【中山道】19-5（28日目） 雨の中、神に導かれて歩く木曽路（34番奈良井宿、39番須原宿）倉本駅～須原宿

2023/03/26 - 2023/03/26

前回奈良井宿へ行った時雨だったのでリベンジのつもりもあって、憧れの奈良井宿で1泊することにしました。
でも、またも鳥居峠には行けず、よく言えばしっとりとした奈良井宿を散歩して昨日のゴールの倉本駅からスタートします。

（39話）

エリア 木曽・塩尻(長野)

朝食前に朝の散歩。
相変わらず天気は悪い。
私達の普段のおこないどれだけ悪かったんだか・・・

御宿伊勢屋 宿・ホテル

信州木曽の銘酒「七笑」と「中乗さん 」

上にいるのは鍾馗様かな？

徳利屋
旅籠だった所が郷土館と蕎麦屋さんになっています。
この時刻は見学できず。

原家住宅(徳利屋)郷土館 名所・史跡

大宝寺
マリア地蔵がいるそうです。

大宝寺 寺・神社・教会

水神様がいらっしゃる水場

水を頂くことに感謝しているのですね。

赤い丸ポストが静かな街道のアクセントになっています。

杉の森酒造
銘酒「杉の森」の蔵元

越後屋食堂

越後屋 グルメ・レストラン

民宿しまだ
こちらも人気のあるお宿
たしかほいみさんが泊まったのでは？

ほいみさんの時より百草丸がふえて退色
店が違うのかな？

ここにも水場

前回見そびれた木曽の大橋

木曽の大橋 名所・史跡

お蕎麦屋さん以外に奈良井宿には越後屋があります。
こちらは一日一組限定のお宿。

まだ観光客も来ない時刻なので奈良井の静かな朝。
そろそろ朝ごはんの時間だわ。

綺麗に盛られた美味しい朝食

駅のよこにある木曽五木
少し鳥居峠へ行く気持ちも残っていたけど、やはり駅に向かうことにしました。
宿の方に見送られて、鳥居峠を背にするのがちょっと寂しかったけど・・・

奈良井駅に到着

奈良井駅 駅

奈良井駅はJRの職員ではなく塩尻市に業務委託。
窓口業務は8：30～17：00
12～13時は閉められるようです。
今、8:23。なので、この時刻も閉まっていました。

列車が入線しました。
この時刻は、まだ観光客もほとんどいないので列車も遅れることなく入線。
でも、この後スイカで来ちゃった人とかインバウンドとかでワンマン列車は遅れちゃうんだろうなあ。

列車に乗って昨日のゴール、倉本駅へ向かいます。
途中の木曽福島駅。
駅で列車を待っているのは、ほぼ全員がインバウンド。

木曽福島駅 駅

列車からみえる寝覚の床は今日もどんより

倉本駅に到着。

倉本駅 駅

中山道へ行くには線路の下を通って

ぐるっと回らなくっちゃいけないの。

さて、出発です。
まるで、江戸時代に戻ったみたいな雰囲気。
もちろんホース格納庫はないでしょうけど。
でも、前日より雨は強く降っています。

このあたり、旧中山道は一旦東へ戻った後に西に向かいます。

天王様の石仏群

第1ワンコ発見！
雨の中お互いにつらいよねえ。

渋い中山道の案内

こちらも手作り感満載の案内。
線路の下を通ります。

倉本の一里塚
日本橋から74里目

普段は、近くによって写真撮るけど雨でその距離も歩くのが面倒でズームで写しました。

一旦離れた木曽川が前方に見えてきました。

この辺り手作り感のある案内が多いよね。
でも、これ見落としていたら、曲がらずに進んじゃったわ。

第２ワンコ発見！
それとも君は、さっきの子？？

持っているガイドブックは2014年に書かれたもの。
すでにこの建物の食堂は廃業していたみたい。
取り壊されずにいて良かった。

19号に合流。
何をしている方だったか？雨で歩いている私達よりリアカーを押している方がはるかに大変ですね。

また旧中山道に戻ります。
道が水溜まりになっているしすぐに19号と合流するのはわかっているのに、あえてこの道を進むガイドブックに律儀な？2人。

立派な枝垂れ桜の木
花が咲いたらみごとでしょうね。

ちょっと中山道をはずれてトンネルをくぐると

神明神社がみえます。

神明神社には大杉があります。
雨の中パワーをもらったような気がしました。
雨の中余分に歩きたくないはずなのに、ガイドブックにも出ていないここに来たのは神様のお導きのような気さえしてきます。
中山道はこの下を通っていたそうです。

