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前日は、思うように進まず凹んだ私達。<br />脚力のない私達には一般のコースで歩くのは無理なのかもしれない。<br />第一目標の長野を歩いているんだから、この先歩けなくなったら諦めればいいさ、ゆっくり進もうと決める。<br />普通なら1日で和田峠口から下諏訪まで行くのだけど、2日間でゆっくり歩くことによって楽しめる風景もあった。<br />テレビで見る御柱祭。<br />自分達の歩く道沿いにその会場があった。<br />そして昨日に続き諏訪大社へ。<br />今度は下宮の春社に。<br />これで私は四社コンプリート出来た。<br />

【中山道】17-5(22日目) 御柱祭の勇姿を思い浮かべながら進めシニアウォーカー!水戸浪士の墓~万治の石仏

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2022/10/31 - 2022/10/31

100位(同エリア1050件中)

ちちぼー

ちちぼーさん

前日は、思うように進まず凹んだ私達。
脚力のない私達には一般のコースで歩くのは無理なのかもしれない。
第一目標の長野を歩いているんだから、この先歩けなくなったら諦めればいいさ、ゆっくり進もうと決める。
普通なら1日で和田峠口から下諏訪まで行くのだけど、2日間でゆっくり歩くことによって楽しめる風景もあった。
テレビで見る御柱祭。
自分達の歩く道沿いにその会場があった。
そして昨日に続き諏訪大社へ。
今度は下宮の春社に。
これで私は四社コンプリート出来た。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩

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  • おはようございます。<br />恒例の朝の散歩。

    おはようございます。
    恒例の朝の散歩。

    民宿みや 宿・ホテル

  • 宿の近くにある大門神社秋宮。<br /><br />ここの拝殿には「牛若丸鞍馬山で鳥天狗二人との闘い」の絵があるらしいが、その牛若丸の指が6本あるらしい。<br />

    宿の近くにある大門神社秋宮。

    ここの拝殿には「牛若丸鞍馬山で鳥天狗二人との闘い」の絵があるらしいが、その牛若丸の指が6本あるらしい。

  • 今日もいい天気になりそう

    今日もいい天気になりそう

  • 民宿みやで食べる最後の食事。<br />ここで朝夕の8食+お弁当も作ってもらったのよね。<br />

    民宿みやで食べる最後の食事。
    ここで朝夕の8食+お弁当も作ってもらったのよね。

  • 宿を出発します。<br />同じ車に乗せてもらったご夫婦は今日が和田峠。<br />でもすでに和田峠を抜かして、京都まで完歩しているんだそう。<br />碓氷峠も終わっているということだったので、きっと余裕で歩けるのでは?<br /><br />途中で「おやど 和田宿」をチェック。

    宿を出発します。
    同じ車に乗せてもらったご夫婦は今日が和田峠。
    でもすでに和田峠を抜かして、京都まで完歩しているんだそう。
    碓氷峠も終わっているということだったので、きっと余裕で歩けるのでは?

    途中で「おやど 和田宿」をチェック。

  • 水戸浪士の墓への分岐点に到着。<br />ここで民宿みやとはお別れとなります。<br />ありがとうございます!<br />もう、私達はお世話になることがないかと思いますが、これからも和田峠を目指す人のサポートを宜しくお願いしますね。

    水戸浪士の墓への分岐点に到着。
    ここで民宿みやとはお別れとなります。
    ありがとうございます!
    もう、私達はお世話になることがないかと思いますが、これからも和田峠を目指す人のサポートを宜しくお願いしますね。

  • 只今気温は0度。

    只今気温は0度。

  • こちらが昨日から目印にさせてもらった浪人塚。<br />国道の分かれ道をくだったところにあります。<br />元治元年(1864)11月20日、勤王の志を遂げようと和田峠を越えてきた水戸浪士天狗党の一行と、それを防ごうとした高島・松本両藩との激戦地跡となります。<br />浪士たちは戦没者をここに埋め、その後高島藩が塚を造って祀った。<br /><br />いつの時代も戦いは悲しいものです。

    こちらが昨日から目印にさせてもらった浪人塚。
    国道の分かれ道をくだったところにあります。
    元治元年(1864)11月20日、勤王の志を遂げようと和田峠を越えてきた水戸浪士天狗党の一行と、それを防ごうとした高島・松本両藩との激戦地跡となります。
    浪士たちは戦没者をここに埋め、その後高島藩が塚を造って祀った。

