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大学生トラベラー(当時)のかすぱるです!<br /><br />2020年3月初旬、ウクライナの首都キーウ(キエフ)から隣国ベラルーシの首都ミンスクまでマイクロバスで国境越えをしました。両国とも情勢が落ち着いていた時の記録として、当時の記憶を辿りながら書き記していきたいと思います。<br /><br />今まで幾度も出入国審査を経験しましたが、私の中ではこのウクライナ→ベラルーシの国境越えがこれまでで最もハードなものでした。権威主義国家・ベラルーシという場所、そしてコロナ禍直前という特殊な情勢が絡まった、色々な意味で思い出深いエピソードです。<br />一日でも早くこの地に平和が訪れるよう願うばかりです。<br /><br />(在日ウクライナ大使館が公式Twitterで支援を呼びかけていますので、こちらも併せてご参照頂ければ幸いです。)<br />https://twitter.com/UKRinJPN<br />

【五大陸周遊2020】ウクライナ→ベラルーシ 魔の国境越え

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2020/03/03 - 2020/03/04

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かすぱる

かすぱるさん

大学生トラベラー(当時)のかすぱるです!

2020年3月初旬、ウクライナの首都キーウ(キエフ)から隣国ベラルーシの首都ミンスクまでマイクロバスで国境越えをしました。両国とも情勢が落ち着いていた時の記録として、当時の記憶を辿りながら書き記していきたいと思います。

今まで幾度も出入国審査を経験しましたが、私の中ではこのウクライナ→ベラルーシの国境越えがこれまでで最もハードなものでした。権威主義国家・ベラルーシという場所、そしてコロナ禍直前という特殊な情勢が絡まった、色々な意味で思い出深いエピソードです。
一日でも早くこの地に平和が訪れるよう願うばかりです。

(在日ウクライナ大使館が公式Twitterで支援を呼びかけていますので、こちらも併せてご参照頂ければ幸いです。)
https://twitter.com/UKRinJPN

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  • まずは前日譚から。<br /><br />2019年11月、3ヶ月半に及ぶ五大陸周遊に旅発つ前のこと。<br />東京・五反田の住宅街にある在日ベラルーシ大使館(見た目はどう見てもフツーの一軒家です)を2度訪れ、ビザを取得しました。<br /><br />日本人の場合、ミンスク国際空港から出入国する場合に限りノービザで入国することができました。<br />しかし私の旅程上、ウクライナ→ベラルーシ→リトアニアの順に陸路で移動したかったため、事前にビザを申請しました。空路より陸路の方が安いことに加え、キーウ、ミンスクとも市街地から空港まで離れていて時間がかかることも理由でした。<br /><br />事前にバスとホテルを予約し、ビザを申請。手数料は無料でした。申請する日数分の宿泊予約が必要だったため、3/2~3/4の期間で申請することにしました。<br />学生ゆえ少しでも節約したいという気持ちから超短期のビザを取得したものの、これが後に尾を引くことになります、、、

    まずは前日譚から。

    2019年11月、3ヶ月半に及ぶ五大陸周遊に旅発つ前のこと。
    東京・五反田の住宅街にある在日ベラルーシ大使館(見た目はどう見てもフツーの一軒家です)を2度訪れ、ビザを取得しました。

    日本人の場合、ミンスク国際空港から出入国する場合に限りノービザで入国することができました。
    しかし私の旅程上、ウクライナ→ベラルーシ→リトアニアの順に陸路で移動したかったため、事前にビザを申請しました。空路より陸路の方が安いことに加え、キーウ、ミンスクとも市街地から空港まで離れていて時間がかかることも理由でした。

    事前にバスとホテルを予約し、ビザを申請。手数料は無料でした。申請する日数分の宿泊予約が必要だったため、3/2~3/4の期間で申請することにしました。
    学生ゆえ少しでも節約したいという気持ちから超短期のビザを取得したものの、これが後に尾を引くことになります、、、

