キーウ (キエフ)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
大学生トラベラー・かすぱるです!<br />五大陸周遊旅行の終盤にウクライナの首都キーウ(キエフ)に滞在したので、その様子をご紹介します!<br /><br />(2022年2月22日追記)<br />いつの日かこの美しい地を再訪できるよう、ウクライナの平和を心より祈念しています。<br />#StandWithUkraine<br /><br />(2022年2月25日追記)<br />この旅行記では、ちょうど2年前の平和なキーウの様子を明るく紹介しています。報道を見るたび心が打ちひがれる思いではありますが、日本からできる形での支援をしていきたいと考えています。<br />在日ウクライナ大使館の公式Twitter等で募金を呼びかけていますので、こちらも併せてご参照頂ければ幸いです。<br />https://twitter.com/UKRinJPN<br /><br />(2022年3月2日追記)<br />都市名について、これまで日本での一般的な呼称だった「キエフ(Kiev)」を用いていましたが、ウクライナ語の「キーウ(Kyiv)」に書き換えることにしました。ウクライナとの連帯を示すため、以下「キーウ」で統一します。

【五大陸周遊】教会群に心を癒されるキーウ(キエフ)街歩き

33いいね!

2020/03/01 - 2020/03/03

56位(同エリア393件中)

かすぱる

かすぱるさん

大学生トラベラー・かすぱるです!
五大陸周遊旅行の終盤にウクライナの首都キーウ(キエフ)に滞在したので、その様子をご紹介します!

(2022年2月22日追記)
いつの日かこの美しい地を再訪できるよう、ウクライナの平和を心より祈念しています。
#StandWithUkraine

(2022年2月25日追記)
この旅行記では、ちょうど2年前の平和なキーウの様子を明るく紹介しています。報道を見るたび心が打ちひがれる思いではありますが、日本からできる形での支援をしていきたいと考えています。
在日ウクライナ大使館の公式Twitter等で募金を呼びかけていますので、こちらも併せてご参照頂ければ幸いです。
https://twitter.com/UKRinJPN

(2022年3月2日追記)
都市名について、これまで日本での一般的な呼称だった「キエフ(Kiev)」を用いていましたが、ウクライナ語の「キーウ(Kyiv)」に書き換えることにしました。ウクライナとの連帯を示すため、以下「キーウ」で統一します。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
5.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩

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  • モルドバの首都キシナウから夜行列車でキーウに到着。<br />この列車はこの先モスクワまで運行されるため、ロシア国鉄の寝台車を連結していました。<br /><br />(↓キシナウ→キーウの列車旅についてはこちらの旅行記でご紹介しています)<br />【五大陸周遊2020】モルドバ→ウクライナ 夜行列車で国境越え!<br />https://4travel.jp/travelogue/11742196

    モルドバの首都キシナウから夜行列車でキーウに到着。
    この列車はこの先モスクワまで運行されるため、ロシア国鉄の寝台車を連結していました。

    (↓キシナウ→キーウの列車旅についてはこちらの旅行記でご紹介しています)
    【五大陸周遊2020】モルドバ→ウクライナ 夜行列車で国境越え!
    https://4travel.jp/travelogue/11742196

    キエフ旅客駅

  • 異国に来てまず行うのは現地通貨と通信手段の確保。<br />駅前の道端でvodafoneのsimカードを売っている女の子2人から声を掛けられたので、ちょうどいいやと思って購入することにしました。<br />明らかに中高生くらいの見た目だったので歳を聞くと、14才と16才!<br />私は大学に入るまでバイトをしたことがなかったので、えらいなあと感心しました笑<br />

    異国に来てまず行うのは現地通貨と通信手段の確保。
    駅前の道端でvodafoneのsimカードを売っている女の子2人から声を掛けられたので、ちょうどいいやと思って購入することにしました。
    明らかに中高生くらいの見た目だったので歳を聞くと、14才と16才!
    私は大学に入るまでバイトをしたことがなかったので、えらいなあと感心しました笑

