2023/09/09 - 2023/09/09
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後期高齢者2人、70歳超1人、平均しても後期高齢に該当するシニア3人の旅行記です。
4年ぶりの待ちに待った欧州旅行のはずでした。ところが後期高齢者の20日間の長旅は、難行苦行の連続だったのです。
何が起こったのか?それをどうやって乗り越えたのか?
恥を忍んで・・、いえその武勇伝(笑)を旅行記の中で都度公表してまいります。
さてパリ到着日。
9時空港着でしたから、午後からは十分パリ観光の時間が取れるはずでした。
オペラ・ガルニエの豪華な内部を見学して、ナポレオンが眠るアンヴァリッドで大好きな歴史の勉強をして、火災で焼失したノートルダム大聖堂に4年ぶりの再会、シテ島ではコンシェルジュリーやサント・シャペルにも行きたいな。夜は教会コンサートの予約が8時45分に入っていますが、それまでゆっくり観光ができるはずでした。
ところがいろんな手違いが勃発し、ホテルに到着したのは午後3時。大幅に時間がずれてしまいました。
そして今回は、いよいよ私も認知症か!?と愕然とする出来事がありました。あ~~、まだ呆けたくないな~。
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宿泊したニュー・サンラザールホテル。
お部屋は狭かったけど、一応三ツ星ホテルです。
レセプションの男性は大変愛想がよかった。
急いでお部屋に荷物を入れて4時前にホテルを出発。 -
ホテルの近くに銀行がありました。そこのATMで待望のキャッシングができました。これでお金の心配をしなくて済みます。
私たちは共同財布を作ってそこから食事代や交通費、入場料などを払っています。
(左手前にATMがあります) -
ホテルの最寄り駅はメトロ13号線のリエージュ駅。白いタイル張りのオシャレな駅です。サン・ラザール駅の次の駅。
グーグルマップでは、ホテルからリエージュ駅まで徒歩1分とありますので、とても近いです。
さて、予定が3時間もずれてしまいました。最初に訪れる予定だったオペラ・ガルニエは5時までしか開いていませんので後日にまわします。ホテルから近いし滞在中時間を見つけていつでも行けるわよ。
そして13号で直通できるアンヴァリッドを先にします。 -
メトロのアンヴァリッド駅。
駅前には警官が大勢。パリオリンピックを来年に控えて、パリ市内は警備が厳しくなっています。 -
黄金のドームが見えてきました。あそこがアンヴァリット廃兵院。
教会にはナポレオンのお墓があり墓マイラーの私としては外せないところ。また軍事博物館ではフランスの歴史が勉強できるそう。ここも外せない。
出発前から、ここは絶対観るべきところとして、シニア達の決定事項でした。
また近くにはサントシャペルやコンシェルジュリーがあるから時間があったらそちらにも行ってみよう。 -
広いですね~。
どこが入り口なのだろう。 -
反対側のセーヌ川の方を見ると金ぴかの美しい橋が。
あれはアレクサンドル3世橋!
前から気になっていた橋でした。遠くから見たことはあるけれどまだ近づいて見たことがないのです。
私、ちょっとだけあの橋を見たい。 -
橋の四隅には金ぴかの女神の装飾。
アレクサンドル三世橋、パリで一番美しい橋です。 -
ペガサスに乗った四隅の女神にはそれぞれ名前があります。
上「闘争」、「戦争」
下「美術の繁栄」「農業の繁栄」(Wikiより) -
また、女神の下の像にもそれぞれテーマがあって、
中世のフランス
近代のフランス
ルネサンスのフランス
ルイ14世のフランス とつけられています。
これは「ルネッサンスのフランス」 -
橋の欄干の子供たちの彫像も可愛い。
街灯の飾りも凝っていますね。街灯の子供の足元にはカエルが。 -
ライオンの像も見事。
あそこでは結婚式の写真撮影をしています。美男美女ですね。 -
セーヌ川クルーズはここからも出ているのですね。
-
橋の中央付近にこんな礎石がありました。
アレクサンドル三世橋は、フランスとロシアの友好の証しとして1896年礎石が設置され、1900年のパリ万博に合わせてパリ市に寄贈されたものだそうです。最後のロシア皇帝ニコライ2世によって建設されました。 -
こちらの装飾も大変威厳がありますね。
-
あら、とうとう橋を渡ってきてしまいました。
こちら側にも素晴らしいライオン像。
そしてあの騎馬像はどなた?私の興味は尽きません。 -
もの好きな私は、この方がどなたなのか?フランスの歴史にどう関わっていらっしゃるのか?調べました。
ところが・・・。
シモン・ボリバリ(1783-1830)。ベネズエラの貴族の出身で、スペイン戦争でラテンアメリカを独立に導いた英雄ですって。
だけどどうしてこのお方がセーヌ川に騎馬像として残っているのか?
