【五大陸周遊】フィヨルド観光でまさかの大寝坊 (泣) しかし思わぬ幸運が…！

2019/12/11 - 2019/12/11

ずっと楽しみにしていたフィヨルド観光でまさかの寝坊…！
悔やんでも悔やみきれない出来事でしたが、本来は体験できなかったことも体験できたので結果的には良かったかな…！といえる旅になりました笑

そんな一部始終を紹介します！

エリア ソグネフィヨルド周辺(ノルウェー)

大寝坊。
今までの旅行人生で一番の寝坊をかましてしまいました。

急いで駅へ向かったものの、時すでに遅し。
ホテルから走っている道すがらで、出発していく列車が見えたのでした…

ノルウェー国鉄の幹線といえど、末端区間なので1時間に一本もないような区間。
列車からフィヨルド観光船へ乗り継ぐ行程なので、この時点で船に乗れないことは確定でした。

失意のなか、少しでも行程に追いつくべく後続の列車に乗車しました

ずっと憧れていたフィヨルドの景色も、存分に楽しめない心境でした…

元々、ノルウェー・ナットシェルという鉄道・船・バス込みのチケットをベルゲン→オスロまで事前購入していました

しかしノルウェー・ナットシェルでは指定された列車にしか乗れない規約のようで、泣く泣くチケットを買いなおして普通列車で向かいます

列車はフィヨルド沿いを通るのですが、こうして脇から眺めている分には河川と大差ないよな…？と思ってしまいました

特に水面近くだと、川と何ら変わらないように見えます笑

ベルゲンからおよそ1時間、ヴォスに到着。
本来のルートではここから観光船に乗り換えます

ホームには大きくてリアルなトロール像が。
こう見るとアナ雪のトロールたちはだいぶデフォルメされているんだなあと思いました笑

白壁が特徴的な駅舎。

せっかくなので駅を出て、フィヨルドへと歩きます

駅の方向を見渡すと、山裾に町が広がっているのが分かります。
ヴォスの町は山とフィヨルドの狭い平地に形成されているようです

フィヨルドに沿って歩いてみます。
観光船には乗れませんでしたが、これはこれで良い景色です…！

船に乗ったらどんな景色なのかなぁ…と思います

駅へ戻る道すがら、町も散策してみました

なんだか素朴なスタイルの教会です。

ハリー・ポッターに出てくる暴れ柳のような、コブのついた木が並んでいました

大きなモミの木をそのまま使ったクリスマスツリー。

本来の行程ではこうした散策をする時間はないので、違う発見ができたというので良しとすることにしました

再び駅へ戻ります

といっても次のオスロ方面行き列車まで30分以上ありました

駅構内で暖をとること30分、オスロ行きのベルゲン急行がやってきました
この列車で途中のミュルダールまで向かいます。

ミュルダールまでのチケットも、当然買い直しました…

標高が高くなるにつれ、雪が目立つようになりました

車窓には見事な雪渓が広がります

カーブに差し掛かると前の方の車両が見えて楽しいです

可愛らしい小屋がちらほら

どんどん景色が白くなっていきます

しまいにはほとんど真っ白になってしまいました笑

ミュルダールに到着。
山間の駅なので、ホームは一面真っ白。
風も吹いてとても寒かったです

ほんの数人、観光客らしき人たちが降りてきました

保線用の車両が大きな音を立ててやってきました

ホーム上には広めの駅舎があります。
ショップや窓口は閉まっていましたが、おそらく繁忙期の夏には開いているのでしょう

今はこの通りがらんとしています。
ここでフロム鉄道という観光列車に乗り換えるのですが、まあまあ時間が開くので座りながら待機することに。

ミステリー小説であるような、雪山のペンションから外に出られないといった気分が味わえました笑

待つこと1時間半、フロム鉄道がやってきました
この折り返しの列車に乗ります

夏の風景がラッピングされています

フロムから乗ってきた人たちが降りていきます

ちょうどそのタイミングでオスロ方面への列車がやってきました
観光客向けにちょうど良い接続が設定されているようです

車内に入りました。
窓の外の白景とは対照的に、暖色基調で心休まります笑

この時間からフロムに行っても真っ暗になってしまうので、車内はガラガラです

席は選び放題でした笑

