吉原から墨田川・浅草界隈をひとり歩き神谷バーへ☆コロナ後の東京旅2023.10③3日目

2023/10/07 - 2023/10/07

とうとうコロナに罹ってしまいました。凄まじい感染力なようで次々感染してる様子。
感染したくないのでコロナワクチン五回目解禁になってすぐ、接種していたのですが、その８日後、旦那がコロナ発症。
ワクチン接種したから大丈夫と高をくくってたら、私まで症状が出てきました。
倦怠感にのどの痛みに、咳に頭痛、なぜかちょっと遅れて38.3度の発熱。

普通の風邪レベルになったかと思っていましたが、やはりコロナはきつい、未だ。
私はワクチンのお陰か、何となく皆さんより軽いようですが、咳と怠さは未だに残り、本調子に戻りません。
皆さん、お気を付けくださいませ。
インフルエンザの予防接種もしといた方が良さそうですね、今年は特に。

目下、コロナの自粛期間は5日だそうで。発症から五日は十分過ぎたので、予定通りの旅を決行しましたが・・
旅ってのは、元気だからこそ・・健康が取り得なのに・・はやく元の状態に戻りたいと熱望しながら旅記録してみます。

今回は、浅草泊で下町散策と、あまりに天気が良さそうなので、バスで河口湖まで行って、富士山を観ました。大人しくしてればいいものを・・
浅草も、河口湖もインバウンドの方々であふれ返っていましたので、自重気味の旅になりました。

１日目・・浅草ビューホテルアネックス六区泊
２日目・・バスで東京河口湖日帰り
３日目・・吉原、墨田、墨田川沿い散策
４日目・・都営バス１日乗車券で都内周遊
５日目・・東京会館秋限定のマロンシャンティ―を食す

エリア 浅草(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目　この日はゆっくりダイニングへ行きまして。
日によって皆さんの出足もまちまち、人がいない・・土曜日の朝は皆さんゆっくりな出だしなのか・・

メインの一皿注文しまして

ブッフェであれこれいただこう

サラダ類

色々あるんですが

和食系も・・そんなには食べれない・・

この日は浅草バーガー
浅草ビューホテルのパン屋さん　穂乃華の塩パンに青のりとお味噌を練りこんで、福神漬けもサンドしているオリジナリティあふれるハンバーガー
美味しかったですっ・・朝食目当てにこのホテル、リピートしたくなります。

浅草ビューホテル アネックス 六区 宿・ホテル

この日は土曜日、昼間はひとりで下町界隈廻ってみよう!
親切なバスがありました、台東区内を廻る　めぐりん
なんと、一回100円
これでビューンと移動して、あちこち散策してみようって作戦。

かなりいい具合に網羅されています。あとは時間を見計らって動けばリーズナブルこの上ない。

めぐりん 乗り物

おまけに、そんなに人が乗ってない貸し切り状態~

浅草から北上して　千束
この柳の木の向こうが吉原　界隈

この日は土曜日、道も閑散としていました、この辺り
見返り柳・・これですか~有名な柳って。
昔は小舟でこの辺りまでやってくるのが通だったらしい。
そして、この柳を名残惜しそうに見て帰るんだって・・よくわからないけど、男の人達の生態は・・・
ここで働いていた女性たちに興味があって、ここに降り立ったのですが・・
今は景色が一変していますが、この柳見ると・・なんとも言えない、切ない気持ちになります、女の私としては・・

見返り柳 自然・景勝地

柳から先、大門までは五十間、90メートルほどの緩やかなカーブが続いてるのも・・
大門を直接見せずに、ここを歩いて期待を膨らませる意味もあったんだとか・・
なんだかなぁ・・

吉原大門　一般的に出入りできるのは、この門だけだったそう。
左右に朱塗りの柱がたっています、ここから先が吉原でこの仲の町で花魁道中が行われていたのですか~
ここから先は、何となく私が一人で歩く場所ではない気配・・
吉原の周囲は堀で囲まれ、それも西向き枕は不吉だからと東西南北45度ずらして長方形に造られていて、今でもその堀は目視できるので、ぐるっと周囲遠回りしてみました。
大門に向かって右際は比較的大きな区割り、左側は小さな区割りになっていたんだとか。今でも左側の方が手狭な感じ。

そのお堀は、遊女たちのお歯黒で真っ黒だったそう。
そんな事をイメージしながら・・歩いてみまして・・

吉原大門 名所・史跡

吉原神社
昔は郭内の四隅にお稲荷さんが設けられていて、それを合祀した神社

吉原神社 寺・神社・教会

台東病院は元は吉原病院と言って、多くの女性を助けた病院

吉原弁財天　ポツポツ人が訪れていました。

新吉原花園池 (弁天池) 跡碑 名所・史跡

ここにあった池には震災時、多くの遊女たちが逃げ命を落としたそうです。
その記念碑

吉原観音 寺・神社・教会

この辺りは昔は湿地帯で、大きな池があったそうですが、今はその気配も感じられませんでした。

なんとなく、華やかな色使いでした。

吉原は時代を経て、カフェ―へと変化していったそうで、その名残の建物も今も残っていました。

おおとり神社

鷲神社 寺・神社・教会

江戸時代、酉の市の日には吉原の出入り口が開放されて、遊女たちも外に出る事が許されたんだそう。
なんだか、歩いているうちに胸がいっぱいになってくるような、切ない気持ちになって来て、その後投げ込み寺，有閑寺にも行こうと思ってましたが、止めました。

