キーウ (キエフ)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
大学生トラベラー・かすぱるです!<br /><br />今から4年前、2019年12月~翌3月にかけて大学生活の集大成として五大陸周遊旅行をしました。<br />今回は、そのうち2月下旬以降に周った中東(イスラエル、パレスチナ)と東欧(ルーマニア、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシ、バルト三国、ロシア)について、この4年間のうちに起こった激動の情勢変化を踏まえて振り返りたいと思います。<br /><br />なお、これ以前の旅程についてはこちらでまとめています!<br /><br />『東南アジア・北欧』<br />https://4travel.jp/travelogue/11693108<br />『Disneyland Paris とパリ周辺』<br />https://4travel.jp/travelogue/11693267<br />『モロッコ・南欧』<br />https://4travel.jp/travelogue/11694311<br />『バルカン半島』<br />https://4travel.jp/travelogue/11694768<br />『南北アメリカとWalt Disney World』<br />https://4travel.jp/travelogue/11695379<br /><br />この旅行記は、ロシアによるウクライナ侵攻が2022年2月24日に始まってから丸2年経つことを契機に書き記しました。ここで取り上げた地域の人々に一刻も早く平穏な日々が訪れるよう祈念しています。

【五大陸周遊 総集編⑥】中東・東欧編 ~「今」から振り返るウクライナ、パレスチナ~

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2020/02/23 - 2020/03/15

303位(同エリア393件中)

かすぱる

かすぱるさん

大学生トラベラー・かすぱるです!

今から4年前、2019年12月~翌3月にかけて大学生活の集大成として五大陸周遊旅行をしました。
今回は、そのうち2月下旬以降に周った中東(イスラエル、パレスチナ)と東欧(ルーマニア、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシ、バルト三国、ロシア)について、この4年間のうちに起こった激動の情勢変化を踏まえて振り返りたいと思います。

なお、これ以前の旅程についてはこちらでまとめています!

『東南アジア・北欧』
https://4travel.jp/travelogue/11693108
『Disneyland Paris とパリ周辺』
https://4travel.jp/travelogue/11693267
『モロッコ・南欧』
https://4travel.jp/travelogue/11694311
『バルカン半島』
https://4travel.jp/travelogue/11694768
『南北アメリカとWalt Disney World』
https://4travel.jp/travelogue/11695379

この旅行記は、ロシアによるウクライナ侵攻が2022年2月24日に始まってから丸2年経つことを契機に書き記しました。ここで取り上げた地域の人々に一刻も早く平穏な日々が訪れるよう祈念しています。

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  • 2020年2月23日、パリ・CDG空港から空路でイスラエルの玄関口・ベングリオン国際空港へ到着。<br />イスラエルの入国審査は厳しいことで有名ですが、このときは更に緊張の走る状況でした。<br /><br />この日の前夜、イスラエル政府はコロナウイルス対策として過去30日以内に日本に滞在していた旅行者に対して入国を禁止する旨を発表しました。<br />(突然の発表に混乱があったのか、これが適用されるのは2月24日以降ということになりました)<br />私は2019年12月に日本を出国してから主にヨーロッパに滞在していたため、この条件にはあてはまらず問題なく入国できると踏んでいましたが、日本のパスポートゆえ審査は厳しくなるものと予想されました。<br />これが後に厄介なトラブルのもととなります...

    2020年2月23日、パリ・CDG空港から空路でイスラエルの玄関口・ベングリオン国際空港へ到着。
    イスラエルの入国審査は厳しいことで有名ですが、このときは更に緊張の走る状況でした。

    この日の前夜、イスラエル政府はコロナウイルス対策として過去30日以内に日本に滞在していた旅行者に対して入国を禁止する旨を発表しました。
    (突然の発表に混乱があったのか、これが適用されるのは2月24日以降ということになりました)
    私は2019年12月に日本を出国してから主にヨーロッパに滞在していたため、この条件にはあてはまらず問題なく入国できると踏んでいましたが、日本のパスポートゆえ審査は厳しくなるものと予想されました。
    これが後に厄介なトラブルのもととなります...