判りませんでした(/ω\)。 -
セーヌ川に沿ったプロムナーデ。
気持ちのいい通り。若干紅葉しているように見えます。 -
その奥にはグラン・パレ。
そして目の前の横断歩道を渡ると・・・。 -
噴水に足を浸して涼む人。
その後ろの宮殿は、プティ・パレ。 -
プティ・パレの前には見覚えのある人物の像。
やぱり英国の首相だったウィンストン・チャーチルです。 -
台座には「We shall never surrender 我々は絶対に降伏しない」の文字が。
でもどうしてここにチャーチル首相の像が?
ここも好奇心の塊の私、調べました。ダンケルクの戦いで、ナチスドイツに攻められた英仏連合軍の40万人の兵士をイギリス本土に脱出させたのは時のチャーチル首相でした。
その際に演説した有名な言葉が、「我々は最後まで戦う。森で、海岸で、野原で、町で。村で・・・、戦い続ける」
最近、この言葉をウクライナのゼレンスキー大統領が使ったことで注目されましたね。 -
また、チャーチルは、1944年11月11日にシャルル・ド・ゴールとともにシャンゼリゼ通りを行進しているのですね。この像はその時のチャーチルの姿に基づいて作成されたものだそうです。
そして第一次世界大戦終結80周年にあたる1998年11月11日に、エリザベス2世女王とフランス大統領ジャック・シラクの立会いのもと、この像の除幕式が行われました。
像一つとってもいろいろな歴史が見えて面白いですね。 -
またチャーチルが建つプティ・パレの前の道路は「ウィンストン・チャーチル通り」と言うそうです。
道路を隔てた大きな宮殿は「グラン・パレ」。
1900年のパリ万博のメイン会場として造られました。
「グラン・パレ」と「プティ・パレ」それにロシア皇帝ニコライ2世によって寄贈された「アレクサンドル三世橋」、この3つは1900年のパリ万国博のために建てられたのだそうです。
エッフェル塔もそうでしたよね。 -
このグラン・パレ、宮殿ですから古典的な建築物に見えるけど、1900年と言えば比較的新しいものなのですね。鉄骨とガラスで造られた近代建築なのです。
エッフェル塔も1900年のパリ万博のとき造られたものですから。
でもさすが、宮殿という名称がついているだけあって、装飾が素晴らしい。屋根の上には何体ものギリシャの女神像。 -
そしてファサードにはベルリンのブランデンブルク門などに見られる「クワドリカ」。
-
私がさっきから気になっているのはこれ。
グラン・パレのフェンスに何やらいろんな現代的な絵や文字が描かれている。 -
グラン・パレは今はギャラリーとして使用されているそうですから、彼ら絵画の芸術創作集団が展示会をやっているのでしょうか。
古典的な宮殿で現代的な絵画が並べられている、面白いですね。 -
その現代画の前を大勢の人々がゾロゾロと。何かあるのでしょうか。
-
ついていくと、セーヌ川の方ではもっと大勢の人・人・・・。
やっぱり何かあるのね、行ってみましょう。
正面の騎馬像は? -
逆光で顔がはっきり見えないけれど、側面の文字は辛うじて読むことができた。
ラファイエット侯爵(1757-1834)。
フランスの貴族、軍人、政治家。
アメリカの独立戦争でアメリカ軍を指揮してジョージ・ワシントンを助けた英雄だそうです。
デパートのラファイエットも関係があるのかな? -
私たちが寄り道している間にあの大勢の人達はどこかへ行ってしまいました。
しかし、大きなリムジンがドアを開けてうやうやしく私たちを待っていました(そんな訳ないか・笑) -
あら~またもや銅像が。
足元にはなにやらロシア語。
乗りかかった船です、これもなんだか調べよう。
ロシア遠征軍記念碑(1916~1918)。
第一次世界大戦、シャンパーニュの戦いで、フランス軍の援軍として戦って命を落とした5000人以上のロシア兵士を追悼する碑だそう。
2011年にロシアのプーチン大統領の立ち合いのもと落成式が執り行われたものとか。
この頃はまだ世界も平和でしたね。 -
セーヌ川を振り返ると、アレクサンドル三世橋の全容が見えます。
-
で、次のこの橋は?
