2013/09/24 - 2013/10/02
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旅人のくまさんさん
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ウフィッツィ美術館の展示品紹介の続きです。メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する、ヨーロッパ最古の美術館の一つです。質の高い古典絵画を主体に展示しています。(ウィキペディア、JTBワールドガイド・ローマ他)
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『幼子イエスを礼拝する聖母』(1524~1526年頃)
カンヴァスに油彩
コッレッジョ(1489頃~1534年)
コッレッジョは、北イタリアのモデナの近くのコレッジョで生まれ、その地で没したルネサンス期のイタリア画家です。マンテーニャ(1431~1506年)や、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519年)等の影響等を受けた画家とされます。この絵画は、1617年にマントヴァ公爵からメディ家のコジモ2世に寄贈されました。 -
『東方三博士の礼拝(部分:上』(1462~1470年)
板にテンペラ
アンドレア・マンティーニャ (1431~1506年)
マンティーニャは、イタリアルネサンス時代のパドヴァ派の代表的な画家です。 -
『岩場の聖母』(1462~1470年)
板にテンペラ
アンドレア・マンティーニャ (1431~1506年) -
『割礼』(1462~1470年)
板にテンペラ
アンドレア・マンティーニャ (1462~1460年) -
キリスト昇天』(1462~1470年)
板にテンペラ
アンドレア・マンティーニャ (1431~1506年) -
イチオシ
『フローラ』(1515~1517年頃)
カンヴァスに油彩
ティツィアーノ(1488/1489~1576年)
ティツィアーノは、盛期ルネサンスのヴェネツィア派の重要な画家です。肖像、風景、古代神話、宗教などあらゆる絵画分野に秀でた画家とされます。非常に評価の高い、フローラの衣装を纏った、画家の婚約者の肖像とされます。 -
『サン・ザッカリアの聖母(聖母子と聖人達』(1530~1533年頃)
板に油彩
パルミジャニーノ (1503~1540年)
ルネサンス後期、ローマなどで活躍したイタリアの画家です。赤痢のため37歳で亡くなりました。ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ラファエロなどのルネッサンスの影響を受けました。 -
『サン・ザッカリアの聖母(聖母子と聖人達』(1530~1533年頃)
板に油彩
パルミジャニーノ(1503~1540年)
個人的な感想では、エル・グレコ(1541~1614年)を連想させる女性像です。 -
イチオシ
『若き頃の自画像』(1643年頃)
板に油彩
レンブラント・ファン・レイン(1606~1669年)
17世紀を代表するネーデルランド共和国(オランダ)の画家です。『光の画家』『光と影の魔術師』等と呼ばれています。代表作にアムステルダム国立博物館が所蔵する『夜警』等があります。 -
『イザベラ・ブラントの肖像』(1625年頃)
板に油彩
ピーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640年)
バロック期のフランドルの画家で外交官です。アントウェルペンで大規模な工房を経営し、数多くの作品を生み出しました。作品はヨーロッパ中の貴族階級や収集家間でも高く評価されていました。7ヶ国語を話したとされる外交官としての活躍は、スペイン王フェリペ4世とイングランド王チャールズ1世から、ナイト爵位を受けています。 -
『ハルピュイアの聖母』(1517年)
板にテンペラ
アンドレア・デル・サルト(1486~1531年)
本名はアンドレア・ダニョーロ・ディ・フランチェスコ、イタリアルネサンス期の画家です。ミケランジェロやラファエロらがローマで華々しく活躍していた時代、フィレンツェの美術の伝統を守っていた画家とされます。 -
『’ペトラルキーノ’を持つ貴夫人の肖像』(1528年頃)
板に油彩
アンドレア・デル・サルト(1486~1531年)
ペトラルキーノトは、1300年代の詩人、ペトラルカの韻律詩集です。 -
『奏楽の天使』(1521年)
板に油彩
ロッソ・フィオレンティーノ(1495~1540年)
フィオレンティーノは、イタリア出身の画家です。ルネサンス(マニエリスム)の美術を、フランスに伝える役割を果たしたとされます。この絵は、聖母と聖人を描いた祭壇画(所在不明)の一部とされます。 -
『スベダリンゴの聖母(聖母子と聖人達)』(1518年)
板にテンペラ
ロッソ・フィオレンティーノ(1495~1540年)
ロッソは、フランスのフランソワ1世に招かれ、フォンテーヌブローで生涯を終えました。 -
『エマオの晩餐』(1525年)
カンヴァスに油彩
ヤコポ・ダ・ポントルモ(1494~1557年)
ポントルモの本名はヤコポ・カルッチ、マニエリスム期のイタリアの画家です。この作品は1994年に修復されました。頭上の神の目は、後から書き加えられたものです。 -
『ロレンツォ豪華王の肖像』(1534年)
板に油彩
ジョルジョ・ヴァザァリ (1511~1574年)