    ベン・グリオン国際空港 (TLV) 空港

  • 入国審査では一旦別室送りになったものの、滞在歴に問題はなかったため無事入国できました。<br />入国スタンプ代わりの滞在許可証を受け取ったときの安心感と達成感は今でも鮮明に覚えています笑

    入国審査では一旦別室送りになったものの、滞在歴に問題はなかったため無事入国できました。
    入国スタンプ代わりの滞在許可証を受け取ったときの安心感と達成感は今でも鮮明に覚えています笑

  • ベングリオン空港から電車に乗り、まずはテルアビブの中心地へ向かいました

    ベングリオン空港から電車に乗り、まずはテルアビブの中心地へ向かいました

  • テルアビブのビーチ。<br />宗教色が強く、ともすれば閉鎖的なイスラエルですが、こうした沿岸部は開放的な空気感が漂います

    テルアビブのビーチ。
    宗教色が強く、ともすれば閉鎖的なイスラエルですが、こうした沿岸部は開放的な空気感が漂います

  • 聖地エルサレムへ。<br />キリスト教の聖地(聖墳墓教会)、ユダヤ教の聖地(嘆きの壁)は異教徒でも見学できました。<br />イスラム教の聖地(岩のドーム)も見学したかったのですが、そこへ続く通路の途中でイスラム教徒以外立ち入り禁止だと阻まれてしまいました

    聖地エルサレムへ。
    キリスト教の聖地(聖墳墓教会)、ユダヤ教の聖地(嘆きの壁)は異教徒でも見学できました。
    イスラム教の聖地(岩のドーム)も見学したかったのですが、そこへ続く通路の途中でイスラム教徒以外立ち入り禁止だと阻まれてしまいました

    聖墳墓教会 寺院・教会

  • パレスチナにも入境し、聖書に登場する聖地を巡りました<br />これはキリストが悪魔の誘惑を退けた洞窟。<br />ヨーロッパからの巡礼者に混じって見学しました

    パレスチナにも入境し、聖書に登場する聖地を巡りました
    これはキリストが悪魔の誘惑を退けた洞窟。
    ヨーロッパからの巡礼者に混じって見学しました

  • ベツレヘムの降誕教会。<br />欧米の観光客ともども入ろうとしたところ「お前はダメだ」と係員に阻まれました。<br />このときは確かに日本など東アジアでコロナウイルスの感染者数が増えていた時期でしたが、一方で西欧やアメリカでも急増していた時期でした。<br />パスポートを見せ、「そもそも直近3ヶ月日本から離れている、あの人たち(欧米人)と何も変わりないはずだ」と言ってもガンとして聞かず。他の欧米人も見て見ぬふり、完全にアウェーです。<br /><br />あからさまな差別に憤慨していると、一人のアメリカ人が「USでも感染者はいる。彼を入れないなら、我々とて入れないはずだ」と援護してくれました。なんと勇気ある行動、そんなこと言い出したら自分たちの立場も危うくなるのに見知らぬ異邦人を助けてくれるのか、と感激しました。思わず涙が出たほどでした。<br />結局中には入れませんでしたが、良きアメリカ人との出会いは貴重なものだったと思います<br /><br />パレスチナは親日国だと聞いていました。ただこの一件以来、私はパレスチナに対して心情的に寄り添うことはできなくなりました<br />社会人になってウズベキスタン、サウジアラビアなどを旅して回りイスラム社会全般に対しては好印象を持っていますが、それでもあの時の心のしこりは残り続けています

    ベツレヘムの降誕教会。
    欧米の観光客ともども入ろうとしたところ「お前はダメだ」と係員に阻まれました。
    このときは確かに日本など東アジアでコロナウイルスの感染者数が増えていた時期でしたが、一方で西欧やアメリカでも急増していた時期でした。
    パスポートを見せ、「そもそも直近3ヶ月日本から離れている、あの人たち(欧米人)と何も変わりないはずだ」と言ってもガンとして聞かず。他の欧米人も見て見ぬふり、完全にアウェーです。

    あからさまな差別に憤慨していると、一人のアメリカ人が「USでも感染者はいる。彼を入れないなら、我々とて入れないはずだ」と援護してくれました。なんと勇気ある行動、そんなこと言い出したら自分たちの立場も危うくなるのに見知らぬ異邦人を助けてくれるのか、と感激しました。思わず涙が出たほどでした。
    結局中には入れませんでしたが、良きアメリカ人との出会いは貴重なものだったと思います