  • 必要な物が揃ったところで市内中心部へ!<br />長距離列車が発着するターミナルは中心部からやや離れているので、<br />まずは地下鉄に乗ります。<br />キーウの地下鉄は一律8フリヴニャ(≒30円)と破格的な安さです笑<br />

    必要な物が揃ったところで市内中心部へ!
    長距離列車が発着するターミナルは中心部からやや離れているので、
    まずは地下鉄に乗ります。
    キーウの地下鉄は一律8フリヴニャ(≒30円)と破格的な安さです笑

  • 地下深くへ続くながーーーーーいエスカレーターを降りて地下鉄に乗ります。<br />旧ソ連の時代から使用されていると思われる年季の入った車両です。<br /><br />青地に黄線なので国旗カラーなのかな?と思っていましたが、後にサンクトペテルブルクでもそっくりな車両を見たので真相は謎のままです。<br />(カラーリングの所以をご存知の方がいましたら教えてください笑)

    地下深くへ続くながーーーーーいエスカレーターを降りて地下鉄に乗ります。
    旧ソ連の時代から使用されていると思われる年季の入った車両です。

    青地に黄線なので国旗カラーなのかな?と思っていましたが、後にサンクトペテルブルクでもそっくりな車両を見たので真相は謎のままです。
    (カラーリングの所以をご存知の方がいましたら教えてください笑)

  • モスクワをはじめ旧ソ連の地下鉄は駅の内装が豪華なことで有名ですが、<br />キーウも決して引けを取りません笑<br /><br />こちらは中心部のゾロティ・ヴォロータ(Золотi ворота)駅。<br />シャンデリアが特徴的な、上品な佇まいです。

    モスクワをはじめ旧ソ連の地下鉄は駅の内装が豪華なことで有名ですが、
    キーウも決して引けを取りません笑

    こちらは中心部のゾロティ・ヴォロータ(Золотi ворота)駅。
    シャンデリアが特徴的な、上品な佇まいです。

  • キーウの地下鉄駅には一風変わった方法で広告が流れます。<br /><br />他の国では広告用のデジタルサイネージなどが設置されていることが多いですが、ここではホーム下にあるプロジェクターから壁の上方に投影する方式が採られていました。<br />大掛かりな改修工事を施す必要がなく、合理的だなと思いました笑

    キーウの地下鉄駅には一風変わった方法で広告が流れます。

    他の国では広告用のデジタルサイネージなどが設置されていることが多いですが、ここではホーム下にあるプロジェクターから壁の上方に投影する方式が採られていました。
    大掛かりな改修工事を施す必要がなく、合理的だなと思いました笑

  • この日泊まったのは &quot;Royal Hotel de Paris&quot;<br />宮殿風のお部屋に泊まってみました。<br /><br />まだあと2日滞在できるという気の緩みから昼寝をしてしまい、起きたときにはすっかり日が暮れていました。

    この日泊まったのは "Royal Hotel de Paris"
    宮殿風のお部屋に泊まってみました。

    まだあと2日滞在できるという気の緩みから昼寝をしてしまい、起きたときにはすっかり日が暮れていました。

  • ホテルの周辺は繁華街だったようで、歴史的建造物に混じって高層ビルも建っていました。<br />ビルの中はショップが軒を連ねており、地下には大型スーパーもありました。

    ホテルの周辺は繁華街だったようで、歴史的建造物に混じって高層ビルも建っていました。
    ビルの中はショップが軒を連ねており、地下には大型スーパーもありました。

  • スーパーで買い物していると、エリエールの高級ティッシュ「贅沢保湿」が日本と同じパッケージのまま売られていました。<br />一箱164フリヴニャ(≒600円)。高級品です。

    スーパーで買い物していると、エリエールの高級ティッシュ「贅沢保湿」が日本と同じパッケージのまま売られていました。
    一箱164フリヴニャ(≒600円)。高級品です。

  • 翌朝からキーウ観光スタート!<br /><br />中心部の独立広場から主な観光スポットを巡ります。

    翌朝からキーウ観光スタート!