ヴァザァリは、ラファエロらの作品に学び、のちにメディチ家のトスカーナ大公コジモ1世(1519~1574年)お抱えの芸術家となった、画家で建築家です。現在は美術館になっているウフィッツィ宮殿も手掛けました。 -
『ウルカヌスの鍛冶場』(1564年頃)
銅板に油彩
ジョルジョ・ヴァザァリ (1511~1574年)
ヴァザァリは、ミケランジェロを中心にルネサンス期の芸術家の評伝を書いたことでも有名です。これは美術史の基本資料になっています。『画家・彫刻家・建築家列伝』は1550年に出版され、チマブーエからミケランジェロまで芸術家133人の作品と生涯を記しています。1568年の第2版では、30人を追加しています。 -
『無原罪の御宿りの寓意』(1541年以降)
板に油彩
ジョルジョ・ヴァザァリ (1511~1574年)
1541年以前にヴァザァリ自身が、フィレンチェのサンティ・アポストリの教会のアルトヴィーティ家の礼拝堂のために描いた、祭壇画を写した作品とされます。 -
『エレオノーラ・ディ・トレドと息子のジョヴァンニの肖像』(1545年頃)
板にテンペラ
アニョロ・ブロンズィーノ (1503~1572年)
ブロンズィーノは、メディチ家のフィレンツェ公コジモ1世の宮廷画家として活躍した画家です。画風は、極めて知的、技巧的で洗練された美しさに満ちているとされます。この絵にはコジモ1世の妻と二男が描かれています。 -
『ルクレツィア・パンチャティキの肖像』(1541年頃)
板にテンペラ
アニョロ・ブロンズィーノ (1503~1572年)
描かれているのは、フィレンチェ・アカデミー学会員だったパルトロメオ・パンチャティキの妻です。別作に夫の肖像も描いています。 -
イチオシ
『自画像(推定)』(1506年頃)
板にテンペラ
ラファエロ・サンティ (1483~1520年)
ラファエロが推薦状を携えてやってフィレンチェに来たのが1504年の頃とされます。作者と肖像画の人に対して多くの議論がされてきた作品です。 -
『教皇レオ10世とジュリオ・メディチ枢機卿とルイジ・ディ・ロッシ枢機卿』
(1518年)
板に油彩
ラファエロ・サンティ (1483~1520年)
後年に、ヴァザァリ(1511~1574年)が、『衣擦れが聞こえてきそうな輝きに満ちたダマスク織の衣装』などと称賛しました。近年の修復後、後ろの二人の枢機卿は、別の画家が描き加えたのではないかとの仮説が立てられています。 -
『イサクの犠牲』(1603年頃)
カンヴァスに油彩
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ (1571~1610年)
肉体面、精神面ともに人間本来の姿を写実的に描く手法と、光と陰の印象的な表現は、バロック絵画の形成に大きな影響を与えた画家とされます。 -
『メドゥーサ』(1595~1598年頃)
板に張った布に油彩
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ (1571~1610年)
蝮の髪を持つメドゥーサの像です。デルモンテ枢機卿が、フェルデナント・デ・メディチに寄贈するために描かれた作品とされます。 -
『若きバッカス』
(1598年頃)
カンヴァスに油彩
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ
(1571〜1610年)
カラヴァッジョがデルモンテ枢機卿のために活動していた時代、枢機卿がフェルデナント・デ・メディチに寄贈するために描かれたと推測されています。 -
『イゼッポ・ダ・ポルトと息子のアドリアーノの肖像』(1551年頃)
カンヴァスに油彩
パオロ・ヴィロネーゼ(1528~1588年)
ヴェロネーゼはティツィアーノとティントレットと並んで、ルネサンス後期のヴェネツィアを代表する画家です。色彩感覚に優れた画家と評されています。 -
『聖ペテロの涙』(16世紀末または17世紀)
カンヴァスに油彩
エル・グレコ(推定)または弟子
エル・グレコ(1541~1614年)は、現在のギリシャ領クレタ島の出身の画家です。本名はドメニコス・テオトコプーロス、エル・グレコの名は、スペイン来訪前にイタリアにいたためイタリア語で『ギリシャ人』を意味する『グレコ』にスペイン語の男性定冠詞の『エル』がついた通称です。 -
『雪の聖母の祭壇画』(1430~1432年頃)
板にテンペラ
サッセッタ(1392~1450または51年)
シエナの大聖堂のサン・ポニファチョ礼拝堂のために描かれた祭壇画とされます。サッセッタは、半古典的なシエナ派様式の作品を描いた画家とされます。 -
『チンチョン伯爵夫人マリア・テレザの肖像』(1801年頃)
カンヴァスに油彩
フランシス・デ・ゴヤ(1746~1828年)
ゴヤは、ディエゴ・ヴェラスケスと並んで、スペインを代表する画家です。宮廷画家として活躍しました。多くの作品がプラド美術館で展示されています。 -
『スペイン王フェリペ4世の騎馬像』(1645年頃)
カンヴァスに油彩
ディエゴ・ヴェラスケス(1599~1660年)と工房
ディエゴ・ヴェラスケスは、マネが『画家の中の画家』と呼んだ、スペイン絵画全盛期の17世紀を代表する巨匠です。ベラスケスの作品では、画面に近づいて見ると、荒々しく描かれたタッチにしか見えないものが、少し離れたところから眺めると、写実的な衣服のひだに見えます。このような、近代の印象派にも通じる油彩画の卓越した技法が、マネらの近代の画家がベラスケスを高く評価した理由とされます。
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