    パレスチナは親日国だと聞いていました。ただこの一件以来、私はパレスチナに対して心情的に寄り添うことはできなくなりました
    社会人になってウズベキスタン、サウジアラビアなどを旅して回りイスラム社会全般に対しては好印象を持っていますが、それでもあの時の心のしこりは残り続けています

    降誕教会 (聖誕教会) / イエスの生誕地: ベツレヘムの聖誕教会と巡礼の道 寺院・教会

  • パレスチナからイスラエルに戻る際にも一悶着ありました。<br />パスポートを見せて自動ゲートを通ろうとしたところを阻まれたのです。<br /><br />ガラス窓の向こうにいる係員を見ると、おそらく徴兵で配属された10代後半くらいの兵士がいました。先述のコロナ規制を理由に止めてきたのですが、そもそも3ヶ月間のイスラエル滞在許可を取得しているので問題はないはずでした。パレスチナには空港がないのでイスラエルに入れないと立往生となるのですが、それを知った上での嫌がらせでした。<br /><br />困惑していると10代の兵士はせせら笑って、こちらが困っているのを面白がっているかのようなナメ腐った態度を取ってきたので、「お前じゃ話にならん。上官を呼べ」と言うと、上官と思しきおっさんがやってきました。この人もまた邪険な態度でしたが、「エルサレムの宿に荷物があるんだ。イスラエルに入らないことには空港から出国することもできないだろ」と言い詰めるとめんどくさそうな顔をしながら「通っていい。ただしここからタクシーで空港へ直接行くこと」と言い、さっさと行けみたいな素振りをしてきました。<br /><br />心底腹が立ちましたが、入管施設を出てから見張っている様子もなかったのでバスでエルサレムのホテルへと戻り、イスラエル観光を再開しました

    パレスチナからイスラエルに戻る際にも一悶着ありました。
    パスポートを見せて自動ゲートを通ろうとしたところを阻まれたのです。

    ガラス窓の向こうにいる係員を見ると、おそらく徴兵で配属された10代後半くらいの兵士がいました。先述のコロナ規制を理由に止めてきたのですが、そもそも3ヶ月間のイスラエル滞在許可を取得しているので問題はないはずでした。パレスチナには空港がないのでイスラエルに入れないと立往生となるのですが、それを知った上での嫌がらせでした。

    困惑していると10代の兵士はせせら笑って、こちらが困っているのを面白がっているかのようなナメ腐った態度を取ってきたので、「お前じゃ話にならん。上官を呼べ」と言うと、上官と思しきおっさんがやってきました。この人もまた邪険な態度でしたが、「エルサレムの宿に荷物があるんだ。イスラエルに入らないことには空港から出国することもできないだろ」と言い詰めるとめんどくさそうな顔をしながら「通っていい。ただしここからタクシーで空港へ直接行くこと」と言い、さっさと行けみたいな素振りをしてきました。

    心底腹が立ちましたが、入管施設を出てから見張っている様子もなかったのでバスでエルサレムのホテルへと戻り、イスラエル観光を再開しました

  • エルサレムから高速バスに乗って、キリストが育った地ナザレへ向かいました。ここでは差別的な言動に遭うこともなく、楽しく観光できました<br /><br />【五大陸周遊】世界のキリスト教信仰に触れるナザレ教会巡り<br />https://4travel.jp/travelogue/11682852<br />

    エルサレムから高速バスに乗って、キリストが育った地ナザレへ向かいました。ここでは差別的な言動に遭うこともなく、楽しく観光できました

    【五大陸周遊】世界のキリスト教信仰に触れるナザレ教会巡り
    https://4travel.jp/travelogue/11682852

  • ナザレからバスに乗り、ガリラヤ湖畔の史跡を巡りました。<br /><br />ここでフランス人に親切をしたら、のちにドイツ人がヒッチハイクさせてくれたり、バスが来なくて困っていると親切な現地人がこれまたヒッチハイクさせてくれたりと、人々の優しさに恵まれました。<br /><br />【五大陸周遊】人の優しさに触れるガリラヤ湖畔巡り<br />https://4travel.jp/travelogue/11691886<br /><br />先述のトラブルもありイスラエル政府に対しては悪印象しかないのですが、善い人もいれば悪い人もいる、ということだと感じました。<br />(結局のところイスラエル、パレスチナ双方に対して良い印象がないので、どちらに加担することもなく冷ややかに中立的な立場を取っている、というのが今の私です)

