はちのすけさんのクチコミ(70ページ)全3,564件

　中国横断自動車道浜田自動車道のパーキングエリアだ。浜田自動車道にはパーキングアリアが二つしかなく、寒曳山パーキングエリアは広島に近い場所にある。パーキングエリアと言ってもトイレだけでなく、上りＰＡには小さなショップと小さなレストランがある。浜田自動車道はサービスエリアがないので、立ち寄りたいＰＡだ。

　岡山市に本店を構える天満屋の福山店だ。ＪＲ福山駅前にあり、品ぞろえは豊か。地上階は一般的なデパートで観光需要とは距離があるが、地下の食料品階は特産品や土産物品がそろっており、観光客にとっても便利なフロアだ。

　おおむね河原町三条から四条河原町までを河原町通と呼ぶ。同じく繁華街の四条通は老舗や落ち着いた業態が多く＜大人の街＞という印象を与えるが、スクラップ・アンド・ビルドが激しい河原町は若さ、派手さ、猥雑さ、老舗、盛り場、古都などの要素をミックスジュースにした京都らしい都市性が特徴だ。若者がいる、カップルがいる、サンドイッチマンがいる、呼び込みがいる、ホームレスがいる、家族連れがいるなど通る人も多種多様。

　2020年はコロナ禍のためイベントそのものは中止だったが、コスモスは咲き誇っていた。ＪＡの直売所の後背に広がる敷地に無数のコスモスが咲き誇る。普通のコスモスよりも大輪のコスモスのようだ。濃いピンク、薄いピンク、白色の３色が入り混じる構成だが、不思議なことに花はある一方の方向を向いている。その方向に回りこむと、一斉にコスモスがこちらを向いた写真が撮影できる。とても手づくり感満載のイベントだが、年に一回、コスモスを見るために北房町に足を運ぶのは悪くないことだと思っている。

　今回の津山ツアーで最初に立ち寄り先に選んだのが、この案内所だ。最近はインバウンド客の増加で複雑な日本の交通を専門的に解説する「交通観光案内所」が都市圏を中心に増加しているが、津山でも開設されていた。津山市内の観光マップが欲しくて立ち寄ったが、近郷近在の資料がそろっており、名称は「交通観光」でも入り口的な観光案内所の役割は十分に果たしている。津山駅を出てすぐの右側に見える。室内には高速バスのチケット売り場も。新しい建物で、併設されているトイレもきれいだ。

　尾道市本土と向島を結ぶ海上道路橋。橋上には国道317号が通過する。開通は1968年3月。当初は有料道路だったが、2013年から無料開放されている。同じルートを通るしまなみ海道は歩行者と自動車が共存する計画だったが、この部分だけは機能を分離することになり、海道の新尾道大橋は自動車専用道として整備された。歩行者（自転車）は尾道大橋が従前通り引き受けている。幅約200メートルの尾道水道はよく写真・動画に使用されるが、この橋は水道の修景ポイントとして欠かせない。

　ＪＲ高橋駅と一体的に整備され、蔦屋書店が運営することで観光名所的な注目を集めている市立図書館の２階部分にある。観光案内や土産物販売のほか、タクシーやレンタサイクルを取り扱っている。図書館職員もそうだが、コンシェルジェ風の制服がおしゃれだ。駅の観光案内所はカウンターに座った職員が生真面目に説明してくれるのが常だが、ここは少し違う雰囲気が漂っている。

　中国横断自動車道岡山自動車道で唯一のサービスエリアだ。上りＳＡは柚餅子やようかん、紅茶など地元である高梁市の名物や国立公園・大山や蒜山の特産品、土産物がそろえられている。下りＳＡはガソリンスタンドがあるなどサービスエリアとしての要件は満たしてはいるものの、ショッピングエリアやレストランは小規模だ。岡山米子間であれば、吉備SAや蒜山SAと比べると時間消費機能は小ぢんまりとした感じ。

　名前の通り紺屋川そばにある物産館。蔵造りの意匠が印象的だ。もともとはこの建物を保存しようと、地元の人たちが物産館としての活用に活路を見いだしたという。総合的な物産販売を中心に休憩スペース、トイレ、観光パンフ、映画ロケの情報コーナーなどが整備されている。地元で顕彰の機運が盛り上がっている山田方谷のコーナーも。

　総社市に紅葉を見に行ったときのランチとしてセレクトした。人気店で予約が無難とは聞いていたが、早めの訪店で運良く入れた。奥さんと二人でピザランチをオーダー。都市部とは言えない場所だが、ていねいな調理で好感が持てる味だ。また、総社を訪れた際はリピートする。