車両端にはノームの人形がありました
かわいい笑

連結部のドア上には列車の見所などを案内するスクリーンがあります

運転手（兼車掌）が回ってきたので、ここでミュルダールからフロムの料金を払いました

なおフロムからの帰りの分はもともと買っていたノルウェー・ナットシェルに含まれており、ここでようやく本来の行程に追いついた形になります

予約していた客については観光船と連携しているらしく、「1人いなかったっていうのは君だったのか～」と言われました笑

日はどんどん沈んでゆき、窓の外は白から青になりました

途中駅ショースフォッセン。
ここには滝が流れており、ホームから見学するための停車時間がとられています

そしてここで衝撃の事実が。
なんとこの列車、乗客は私ただ一人だったのです笑

まったく思いがけず、この世界的に人気な観光列車を貸し切りできたのです笑

停車している間は運転手さんとのんびりお話したり、列車と写真を撮ってもらったりしていました笑

再びフロムへと走り始めます

窓を開けられたので、風を浴びることに

この橙色の光が、夜闇のなかでエモーショナルな雰囲気を醸し出しています

やがて町灯りが見えてきました

フィヨルドの山々が迫ってきています

起点のミュルダールからフロムまでの高低差はなんと863m！
山間からフィヨルド沿いまでそれだけの高さを下ってきた訳です

駅へ入線していきます

ミュルダールからおよそ1時間、終点フロムに到着！
時刻は夕方16:37ですが、もう真っ暗です

ありがとうございましたー！と挨拶。
といってもこの列車ですぐ折り返します笑

折り返しの停車中に、駅の周りを歩いてみることに。
電飾の施された木造りの駅舎にクリスマスツリー、とてもメルヘンです笑

フロムはすぐそこにフィヨルドが広がる、山々が連なる絶景の地。
といっても真っ暗です笑

ホームに停まっている客車。
翌朝の始発になるのでしょうか

再び列車に乗り、ミュルダールへ戻ります

この列車は観光船から接続しているので、先ほどの途中駅では同じ列車から団体客が降りてきました

滝は色とりどりにライトアップされていました

ミュルダールに到着。
舞う雪が駅の灯りに照らされています

ノルウェー国鉄のラッセル車はトラックのような見た目です

ミュルダールから最終のベルゲン急行に乗り、夜22時半にオスロへ到着！

朝寝坊したときは絶望の淵にいましたが、結果的には良い思い出が作れました笑

このあとはこちらの旅行記に続きます↓
「【五大陸周遊】アナ雪オタが巡るアレンデールのモデルの地 ～オスロ編～」
https://4travel.jp/travelogue/11914903

ノルウェーの旅行記としては、この前日にあたるこちらもご覧ください♪
「【五大陸周遊】アナ雪オタが巡るアレンデールのモデルの地 ～ベルゲン編～」
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11910811/
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2019年12月～2020年3月のあいだ100日間かけて世界中を巡った五大陸周遊旅行は、以下の順に総集編をまとめています！
『東南アジア・北欧』
https://4travel.jp/travelogue/11693108
『Disneyland Paris とパリ周辺』
https://4travel.jp/travelogue/11693267
『モロッコ・南欧』
https://4travel.jp/travelogue/11694311
『バルカン半島』
https://4travel.jp/travelogue/11694768
『南北アメリカとWalt Disney World』
https://4travel.jp/travelogue/11695379
『中東・東欧』
https://4travel.jp/travelogue/11698050

また各国・地域の個別の旅行記もそれぞれの総集編にリンクを載せているので、併せてご覧ください♪
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