Pont des Invalides・・・。
アンヴァリット橋!?
「私たち、アンヴァリットでナポレオンの墓を観るはずじゃなかった!?」
そうです、すっかり忘れていました!。
アレクサンドル3世橋の黄金の女神に気を取られて、すっかり抜けていました。
認めたくないけど、いよいよ認知症の始まりですね~。 -
アンヴァリッド、まだ開いているかしら?
急ぎましょう。
セーヌ川遊覧船には大勢の人が乗っている。 -
ここからならエッフェル塔もきれいに見える。
でも今はそれどころではない。 -
急ごう!!
-
陽が落ちて涼しくなった夕暮れ時。
公園ではペタンクに興じる人、あちらにはピクニックをしたり寝そべったり・・。 -
アンヴァリットの黄金のドームが見えてきた。
入り口はどこだろう? -
ここが入り口。
-
遅かった~~!
みんなゾロゾロ出てきている。
まもなく6時の閉館です。悔しい~~!
仕方がない、チャンスを見つけてもう一度出直しましょう。
しかし、私たちがパリ滞在中、オペラガルニエにも、アンヴァリットにも二度と訪れるチャンスはありませんでした。 -
写真の時刻で確認したら、私たちがアンヴァリットに着いたのは4時45分でした。6時まで1時間以上も見学ができたはずでした。
私がアレキサンドル3世橋のキラキラに目を奪われたばかりに、そちらに思考が飛んですっかりアンヴァリットのことは頭から抜けてしまいました。
もう私も若くないんだなー。悲しいけれど認めたくないけれど、もう認知症の始まりなのね。 -
博物館の壁に描かれている歴史上の人物は左から、ナポレオン、ルイ14世、それにシャルル・ド・ゴール将軍でしょうか。
残念、観たかった~。
ところでお二人は気が付いていらっしたのかしら?
私があまりにもアレクサンドル三世橋やグラン・パレ、プティ・パレを見て喜々としているから言いだせなかったかな?
今度お会いした時に聞いてみよう。
あ~~、まだ呆けたくない~~! -
ここは軍事博物館でもありますから、外には大砲なども展示してあります。
えっと、次のスケジュールはどうだったかしら?