  • それから約4ヶ月後の翌年3/3、ウクライナの首都キーウにて。<br />本来であればこの前日にベラルーシに入国する予定でした。<br /><br />前日まで曇り続きだったのに対し、この日は晴れ予報だったので、キーウ滞在を1日伸ばして街歩きを楽しみました。<br />(写真はキーウ市庁舎です)<br /><br />↓キーウ街歩きの様子はこちらの旅行記で紹介しています。<br />「【五大陸周遊】教会群に心を癒されるキーウ(キエフ)街歩き」<br />https://4travel.jp/travelogue/11673584 

    それから約4ヶ月後の翌年3/3、ウクライナの首都キーウにて。
    本来であればこの前日にベラルーシに入国する予定でした。

    前日まで曇り続きだったのに対し、この日は晴れ予報だったので、キーウ滞在を1日伸ばして街歩きを楽しみました。
    (写真はキーウ市庁舎です)

    ↓キーウ街歩きの様子はこちらの旅行記で紹介しています。
    「【五大陸周遊】教会群に心を癒されるキーウ(キエフ)街歩き」
    https://4travel.jp/travelogue/11673584 

  • 街歩きの後は、キーウ中心部の麵屋武蔵で腹ごしらえ。<br />前の日の夜もここでラーメンを食べましたが、あまりに気に入ったのでもう一度食べに来ました。<br /><br />準備も整ったので、いよいよキーウを発ちます。

    街歩きの後は、キーウ中心部の麵屋武蔵で腹ごしらえ。
    前の日の夜もここでラーメンを食べましたが、あまりに気に入ったのでもう一度食べに来ました。

    準備も整ったので、いよいよキーウを発ちます。

  • 地下鉄に乗り、バス乗り場の最寄り駅へ。<br /><br />途中、地上へ出てドニエプル川を渡りました。<br />ウクライナを代表する川ということで、気分が高まりました笑

    地下鉄に乗り、バス乗り場の最寄り駅へ。

    途中、地上へ出てドニエプル川を渡りました。
    ウクライナを代表する川ということで、気分が高まりました笑

  • チェルニヒフスカ(Чернiгiвська)駅で下車。<br />キーウ中心部の駅が地下深くにあるのに対し、川を越えた郊外区間は地上を走行するようでした。

    チェルニヒフスカ(Чернiгiвська)駅で下車。
    キーウ中心部の駅が地下深くにあるのに対し、川を越えた郊外区間は地上を走行するようでした。

  • どこにバスが待機しているのかよく分かりませんでしたが、指定された住所をGoogle Mapに打ち込み、その場所へ向かいました。<br /><br />駅近くの車通りが少ない道端で、バス停などもありませんでしたが、しばらくするとマイクロバスがやってきました。<br />ミンスクに行くことを確認し、乗り込みます。

    どこにバスが待機しているのかよく分かりませんでしたが、指定された住所をGoogle Mapに打ち込み、その場所へ向かいました。

    駅近くの車通りが少ない道端で、バス停などもありませんでしたが、しばらくするとマイクロバスがやってきました。
    ミンスクに行くことを確認し、乗り込みます。

  • てっきりミンスクまでの直行バスかと思っていましたが、途中3つほど町を経由して、ベラルーシへ向かう乗客を拾っていきました。<br /><br />最終的に乗客は7人ほど、みなウクライナ人の男性でした。<br />一人だけ見るからに外国人の私はアウェーな感じでしたが、この辺りの国ではどこもアジア人や黒人を滅多に見かけなかったので特段珍しいことではありませんでした。<br /><br />経由地でのんびり停まっていたためか、行程の半分ほどの時間を走ってもまだ国境に着かず、予定より大幅に遅れていました。窓の眺めは平原と青い空が続くばかり。そろそろ日も暮れてきたので、不安げになりました。

    てっきりミンスクまでの直行バスかと思っていましたが、途中3つほど町を経由して、ベラルーシへ向かう乗客を拾っていきました。

    最終的に乗客は7人ほど、みなウクライナ人の男性でした。
    一人だけ見るからに外国人の私はアウェーな感じでしたが、この辺りの国ではどこもアジア人や黒人を滅多に見かけなかったので特段珍しいことではありませんでした。

