2020/03/04 - 2020/03/04
37位(同エリア155件中)
かすぱるさん
大学生トラベラー・かすぱるです!
五大陸周遊旅行の終盤にベラルーシの首都ミンスクを訪れたので、その様子をご紹介します!
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ベラルーシといえばルカシェンコ大統領の権威主義のもとソ連時代の雰囲気が色濃く残るイメージで、実際にミンスクの街を歩いていても所々そんな空気が流れていたのですが、
一方で西側資本の流入で他の欧州諸国とそこまで大差ないところもあると感じました。
とはいえ経済は資本主義化しても一党独裁は変わらない、そんな印象だったので
後にニュースで民主化運動の報道を見たときは心底驚きました笑
ベラルーシ国民の明るい未来を願いつつ、旅行記を書いてみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
-
ミンスク中心部のホテルから街歩きをスタート。
深夜にタクシーで着いたのであまり気づきませんでしたが、街並みは整然として綺麗です。
街灯に赤と緑の国旗柄の装飾が光っていました -
まずやってきたのはミンスク市庁舎(右奥)
市庁舎自体はこじんまりとして素敵な雰囲気ですが、
でかでかと赤字で書かれた「ミンスク」の文字が
社会主義っぽさを発しています笑
ベラルーシ語では"Мінск"という表記なので
これはロシア語表記なのでしょうが、それが余計にソ連っぽいです、、、 -
少し歩くと、聖霊大聖堂が見えました。
ミンスクでも指折りの観光スポットですが、
ちょうどミサの後だったようで地元の方々も多くいらっしゃいました。
なので信者の皆さんのお邪魔にならないように参拝させて頂きました。聖霊大聖堂 建造物
-
正教会の大聖堂といえば、
やはり見どころはイコノスタシス!
聖ワシリー寺院や血の上の救世主教会にあるような
単なる展示物ではありません。
今なお信仰の道具として使われているからでしょうか、
より神聖さと温かみを感じました。 -
続いてやってきたのは観光客に有名なKFC!
いかにも社会主義的なレリーフと、
西側資本の代表格たるKFCが共存している
なんだか不思議なスポットです笑
寒いし小腹が空いてきたので中に入ってみることに。 -
店内に入ると欧米のファストフード店と
同じオーダーマシンがありました。
この機械なら英語で注文できるので、
ベラルーシ語もロシア語もできない観光客としては
本当に助かります笑 -
スムーズにセットを受け取り、しばし休憩。
店内は西欧のKFCそのものといった内装でした笑
WiFiを使うのに電話番号を入力しなければいけないこと以外は、
(ベラルーシとかロシアの公共WiFiって必ずそうなんですよね...)
なんら変わりないKFCでした。 -
すぐ近くの地下鉄駅から中央駅へ向かいます。
旧ソ連の地下鉄は地下深いことが多いですが、
ミンスクのは結構浅めなので使いやすいです笑 -
ロシアやウクライナの地下鉄そっくりな
年季の入った車両に乗って、
中央駅に到着。
旧ソ連の地下鉄らしく立派な造りです笑 -
地上に向かう途中に
何やら異様な雰囲気のモニュメントがありました。
何を表しているのか分かりませんでしたが、
社会主義的な恐怖政治を思い起こさせる見た目でした。 -
地上へ出て国鉄のミンスク駅へ。
駅舎は2つあり、
こちらのクラシックな建物の中には
切符売り場があります。
ひとまず隣国リトアニアの
首都ヴィリニュスまでの切符を
事前に購入しておきました。ミンスク駅 駅
-
一方、近代的なこちらの建物が
メインのターミナルビルです。 -
首都のターミナルだけあって
そこそこ大きめな駅舎でした。
ここからはブレストなど
国内の主要都市とを結ぶローカル列車や、
ロシアや西欧方面の国際列車も発着しています。 -
旧ソ連時代から使われているローカル列車。
旅情をかき立てられます笑 -
中央駅を出て対面にある、
ミンスク・ゲートと呼ばれる双子のビル。
ミンスクの象徴的建造物のひとつ(ふたつ?)です笑 -
中央駅から中心部へ戻る途中には、
レーニン像が堂々とそびえる広場があります。
後ろの建物はベラルーシ政府の建物で、
この国の未だ変わらぬ政治思想を如実に表しているかのようでした。レーニン像 モニュメント・記念碑
-
広場の地下はショッピングモールになっていました。
-
レーニン像から歩いてすぐの場所にある
赤レンガが特徴的な聖シモン・聖エレーナ教会。
見た目から察せられるとおり、
正教会ではなくカトリックです。聖シモン 聖エレーナ教会 寺院・教会
-
教会の前にあるのは平和の鐘。