そうでした、そうでした。ノートルダム大聖堂に行くのでした。
3人揃ってそこまで忘れたら大変です。 -
メトロでアンヴァリッドからコンコルド乗換で、パリ市庁舎に出ました。
私は4年前この近くのホテルに泊まりましたから、市庁舎はなつかしい場所です。 -
市庁舎には2024年に開催されるパリ・オリンピックの飾りつけがしてありました。
2000年の東京オリンピックがコロナのせいで残念な結果になりましたので、パリオリンピックは成功させてほしいですね。 -
ネオ・ルネッサンス様式の、美しい装飾を施されたパリ市庁舎。
外観には338体のパリの著名人の像が飾られています。その台座には一人ひとり名前が彫られているそうです。 -
パリ市庁舎は数々の歴史の舞台になりました。
1789年フランス革命を見届け、パリ・コミューンの際には本部が置かれ、焼失しましたが19年かけて再建されました。
第二次世界大戦のナチスのパリ侵攻の際には、パリ解放の本部となり、シャルル・ド・ゴールが正面バルコニーから群衆に向けてスピーチしました。 -
それでは、パリ市庁舎を後にしてセーヌ川を渡ります。
-
向こうにちょっと見えてきましたね、ノートルダム大聖堂の頭が。
-
まだ工事用のクレーンや柵などはありますが、正面はすっかり姿を現しました。
私たちが訪れた4年前はこちら側は眺めることさえできませんでした。 -
まだセーヌ川沿いの側面は工事用のフェンスや柵、それに足場用の鉄パイプで覆われています。
なかなか進みませんね。 -
私が夫と前回訪れたのは2019年9月のこと、あれから4年経ちました。
4年前の写真です。
世界中の人々に愛されていたノートルダム大聖堂で火災が発生したのは、2019年4月15日午後7時ごろのことでした。あの美しい大聖堂が炎と煙に包まれ、尖塔部分が焼け落ちる姿をテレビで見ながら、今歴史的に大変なことが起きている・・・、とぼうぜんと考えていました。
甚大な被害を出して火災が鎮火したのは翌16日午前10時ごろでした。
私たちのパリへの出発の5か月前のことでした。(2019年9月の写真)。
あの時から随分復旧してはいますが、まだまだですね。再建工事は2024年末までかかるそうです。 -
"焼失当時のパネルが展示してありました。
大聖堂が炎上しているのを、なすすべもなく悲痛な表情で涙を流しながらじっとみつめていたパリ市民。
また讃美歌を歌いながら祈り続けていたパリ市民の姿を私は忘れません。 -
さあ、それでは正面に周って貴婦人にお会いいたしましょう。
正面はすっかり再建されています。
尖塔が見えなくてすっきりし過ぎているのが何だか寂しい感じですが。 -
正面にずらりと並んでいるユダヤとイスラエルの28体の諸王も、その上のバラ窓もすっかり元通りになりました。
-
大聖堂前には観覧席が設置されました。
私たちもそこに座って、過去に何度か訪れた大聖堂の思いにふけります。
次回訪れることはあるかな。あればうれしいな。
もう一度大聖堂の中に入ってみたい。 -
現地ツアーで案内人から説明を受けている人々も何組か。
世界中の人々の関心を集めた歴史的な大火災でしたから、さもありなん。
それでは私たちも桟敷席を他の人に譲ります。 -
ノートルダム大聖堂のお隣はパリ警視庁。
現在、フランスで開催されている「ラグビーワールドカップ2023」の垂れ幕が下がっています。
日本はいいところまでいったのに、残念でしたね。 -
さて、私たちにはまだ予定がありますので、ゆっくりしていられません。
ノートルダム大聖堂に別れを告げて・・・。 -
セーヌ川クルーズ。大勢の人が乗っています。
今7時30分、まだまだ明るいパリです。 -
これなんだと思います。
地下鉄のサンジェルマン・デ・プレ駅のホームです。
さすがパリ、メトロの駅も芸術的です。
どうして私たちがこの駅に降り立ったかというと。。。 -
サンジェルマン・デ・プレ教会で20時45分より開催されるコンサートチケットを取っているからです。
パリ滞在中に一度はクラッシックコンサートを聴きたいね、と言うのも決定事項。しかしなかなかこれと言ったコンサートがなく、スケジュール的に都合がいいのはこの教会コンサートでした。
これにしたって、予約する際本当に大変だったのです。
私のカードが詐欺メールに引っかかり使えなくなったので、慣れていないNさんとLINE交信しながらやっと取れたチケットでした。
一人45ユーロ(日本円7,298円) -
それに、パリに到着した当日のコンサートですから、疲れて音楽を聴きながら寝てしまうんじゃない?という心配もありました。
しかし演奏される曲目を見て、これなら大丈夫と確信しました。
モーツアルト「フィガロの結婚序曲」
ヴィヴァルディの「四季」
マスネの「タイスの瞑想曲」
バッハの「アリア」
シューベルトの「アヴェ・マリア」
ラフマニノフの「ヴォカリーズ」
アルビノーニ「アダージョ ト短調」
ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」
パガニーニ「アンダンテ カンタービレ」
ショパン「ノクターン」