    中心部の独立広場から主な観光スポットを巡ります。

    ウクライナ独立記念碑 モニュメント・記念碑

  • 独立広場が面するフレシチャーティク通りはキーウのメインストリートで、<br />沿道には壮麗な建造物が立ち並んでいます。<br /><br />こちらはその中でも特に目を引くウクライナ中央郵便局。<br /><br />この近くにある銀行でウエスタン・ユニオンという送金サービスを利用して、両親に頼んで送ってもらった現金300ドルを受け取りました。<br />旅先でこんな恥ずかしい思いをしたのは初めてですが、感謝してもしきれないです。

    独立広場が面するフレシチャーティク通りはキーウのメインストリートで、
    沿道には壮麗な建造物が立ち並んでいます。

    こちらはその中でも特に目を引くウクライナ中央郵便局。

    この近くにある銀行でウエスタン・ユニオンという送金サービスを利用して、両親に頼んで送ってもらった現金300ドルを受け取りました。
    旅先でこんな恥ずかしい思いをしたのは初めてですが、感謝してもしきれないです。

  • キーウの交差点の下には「メトログラード」という地下街が広がっています。<br />車は地上、歩行者は地下という歩車分離のための構造ですが、<br />地下にはショップなども並んでいます。<br /><br />旧ソ連ということもあり、非常時の地下壕としての役割も兼ねているのではと感じました。

    キーウの交差点の下には「メトログラード」という地下街が広がっています。
    車は地上、歩行者は地下という歩車分離のための構造ですが、
    地下にはショップなども並んでいます。

    旧ソ連ということもあり、非常時の地下壕としての役割も兼ねているのではと感じました。

  • 雑貨屋が多かった印象ですが、民芸品のお土産屋さんもありました。<br />このお店で可愛らしいマグネットを購入しました笑

    雑貨屋が多かった印象ですが、民芸品のお土産屋さんもありました。
    このお店で可愛らしいマグネットを購入しました笑

  • こちらは地下街の別の入り口。<br />「極度乾燥」でおなじみ、Superdryの看板がありました。<br />以前リヒテンシュタインやジブラルタルでも店舗を見かけたので、ヨーロッパ中くまなく出店しているようです。

    こちらは地下街の別の入り口。
    「極度乾燥」でおなじみ、Superdryの看板がありました。
    以前リヒテンシュタインやジブラルタルでも店舗を見かけたので、ヨーロッパ中くまなく出店しているようです。

  • ひときわ異彩を放つスターリン様式のビル。<br />てっぺんには社会主義の星が掲げられています。<br />曇り空も相まってなんとなく不気味な雰囲気でした笑

    ひときわ異彩を放つスターリン様式のビル。
    てっぺんには社会主義の星が掲げられています。
    曇り空も相まってなんとなく不気味な雰囲気でした笑

  • ここからはキーウ市内に点在する教会群を巡ります。<br /><br />まずは地下鉄に一駅だけ乗って、ドニエプル川沿いへ!<br />地上へ出ると、道路の反対側に黄色のこじんまりとした教会がありました。<br />Google Mapによるとキリスト降誕聖堂という教会のようです。<br /><br />

    ここからはキーウ市内に点在する教会群を巡ります。

    まずは地下鉄に一駅だけ乗って、ドニエプル川沿いへ!
    地上へ出ると、道路の反対側に黄色のこじんまりとした教会がありました。
    Google Mapによるとキリスト降誕聖堂という教会のようです。