    経由地でのんびり停まっていたためか、行程の半分ほどの時間を走ってもまだ国境に着かず、予定より大幅に遅れていました。窓の眺めは平原と青い空が続くばかり。そろそろ日も暮れてきたので、不安げになりました。

  • ふとGoogle Mapで現在地を確かめると、ミンスクまで北西の方向に進むはずが北東へまっすぐ進んでいました。<br />もしかしてこのバス、ロシアへ向かっているのではないかとヒヤッとしました。<br /><br />そもそもミンスクへ直行だと思っていたのに経由地が多かったり、もうあと数時間で着くはずなのに大幅に遅れていたりと、怪しい兆候だらけでした。<br />ウクライナを出るとsimカードの有効範囲外となり、ネットに接続できなくなることも不安をかき立てました。

    ふとGoogle Mapで現在地を確かめると、ミンスクまで北西の方向に進むはずが北東へまっすぐ進んでいました。
    もしかしてこのバス、ロシアへ向かっているのではないかとヒヤッとしました。

    そもそもミンスクへ直行だと思っていたのに経由地が多かったり、もうあと数時間で着くはずなのに大幅に遅れていたりと、怪しい兆候だらけでした。
    ウクライナを出るとsimカードの有効範囲外となり、ネットに接続できなくなることも不安をかき立てました。

  • すっかり日も暮れて、国境へ到着。<br />予想は半分的中し、ロシア-ベラルーシ-ウクライナの三国国境に到着しました。<br />3つのうち2つは権威主義国家。シェンゲン圏のように外国人が自由に行き来できるわけでもなく、それどころかロシア-ベラルーシについては外国人の国境越えが禁止されていました。出入国審査でもし何か言いがかりをつけられて拘束されたら何をされるか分かったものではありません。<br /><br />万一に備え、電波が通じるうちに両親へメッセージを送りました。

    すっかり日も暮れて、国境へ到着。
    予想は半分的中し、ロシア-ベラルーシ-ウクライナの三国国境に到着しました。
    3つのうち2つは権威主義国家。シェンゲン圏のように外国人が自由に行き来できるわけでもなく、それどころかロシア-ベラルーシについては外国人の国境越えが禁止されていました。出入国審査でもし何か言いがかりをつけられて拘束されたら何をされるか分かったものではありません。

    万一に備え、電波が通じるうちに両親へメッセージを送りました。

  • Google Map によると三国国境には&quot;Friendship Monument&quot; なるものがあるようでしたが、真っ暗でよく分かりませんでした。<br /><br />元を辿れば同じ民族、ということでしょう。<br />ロシアとベラルーシが協力してウクライナに侵攻した今となっては、国家間の友好など微塵も感じられません。<br />

    Google Map によると三国国境には"Friendship Monument" なるものがあるようでしたが、真っ暗でよく分かりませんでした。

    元を辿れば同じ民族、ということでしょう。
    ロシアとベラルーシが協力してウクライナに侵攻した今となっては、国家間の友好など微塵も感じられません。

  • ウクライナ出国は30分くらいで済ませてバスに乗り、数分走行してベラルーシ側の入国審査へ。ここからが大変でした。<br /><br />ビザ、ホテルと出国時のバスの予約証明、パスポートの渡航履歴を全て見せましたが、明らかに時間がかかっていました。<br />審査をしている間バスで待つよう言われましたが、時間は過ぎていくばかり。スケジュール通りならとっくにミンスクのホテルで寝ているところでした。<br /><br />このとき、バスの遅れが思わぬ形で悪影響を及ぼしていました。私のビザの有効期間は3/2~3/4。ウクライナを出発したのが1日遅れ、さらにバスの大幅な遅延でここまで辿り着いたのが3/3深夜になり、実質当日中にビザが切れてしまう形になってしまったのです。<br />さらにベラルーシはコロナウイルスの影響で過去2週間以内に日本に滞在していた外国人の入国を禁止していたため、日本人というだけで警戒対象にされていました。いかにも社会主義国らしい深緑色の制服を着た審査官は、厳しい表情で私に繰り返し質問をしました。<br /><br />とはいえ書類に不備はなく、前年12月からずっと日本国外にいたため滞在履歴も問題ありませんでした。そして、やたらと時間と手間はかかりましたが結果的には無事入国できました。国境に到着してからなんと5時間以上経っていました。後にも先にも、特段混んでいる訳でもない国境審査でこんなに時間がかかったことはありませんでした。<br />

