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大学生トラベラー・かすぱるです!<br /><br />今回は五大陸周遊旅行の終盤にリトアニア第二の都市・カウナスを訪れたので、その様子をご紹介します!

【五大陸周遊】杉原千畝ゆかりのカウナスゆったり一日観光

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2020/03/06 - 2020/03/06

143位(同エリア215件中)

かすぱる

かすぱるさん

大学生トラベラー・かすぱるです!

今回は五大陸周遊旅行の終盤にリトアニア第二の都市・カウナスを訪れたので、その様子をご紹介します!

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  • リトアニアの首都ヴィリニュスから列車でカウナスへ。<br />所要時間は1時間半ほどでした。

    リトアニアの首都ヴィリニュスから列車でカウナスへ。
    所要時間は1時間半ほどでした。

    ビリニュス駅

  • 2階建ての普通列車で、座席はボックス型の配置となっています。<br />窓の下にコンセントもついており、快適に過ごせました。

    2階建ての普通列車で、座席はボックス型の配置となっています。
    窓の下にコンセントもついており、快適に過ごせました。

  • ヴィリニュス⇔カウナスはバスでも行き来できますが、観光目的で訪れるなら鉄道がオススメです。<br />なぜならこのカウナス駅は、在カウナス日本領事館を退去させられた杉原千畝が最後まで亡命ユダヤ人たちのためにビザを発行し続けた場所なのです。<br /><br />(カウナス駅の見所についてはこの旅行記の終盤にご紹介します!)

    ヴィリニュス⇔カウナスはバスでも行き来できますが、観光目的で訪れるなら鉄道がオススメです。
    なぜならこのカウナス駅は、在カウナス日本領事館を退去させられた杉原千畝が最後まで亡命ユダヤ人たちのためにビザを発行し続けた場所なのです。

    (カウナス駅の見所についてはこの旅行記の終盤にご紹介します!)

    カウナス駅

  • この日は旧市街の目抜き通り・ライスベス通りに面したアパートホテルに宿泊しました。<br />(写真は近くのスーパーで購入したきのこの山そっくりのお菓子。チョコ部分は外国味でした笑)<br /><br />

    この日は旧市街の目抜き通り・ライスベス通りに面したアパートホテルに宿泊しました。
    (写真は近くのスーパーで購入したきのこの山そっくりのお菓子。チョコ部分は外国味でした笑)

  • ライベラス通りにはリトアニアの三色旗が掲げられていました。<br />(ヴィリニュスのKGB博物館でソ連による圧政の歴史を学んだ後だったので、独立の象徴であるこの旗が尊く感じられました。)

    ライベラス通りにはリトアニアの三色旗が掲げられていました。
    (ヴィリニュスのKGB博物館でソ連による圧政の歴史を学んだ後だったので、独立の象徴であるこの旗が尊く感じられました。)

  • 旧市街をぶらぶら歩いて、まずはカウナス城へ。<br />中世らしい素朴な城で、周りの広々とした堀と共にのどかな雰囲気を醸し出していました。

    旧市街をぶらぶら歩いて、まずはカウナス城へ。
    中世らしい素朴な城で、周りの広々とした堀と共にのどかな雰囲気を醸し出していました。

    カウナス城 城・宮殿

  • 続いてやってきたのはカウナス旧市庁舎。<br />やはり三色旗が掲げられています。<br />

    続いてやってきたのはカウナス旧市庁舎。
    やはり三色旗が掲げられています。

    旧市庁舎 (カウナス) 史跡・遺跡

  • 正面の塔が美しい旧市庁舎。<br />ヨーロッパの他の都市とのは一風変わった見栄えで、いろいろな角度から見て楽しみました笑

    正面の塔が美しい旧市庁舎。
    ヨーロッパの他の都市とのは一風変わった見栄えで、いろいろな角度から見て楽しみました笑

  • そのまま旧市庁舎のすぐそばにある大聖堂へ。

    そのまま旧市庁舎のすぐそばにある大聖堂へ。

    大聖堂 (アルキカテドゥラ) 寺院・教会

  • 外観からも分かる通り小窓が特徴のロマネスク様式と見受けられます。<br />大理石の白を基調とした内装で、少ない採光でも明りが保たれています。

    外観からも分かる通り小窓が特徴のロマネスク様式と見受けられます。
    大理石の白を基調とした内装で、少ない採光でも明りが保たれています。

  • 白と赤のコントラストが優美です笑

    白と赤のコントラストが優美です笑

  • 川端にあるヴィタウタス大公教会。<br />レンガ造りの素朴な雰囲気が良い感じです笑

    川端にあるヴィタウタス大公教会。
    レンガ造りの素朴な雰囲気が良い感じです笑

  • 教会から10分ほど歩いて旧大統領官邸へ。<br /><br />戦間期にポーランドがヴィリニュスを含むリトアニア南西部を占領したことでカウナスは臨時首都となり、大統領官邸もこの地に移転しました。<br />(ポーランドは大戦の被害国としてのイメージが強いので、この事実を知った時かなりショックを受けました...)<br />

    教会から10分ほど歩いて旧大統領官邸へ。

    戦間期にポーランドがヴィリニュスを含むリトアニア南西部を占領したことでカウナスは臨時首都となり、大統領官邸もこの地に移転しました。
    (ポーランドは大戦の被害国としてのイメージが強いので、この事実を知った時かなりショックを受けました...)