  • 裏手の丘へ登って目的地の教会へ15分ほど散策します。<br />途中に展望デッキがあり、ドニエプル川がよく見渡せました。

    裏手の丘へ登って目的地の教会へ15分ほど散策します。
    途中に展望デッキがあり、ドニエプル川がよく見渡せました。

  • こちらが最初の目的地、聖アンドレイ教会!<br />明るい水色の外壁がとても可愛らしいです笑<br /><br />内部は工事中で拝観できなかったのですが、階段を登って近くで見学するのは可能でした。

    こちらが最初の目的地、聖アンドレイ教会!
    明るい水色の外壁がとても可愛らしいです笑

    内部は工事中で拝観できなかったのですが、階段を登って近くで見学するのは可能でした。

    聖アンドレイ教会 寺院・教会

  • 教会付近は坂になっていて、趣ある外観の建物が並んでいます。<br />おしゃれなレストランやお土産屋さんが並んでいて、夏になれば観光客で賑わうんだろうなと思いました。

    教会付近は坂になっていて、趣ある外観の建物が並んでいます。
    おしゃれなレストランやお土産屋さんが並んでいて、夏になれば観光客で賑わうんだろうなと思いました。

  • 10分ほどあるいてやってきたのは、聖ソフィア大聖堂(真ん中左寄り)前の広場。<br />クリスマスの時期ならツリーが飾られるような、キーウを代表する広場です。<br />周りの建物も可愛らしかったのでパノラマ写真で撮ってみました笑<br /><br />広場の騎士像はボフダン・フメリニツキーという17世紀の偉人で、ウクライナ史上最大の英雄だそうです。

    10分ほどあるいてやってきたのは、聖ソフィア大聖堂(真ん中左寄り)前の広場。
    クリスマスの時期ならツリーが飾られるような、キーウを代表する広場です。
    周りの建物も可愛らしかったのでパノラマ写真で撮ってみました笑

    広場の騎士像はボフダン・フメリニツキーという17世紀の偉人で、ウクライナ史上最大の英雄だそうです。

  • まずは入口にある鐘塔を上ります!

    まずは入口にある鐘塔を上ります!

  • 鐘塔から見た広場の眺め。<br />東欧の旧市街では○○タワーの代わりにこうした鐘塔から街中を見渡せます。<br /><br />奥に見える金色ドームの教会は、聖ミハイルの黄金ドーム寺院(後述)です。<br /><br />

    鐘塔から見た広場の眺め。
    東欧の旧市街では○○タワーの代わりにこうした鐘塔から街中を見渡せます。

    奥に見える金色ドームの教会は、聖ミハイルの黄金ドーム寺院(後述)です。

  • 鐘塔の次はメインの聖堂へ!<br />中央の黄金ドームとそれを取り囲む緑のドーム、そしてそれぞれの上にそびえる十字架がいかにも正教会といった感じです笑

    鐘塔の次はメインの聖堂へ!
    中央の黄金ドームとそれを取り囲む緑のドーム、そしてそれぞれの上にそびえる十字架がいかにも正教会といった感じです笑

  • 正教会の醍醐味といえば、やはりイコノスタシス!<br />薄暗いなかで神々しい光を放っていました。

    正教会の醍醐味といえば、やはりイコノスタシス!
    薄暗いなかで神々しい光を放っていました。

  • ドームの天井画も見事なものでした。<br /><br />ここに写っていない区画で修復工事をしていましたが、そのおかげでこうして美しい装飾を見られるのはありがたいことです笑

    ドームの天井画も見事なものでした。

    ここに写っていない区画で修復工事をしていましたが、そのおかげでこうして美しい装飾を見られるのはありがたいことです笑

  • 出口付近には中世キーウの模型がありました。<br />街の中央にあるのが今いる大聖堂です。

    出口付近には中世キーウの模型がありました。
    街の中央にあるのが今いる大聖堂です。

  • 境内には聖堂以外にもいろいろな建物があります。<br />オフシーズンだからか開いていないところもありましたが、どの建物も素敵な見た目でした笑<br /><br />じきに日が暮れそうだったので、この日の観光はここまで。<br />フレシチャーティク通り周辺で夕食をとります。<br /><br />