吉原のすぐ近くに、樋口一葉の旧居跡もあります。

樋口一葉旧居跡碑 名所・史跡

たけくらべ　の舞台となったこの町に、記念館も建てられています。

台東区立一葉記念館 美術館・博物館

また、大通りに出て、見返り柳の前
昔ながらの風情を残した一角この前にめぐりんの　バス停がありましたので、ゆっくりと観てみました。

吉原の人々の力をつける食事を提供していて、今も同じく、桜鍋や天丼など、歴史ある食事ができます。

行列があったのですが、すっかり閑散としたお昼過ぎの時間

並んだ二店共に2010年に国指定登録有形文化財に指定されています。
この一角だけが、タイムスリップしたような雰囲気でした。

吉原から、めぐりん　バスで移動して、北斎通り

葛飾北斎は、長い生涯に数えきれないほど転居していますが、ここが生誕地で、その場所に北斎美術館がたっていました。

すみだ 北斎美術館 美術館・博物館

正確には、美術館の前の公園　緑町公園のあたりが生誕地
背の高い赤いジャングルジムは、赤富士を模しているような
子供たちは平気でてっぺんまで登っていました。ここからもスカイツリーが垣間見できました。

美術館へ・・なんと・・誕生月だと200円引き・・ラッキーにも10月生まれなのでお得でした。

この付近は海抜が低いため、展示は二階以上になっているっていうのも、聞いて納得。
ここから先は撮影禁止。世界有数の北斎コレクターのピーターモースから譲渡された品々などが展示されています。
ピーターモースは、大森貝塚の発見者エドワード・モースのお孫さん。

北斎美術館を出て、北向きに歩けば浅草なので、ここからは歩きまして・・ランドマークタワー、スカイツリーが目印となって、歩きます。

墨田川沿いに出てきまして　厩橋

厩橋 名所・史跡

厩橋から墨田川下流を見渡す

北東にはスカイツリー

アサヒビールのゴールドのオブジェも見えてきました。

段々と視界が開けてきました。

隅田川沿いの遊歩道が気持ち良さそうなので、降りて歩いてみます。

墨田川テラスの今ここね・・

浅草方面、川上に向かって歩いてみました。

駒形橋

スカイツリーが高すぎて、空も迫力増して見えます。

駒形橋 名所・史跡

進む

駒形橋の下を通過したら

益々視界が広がって来て

迫力が増してきます。

北に歩くにつれスカイツリーの見え方が変わっていき

ビルの合間

飽きない景色が続いて

吾妻橋から浅草の町へ
東武鉄道浅草駅に直結の松屋浅草　の建物はレトロで趣があります。

松屋浅草 百貨店・デパート

側の、浅草地下街の入り口も、今じゃ考えられないようなレトロチックな雰囲気。
1955年にできた地下街と言うから、68年
ちよっとミステリアスな雰囲気なので、通過・・してしまう。

浅草地下商店街 名所・史跡

忙しそう~町中。うらやましいほどの元気っぷり。

混んでます・・

夕飯にはちょっと早いけど・・ひとりご飯にします。
一丁目一番一号ってのもインパクトある神谷バー

神谷バー グルメ・レストラン

今は亡き、森光子さんも演じた林芙美子の放浪記の舞台でもある歴史ある場所

一階はバー、二階はレストランですが、メニューはほとんど同じような・・

明治13年、1880年創業で、太宰治、芥川龍之介作品にも登場します。
デンキプランは30度と40度と二種類あるブランデーベースのカクテルなのですが、当時珍しいデンキ　のようにびりびりっとくるのが、由来のネーミングだそうで

二階の方がレストランっぽいので・・

クラシカルな階段を上り

早い時間だったので、すぐ座れ

こんな素敵なプレート・・懐かし気な洋食が少しずつ盛られた一皿

デンキプランを注文してしまったのですが・・

名前の通り、かなりビリビリっと感電した感じ。
お水と一緒に飲むのが良いかな・・

綺麗な今では珍しい形のグラスになみなみと注がれてやってきます。
後でメニューを良く見ると、デンキワインっていうのもありましたけど・・
名物のこちら、ビリビリしながら体験できて良かったか・・

なんだか、懐かしい品々・・クリームコロッケにグラタンに・・
こういう一皿見かけなくなったものだから、懐かしすぎて美味しすぎでした。

神谷バーを出たら、暗くなってました。凄い人・・連休始めの土曜日の夕方

雷門付近も人の波

取り合えず、ここを抜けるのがホテルまでの近道なので通ってみます。

人、人、人・・

どこもかしこも、活気がありまして

人に酔いそうなので、上観て歩く・・

ライトアップされた浅草寺、とても華やかでした。

裏通りも人が多く

人をかき分け、帰ります。

この界隈、レトロな色のライトが良いですっ。

浅草演芸ホールあたり

独特の雰囲気ですね、浅草の夜

ロック座あたり

人に酔いそうなので、ホテルのラウンジからスカイツリーを眺める事にして

ライトアップの色が次々変わるので、しばらくラウンジに居る事にして

ホテルの朝食と、神谷バーの一皿しかこの日は食べてなかったことに気づく・・

ラウンジには浅草界隈の銘菓が集められてるので、一通りお皿に盛ってみて

凄くないですか~メチャクチャお得な浅草の銘菓・・こんな買い方できないよね、このホテルならでは・・リピートしたくなる、ここでまた。

スカイツリーと浅草寺の塔とが見えます。

色が変わって

飽きません、眺めていても。

素晴らしい景観のラウンジです。
ひとり浅草界隈の散策、終了です。　④につづく