    ナザレからバスに乗り、ガリラヤ湖畔の史跡を巡りました。

    ここでフランス人に親切をしたら、のちにドイツ人がヒッチハイクさせてくれたり、バスが来なくて困っていると親切な現地人がこれまたヒッチハイクさせてくれたりと、人々の優しさに恵まれました。

    【五大陸周遊】人の優しさに触れるガリラヤ湖畔巡り
    https://4travel.jp/travelogue/11691886

    先述のトラブルもありイスラエル政府に対しては悪印象しかないのですが、善い人もいれば悪い人もいる、ということだと感じました。
    (結局のところイスラエル、パレスチナ双方に対して良い印象がないので、どちらに加担することもなく冷ややかに中立的な立場を取っている、というのが今の私です)

    山上の錘訓教会 寺院・教会

  • そうしてイスラエルを脱出し、自分にとっての「安全圏」であるEU域内に戻りました。<br />やってきたのはルーマニアの首都ブカレスト。<br />ここから陸路で北上し、東欧の国々を巡ります<br /><br />【五大陸周遊】近現代史を感じるブカレスト街歩き<br />https://4travel.jp/travelogue/11675993

    そうしてイスラエルを脱出し、自分にとっての「安全圏」であるEU域内に戻りました。
    やってきたのはルーマニアの首都ブカレスト。
    ここから陸路で北上し、東欧の国々を巡ります

    【五大陸周遊】近現代史を感じるブカレスト街歩き
    https://4travel.jp/travelogue/11675993

  • ブカレストから寝台列車に乗り、隣国モルドバの首都キシナウへ。<br />ルーマニアとモルドバは同じ民族同士の姉妹国なのですが、方やEUの恩恵を受ける国、方や旧ソ連の貧しい国というギャップを考えさせられました<br /><br />【五大陸周遊】なんもないとは言わせない!モルドバの首都で歴史散歩<br />https://4travel.jp/travelogue/11674524

    ブカレストから寝台列車に乗り、隣国モルドバの首都キシナウへ。
    ルーマニアとモルドバは同じ民族同士の姉妹国なのですが、方やEUの恩恵を受ける国、方や旧ソ連の貧しい国というギャップを考えさせられました

    【五大陸周遊】なんもないとは言わせない!モルドバの首都で歴史散歩
    https://4travel.jp/travelogue/11674524

    キシナウ 散歩・街歩き

  • モルドバから寝台列車でウクライナの首都キーウ(当時の呼び方ではキエフ)へ。<br />このとき乗った列車はウクライナを経てロシアの首都モスクワまで直通しており、ロシアによる侵攻により両国関係がズタボロになった今では考えられないほど情勢が落ち着いていました<br /><br />【五大陸周遊】モルドバ→ウクライナ 夜行列車で国境越え!<br />https://4travel.jp/travelogue/11742196

    モルドバから寝台列車でウクライナの首都キーウ(当時の呼び方ではキエフ)へ。
    このとき乗った列車はウクライナを経てロシアの首都モスクワまで直通しており、ロシアによる侵攻により両国関係がズタボロになった今では考えられないほど情勢が落ち着いていました

    【五大陸周遊】モルドバ→ウクライナ 夜行列車で国境越え!
    https://4travel.jp/travelogue/11742196

    キエフ旅客駅

  • キーウはとても美しい街。<br />カラフルで壮麗な教会や大聖堂に心を洗われ、100日間の五大陸周遊の中でもひときわ思い出深い滞在となりました<br /><br />【五大陸周遊】教会群に心を癒されるキーウ(キエフ)街歩き<br />https://4travel.jp/travelogue/11673584<br /><br />ウクライナ軍がキーウを守り抜き、こうした美しい聖堂が今なおその姿を保っているのに安心する一方、ロシアによるミサイル攻撃などの蛮行を耳にするたびに憤りを感じます