    境内には聖堂以外にもいろいろな建物があります。
    オフシーズンだからか開いていないところもありましたが、どの建物も素敵な見た目でした笑

    じきに日が暮れそうだったので、この日の観光はここまで。
    フレシチャーティク通り周辺で夕食をとります。

  • キーウには、数ヶ月に及ぶ旅行中ずっと楽しみにしていた飲食店があります。<br />それがここ、「麺屋武蔵」!<br />日本でおなじみのラーメン店ですがウクライナの方々にも人気のようで、なんとキーウ市内に6店舗も出店しています笑<br /><br />店内はラーメン屋にしてはおしゃれな雰囲気でした。<br />ディナーには早い時間帯だったので空いており、<br />女性の店員さんが客席に座ってスマホをいじっているのが海外っぽかったです笑

    キーウには、数ヶ月に及ぶ旅行中ずっと楽しみにしていた飲食店があります。
    それがここ、「麺屋武蔵」!
    日本でおなじみのラーメン店ですがウクライナの方々にも人気のようで、なんとキーウ市内に6店舗も出店しています笑

    店内はラーメン屋にしてはおしゃれな雰囲気でした。
    ディナーには早い時間帯だったので空いており、
    女性の店員さんが客席に座ってスマホをいじっているのが海外っぽかったです笑

  • メニューはウクライナ語・ロシア語・英語併記でしたが、基本的に日本語由来の言葉ばかりなので注文は簡単です。<br /><br />今回食べたのはイカ墨を使った「黒」ラーメン。<br />異国で食すラーメンは、我が家に戻ったかのような安心感をもたらしてくれました笑<br />ヨーロッパの日本食レストランでラーメンを食べると千円を超えることもざらですが、お値段はXLサイズで155フリヴニャ~(≒570円)と良心的な価格でした。

    メニューはウクライナ語・ロシア語・英語併記でしたが、基本的に日本語由来の言葉ばかりなので注文は簡単です。

    今回食べたのはイカ墨を使った「黒」ラーメン。
    異国で食すラーメンは、我が家に戻ったかのような安心感をもたらしてくれました笑
    ヨーロッパの日本食レストランでラーメンを食べると千円を超えることもざらですが、お値段はXLサイズで155フリヴニャ~(≒570円)と良心的な価格でした。

  • 接客してくれたイケメンの店員さん。<br />英語が通じたので助かりました。<br />「日本人からするとヨーロッパの人がその格好してるとすごく映えるんだよね」というと、「ああそうだろうね、分かるよ」といって快く写真を撮らせてくれました笑<br /><br />素敵な店だったので、またキエフに来ることがあったらぜひ再訪したいと思います笑

    接客してくれたイケメンの店員さん。
    英語が通じたので助かりました。
    「日本人からするとヨーロッパの人がその格好してるとすごく映えるんだよね」というと、「ああそうだろうね、分かるよ」といって快く写真を撮らせてくれました笑

    素敵な店だったので、またキエフに来ることがあったらぜひ再訪したいと思います笑

  • 1,2日目は曇りでどんよりとした雰囲気でしたが、3日目は晴天!<br />今朝は中心部からやや離れたドニエプル川沿いの教会へ行きます。<br /><br />こちらは教会の最寄り駅、アルセナリナ(Арсена?льна)駅。<br />後日知ったのですがプラットホームから地上までの深さは105.5mもあり、世界で一番深い地下鉄駅だそうです。<br />日本一深い都営大江戸線・六本木駅は深さ42.3mなので、約2.5倍もの深さといことになります。<br />

    1,2日目は曇りでどんよりとした雰囲気でしたが、3日目は晴天!
    今朝は中心部からやや離れたドニエプル川沿いの教会へ行きます。

    こちらは教会の最寄り駅、アルセナリナ(Арсена?льна)駅。
    後日知ったのですがプラットホームから地上までの深さは105.5mもあり、世界で一番深い地下鉄駅だそうです。
    日本一深い都営大江戸線・六本木駅は深さ42.3mなので、約2.5倍もの深さといことになります。