    ウクライナ出国は30分くらいで済ませてバスに乗り、数分走行してベラルーシ側の入国審査へ。ここからが大変でした。

    ビザ、ホテルと出国時のバスの予約証明、パスポートの渡航履歴を全て見せましたが、明らかに時間がかかっていました。
    審査をしている間バスで待つよう言われましたが、時間は過ぎていくばかり。スケジュール通りならとっくにミンスクのホテルで寝ているところでした。

    このとき、バスの遅れが思わぬ形で悪影響を及ぼしていました。私のビザの有効期間は3/2~3/4。ウクライナを出発したのが1日遅れ、さらにバスの大幅な遅延でここまで辿り着いたのが3/3深夜になり、実質当日中にビザが切れてしまう形になってしまったのです。
    さらにベラルーシはコロナウイルスの影響で過去2週間以内に日本に滞在していた外国人の入国を禁止していたため、日本人というだけで警戒対象にされていました。いかにも社会主義国らしい深緑色の制服を着た審査官は、厳しい表情で私に繰り返し質問をしました。

    とはいえ書類に不備はなく、前年12月からずっと日本国外にいたため滞在履歴も問題ありませんでした。そして、やたらと時間と手間はかかりましたが結果的には無事入国できました。国境に到着してからなんと5時間以上経っていました。後にも先にも、特段混んでいる訳でもない国境審査でこんなに時間がかかったことはありませんでした。

  • ベラルーシ入国後も遅れを取り戻すような走りはなく、ずるずると到着予定時刻が延びていくばかりでした。<br /><br />途中のガソリンスタンドで給油兼休憩。<br />手持ちの飲み物や食事は国境での待ち時間に底を尽きたので、併設しているお店でお菓子を買いました。<br />深夜にも拘らず営業していること、そしてクレジットカードに対応していたことが不幸中の幸いでした。(ベラルーシ・ルーブルは隣国ウクライナでも両替できないほどの激弱通貨でした、、、)<br /><br />simカードは手に入りませんでしたが、どのみち当日中にベラルーシを出るのでフリーWiFiを頼ることにしました。

    ベラルーシ入国後も遅れを取り戻すような走りはなく、ずるずると到着予定時刻が延びていくばかりでした。

    途中のガソリンスタンドで給油兼休憩。
    手持ちの飲み物や食事は国境での待ち時間に底を尽きたので、併設しているお店でお菓子を買いました。
    深夜にも拘らず営業していること、そしてクレジットカードに対応していたことが不幸中の幸いでした。(ベラルーシ・ルーブルは隣国ウクライナでも両替できないほどの激弱通貨でした、、、)

    simカードは手に入りませんでしたが、どのみち当日中にベラルーシを出るのでフリーWiFiを頼ることにしました。

  • 深夜4時頃、ようやくミンスク市内に到着。<br />中心部からやや離れた地下鉄駅で降ろされたものの、当然この時間はまだ動いておらず、、、<br /><br />地下通路は解放されていたので暖をとろうと思いましたが、浮浪者がいて危なげな雰囲気だったので途方に暮れてしまいました。<br /><br />せめて空いている店はないかと辺りを見渡すとタクシーが停まっており、これで何とかホテルへ向かうことができました。