    いつの時代も戦いは悲しいものです。

  • 浪人塚の近くにあった念仏徳本碑・観音碑

    浪人塚の近くにあった念仏徳本碑・観音碑

  • こちらは芙蓉パーライト<br />黒曜石を採掘している会社ということで、以前はこのあたりで黒曜石を拾ったなんて言う人もいたようですが<br />「持って帰っちゃだめですよ。」と、いいながら思わず足元を見ながら歩く2人。<br />だけど、検索したら2021年に採掘をやめていたらしい。

    こちらは芙蓉パーライト
    黒曜石を採掘している会社ということで、以前はこのあたりで黒曜石を拾ったなんて言う人もいたようですが
    「持って帰っちゃだめですよ。」と、いいながら思わず足元を見ながら歩く2人。
    だけど、検索したら2021年に採掘をやめていたらしい。

  • この辺り中山道の標識が多かった。

    この辺り中山道の標識が多かった。

  • 実りの秋。

    実りの秋。

  • 樋橋茶屋本陣跡<br />和田宿と諏訪宿の間にある立場茶屋でした。<br />本陣には和宮が降嫁の際立ち寄ったそう。

    樋橋茶屋本陣跡
    和田宿と諏訪宿の間にある立場茶屋でした。
    本陣には和宮が降嫁の際立ち寄ったそう。

  • 当時の様子。

    当時の様子。

  • 京都側からだと一番和田峠に近いバス停がここ。<br />本数は多くないけど、送迎を頼まないならこのバスは和田峠へ向かう際に役に立ちそうです。<br />私も一応、ここの時刻表を出発前に印刷しておきました。

    京都側からだと一番和田峠に近いバス停がここ。
    本数は多くないけど、送迎を頼まないならこのバスは和田峠へ向かう際に役に立ちそうです。
    私も一応、ここの時刻表を出発前に印刷しておきました。

  • 公民館のよこにある小さな個室は・・・<br />トイレがあるけどよそ者が使っていいと思う?<br />と言いながら、失礼します。

    公民館のよこにある小さな個室は・・・
    トイレがあるけどよそ者が使っていいと思う?
    と言いながら、失礼します。

  • スッキリした私達の前に、男性が登場。<br />街道の案内などもしている方のようで、わかりやすくまとめた小さいガイドブックのスタッフもしたようです。そのガイドブックを分けて頂きました。<br />ピンク本(ちゃんと歩ける中山道六十九次)より、わかりやすいかも。<br />有難く利用させて頂きました。

    スッキリした私達の前に、男性が登場。
    街道の案内などもしている方のようで、わかりやすくまとめた小さいガイドブックのスタッフもしたようです。そのガイドブックを分けて頂きました。
    ピンク本(ちゃんと歩ける中山道六十九次)より、わかりやすいかも。
    有難く利用させて頂きました。

  • 秋色のお散歩

    秋色のお散歩

  • 中山道は国道の右

    中山道は国道の右

  • この道歩く人いないのかな?道がなーい!!

    この道歩く人いないのかな?道がなーい!!

  • 自然あふれる道の橋<br />調子に乗って歩いていると躓きます。

    自然あふれる道の橋
    調子に乗って歩いていると躓きます。

  • 木陰は霜

    木陰は霜

  • 草むら歩いた勲章は足に<br /><br />それにしても太い足だな。

    草むら歩いた勲章は足に

    それにしても太い足だな。

  • 国道に出る。<br />多分、樋橋一里塚跡はこの柵の下の方だと思うのだけど、断念することに。<br />そして目の前には山がみえる。<br />甲斐駒ヶ岳方面ってことだけど、あってます?

    国道に出る。
    多分、樋橋一里塚跡はこの柵の下の方だと思うのだけど、断念することに。
    そして目の前には山がみえる。
    甲斐駒ヶ岳方面ってことだけど、あってます?