エルガー「愛の挨拶」
モンティ「チャルダッシュ」
みんな馴染みのある有名な曲ばかり。 -
サンジェルマン・デ・プレ教会。パリ最古の教会です。
工事中でフェンスで覆われていますので、殺風景です。
さて、コンサートまで40~50分時間があります。軽く何かお腹に入れておきましょう。 -
サンジェルマン・デ・プレ教会の前は、パリの歴史的な有名カフェ「ドゥ・マゴ」。ここに入りましょう。
-
幸い外のテラス席が空いていました。
ギャルソンが早速メニューを持ってきてくれる。
時間がないからワインとサラダ、チーズの盛り合わせくらいでいいわね。 -
オーダーはしたものの、なかなか飲み物も料理も出てこない。
時間がなくて焦る私たち。
パリの有名カフェでバタバタしながら食事をする人なんかいませんよね。 -
しばらくたってやっと飲み物が運ばれた。開演30分前。
ところでテーブルクロスには90の文字。その下にも90と。
ここで歴史のお勉強です。
「ドゥ・マゴ」は、多くの文化人が集ったカフェと知られています。ボーヴォワールやサルトル、カミュ、ブレヒト、ピカソやヘミングウェイなどもここに集まって執筆などしていました。
そこで1933年に、「ドゥ・マゴ文化賞」が創設され毎年優秀な文学作品に賞を授与しているそうです。
今年2023年9月は文化賞創設から90年になる記念の年なんだそう。 -
やっとサラダとチーズが運ばれてきた。開演20分前。
早く食べないと間に合わないわよ。
3人とも黙々と片づける。どこに入ったかわからない。 -
お会計をしてお店を出たのは8時44分。(レシート○印)。何と開演1分前でした。
リースリンク白ワイン3杯とサラダ盛り合わせ、チーズ盛り合わせ、ミネラルウォーター1ℓで合わせて83ユーロ(13,317円)。
あ~あ~、文学賞の舞台となった歴史的な店内をゆっくり見たかったな~~、とK氏が悔しがること。 -
開演ギリギリにサンジェルマン・デ・プレ教会へ。
良かったまだ始まっていなかった。
ブルーの美しいリブヴォールトの天井。 -
周りの壁も素晴らしい装飾、美しいフレスコ画。なんて鮮やかな教会なんでしょう。
大勢の観客が演奏が始まるのを今か今かと待っています。 -
私たちの席は舞台のすぐ脇の席、いい席でした。
演奏者は「Orchestre Helios」の弦楽5重奏。
音響も素晴らしいし、演奏も素晴らしかった。あっという間に1時間半の時間は過ぎました。 -
演奏者が退出したあとの内陣。
本当に鮮やかで美しい祭壇です。 -
祭壇横のこの絵はイエス・キリストの「エルサレム入城」
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演奏が終わっても皆さん興奮冷めやらず。素晴らしい教会の中を写真に収めている人。
パイプオルガン。金箔を多用した内部の装飾、美しい。
もっと見てみましょう。 -
聖マーガレット
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素晴らしい彫像。聖女たちなのでしょうか。
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美しいフレスコ画
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写真が暗くて残念だったのはこれ。
↓の聖人は日本にもお馴染みの聖フランシスコ・ザビエル、
左はジャン・カジミール。コンサートの演奏者の後ろで見え隠れしていました。
ジャン・カシミール(1609-1672)。
ポーランド王を退いた後にフランスに渡り、サンジェルマン・デ・プレ修道院の院長を務めた。 -
夜も更けました。夜11時をとっくに回っています。
私たちも早くホテルへ帰りましょう。
こうして、後期高齢シニア達にこれからの不安要素をいっぱい残しながら、長い長いパリ初日は終わりました。
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この旅行記へのコメント (9)
-
- ぶどう畑さん 2023/11/04 11:01:24
- 遅ればせながら…
- himmelさん
ぶどう畑です。遅まきながら、旅行記拝読しました。
詐欺メール、シンガポールのホテルを予約した時、私も同じようなメッセージが届きました。でもね、幸い、詐欺メールではなかった。
怪しいと思ってブッキングコムに問い合わせたら、予約のためのクレジットカードにアメックス不可で、別のカードにしてくれということと判明。
ブッキングコムのホテルサイトには、アメックスOKになっていたんですよ。でも、OKなのは支払い時で、キャンセル料がかかる場合に自動時に引き落とすカードには不可とややこしかったけど、解決しました。
次回、そんなメールが来たら、ブッキングコムにお問い合わせください。
パリのホテル、レストランで休憩したおかげで、歩いて行けることがわかってよかったですねぇ。
3人で大きなスーツケースを持ってタクシーに乗るわけで、それはそれで苦労したかも?