    キーウはとても美しい街。
    カラフルで壮麗な教会や大聖堂に心を洗われ、100日間の五大陸周遊の中でもひときわ思い出深い滞在となりました

    【五大陸周遊】教会群に心を癒されるキーウ(キエフ)街歩き
    https://4travel.jp/travelogue/11673584

    ウクライナ軍がキーウを守り抜き、こうした美しい聖堂が今なおその姿を保っているのに安心する一方、ロシアによるミサイル攻撃などの蛮行を耳にするたびに憤りを感じます

  • キーウから北上し、ベラルーシへ入国。<br />バスの遅延によりビザの期限が危うくなり、入国にとても手間取りました…<br />後にも先にも入国に 時間もかかったのはここだけで、こちらも書面上問題なかったので無事通過したものの心労がたたりました<br /><br />【五大陸周遊2020】ウクライナ→ベラルーシ 魔の国境越え<br />https://4travel.jp/travelogue/11741323<br /><br />このとき通った道のりは後にロシア軍のキーウ進軍に使われました<br />キーウこそ侵攻を耐え抜いたものの、沿道のチェルニヒウなどは凄惨な被害を受けました

    キーウから北上し、ベラルーシへ入国。
    バスの遅延によりビザの期限が危うくなり、入国にとても手間取りました…
    後にも先にも入国に 時間もかかったのはここだけで、こちらも書面上問題なかったので無事通過したものの心労がたたりました

    【五大陸周遊2020】ウクライナ→ベラルーシ 魔の国境越え
    https://4travel.jp/travelogue/11741323

    このとき通った道のりは後にロシア軍のキーウ進軍に使われました
    キーウこそ侵攻を耐え抜いたものの、沿道のチェルニヒウなどは凄惨な被害を受けました

  • ルカシェンコ大統領のもと、ソ連からの分離独立後も独裁体制が続くベラルーシ。<br />訪問時は情勢が落ち着いていましたが、この翌年に民主化運動がベラルーシ全土で起きているのを知り、自由化・民主化の兆しに大いに沸き立ちました<br /><br />しかしこの運動は政権側に弾圧され、更にベラルーシが戦争でロシアの片棒を担いだことから、民主化したベラルーシを再訪するという淡い期待は打ち砕かれました<br /><br />【五大陸周遊】民主化運動前夜?のミンスク街歩き<br />https://4travel.jp/travelogue/11672446

    ルカシェンコ大統領のもと、ソ連からの分離独立後も独裁体制が続くベラルーシ。
    訪問時は情勢が落ち着いていましたが、この翌年に民主化運動がベラルーシ全土で起きているのを知り、自由化・民主化の兆しに大いに沸き立ちました

    しかしこの運動は政権側に弾圧され、更にベラルーシが戦争でロシアの片棒を担いだことから、民主化したベラルーシを再訪するという淡い期待は打ち砕かれました

    【五大陸周遊】民主化運動前夜?のミンスク街歩き
    https://4travel.jp/travelogue/11672446

    ミンスク 散歩・街歩き

  • ベラルーシを出てリトアニアへ入国。ここからバルト三国を北上します<br />再び「安全圏」へ入ったことへの安堵からか、リトアニアの首都ヴィリニュスではとてもゆったり過ごせました笑<br /><br />【五大陸周遊】リトアニア首都ヴィリニュス ゆったり一日観光<br />https://4travel.jp/travelogue/11622024

    ベラルーシを出てリトアニアへ入国。ここからバルト三国を北上します
    再び「安全圏」へ入ったことへの安堵からか、リトアニアの首都ヴィリニュスではとてもゆったり過ごせました笑

    【五大陸周遊】リトアニア首都ヴィリニュス ゆったり一日観光
    https://4travel.jp/travelogue/11622024

    大聖堂 (アルキカテドゥラ) 寺院・教会

  • 続いて向かったのは、リトアニア第二の都市カウナス。<br />「命のビザ」で知られる杉原千畝の名跡を辿りました<br /><br />【五大陸周遊】杉原千畝ゆかりのカウナスゆったり一日観光<br />https://4travel.jp/travelogue/11621967