ベラルーシも甚大な被害を受けた、
チェルノブイリ原発事故を祈念したものです。
世界で唯一の被爆国にして、
震災で原発事故を起こしてしまった
日本の国旗も掲げられていました。 -
中に入ると
厚い壁に小さな窓、円形アーチ。
典型的なロマネスク様式です。
中央から掛かっている紫の布地も相まって
上品な雰囲気でした笑 -
中心地を歩いていると「グム」の文字を発見。
モスクワにグム百貨店という有名な名所がありますが、
その系列店かな?と思い入ってみることに。
後に訪れたモスクワのほど華やかさはなかったですが、
階段の踊り場に民族風の可愛らしいお店があったりと、
見て回るのが楽しかったです笑
1Fにお土産屋さんがあったので、
ミンスク・ゲートのデザインが施されたショットグラスを購入しました。 -
教会からさらに歩いて中心部に戻ると、
堂々とした建物があります。
これは国家保安委員会、通称KGBの本部ビル。
ソ連崩壊から20年以上経っても、
悪名高きKGBが今なお健在なのは、
ある意味ロシア以上にソ連っぽいです。 -
そしてKGBから徒歩10分ほどの場所にある
この建物が、ベラルーシの大統領府です。
ソ連崩壊に伴うベラルーシ独立以来、
26年近くその座を譲ったことがない
ルカシェンコ大統領の本拠地です。 -
そんな権威主義の塊のような建物の
反対側には、意外にも映画館がありました笑
当時のピクサー最新作『2分の1の魔法』の
ポスターがあったので記念に撮影。
日本でいうなら永田町の首相官邸の真ん前に
東宝シネマズがある、みたいな感じでしょうか。
お堅いのか緩いのか不思議な国です笑 -
あんまり大統領府の近くをウロチョロして
目をつけられても困るので、
そそくさと移動。
偶然通りかかったスーパーでJCBマークを見つけ、
とても驚きました笑
いやー、まさかベラルーシにも使える店があったとは、、、 -
こちらは中心部の北東にある戦勝記念碑。
ベラルーシで「戦争」といえば、
第二次世界大戦中の独ソ戦を指します。
(旧ソ連では大祖国戦争と呼ばれています。)
ここからはそんな独ソ戦にまつわる博物館に向かいます。 -
バスに乗ってやってきたのは、
市街地から北西にある戦争歴史博物館。
高くそびえるモニュメントと、勝利の女神がお出迎えです。大祖国戦争史国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
建物の前には独ソ戦の激戦地をモチーフにしたレリーフがあります。
こちらはその中でも有名なスターリングラード。 -
戦争にまつわる博物館は他の国でも見たことがありますが、
旧東側、それも今なおソ連の志向を維持している国では初めてでした。
ソ連といえば日本にとってもかつての敵国ですから、
視点の違いから新鮮味があります。 -
ソ連・ドイツ双方の戦車や戦闘機が展示されていました。
社会科見学で訪れている小中学生くらいの集団もいて、
こうして愛国教育が行われているんだなあと感じました。 -
祖国防衛にベラルーシ兵がいかに貢献したかを称える展示もありました。
-
苦難の戦争の展示をまざまざと見せつけられた後に
最上階へ進むと、そこには
祖国の勝利を表すドーム状の空間があります。
陰鬱な戦争の記録を見た後で目にする光り輝くレリーフは、
来訪者に包容感のある暖かみと、勝利という明るい希望を与えてくれます。
まさにこのプロパガンダ施設のクライマックスたる存在です。 -
戦勝の感動という疑似体験をした来訪者が
ふと後ろを振り返ると、このレリーフに目を向けます。
メラメラと燃える炎、社会主義の象徴たる星、
党と国家そのものを意味する鎌と槌。
ソ連の歴史を肯定的に捉えるベラルーシ人やロシア人なら、
きっと祖国への忠誠を感じずにはいられないでしょう。 -
博物館を出ると、これまたいかにもなトラックが笑
-
ソ連時代の軍用機でしょうか。
屋外に展示されていました。 -
中心部まで歩いて戻っていると、
ベラルーシのスーパーでよく見るチョコレートメーカーの
お店を見つけました。 -
中心部のホテルで預けていた荷物を回収し、
中央駅方面へ。
途中で日本食レストランを見つけました。
日本人に馴染みの薄い国でも日本食が愛されているのは、
なんとも嬉しい限りです。 -
やがて日が暮れたところで今日の街歩きはおしまい。
列車に乗って隣国リトアニアの首都ヴィリニュスを目指します!
ヴィリニュスでの街歩きの様子はこちらの旅行記で紹介します。
https://4travel.jp/travelogue/11622024ミンスク駅 駅
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