  • 道祖神の周りには4本の御柱が。<br />さすが諏訪の道祖神です。今まで御柱に囲まれた道祖神を見たことがありません。<br />そして、前日諏訪大社下社秋宮へいったのでより興味深く見ることが出来ました。<br />

    道祖神の周りには4本の御柱が。
    さすが諏訪の道祖神です。今まで御柱に囲まれた道祖神を見たことがありません。
    そして、前日諏訪大社下社秋宮へいったのでより興味深く見ることが出来ました。

  • そしてそのすぐそばにある大きなきのこ?<br />ここが、御柱祭のなかでも一番知られている下社の御柱祭の木落が行われる「木落し坂」

    そしてそのすぐそばにある大きなきのこ?
    ここが、御柱祭のなかでも一番知られている下社の御柱祭の木落が行われる「木落し坂」

    木落とし坂 名所・史跡

  • これは模擬御柱<br />本物の御柱は下社の春宮と秋宮にあるので御柱と同じ樅の木を使っています。

    これは模擬御柱
    本物の御柱は下社の春宮と秋宮にあるので御柱と同じ樅の木を使っています。

  • 私が撮るとこんな風で<br />まるで、子供が段ボールで滑る坂のようにみえるけど、実際には斜度35度。<br /><br />御柱の名誉のためにこちらをご覧ください。<br />https://www.youtube.com/watch?v=jf9hSqRLHMQ

    私が撮るとこんな風で
    まるで、子供が段ボールで滑る坂のようにみえるけど、実際には斜度35度。

    御柱の名誉のためにこちらをご覧ください。
    https://www.youtube.com/watch?v=jf9hSqRLHMQ

  • You tubeでその迫力を感じて頂けましたか?<br /><br />また泥を塗るようですが、横から見た木落し坂。<br />どんなに頑張っても私の腕では迫力のある写真が撮れないということだけはわかりました。<br /><br />この写真じゃ納得いかない方はもう一度You tubeをご覧ください。<br /><br />7年に1度の御柱祭はこの年2022年に行われましたが、コロナの影響で観光客の観覧はなしで地元の方のみで行われたようです。

    You tubeでその迫力を感じて頂けましたか?

    また泥を塗るようですが、横から見た木落し坂。
    どんなに頑張っても私の腕では迫力のある写真が撮れないということだけはわかりました。

    この写真じゃ納得いかない方はもう一度You tubeをご覧ください。

    7年に1度の御柱祭はこの年2022年に行われましたが、コロナの影響で観光客の観覧はなしで地元の方のみで行われたようです。

  • 落合発電所<br />ここが諏訪地方の電気発祥の地<br /><br />御柱の山出しの際にはこの前を通っていくようです。

    落合発電所
    ここが諏訪地方の電気発祥の地

    御柱の山出しの際にはこの前を通っていくようです。

  • 注連掛(しめかけ)<br />木落の後の御柱は注連縄をかけてここで休みます。<br /><br />御柱は山出しで伐採後1年経った木を引き出し、木落し坂で落としここ注連掛で御柱を休ませます。<br />その後里引きで騎馬行列などの伝統芸能が行われるなか春宮と秋宮に移動。建御柱で境内にたてられ御柱は神となります。<br /><br />そんな重要な場所も、この時はただの広場で私達はありがたくトイレを使わせて頂きました。<br /><br />

    注連掛(しめかけ)
    木落の後の御柱は注連縄をかけてここで休みます。

    御柱は山出しで伐採後1年経った木を引き出し、木落し坂で落としここ注連掛で御柱を休ませます。
    その後里引きで騎馬行列などの伝統芸能が行われるなか春宮と秋宮に移動。建御柱で境内にたてられ御柱は神となります。

    そんな重要な場所も、この時はただの広場で私達はありがたくトイレを使わせて頂きました。

  • この後も、御柱が移動するコースを歩きます。

    この後も、御柱が移動するコースを歩きます。

  • 山之神

    山之神

  • バスが通りすぎていきます。<br />昨日の状態だったら乗せてくれーって感じですが、昨日980円で買った靴を履いて夫も元気に歩いています。

    バスが通りすぎていきます。
    昨日の状態だったら乗せてくれーって感じですが、昨日980円で買った靴を履いて夫も元気に歩いています。

  • この後歩いていると石碑や道祖神に御柱が立っているのが見られました。<br />こんな風景は、あまり他では見たことないです。<br />

    この後歩いていると石碑や道祖神に御柱が立っているのが見られました。
    こんな風景は、あまり他では見たことないです。

  • 杉並木をくだります。<br />今日は、絶好調の方。

    杉並木をくだります。
    今日は、絶好調の方。

  • わーっ!諏訪湖が見えてきました。<br />本当なら、ここで初めて見える感じになるので(和田峠でもみえたような気がするけど)皆さん旅行記などで感動しています。<br />私達は昨日タクシーの中からずるして見ちゃったのですが、それでも自分たちの足で降りてきて見える諏訪湖はやはり感動。