    続いて向かったのは、リトアニア第二の都市カウナス。
    「命のビザ」で知られる杉原千畝の名跡を辿りました

    【五大陸周遊】杉原千畝ゆかりのカウナスゆったり一日観光
    https://4travel.jp/travelogue/11621967

    カウナス城 城・宮殿

  • ラトビアの首都リガへ。<br />リガの旧市街は小奇麗でメルヘンな感じがして、散策していて気持ちが上がりました笑<br /><br />五大陸周遊】リガ旧市街ゆったり一日観光<br />https://4travel.jp/travelogue/11621971

    ラトビアの首都リガへ。
    リガの旧市街は小奇麗でメルヘンな感じがして、散策していて気持ちが上がりました笑

    五大陸周遊】リガ旧市街ゆったり一日観光
    https://4travel.jp/travelogue/11621971

    リガ歴史地区 旧市街・古い町並み

  • リトアニア、ラトビアときてエストニアへ。<br />首都タリンは対岸がフィンランドという北欧らしい土地柄ですが、一方でソ連時代の凄惨な歴史を学ぶことで考えさせられるものがありました<br /><br />【五大陸周遊】タリンゆったり一日観光<br />https://4travel.jp/travelogue/11621283

    リトアニア、ラトビアときてエストニアへ。
    首都タリンは対岸がフィンランドという北欧らしい土地柄ですが、一方でソ連時代の凄惨な歴史を学ぶことで考えさせられるものがありました

    【五大陸周遊】タリンゆったり一日観光
    https://4travel.jp/travelogue/11621283

    アレクサンドル ネフスキー大聖堂 寺院・教会

  • エストニアからバスに乗り、100日間に及ぶ五大陸周遊で最後の国・ロシアへ。<br />帝都サンクトペテルブルグはロシアの陰鬱なイメージを払拭させるほど華々しく、その優美な雰囲気にとても惹かれました笑<br /><br />【五大陸周遊】サンクトペテルブルクゆったり観光1日目<br />https://4travel.jp/travelogue/11614566

    エストニアからバスに乗り、100日間に及ぶ五大陸周遊で最後の国・ロシアへ。
    帝都サンクトペテルブルグはロシアの陰鬱なイメージを払拭させるほど華々しく、その優美な雰囲気にとても惹かれました笑

    【五大陸周遊】サンクトペテルブルクゆったり観光1日目
    https://4travel.jp/travelogue/11614566

    カザン大聖堂 寺院・教会

  • 中でもエルミタージュ美術館はこれまで見てきたヨーロッパ中の宮殿にも引けを取らない壮麗さで、ひたすら感嘆しました笑

    中でもエルミタージュ美術館はこれまで見てきたヨーロッパ中の宮殿にも引けを取らない壮麗さで、ひたすら感嘆しました笑

    エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • サンクトペテルブルグから高速列車で首都モスクワへ<br /><br />ロシアの高速鉄道・サプサン号 サンクトペテルブルク→モスクワ 旅行記<br />https://4travel.jp/travelogue/11619914

    サンクトペテルブルグから高速列車で首都モスクワへ

    ロシアの高速鉄道・サプサン号 サンクトペテルブルク→モスクワ 旅行記
    https://4travel.jp/travelogue/11619914

  • モスクワは東側世界の総本山といえる都市。<br />冷戦時代の暗いイメージとは対照的に、場所によっては西側のようにキラキラした雰囲気もあるのにギャップを感じました。

    モスクワは東側世界の総本山といえる都市。
    冷戦時代の暗いイメージとは対照的に、場所によっては西側のようにキラキラした雰囲気もあるのにギャップを感じました。

  • 仮想敵国の中枢ともいうべきクレムリンの赤壁が見えたときは、えも言われぬ興奮がありました笑

    仮想敵国の中枢ともいうべきクレムリンの赤壁が見えたときは、えも言われぬ興奮がありました笑

  • この年できたばかりのディズニー風(?)テーマパークにも行きました笑<br /><br />【2020年2月開園】モスクワの新テーマパーク・ &quot;ドリーム・アイランド&quot;へ!①<br />https://4travel.jp/travelogue/11616653<br />【2020年2月開園】モスクワの新テーマパーク・ &quot;ドリーム・アイランド&quot;へ!②<br />https://4travel.jp/travelogue/11617299