東京近郊に住んでいると、どこの駅にもエレベーター、エスカレーターがあるのは当たり前ですが、大阪ですら首都圏ほどアクセシビリティがよくないですよ。ビックリしました。花のパリもしかり。
荷物が引っかかったのは私もマルセイユのメトロで経験ありです。現地の人が助けてくれました。(^^;
自分ではしっかりしているつもりでも、到着日は時差ボケせいなのか、なんかやらかすことが多いような…。
でもね、旅にハプニングは付き物だし、過ぎてしまえば旅の思い出。
予定していた場所に行けないこともあります。見逃した場所は、次の旅の原動力になったりしますよね。
- frau.himmelさん からの返信 2023/11/04 22:34:10
- RE: 遅ればせながら…
- ぶどう畑さんこんばんは。
お久しぶりです。
ぶどう畑さんにも同じようなメールが届きましたか。
でも、さすが落ち着いていらっしゃる。怪しいと思ってブッキングコムに問い合わせたのですね。
私などアタフタとして、翌日に、昨日のメールは詐欺メールですよ、と注意喚起のメールで教えてもらって気が付いたという間抜けな顛末(/ω\)。
4年間海外に行けなかったから旅の仕方まで忘れてしまって・・・。
これからどんどん失敗談が続きます。
それにしてもぶどう畑さんもいろいろ経験していらっしゃるけど(コインロッカー事件とか・笑)でもさすが旅のベテランだと思いますよ。
おっしゃることが、すーーっと入ってきます。
>でもね、旅にハプニングは付き物だし、過ぎてしまえば旅の思い出。
そうですね、失敗ばかりして疲れて果てて帰って来た当時は、もうしばらく海外はいいかなーなんて考えていたものでしたが、写真を見て旅行記を書いているうちに、なんだか懐かしくなって、元気なうちにもう一度くらい行きたいな〜なんて思っている自分にちょっと驚いています。でも、こんなご時世ですから、いつになるんでしょうね。
ぶどう畑さん、いつの間にか素敵な国内旅行記増えていますね。
ゆっくり拝見させていただきますね。
himmel
-
- イタリア大好きさん 2023/11/02 23:40:44
- こんにちは。イタリア大好きです。
- 楽しいパリ旅行記を読ませていただきました。グランパレの中にある「ミニパレ」については10年ほど前に相方とアムステルダム・ブリュッセル・パリと回った時に中に入って食事をしたことを覚えています。アレクサンドル3世橋から近いですね。ミニパレは元アナウンサーの方でフランス人と結婚された方が、中のレストランがとても素敵と言っておられたので、お正月明けぐらいに寄りました。ホテルは凱旋門の向こうだったので、シャンゼリゼを延々と歩いたのを覚えています。来年の6月には一人旅でフランスをぐるっと回る予定です。オリンピックの間際なのでどうなんでしょうと思いつつ、チケットを取ってしまいました。また教えてください。
- frau.himmelさん からの返信 2023/11/03 21:34:49
- RE: こんにちは。イタリア大好きです。
- イタリア大好きさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
そして先日はフォローもしてくださりありがとうございました。旅行記にも書きましたように後期高齢者のシニアの旅行記ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
パリ、とってもお詳しいですね。
あの素敵なプティ・パレでお食事をなさったとか、羨ましい。私たちはグランパレもプティパレも外観を眺めただけでした。
来年またフランスにいらっしゃるのですね。しかも一人旅!?