    深夜4時頃、ようやくミンスク市内に到着。
    中心部からやや離れた地下鉄駅で降ろされたものの、当然この時間はまだ動いておらず、、、

    地下通路は解放されていたので暖をとろうと思いましたが、浮浪者がいて危なげな雰囲気だったので途方に暮れてしまいました。

    せめて空いている店はないかと辺りを見渡すとタクシーが停まっており、これで何とかホテルへ向かうことができました。

  • 手持ちの現地通貨はなかったものの、僅かなウクライナ・フリヴニャと5ドル札で乗せてもらえました。<br /><br />なかなか人懐っこい運転手で、ミンスクの中心部に差し掛かると「見ろ、あれがKGBだ!」なんて観光案内みたいなこともしてくれました笑<br /><br />結局ホテルに着いたのは朝5時頃。ほとんど寝る時間もとれませんでしたが、ようやく落ち着くことができました。<br />政府認定のバウチャーを発行してくれるような格式あるホテルにしたので、心地よくリラックスできました。

    手持ちの現地通貨はなかったものの、僅かなウクライナ・フリヴニャと5ドル札で乗せてもらえました。

    なかなか人懐っこい運転手で、ミンスクの中心部に差し掛かると「見ろ、あれがKGBだ!」なんて観光案内みたいなこともしてくれました笑

    結局ホテルに着いたのは朝5時頃。ほとんど寝る時間もとれませんでしたが、ようやく落ち着くことができました。
    政府認定のバウチャーを発行してくれるような格式あるホテルにしたので、心地よくリラックスできました。

  • 道中立ち寄ったお店で買った、可愛らしいデザインのビスケット。<br />ほんのり甘い風味が、疲れた身体を癒しました笑<br /><br />この後は仮眠をとり、ミンスクの街をぶらぶら観光しました。<br />↓その様子はこちらの旅行記にて!<br />「【五大陸周遊】民主化運動前夜?のミンスク街歩き」<br />https://4travel.jp/travelogue/11672446

    道中立ち寄ったお店で買った、可愛らしいデザインのビスケット。
    ほんのり甘い風味が、疲れた身体を癒しました笑

    この後は仮眠をとり、ミンスクの街をぶらぶら観光しました。
    ↓その様子はこちらの旅行記にて!
    「【五大陸周遊】民主化運動前夜?のミンスク街歩き」
    https://4travel.jp/travelogue/11672446

  • ミンスクから隣国リトアニアの首都ヴィリニュスまでは鉄道でアクセスできます。バスでの国境越えはもうこりごりだということで、鉄道で出国することにしました。<br />ミンスクを出てベラルーシの数駅に停まった後、車内で出国審査がありました。パスポートの写真とビザをちらっと確認しただけで、入国時と比べて圧倒的に早く済みました。<br />その後リトアニア国内は無停車で、終点ヴィリニュス駅構内でリトアニアの入国審査がありました。権威主義国家から再び安全安心のEU域内に入り、ホッとしました笑<br /><br />-----------------------------------<br /><br />今思うと、この国境越えは良くも悪くも記憶に残る経験となりました。<br />ロシア軍が隊列を組んでウクライナに侵攻しているというニュースを見ると、このときキーウから国境まで通ったルートも侵攻に使われているかもしれないと感じてぞっとします。<br />ウクライナの平和を心より祈念しています。<br />(2022年3月3日)

    ミンスクから隣国リトアニアの首都ヴィリニュスまでは鉄道でアクセスできます。バスでの国境越えはもうこりごりだということで、鉄道で出国することにしました。
    ミンスクを出てベラルーシの数駅に停まった後、車内で出国審査がありました。パスポートの写真とビザをちらっと確認しただけで、入国時と比べて圧倒的に早く済みました。
    その後リトアニア国内は無停車で、終点ヴィリニュス駅構内でリトアニアの入国審査がありました。権威主義国家から再び安全安心のEU域内に入り、ホッとしました笑

    -----------------------------------

    今思うと、この国境越えは良くも悪くも記憶に残る経験となりました。
    ロシア軍が隊列を組んでウクライナに侵攻しているというニュースを見ると、このときキーウから国境まで通ったルートも侵攻に使われているかもしれないと感じてぞっとします。
    ウクライナの平和を心より祈念しています。
    (2022年3月3日)

    ミンスク駅

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