日比谷公園のツツジ～三井記念美術館「茶の湯の美学」マンダリンホテルのランチ～日本橋を歩く・東京美術館と花巡り旅⑦４日目午前

2024/04/20 - 2024/04/20

東京・近郊で花と芸術と美味しいものを巡る旅記録です。

　
１日目・・東京芸術大学美術館「吉原展」　　　　　ザ・ゲートホテル両国泊
２日目・・東京国立博物館「法然と浄土宗展」　　松濤美術館「ガレ展」
　　　　　昭和記念公園のチューリップ
３日目・・ひたち海浜公園のネモフィラ
　　　　　郵政博物館　
　　　　　たばこと塩の博物館
４日目・・日比谷公園
　　　　　三井記念美術館「茶の湯の美学」
　　　　　日本映画アーカイブ
５日目・・根津美術館　「燕子花」

エリア 日本橋(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

土曜日・・晴れました。旦那もこの日はお休みらしく・・どこ行く?
物欲はほとんどお互い無い。
どこでも良いらしいので・・歩こう!
健康的に、お天気も良さそうなので、公園でお花を愛でましょうと出発。旦那は花にも興味はあまりないんだろうけど・・

THE GATE HOTEL 両国 by HULIC 宿・ホテル

新橋で降り、日比谷公園へ向かいましょ。土曜日の朝、ガラガラ~良いね、週末の都心。

新橋駅 (JR・地下鉄) 駅

レトロな建物は　堀商店　1932年昭和7年　鉄筋コンクリート
レトロ感が際立って素敵ですね~カーブを描いた前面に屋上の辺り、壁の色も。
東京大空襲、高度経済成長期もかいくぐり、現存している姿が凛々しく輝いて見えます。

堀商店 名所・史跡

車もいず広々~

帝国ホテルは建て替えるらしいので、この姿も無くなるのだね。

日比谷公会堂が見えてきました。

それにしても、散策には気持ちの良い日です~

日比谷公園の中幸門から進む

気持ちの良い新緑が続きます。

日比谷公園 公園・植物園

都会の真ん中にある日比谷公園、その昔は日比谷入り江という入り江、海だった場所。埋め立てられ、その後、霞が関からも近いのですが、地盤が盤石ではないため、公園として整備され、都会のオアシスとして緑豊かな状態

日比谷公園の設計者本多静六は、この公園を洋式庭園でなく、和の心も取り入れた　洋風公園　としました。
つつじ山　も、和の施設の一つ。江戸時代から明治初頭にかけてのツツジの名所新宿大久保つつじ園が閉園することになり、江戸後期のツツジの園芸品種をつつじ山に植栽しました。大久保のツツジが見られるという事で大人気となりましたが、関東大震災、大戦と苦難の時期を経て、今でも伝統的な江戸の園芸品種を見ることができます。