先日から旅行記を拝見していますが、場所は違えどたしか同じころ旅行していますね。なのにまた!? やっぱりお若い。
私などまだぼーっとしている状態で、次の旅行なんて考えられません。齢も齢ですし。でもほとぼりが冷めればまた次はどこにしよう!なんてきっと言い出しますよ(笑)。
イタリア大好きさんの最近の旅行記、ドレスデン、ベルリン、プラハ、ハンブルク・・・、みんな行ったことがあるところばかりで懐かし〜〜。お写真もきれいですね。とても楽しく拝見いたしました。
次も楽しみにしています。
ありがとうございました。
himmel
-
- kaoluさん 2023/11/02 17:13:57
- すごいバイタリティーでね
- himmelさん
ぽんと、到着初日にこの行動範囲!すごいバイタリティーですね。
私はヘタレなので、この計画だったらせいぜい、カフェにはいってコンサートを聴くだけで終わってしまいそう。
そうそう、、あちらのカフェは日本のようにさっくりと小一時間で終わる、とか思っちゃいけませんね。
カフェはゆっくりするところでしょ?ってなことで、日本人の時間的感覚とは相反しますよね。。
アンヴァリッドはただただ大きな石棺がおいてあるだけですから、美術的関心はわかないかも。
橋の彫像の方が歴女のhimmelさん向けでしたね。
おパリはきっとまた行く機会があるでしょうから、そのときゆっくりナポレオン詣でをなさればよいかと。
シモン・ボリバリの名前はボリビアの貧民地区の音楽教育でしか聞いたことがなかったので、大変お勉強になりました。
続きを楽しみにしています。
- frau.himmelさん からの返信 2023/11/02 22:17:45
- RE: すごいバイタリティーでね
- kaoluさんこんばんは。
ごめんなさ〜〜い!いつも読み逃げばかりで。
Kaoluさんには珍しく続けてアップしてらっしゃるなーなんて読ませていただいて、
ウンウンそうそう、そうよね〜なんて思うところが一緒で嬉しくなって、
この気持ちをコメントしようと思ったのはいいけど後回しになって、
そしてそのままになって・・・。この繰り返しです。
私が最もkaoluさんに同調したのが、ヨーロッパにはちょっと前にいらしたばかりなのに、またベルリンに行かれた理由。
そんなものないわよ〜〜。
でもほんとですよね。ロシア・ウクライナに続き、イスラエル・パレスチナでも戦争が起きてしまって、海外にも行きにくく(後期高齢者には行けなくなった)なりましたね。
私も今回の旅、いろいろ苦行はあったけど、あの時行っておいて本当に良かった、と思います。
kaoluさんがおっしゃるように「よかったー」と言うのも戦場になっている地のことを思えば心苦しいですけどね。
>あちらのカフェは日本のようにさっくりと小一時間で終わる、とか思っちゃいけませんね。
ほんとにそうですね。
今回のパリの有名カフェ「ドゥ・マゴ」、あそこを40分くらいでさっさっ済ませちゃおう、なんてあきれてしまいますね。
もっとゆっくりしたかった〜、そして店内も見たかった〜。悔しいです。
でもいつもそんなにバタバタしているわけではないのです。
高齢シニアのこと、いつもはゆっくりし過ぎて、その後の予定が狂ってしまうこともしばしばでした。
バイタリティーなんてカッコいいものではないのです。ただ欲張りなだけ。せっかく行くのだからあそこもここもと詰め込み過ぎて、結局は・・・のくりかえしでした。
私もkaoluさんの続き待っています。
himmel
-
- jijidarumaさん 2023/10/29 19:53:01
- パリの初日はまだまだ本調子ではなさそうですね!