    旧大統領官邸 史跡・遺跡

  • 再びライベラス通りを歩き、通りの東端にある教会へ向かいます。

    再びライベラス通りを歩き、通りの東端にある教会へ向かいます。

  • 青いドームが特徴的な聖ミカエル教会。<br />正教会のような見た目ですが、カトリック教会でした。<br /><br />

    青いドームが特徴的な聖ミカエル教会。
    正教会のような見た目ですが、カトリック教会でした。

  • リトアニアではカトリックが多数派で、圧政が敷かれた帝政ロシア・ソ連時代にはカトリックがリトアニア民族のアイデンティティーを構成する重要な要素となったそうです。<br /><br />そうした歴史的背景を受けてか、中央の空間には黄色・緑・赤の国旗カラーの垂幕が掲げられていました。

    リトアニアではカトリックが多数派で、圧政が敷かれた帝政ロシア・ソ連時代にはカトリックがリトアニア民族のアイデンティティーを構成する重要な要素となったそうです。

    そうした歴史的背景を受けてか、中央の空間には黄色・緑・赤の国旗カラーの垂幕が掲げられていました。

  • 教会の側は小高い丘陵地となっています。<br />階段を上って丘の上の住宅地を歩いていると、この辺りの国々ではあまり見かけないモスクがありました。

    教会の側は小高い丘陵地となっています。
    階段を上って丘の上の住宅地を歩いていると、この辺りの国々ではあまり見かけないモスクがありました。

  • さらに歩いた先にあるのが、今回カウナスに来た目的となる場所・杉原記念館!<br />第二次大戦中に迫害を受けたユダヤ人たちの亡命に尽力した外交官・杉原千畝の功績を学べる記念館です。<br />

    さらに歩いた先にあるのが、今回カウナスに来た目的となる場所・杉原記念館!
    第二次大戦中に迫害を受けたユダヤ人たちの亡命に尽力した外交官・杉原千畝の功績を学べる記念館です。

    杉原記念館 博物館・美術館・ギャラリー

  • こちらが杉原千畝の執務室。<br />国旗や机などは実際に当時使われていたものだそうです。

    こちらが杉原千畝の執務室。
    国旗や机などは実際に当時使われていたものだそうです。

  • こうした文具も実際に杉原が使っていたものだそうです。

    こうした文具も実際に杉原が使っていたものだそうです。

  • 2階はかつて杉原一家の居住スペースだったそうで、壁には「北のカサブランカ」と呼ばれた当時のカウナスの外交官事情について展示してありました。

    2階はかつて杉原一家の居住スペースだったそうで、壁には「北のカサブランカ」と呼ばれた当時のカウナスの外交官事情について展示してありました。

  • ユダヤ人亡命に携わったもう一人のキーマン、ヤン・スヴァルテンディク。<br />彼らの最終目的地がカリブ海のオランダ領東インドであることの証明書を作成し、日本など途中通過国のビザを取得できるよう支援したそうです。<br />

    ユダヤ人亡命に携わったもう一人のキーマン、ヤン・スヴァルテンディク。
    彼らの最終目的地がカリブ海のオランダ領東インドであることの証明書を作成し、日本など途中通過国のビザを取得できるよう支援したそうです。

  • 来館記念スタンプは、当時実際に使われたデザインそのまま。<br />「在カウナス大日本帝国領事館」の文字から時代を感じさせられます。<br />

    来館記念スタンプは、当時実際に使われたデザインそのまま。
    「在カウナス大日本帝国領事館」の文字から時代を感じさせられます。

  • 杉原記念館を出て丘の上の住宅地を歩き、麓にあるカウナス駅へ。

    杉原記念館を出て丘の上の住宅地を歩き、麓にあるカウナス駅へ。

  • 駅舎のホーム側にある杉原の記念碑。<br />杉原が列車に乗りこんでからもホームに詰めかけてきた大勢のユダヤ人のためにビザを発行し続けたのは有名な話です。

    駅舎のホーム側にある杉原の記念碑。
    杉原が列車に乗りこんでからもホームに詰めかけてきた大勢のユダヤ人のためにビザを発行し続けたのは有名な話です。

  • ホームから見た駅舎。<br />

    ホームから見た駅舎。

  • 現駅舎のそばには旧駅舎の遺構でしょうか、古びたレンガ造りの建物が保存されていました。

    現駅舎のそばには旧駅舎の遺構でしょうか、古びたレンガ造りの建物が保存されていました。

  • 最後にやってきたのは、旧市街にあるホテル。<br />リトアニアへのソ連軍侵攻により領事館退去を余儀なくされた杉原が滞在していた場所です。

    最後にやってきたのは、旧市街にあるホテル。
    リトアニアへのソ連軍侵攻により領事館退去を余儀なくされた杉原が滞在していた場所です。

  • ここでも杉原は命のビザを発行し続けたそうです。<br />ホテルの外壁にはそれを讃える記念碑がありました。<br /><br />この後はバスターミナルへ行き、バスで隣国ラトビアの首都リガへ行きました。<br />その様子はこちらの旅行記でご紹介します!<br />https://4travel.jp/travelogue/11621971

    ここでも杉原は命のビザを発行し続けたそうです。
    ホテルの外壁にはそれを讃える記念碑がありました。

    この後はバスターミナルへ行き、バスで隣国ラトビアの首都リガへ行きました。
    その様子はこちらの旅行記でご紹介します!
    https://4travel.jp/travelogue/11621971

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