　天気のいい日に、ここから見る瀬戸内の島々は本当に美しい。多島美という言葉があるが、ここからの風景にぴったり合う。愛媛県と広島県の間の多々羅大橋がよく見えるＰＡで、ビューポイントに指定されている。ＰＡだけに施設は小さいが、地元産品の売店とフードコートがあり、特産のレモンをアレンジしたラーメンや丼物のメニューが並んでいる。

　しまなみ海道に尾道から乗り入れると二番目にわたる橋だ。1983年の完成時は、吊り橋としては日本一の長さだった。生活橋としての側面も強いため、歩いても渡れる。景色も瀬戸内海独自の多島美が楽しめてとても気持ちがいい橋だ。

　中核施設は耕三寺を営む耕三寺家が所蔵する文化財などを展示する博物館だが、未来心の丘を含む寺域全体を博物館施設として公開している。そのため、入館料を徴収し、寺域全体の維持管理を図っているという。中核の博物館は文化財がそろっており見ごたえがあるのだが、伽藍も楽しめる。新しいが、主だった建築物が有名寺院のオマージュになっているのだ。日光東照宮の陽明門、宇治平等院の鳳凰堂など各所に華やかで、巨大な建築物がちりばめられている。まるで、お寺のテーマパークだ。

　瀬戸田パーキングエリアからじっくり見ることができるが、とても美しいプロポーションの橋だ。美しいばかりでなく、完成時の長さ890メートルは世界最長の斜張橋だったという。技術的に難しく長い橋が造りにくいというが、その難しさがこの橋の美しさを演出しているかのようだ。場所は広島と愛媛の県境。

　交通機関は出発地から目的地に移動する手段でしかないが、時折、移動することそのものが観光になることがある。しまなみ海道がまさにそれだ。景色、道の駅、寺社、グルメなどさまざまなアトラクションがルート沿いにちりばめられている感じだ。一気に渡り切ってしまうのもいいが、今回はあえて道草。最初に因島ではっさく大福を買い、大三島で大山祇神社に立ち寄り、亀老山公園に上ったほか、道の駅は三カ所立ち寄った。

　地元の土産物協会の直売店だ。尾道ラーメンのほか、つくだ煮、海産物、お菓子、帆布等の雑貨を総合的に取り扱っている。アーケード商店街の中にあるが、一帯の活性化を目指してのことだろう。最近のサイクリングブームで増加する観光客を取り込むのが狙いだ。

　全長１・2キロと西日本でも屈指の長さだ。全蓋型アーケードは日差しの強い瀬戸内で発達したと言われ、ここもその一つだろう。昔ながらの商店街で、残念ながらシャッターも多い。しかし、千光寺などの観光資源や尾道ラーメンといった「食」と有機的に結びついていて、地方の商店街では検討している部類だと思う。また、一本入った小路には芸術や雑貨、風俗など独特な文化が発達しており、商店街の魅力の一つとなっている。

　尾道の駅前百貨店だ。坂の町だけあって尾道は平野が少ない。その中でもまとまって平野が確保できるＪＲ尾道駅前に建っている。再開発事業で構築された駅前商業集積の核となる店舗だ。地下、一階、二階で構成されており、ミニ百貨店的な雰囲気。地下の食料品売り場は土産物ショップとしても使える。

　はっさく大福は人気を得てから何年になるのか不明だが、個人的にはもち米使用のものを購入することにしている。今回の尾道ツアーで昇福亭のはっさく大福を購入したのはそれが大きな理由だ。アーケード商店街の中ほど、千光寺ロープウエーにつながる道筋の交差点付近にこぎれいな店構えで営業していた。白あんと黒あんがあり、それぞれ二個ずつ購入。どちらもおいしかった。ここのはっさく大福はおすすめだ。

　ＪＲ尾道駅前のいかにも新しく整備されたエリアにあるレストランだ。尾道水道沿いに整備されたボードウオークに囲まれたビルの一角にあり、壁がガラス張りの室内からは海岸沿いの風情が満喫できる。この日は20人程の団体で繰り出し、飲み放題を付けたコース料理を満喫した。サラダ、カキフライ、ピザ、チキン、パスタなどを夜の尾道水道を見ながら楽しんだ。カウンターのほかテーブル席、テラス席があり、駅前の立地相まって使いやすいレストランだ。