- himmelさん、
今晩は。久しぶりの欧州の旅開始ですね。
ともあれ第一回の旅行記、その出だしにビックリ、慎重なhimmelさんにも拘わらず、長い間のブランクは影響するのだと、自らの事が心配になったものです。
いよいよ歩き始めたパリの初日もまだまだ本調子ではなさそうですね。
そういえば、お膝の方は順調そうですが。
ナポレオンが眠るアンヴァリッドは残念!でもまたの機会があるでしょう。
欧州、そしてパリも銅像だらけで、立派な像が気になりだしたら見飽きずに見て回ってしまいます。それにしても、フランスに縁がある英雄たちは大事にされ、銅像になってもその威を示していますから、すごいことです。
さて、日本人の銅像はあるのでしょうか?
尚、ラテンアメリカの「解放者」、「革命家」であったシモン・ボリバリはWikiで検索すると、1800年代にナポレオンに仕えたことがあるようです。
特に若い頃にモンテスキューやルソーの思想に触れ、ナポレオンの戴冠式に出席したことが、後年に大きな影響を与えたといわれる。生涯を共和主義者として過ごし、君主制の導入を断固として拒否したのはナポレオンに失望したからであったようである。一方で、共和主義者ではあったが大統領には強い権限を与えることが望ましいとし、大統領の任期は終身制が望ましいとした。
・・・そんなことから、ボリバリもフランスに関係が深いとみなされたのか!
それではまた。
次も楽しみにしています。
jijidaruma
- Mugieさん からの返信 2023/10/29 21:19:20
- Re: パリの初日はまだまだ本調子ではなさそうですね!
- himmelさん、こんばんは。
アレクサンドル3世橋からプティ・パレに行った辺りから、アンヴァリッドはどうしたんだろう?と気になってしまいました(笑)
パリは素敵な建物がたくさんあるので、どんどん違う方向に行ってしまうというのはありますね。
ただ、結局行けずじまいだったのは残念でしたね。
jijidarumaさん、横から失礼します。
シモン・ボリバルの像がなぜセーヌにあるのか気になったので、jijidarumaさんの回答ですっきりしました。
ボリビアの国名は彼の名前に由来してるんですよね。
ナポレオンが皇帝になったのに失望した辺りはドラマティックな話ですね。
ムギー
- frau.himmelさん からの返信 2023/10/29 23:31:26
- RE: Re: お二人一緒の返信にて失礼します
- jijidarumaさん、ムギーさん、コメントありがとうございます。
お二人一緒の返信で失礼します。
シモン・ボリバリ。ナポレオンとの関係はどこかで見ました。
でも、たったそれだけであのセーヌの一等地に大きな騎馬像として残るんだ〜と思ったらどうも腑に落ちなくて(笑)。
そうですか、結構フランスとの関係は深かったのですね。
そしてムギーさん、シモン・ボリバリってボリビアの建国に大きくかかわった人物だったのですね。
旅行記のその後に出てくるラファイエット侯爵はアメリカの独立戦争にかかわった人物。
フランスと言う国は自国に直接かかわりがなくても(どこかで少なからず関わっているでしょうけど)立派な銅像にしてしまうのですね。
と言っても確かに日本人の像があるって話は聞いたことがありませんね。
jjidarumaさん、膝のことを心配してくださりありがとうございます。
今回は2万歩以上歩いた日が何日もあったのですが、どうしたわけか、痛み止めのロキソニンは一度も服用しませんでした。
ムギーさん、
>アンヴァリッドはどうしたんだろう?と気になってしまいました(笑)
そうですよね〜。ほんとに不思議です、魅入られたようにアレクサンドル三世橋の方にふらふらと行ったのですから。何も入場時間があるわけではないので、アンヴァリッドの後でもよかったのにね。
きっと頭の回転も鈍くなっているのでしょうね(笑)。
お二人さま、コメントありがとうございました。
himmel
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