2023/12/17 - 2023/12/17
130位(同エリア896件中)
エフサさん
この旅行記スケジュールを元に
カミさんが見つけた丸投げドンのお任せ旅。
タイトルにある 4つの景勝地を2泊3日で巡る、大半が移動時間の弾丸ツアー。でも参加者のほとんどが高齢者。さて、どうなりますやら。
まずは初日
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10:55 新千歳空港発 の JAL3510便で 福岡へ。機材はB737。
新千歳空港 空港
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カミさんのトイレ事情でワシが窓際族。
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離陸して ほどなく 苫小牧 沖。
見える人には見える新千歳空港とウトナイ湖。
太平洋側はまだ雪がない。 -
さっそく持込み機内食 & お飲み物
今日はカミさんに合わせて「すず花」の てまり寿司にした。 -
frightradar でモニタリングしつつの 佐渡島 沖。
今 すれ違ったのを 撮り損ねたので、次のを狙う。 -
来た!
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デジタルズーム
下が紺、垂直尾翼にはピンクの花っぽいものが‥
すぐに frightradar で確認。 -
中華航空の 台北 → 新千歳 行きだった。
ようこそ台湾の皆さん! 札幌は雪 つもりましたよ。 -
強風の北風で、大きく南へ迂回してのアプローチ。
出発の もたつき を挽回できず。福岡空港 空港
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陸ルート
観光バスで福岡から萩、津和野、宮島、錦帯橋の順に巡ります。 宿泊地は萩、広島の2泊。短期間でサクッと巡る欲張りコース。 それを補完するのが添乗員さんの力量。これが大当たり!
※出典:Googleマップ -
16:00 赤間神宮
萩への途中、トイレ休憩も兼ねて立ち寄る。 初めて来たカミさんをアテンド。 耳なし芳一はお顔が超リアルガチで写真撮れず。 でも、芳一と平家一門の墓には線香をあげていた。 神社で線香はここだけかな? 神仏習合? 元々お寺だったし。赤間神宮 寺・神社・教会
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調べたら壇ノ浦で入水した安徳天皇のお墓は「阿彌陀寺陵」となっていた。 御陵の名前は、ここが寺だった頃の名残。もう線香はあげてもらえないんだろうな。
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中国山地に入ると 辺りは薄っすら雪化粧。積雪1cmで通行止めになるらしい? って本当か!
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18:05 通行止めにならずに無事、萩に到着。
今宵の宿は菊ヶ浜にある「千春楽」
色々とツッコミ所のある典型的な昭和の温泉宿。萩焼の宿 千春楽 宿・ホテル
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寒い! エアコンを全開にするも全然あったまらない!
急いで大浴場の湯船にダイブ、あ~~ い~湯だ‥
と思ったら浴衣に半天姿の爺さんが突然入って来て、スマホで写真バチバチ撮り始めた。
なんだ なんだぁ? HサイトにUPするなよ。
もしUPされたらセクシー エフサと呼んでね❤️
きもっ! -
夕食はふぐ懐石
定番のふぐ刺し、ふぐチリ、ふぐの唐揚げの三役揃い踏み。加えて皮の湯引きサラダに味噌漬け焼き。その他 盛りだくさんで腹いっぱい。キモはなかった。
唐揚げは多分「かなとふぐ」?かなと‥身が細い。冷え冷えだったのも残念。揚げ物は揚げたてで出すべし! -
缶ビールが¥400なので、お飲み物を調達しに街に出る。潮騒の音が聞こえる。
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温泉街にしては殺風景だ。人っこ1人はワシ1人だけ。近くにコンビニがないので24時間スーパーへ 800m とぼとぼ歩く。
寒い! 本州バージョンの服装で来たことを後悔する。 -
キヌヤ、ありがたや。ビールはやめて地酒をチョイス。ついでにホッカイロも買って行こう。
宿に戻って部屋呑みタイム。エアコン30℃強にしておやすみなさい。zzz -
おはようございます
朝食バイキング。小皿、小鉢ごと取る方式。桜色の萩焼きに旅情が宿る。 -
ホテルの裏は菊ヶ浜。向こうに指月城跡の石垣が見える。
昨夜は潮騒が聞こえていた浜。だからこんなに近かったんだ。 -
8:00 ホテルを出発
今回の添乗員さんは 歴史ヒーローの命日には墓参りに出かけるほどの歴オタさん。しかも「わしゃあのぉ、広島 育ちじゃけんのぉ」の札幌在住のお方。なので知識潤沢にして正にホームグラウンド。
以降、その知識の受け売りです。 -
萩は小さな町
阿武川が日本海に注ぐにつれ、川は二手に分かれて小さな三角州を形成する。この3方を山に囲まれた縦横わずか3~4kmの狭い平地が江戸時代の長州の首都、世界遺産の萩だ。実に小さい。
※出典:Google Earth -
長州を治める毛利氏は、元はと言えばえ中国地方のほとんどを支配下に置いた一大勢力。その巨大な勢力を長州に封じ込め、このわずかばかりの小さな三角州に城を築けと家康は言う。関ヶ原の戦いで石田三成側から徳川側へ土壇場で寝返り、勝利に導いてやったのに これでは余りに酷い仕打ち。
どうしてだ家康! -
「え~い、なんもかんも家康にくれてやるわ! 大名などやってられるかぁ!」
と当時のお殿様が言ったとか言わなかったとか。それでも家康は許さず、殿様に泣きながら付いて来た家来たちは無念と共にこの地に凝縮された。
「今にみていろ僕だって」その想いは260年の時を経て、幕末に狂気となって弾け飛ぶ。 -
さて、ホテルをあとに、バスで武家屋敷近くの駐車場へ移動してきた。そこに立つ久坂玄瑞の像。
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久坂玄瑞
攘夷論者の血気盛んな過激派のイメージが強いけど、秀才だったらしい。
「怯むな、行けーーー!」と叫ぶ声が聞こえる様だ。
添乗員さんも、ちょっと あぶない人 と言っていた。
※個人の感想です -
団体旅行はどうしてもこうなる
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せっかくの家並も 寄る年波さん達には勝てず?
