、四国、山陰の特産品までバランスよくそろえている。さらにレストラン、フードコーナー、パン、スイーツ、各種スタンドも充実。結構、時間消費するＳＡだ。

　福山城天守閣の隣りで、江戸時代なら城内に当たる場所にある多用途施設。海産物で財を成した富豪が昭和初期に構えた屋敷、洋館、茶室、庭園だ。現在はカフェ、貸しルームなどに活用されている。存在を知らずに来たうえ、現地には何の説明もないので、最初は「いったい、これは何だろう」という感じになる。

　5月のばら祭りで会場の一つとして訪れた。公園中央に六角錐状のピラミッド型のばら花壇「ローズヒル」があり、ぐるぐる巡りながらバラの観賞が楽しめる。花壇のバラは330種、約5100本あるが、市民がオーナーという。また、体育館のほか遊具や芝生広場があり、防災機能も備えている。今回、10年ぶりにばら祭りに訪れたが、ばら公園はまずまずだったものの、緑町公園はバラの勢いがなかったような。

　福山城の後背地にある。護国神社と福山歴代藩主を祭った阿部神社を合祀した。戦没者の慰霊のほか、安産にご利益があるという。表参道はスケール感があり、階段を上ると威厳のある拝殿が建つ。拝殿横には幕末の老中・阿部正弘の石像があり、受験生が石像の下の穴をくぐると願いがかなうという。

　福山市の中心部にあるばら公園をメイン会場とするイベントだが、当日はＪＲ福山駅前からばら公園までイベントが各所で展開されている。ばら公園そのもののデザインは昭和的だが、ぐるりと巡る園内に多種多様なバラが咲き誇っており、充実した展観だ。バラの品種の多さにも驚くが、それぞれのネーミングも由来があって、それを読むのも楽しい。形、色ともに本当に多く、かわいい、ゴージャス、気品など形容詞を総動員しても表現しきれない多様さがある。SNSと相性がいいのだろう。女性の姿も増えた気がする。また、隣接した緑町公園でも多くのバラが楽しめる。

　明王院、草戸稲荷神社のそばを流れる芦田川の中腹にある遺跡だ。芦田川に架かる法音寺橋の中央部の橋げたに、遺跡の存在を示す展望デッキが設けられている。芦田川の河口に発展した港町であると同時に、明王院や草戸稲荷の門前町として栄えたとされる。現地に立っても河口や港町という展望はないが、干拓が進んで海岸線がずっと沖になったからだろうか。川の中州のため、あまり整備されておらず、遠くに眺める明王院と草戸稲荷の姿が門前町の存在を知らしめるぐらいだ。

　ＪＲ駅から歩いて行ける福山市街地の中心部にある公園だ。5月のバラ祭りに10年ぶりに足を運んだが、インスタ映えブームの影響で以前よりも町中のバラが増えたような気がする。バラはインスタにもってこいなので、あちこちそちこちにバラを使った写真用セットが設けられ、以前よりも華やかだからだ。バラ公園は、公園そのもののデザインは昭和的だが、ぐるりと巡る園内に多種多様なバラが咲き誇っており、充実した展観だった。が、近くの緑町公園はどうだろう、少しバラが減ったような気がする。こちらの方が公園のデザインとしては新しく、バラの名所として期待していたのだが。

　福山城の再建天守内部は「福山城博物館」として使用されている。福山藩ゆかりの武具や甲冑、古文書などの資料が展示されているほか、草戸千軒からの出土品、古代の埋蔵文化財などがある。が、最もいいのは最上階からの展望だろう。この日は天気がよく、市内がはるかかなたまで見渡せた。

　エントランスから本館、隣接した庭園に至るまでよく整備された施設だ。とくにエントランスはいい。美術館に入る期待感を高めるような光景だ。また、美術館のシンボルマークにも採用されている前庭の芸術作品「愛のアーチ」が極めて印象的。訪れた時は若冲の特別展をやっており、地方ながら頑張っているなと感じさせる展観だった。福山城の一部を敷地に使っており、そのせいか城との一体感がある。

　ＪＲ福山駅の北口と南口を結ぶコンコースにある観光案内所。改札口と商業施設「さんすて福山」の間にあるともいえる。案内業務やパンフレット類のほか、特産品を紹介している。ここで観光マップをもらったが、わかりやすい地図だった。

　なかなか第一印象が衝撃的な神社だ。見上げると要塞のように柱が組み上がっており、合体ロボというかガンダムというかともかく迫力がある。もともと隣接した明王院の鎮守として草戸千軒に開創されたが、度重なる水害のため、現在地に移転したという。遠くから見ると、明王院と同じ高さにあり、神仏習合の一つの形のようだ。境内には多数の摂社があり、なかなかにぎやか。

　日本のボンペイとの異名を持つ草戸千軒を特集した博物館だ。なかでも印象深いのが、草戸千軒の一角を実物大で復元した展示だ。室町時代の初夏の夕暮れを再現したといい、この展示は傑作だと思う。訪れた際には改修が進んでおり、漢詩人である管茶山の関係資料を展示するコーナーも付け加えてリニューアルオープンするという。福山城公園の一角にあり、立地も便利。福山観光では寄りたい場所だ。

　山陽新幹線に乗っていると、本当に駅近くにあるのが、この福山城だ。天守閣は明治維新後も保存されていたが、太平洋戦争時の空襲で焼失してしまった。現在の天守閣は再建で、内部が資料館として活用されている。築城当時の建築物は伏見櫓などが残っているが、普段は非公開だった。周囲は公園・文教ゾーンとして整備されており、散策すると気持ちのいいエリアだ。普通、駅から城の間まではその町の繁華街として発展するものだが、福山の場合は駅の周辺は住宅街で駅をはさんで反対側が繁華街として栄えている。

　資料館も兼ねる福山城天守閣のほか、草戸千軒の研究成果を集めた県立歴史博物館、ふくやま美術館など福山の文化が集められたエリアだ。一帯の散策も楽しく、美術館前のロードはモニュメントが新鮮だし、福山城一帯は緑がとてもさわやかだ。

　芦田川の中洲に栄えた草戸千軒遺跡を見下ろすような小高い山にある。草戸千軒は昔の福山の都心であり、このお寺の門前町だったのだろうか。山の名前は愛宕山。都市で最も高い山につけられそうな名前だ。石段をしばらく上ると、山門をくぐったところで端正な五重塔と朱塗りの本殿が見える光景はとても見事だ。時代はぐっと下がるが、書院や庫裏も渋くいい建物だ。見応えのある寺院だけに、福山に来たときはまた足を運びたい。

　珍味の「鯛味噌」を売っている老舗だ。建物はとても雰囲気がある。鯛味噌は福山市内のデパートでも見かけたことはあったが、本店で購入するのは価値がある。個人的には酒のつまみだと思うが、奥さんはご飯のお供だ。包装は木箱に真田紐をあしらっており、贈答的な土産物としてもいい。

　鞆の浦の特産品として知られる保命酒の名店として有名だ。何店舗かあり、鞆の浦を徒歩観光していると要所要所でお店に出合う。自動車の運転があるので試飲はできないが、奥さんが代わりに何種類か。お土産として買って帰った。昔の徳利など装飾品も楽しい。