    アルセナリナ駅

  • 駅から10分ほど歩くと、「永遠の栄光」の名を冠する戦没者祈念公園がありました。<br />公園の中央には、無名戦士の記念碑が朝日を背景にそびえていました。

    駅から10分ほど歩くと、「永遠の栄光」の名を冠する戦没者祈念公園がありました。
    公園の中央には、無名戦士の記念碑が朝日を背景にそびえていました。

    無名戦士の墓 モニュメント・記念碑

  • さらに10分ほど歩いて、ペチェールスカヤ大修道院に到着。<br />ちょうどミサの時間だったようで地元の方々が聖堂へ向かっていました。<br />観光客は拝観料を支払いますが、学割で40フリヴニャ(≒140円)ととても良心的でした。<br /><br />聖堂の中に入って邪魔をしては申し訳ないと思い、まずは鐘塔へ。<br />

    さらに10分ほど歩いて、ペチェールスカヤ大修道院に到着。
    ちょうどミサの時間だったようで地元の方々が聖堂へ向かっていました。
    観光客は拝観料を支払いますが、学割で40フリヴニャ(≒140円)ととても良心的でした。

    聖堂の中に入って邪魔をしては申し訳ないと思い、まずは鐘塔へ。

    キエフ 聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群 キエフ ペチェールスカヤ大修道院   寺院・教会

  • 晴れたこともあって鐘塔からの眺めは最高でした。<br />朝日に照らされて輝く黄金ドーム、その後ろを流れる雄大なドニエプル川、奥に広がる郊外のビル群。<br /><br />長旅の疲れもすっかり浄化され、とても清々しい気持ちになりました。<br />

    晴れたこともあって鐘塔からの眺めは最高でした。
    朝日に照らされて輝く黄金ドーム、その後ろを流れる雄大なドニエプル川、奥に広がる郊外のビル群。

    長旅の疲れもすっかり浄化され、とても清々しい気持ちになりました。

  • 川側から見た聖堂。<br />カラフルな聖人画、白の外壁、そして黄金ドームがとても美しいです。<br /><br />ミサが終わったタイミングで内部を拝観しました。<br />まだ信者の方々がいらっしゃったので撮影は控えましたが、<br />とても状態の良いきらびやかなイコノスタシスを観ながら至福のひと時を過ごせました。

    川側から見た聖堂。
    カラフルな聖人画、白の外壁、そして黄金ドームがとても美しいです。

    ミサが終わったタイミングで内部を拝観しました。
    まだ信者の方々がいらっしゃったので撮影は控えましたが、
    とても状態の良いきらびやかなイコノスタシスを観ながら至福のひと時を過ごせました。

  • 2日目に訪れた聖ソフィア大聖堂と同様に、境内にはいくつかの建物があります。<br /><br />なかには宝物館もあり、正教会ならではの貴重な宝物が展示されていました。