    この年できたばかりのディズニー風(?)テーマパークにも行きました笑

    【2020年2月開園】モスクワの新テーマパーク・ "ドリーム・アイランド"へ!①
    https://4travel.jp/travelogue/11616653
    【2020年2月開園】モスクワの新テーマパーク・ "ドリーム・アイランド"へ!②
    https://4travel.jp/travelogue/11617299

    ドリーム アイランド テーマパーク・動物園・水族館・植物園

  • そしてこの旅で最後の経由地、ノヴォシビルスクへ<br />シベリア最大の都市であるノヴォシビルスクでは、暖冬だったこの年でも雪が積もっており、北海道に似たような親近感を持ちました笑<br /><br />【五大陸周遊】ノヴォシビルスクで1day トランジット観光!<br />https://4travel.jp/travelogue/11613231

    そしてこの旅で最後の経由地、ノヴォシビルスクへ
    シベリア最大の都市であるノヴォシビルスクでは、暖冬だったこの年でも雪が積もっており、北海道に似たような親近感を持ちました笑

    【五大陸周遊】ノヴォシビルスクで1day トランジット観光!
    https://4travel.jp/travelogue/11613231

  • ノヴォシビルスクではロシアらしくバレエ『ロミオとジュリエット』を鑑賞。<br />このときバレエの芸術性にいたく感動し、帰国後もウクライナのバレエ団の来日公演を鑑賞するなど、すっかりハマりました笑

    ノヴォシビルスクではロシアらしくバレエ『ロミオとジュリエット』を鑑賞。
    このときバレエの芸術性にいたく感動し、帰国後もウクライナのバレエ団の来日公演を鑑賞するなど、すっかりハマりました笑

    ノヴォシビルスクの国立オペラ バレエ劇場 劇場・ホール・ショー

  • この旅で最後に乗ったのは、S7航空のノヴォシビルスク→成田便。<br />この翌月にはコロナ禍で運休となり、ロシアによるウクライナ侵攻後はS7航空含むロシアの航空会社が全て日本の空域から出禁となりました。<br />そのため今となっては幻の航空便です。<br /><br />【五大陸周遊】S7航空 ノヴォシビルスク→成田 搭乗記<br />https://4travel.jp/travelogue/11612916<br /><br />ロシア、とりわけサンクトペテルブルクは観光地としての魅力に溢れていて、帰国してからも耽美に浸っていました。<br />今回訪れた都市以外にも、ウラジオストク、ハバロフスク、イルクーツク、カザン、ムルマンスクなど行ってみたい都市はたくさんありました。コロナが明けたらまた行きたい…!と思っていました。<br />しかし独裁者の蛮行によってそれが憚られるようになってしまったのは、裏切られたような気持ちで、残念な限りです<br /><br />~~~~~<br /><br />そのぽっかり空いた穴を埋めるように、コロナ明けの2023年は旧ソ連のウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタンを訪れました<br />いつの日かウクライナもロシアも、晴れ晴れした気持ちで再訪できることを切に願っています

    この旅で最後に乗ったのは、S7航空のノヴォシビルスク→成田便。
    この翌月にはコロナ禍で運休となり、ロシアによるウクライナ侵攻後はS7航空含むロシアの航空会社が全て日本の空域から出禁となりました。
    そのため今となっては幻の航空便です。

    【五大陸周遊】S7航空 ノヴォシビルスク→成田 搭乗記
    https://4travel.jp/travelogue/11612916

    ロシア、とりわけサンクトペテルブルクは観光地としての魅力に溢れていて、帰国してからも耽美に浸っていました。
    今回訪れた都市以外にも、ウラジオストク、ハバロフスク、イルクーツク、カザン、ムルマンスクなど行ってみたい都市はたくさんありました。コロナが明けたらまた行きたい…!と思っていました。
    しかし独裁者の蛮行によってそれが憚られるようになってしまったのは、裏切られたような気持ちで、残念な限りです

    ~~~~~

    そのぽっかり空いた穴を埋めるように、コロナ明けの2023年は旧ソ連のウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタンを訪れました
    いつの日かウクライナもロシアも、晴れ晴れした気持ちで再訪できることを切に願っています

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