鶴の噴水

30余りの品種を見ることができます。

オオヤマツツジ

紫琉球

日の出霧島

鹿児島の霧島地方から伝わり、江戸でつくり出された　色鮮やかな江戸キリシマ系のツツジが目を楽しませてくれます。

小紫　オオヤマツツジ系

オオヤマツツジ系も色鮮やかです。

若鷺わかさぎ　キシツツジ系

白琉球　リュウキュウツツジ系

飛鳥川　(桃花)　オオヤマツツジ系

老の目覚　クルメツツジ系

四月半ばはまだ咲き始めといったところでした。

桔梗咲霧島　江戸キリシマ系

お日様に当たってるのも綺麗ですが、日陰の方が色が引き立つ

こちらも

薄化粧　リュウキュウツツジ系

こちらは・・？

薄桃色で綺麗でした。こちらが、薄化粧?かな？

白琉球　リュウキュウツツジ系

こんもりと小山になったところにつつじが、これから見事に咲いていく感じでした。
ツツジを愛で・・日比谷公園の中を歩く

日比谷松本楼

埴輪

日比谷公園 はにわ像 名所・史跡

東京都の木　イチョウ　も小さな葉っぱがびっしりと出てきていて目にも鮮やか

大噴水　東京ミッドタウン　と緑の木々とで絶景を作っています。

大噴水

木々から帝国ホテルが覗く

あまり人もいず、のんびりと歩けます、土曜の午前中。

藤の花も咲いてきていました。

心字池

この辺りにもツツジが色鮮やかに咲いていました。

日比谷門跡　有楽門から出ます。

日比谷公園は、すっかり緑の濃い四月半ば

日比谷公園を後にしました。

歩く。。日比谷通り

ペニンシュラが見えてきました。

日比谷通りも土曜の午前中閑散としていてウォーキングに絶好

がーらがら

ペニンシュラ・・美しいお姿・・
泊まれないなぁ・・めちゃくちゃ高騰してるものねぇ・・
コロナ禍の中泊まったのは正解だったかも・・庶民は見上げて・・通過・・

ザ・ペニンシュラ東京 宿・ホテル

丸の内仲通りの街路樹も緑に変わってきて綺麗でした。

歩く・・東に向かって・・

高架下・・良い感じの居酒屋さんが並んでます。

こちらのホテルも、ゲートホテルと同じ系列・・だけど、両国よりだいぶお高め

歩き疲れたので、地下鉄で移動して

三井記念美術館 美術館・博物館

三井記念美術館　茶の湯の美学　開催中
わびさびの　千利休　
破格の美　　吉田織部
綺麗さび　古堀遠州
と、膨大なコレクションを有する美術館ならではの、贅沢な三氏を一挙に見ることができ、その違いを理解できるという贅沢過ぎな展覧会です。

美術館のエントランスもゴージャス

風格ある入り口を進み

国宝級の品々は撮影禁止となっています。一部撮影可

桃山時代　16世紀　利休自筆の茶会道具付

本能寺の変で被災した茶道具が記されており、織田信長の茶会に関する道具付の可能性が高い。

千利休筆仮名消息　桃山時代16世紀
千利休は天正9年頃、京都紫野大徳寺門前に屋敷を構え、紫野から堺の利休屋敷にいた　いと　に宛てた手紙。こがらすの天目を急いで内密に誰かに持たせ届けてほしいという内容

有馬湯山茶会記　千利休筆
豊臣秀吉が小田原攻めの後、天正18年10月に有馬温泉で行った茶会の記録

聚楽第屏風
聚楽第は1587年9月に秀吉の屋敷を兼ねた居城として建てられ、その記念に北野大茶湯が行われました。

利休の屋敷は聚楽第の濠外にあり、秀吉から切腹を命じられ、1591年2月28日に自刃したとされています。
聚楽第はその年の12月に関白になった豊臣秀次に与えられましたが、1595年7月の秀次の高野山追放、自刃により、8月には解体され、わずか8年しか存在しませんでした。

千利休像　千宗旦筆
千利休の孫千宗旦が自刃三日前に描いた利休の後ろ姿

黒中棗　金砂文字入り　桃山時代　16世紀
秀吉の茶頭であった利休の周辺では、砂金が身近なものだったことがうかがえます。

町棗　無名の棗を町棗といい、利休が選んで持ち歩いたものとされています。

竹茶杓　桃山時代16世紀　千利休作

霰窯　桃山時代16世紀　千利休所持　与次郎作

黒楽平茶碗　桃山時代16世紀　
利休は自らの美意識にかなう茶碗を長次郎に焼かせましたが、長次郎の平茶碗は珍しい。

わびさびの　千利休　
破格の美　　吉田織部
綺麗さび　古堀遠州

撮影禁止の品々、銘品揃いでした。

美術館の後

ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ グルメ・レストラン

ザ　マンダリンオリエンタル　のグルメショップへ

オリジナリティあふれるケーキもですが、

軽食もイートインできるので

どれも美味しそう

テラス席で

サンドとケーキ

サーモンとクリームチーズ

スタイリッシュ~見た目より重くなく軽くいただけました。

芸術的~ブルーベリーも半分にカットして違う表情、小さな花もミニチュアサイズ
で、繊細なホワイトチョコに囲まれた中に立体的にデコレーションされています。

食べたからには、また歩きます、日本橋方面へ

三越日本橋本店 百貨店・デパート

日本橋の南側、ニョキニョキと巨大高層ビルが建とうとしています。どんどんと変わる風景。

三越の暖簾・・ノスタルチックで良い感じ~
モダンとレトロが混在した日本橋

高島屋のディスプレイ　は華やかで初夏の雰囲気でした。また・・歩きます。
⑧につづく　　

日本橋高島屋S.C. 百貨店・デパート