    2日目に訪れた聖ソフィア大聖堂と同様に、境内にはいくつかの建物があります。

    なかには宝物館もあり、正教会ならではの貴重な宝物が展示されていました。

  • バスと地下鉄を乗り継いで次に向かったのは、聖ミハイル黄金ドーム修道院!<br />聖ソフィア大聖堂の鐘塔から見えた教会です。<br /><br />

    バスと地下鉄を乗り継いで次に向かったのは、聖ミハイル黄金ドーム修道院!
    聖ソフィア大聖堂の鐘塔から見えた教会です。

    聖ミハイルの黄金ドーム修道院 寺院・教会

  • 鐘塔から見た聖堂。<br />聖ソフィア大聖堂の聖堂と形状は似ていますが、薄い水色の外壁が青空によく映えます笑

    鐘塔から見た聖堂。
    聖ソフィア大聖堂の聖堂と形状は似ていますが、薄い水色の外壁が青空によく映えます笑

  • 聖堂のイコノスタシス。<br />こちらもまた装飾が見事でした。

    聖堂のイコノスタシス。
    こちらもまた装飾が見事でした。

  • 聖堂の内部は薄暗く厳かな雰囲気でしたが、その中で聖母子のイコンはひときわ神々しく光り輝いていました。

    聖堂の内部は薄暗く厳かな雰囲気でしたが、その中で聖母子のイコンはひときわ神々しく光り輝いていました。

  • 晴れて気持ちが良かったので、昨日訪れた聖アンドレイ教会へ散歩しました。<br />曇り空でも十分綺麗でしたが、やはり晴天だと格別の美しさです笑

    晴れて気持ちが良かったので、昨日訪れた聖アンドレイ教会へ散歩しました。
    曇り空でも十分綺麗でしたが、やはり晴天だと格別の美しさです笑

    聖アンドレイ教会 寺院・教会

  • 最後にやってきたのは黄金の門。<br />中世キーウの城郭にあった門を再現したものです。<br /><br />組曲『展覧会の絵』のクライマックス、「キエフの大門」は<br />この門を描いた絵からインスパイアされたものです。<br /><br />『展覧会の絵』はクラシックの中でも一番好きな組曲で、<br />長いこと親しんできた壮大な音楽を聴きながらここに立つと、<br />遠い異国へはるばるやってきたのだとしみじみ感じられました。<br /><br />本来なら中も観覧できるのですがオフシーズンのため開いておらず、、、<br />ぜひまたこの街に訪れようと思いました笑<br /><br /><br />

    最後にやってきたのは黄金の門。
    中世キーウの城郭にあった門を再現したものです。

    組曲『展覧会の絵』のクライマックス、「キエフの大門」は
    この門を描いた絵からインスパイアされたものです。

    『展覧会の絵』はクラシックの中でも一番好きな組曲で、
    長いこと親しんできた壮大な音楽を聴きながらここに立つと、
    遠い異国へはるばるやってきたのだとしみじみ感じられました。

    本来なら中も観覧できるのですがオフシーズンのため開いておらず、、、
    ぜひまたこの街に訪れようと思いました笑


    黄金の門 建造物

  • これ以上ないくらい良い天気で心も澄み渡り、とても満足した気持ちでキーウの街歩きを終えました。<br /><br />この後は乗り合いバスで隣国ベラルーシの首都ミンスクへ!<br />ミンスクでの観光の様子はこちらの旅行記でご紹介します。<br />https://4travel.jp/travelogue/11672446

    これ以上ないくらい良い天気で心も澄み渡り、とても満足した気持ちでキーウの街歩きを終えました。

    この後は乗り合いバスで隣国ベラルーシの首都ミンスクへ!
    ミンスクでの観光の様子はこちらの旅行記でご紹介します。
    https://4travel.jp/travelogue/11672446

  • (2022年2月22日追記)<br />キーウ市内の道路標識。<br />上から二番目には「ドネツク」の文字があります。<br />このときのウクライナ情勢は、ロシアによるクリミア・東部2州侵略から6年経ち、小康状態にありました。<br /><br />2022年2月21日、ロシアはウクライナ国内の親露派テロ組織「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」の独立を承認しました。<br />ウクライナ情勢は予断を許さない状況にありますが、平和なウクライナを再訪できる日を心より祈念しています。<br /><br /><br />

    (2022年2月22日追記)
    キーウ市内の道路標識。
    上から二番目には「ドネツク」の文字があります。
    このときのウクライナ情勢は、ロシアによるクリミア・東部2州侵略から6年経ち、小康状態にありました。

    2022年2月21日、ロシアはウクライナ国内の親露派テロ組織「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」の独立を承認しました。
    ウクライナ情勢は予断を許さない状況にありますが、平和なウクライナを再訪できる日を心より祈念しています。


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