    わーっ!諏訪湖が見えてきました。
    本当なら、ここで初めて見える感じになるので(和田峠でもみえたような気がするけど)皆さん旅行記などで感動しています。
    私達は昨日タクシーの中からずるして見ちゃったのですが、それでも自分たちの足で降りてきて見える諏訪湖はやはり感動。

  • しかもこの日は良いお天気だったので、富士山もうっすら見えました。

    しかもこの日は良いお天気だったので、富士山もうっすら見えました。

  • 諏訪大社下社春宮が見えてきました。

    諏訪大社下社春宮が見えてきました。

    諏訪大社下社春宮 寺・神社・教会

  • 諏訪大社下社春宮をお参りします。<br />神楽殿<br />1680年代に建立されたもの

    諏訪大社下社春宮をお参りします。
    神楽殿
    1680年代に建立されたもの

  • 幣拝殿<br />春宮、秋宮は同じ絵図面だそう。<br />請負の人が異なるため、競い合ったそうです。<br />秋宮の半額で、遅くはじめて1年早くできあがったとのこと。<br />地元の宮大工の意地だったのかな?<br />

    幣拝殿
    春宮、秋宮は同じ絵図面だそう。
    請負の人が異なるため、競い合ったそうです。
    秋宮の半額で、遅くはじめて1年早くできあがったとのこと。
    地元の宮大工の意地だったのかな?

  • もちろんこちらにも4本の御柱があります。<br />木落し坂で落とされ、注連掛で注連縄をかけられここまで移動してきた御柱だと思うと、急に親しみを感じたりして。<br /><br />ここで諏訪大社四社回ったことになります。<br /><br />

    もちろんこちらにも4本の御柱があります。
    木落し坂で落とされ、注連掛で注連縄をかけられここまで移動してきた御柱だと思うと、急に親しみを感じたりして。

    ここで諏訪大社四社回ったことになります。

  • 赤い浮島橋を渡ると

    赤い浮島橋を渡ると

  • こちらの大きな方がいらっしゃいます。<br />万治の石仏<br />万治の名は万治さんにちなんでと言うわけではなく万治3年(西暦1660年)と刻まれていることから。<br />

    こちらの大きな方がいらっしゃいます。
    万治の石仏
    万治の名は万治さんにちなんでと言うわけではなく万治3年(西暦1660年)と刻まれていることから。

    万治の石仏 名所・史跡

  • 諏訪大社下社春宮に大鳥居を奉納するため石工が大きな石を使おうとノミを打ち入れたところ血が流れ出たため、阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立したのがこの石仏だと言われています。<br />岡本太郎はこの石仏を見て、カメラを持つ手をふるわせながら「世界中歩いているが、こんなに面白いものは見たことがない」と絶賛したそう。<br /><br />大きさを比較するものがないけど、高さ2.6m、幅3.8あるので<br />大きいです。

    諏訪大社下社春宮に大鳥居を奉納するため石工が大きな石を使おうとノミを打ち入れたところ血が流れ出たため、阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立したのがこの石仏だと言われています。
    岡本太郎はこの石仏を見て、カメラを持つ手をふるわせながら「世界中歩いているが、こんなに面白いものは見たことがない」と絶賛したそう。

    大きさを比較するものがないけど、高さ2.6m、幅3.8あるので
    大きいです。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • とし坊さん 2024/05/05 06:03:22
    万治の石仏
    おはようございます、ちちぼーさん
    歩いてますね。今回の万治の石仏ですが、我が家も石仏を写真で見た時の衝撃がすごく
    てすぐに長野行を決めたほどです。そして再度巡り会えました。
     ご主人の裸足で歩いているのにはびっくりしましたが今回は靴はいて何よりです。
     (幾度となく登山靴はいて足の親指の爪が生え変わっていますよ)
    道なき道をきり開いて歩く、格好いいですね。
      次も楽しみです。 とし坊

    ちちぼー

    ちちぼーさん からの返信 2024/05/05 08:24:48
    RE: 万治の石仏
    とし坊さん、こんにちは。

    写真で万治の石仏を見た時は、もっと小さいと思っていたので、
    思った以上に大きくてびっくりしました。
    木落し坂も本当は迫力のある所なのに、迫力を伝えられず
    今回は、脚力より写真の下手さに落ち込みました。

    和田峠は下諏訪までの距離がありますが、そこまでハードな登山ではなかったので
    登山靴を買わなければ良かったと夫は後悔しています。

    道なき道?を歩き、とし坊さんの奥様のウエストぐらいの太さの足をお見せして
    失礼しました!

    ちちぼー

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