私達善良なウォーカーですから、パトカーにお世話になることはないはず。
但し徘徊老人と思われるかもしれないけど・・・

猿沢橋を渡ります。

只今10℃
雨なので気温より寒く感じます。

久しぶりに見る石の中山道道標

また19号から離れます。

須原宿に到着です。

須原宿 名所・史跡

須原の一里塚
江戸から75里目

須原駅に到着しました。
ここでちょっと休憩します。

須原駅 駅

この旅行記へのコメント （6）

• aoitomoさん 2025/02/21 22:54:45

  雨でも雰囲気はナイス＼(◎o◎)／！

  ちちぼーさん　こんばんは～
  
  早朝の奈良井宿は観光客もいなくていい感じに写真が撮れますね～
  天気が今一でも撮影も大変だったと思いますが雰囲気は最高です。
  『御宿伊勢屋』や『民宿しまだ』泊まって奈良井宿散策したくなります。
  
  須原宿までも中山道巡りが楽しめるように案内板がしっかりあるのは好感が持てます。
  最も案内板すら無いとガイドブックでもなければ中山道を歩くのも厳しいでしょう。
  倉本の一里塚フォトで雨が結構降っているのがわかりました。
  
  中山道をはずれて神明神社へ。
  ここもフォトジェニックですね～
  表紙の写真ナイスです。
  
  須原宿は周囲を山に囲まれて水舟も随所にあり水も豊富ですよね。
  その水は山々・大地に降る雨がもたらしてくれますよね。
  そんな意味では雨の須原宿も正解だと思います。
  歌川広重の『木曽海道六十九次・須原宿』の浮世絵でも
  猛烈な雨を描いてますからね～
  (単に私の須原宿のイメージなんですけど・・)
  
  続きも楽しみです。
  
  aoitomo

  ちちぼーさん からの返信 2025/02/22 00:33:14

  RE: 雨でも雰囲気はナイス＼(◎o◎)／！

  aoitomoさん、こんにちは。
  
  やはり宿場町は人のいない夜とか早朝が良い雰囲気ですよね。
  天気が良いと気分も良いですが、こんなところはしっとりとした雨の時も良い雰囲気です。
  ただ、歩くとなると雨はやっぱりつらいですね。
  あの頃は、今より宿もとりやすかったので、空いている日に合わせて泊まることも出来ましたが、今はかなり予約が入って泊まるのも大変なようです。
  
  雨が降っているのを感じて頂けたようで、写した甲斐がありました。
  
  神明神社、雨の中とても雰囲気がありました。
  
  この後休憩も兼ねて食事をしてから、須原宿を歩きました。
  この後書きますが雨でちゃんと見ずに歩いてしまったため、本陣を見落としてしまうという失敗をしてしまいました。
  
  お嬢様の恵方巻完璧ですね。
  お手伝いしているラブちゃんが可愛いです。
  
  ちちぼー
  

  aoitomoさん からの返信 2025/02/23 00:15:54

  RE: RE: 雨でも雰囲気はナイス＼(◎o◎)／！

  > お嬢様の恵方巻完璧ですね。
  > お手伝いしているラブちゃんが可愛いです。
  
  いつも娘のインスタを見ていただきありがとうございます。
  娘はご存知の通り専業主婦なんでラブちゃんの面倒をみながら料理を楽しんでいます。
  アメリカにいると日本の文化がより気になるし
  ラブちゃんのにも日本の文化を知ってもらいたいですしね～
  
  実は私は恵方巻嫌いなので節分のときはロールケーキ買ってきてと相方に言ったら
  安いロールちゃん買ってきました。(;´∀｀)
  https://youtube.com/shorts/QVcSZHDHFoY
  
  aoitomo

  ちちぼーさん からの返信 2025/02/24 00:33:58

  ロールちゃん！

  アメリカに住んでいたら、意識して育てないと日本の文化が伝わらないですものね。
  
  それにしてもロールちゃんを食べているaoitomoさんを想像すると、微笑ましいです！

• willyさん 2025/02/21 10:34:15

  渋い風景

  ちちぼーさん
  
  ２回拝見してじっくり味わわせていただきました。よく言えばしっとり・・(笑)
  でも奈良井宿の美しい朝のたたずまいには曇天のほうが雰囲気があっているように思いました。人のいない観光地を堪能できるのはお泊りの特権ですね。
  しかし１０度だとだいぶお寒かったでしょう（体感はもっと）。
  斜めの雨脚が写っていますが、ほんとに雨の中歩くのは滅入ります。なんでこんなんことしてるんだろう、と思ったりして。
  昔のひとは雨でも蓑笠と草鞋で大変だったでしょうね。
  
  willy
  

  ちちぼーさん からの返信 2025/02/21 23:57:42

  RE: 渋い風景

  willyさん、こんにちは。
  
  お天気が良く沢山の人がいる奈良井宿もいいのですが、雨でしっとりとした感じもいいですよね。
  夜の奈良井宿は、本当に良い感じでした。
  泊っている時は・・・
  
  歩くのが好きで楽しむために街道歩きを始めたはずなのに、なんでこんなつらい思いをしながら雨の中を歩かなくっちゃいけないんだろう？って思っちゃいます。
  そんな時は10度でももっと寒く感じますね。
  
  昔のひとは雨でも蓑笠と草鞋で大変だったと思いますが、１００ｋｍ歩くのも本当に大変なことですよね。
  想像できないけど。
  
  ちちぼー