萩城下町 名所・史跡
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ご夫婦で写真撮りあって楽しそう。
ウチのカミさんは写真撮られるのが大っ嫌い!
特にオカチメンコと言う訳でもないのだが‥ -
武家屋敷には夏みかんの木が植えられている。
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明治維新後、収入を失った士族救済策の一つ。
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お土産に夏蜜柑丸漬を買った。砂糖漬けの丸ごと夏みかんの中が羊羹になっている。正月の口取りにしよう。
「口取り」って北海道だけの習慣だと、つい最近になって知った。おせち料理は大晦日に食べるし
https://prezo.jp/column/4029 -
高杉晋作の家
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高杉晋作 奇兵隊の斬込隊長
村田蔵六の制止を振り切って、長州征伐の幕府艦隊に小さな船で夜襲をかけ、全艦撤退に至らしめた男。実に痛快。 -
桂小五郎(木戸孝允)の家
桂小五郎と言えば林家木久扇師匠の鞍馬天狗の小ばなしを思い出す。
「杉作、桂さんの処はまだかね」とか
「杉作、ニホンの夜明けは近い!」とか
嵐寛寿郎の口調で言っていた。笑点 辞めるまでに復活してほしいなぁ。 -
9:00 武家屋敷からバスで数分、松陰神社にやって来た。その一廓にあるのが‥
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松下村塾
松下村塾 名所・史跡
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「松下邨塾」と書かれた看板。
この辺り、当時は「松本村」であり、松本村の塾を
本(モト)→ 下(モト)、村(ムラ)→ 邨(ムラ)と書いて「ショウカソンジュク」と読ませたらしい。松陰の叔父が開いた学校であった。
奇しくも瓦屋根には黒松の落葉が降り積もっている。当時から松の下の塾だったのだろうか? そうであれば松陰の叔父、玉木 文之進はセンスのいい人っだったのかもしれない。 -
多くの名士を輩出。
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驚いた事に、萩の小学校では朗唱と称し、毎朝、吉田松陰の教えを大きな声で読み上げているらしい。その教えは一学期で一つ。6年間で3×6で18。
ピカピカの一年生が最初に唱えるのがこれ↓
「今日よりぞ 幼心を打ち捨てて 人と成りしに 道を踏めかし」
先ずは覚悟を決めろと言うわけだ。人生には要所々々で心機一転の区切りが必要だ。
ここで学んだ子ども達は、どんな人になるのだろう? -
バスに戻って水分補給
う~寒っ、ホッカイロで燗つけよ~っと
9:25 津和野へと出発
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この旅行記へのコメント (4)
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- マプトさん 2023/12/22 13:36:57
- 萩
- こんにちは。山口の旅、よみました。
萩といえば夏みかんに維新ですね。世界遺産になりましたし。
去年、五島行く途中、萩に寄ろうか津和野にしようか迷いました。まあ、津和野にしたんですが。
長州と会津の禍根が今も。私は福島の血も引いてるので、複雑です。
- エフサさん からの返信 2023/12/22 15:58:29
- Re: 萩
- お晩でございます
マプトさんのルーツは福島でしたか。ウチも母方が小名浜なので、長州とは因縁があると言えばそうなのですが、勉強不足でして‥
こりゃあ御先祖様に叱られそうだな
津和野はコンパクトにまとまっているので、ぶらり途中下車の旅としては正解だった気がします。萩も狭いけど有名人がが多いので‥
それにしても五島へ行く途中で津和野とは‥
キガリの帰りにちょっと山形ぶらりとか、
フットワークの軽さでは、マプトさんに敵う人はいませんね。
-
- さとぴ。さん 2023/12/22 07:23:44
- 1センチで通行止めですかw
- エフサさん、おはようございます。
このルート良いですね!
ぜんぶ北海道から行きづらいところ。
錦帯橋は行った事ないのでうらやましい。
口取りって北海道だけですか∑(゚Д゚)
朝から歴史のお勉強もできました。
つづきも楽しみにしております。
さとぴ。
- エフサさん からの返信 2023/12/22 09:41:48
- Re: 1センチで通行止めですかw
- そ~なんですよ、「ぜんぶ北海道から行きづらいところ。」なんです。
さすが、さとぴ。さん、ご指摘のとおり! そこを分かって頂けるだけで、すっごく嬉しい。
せっかくの、萩・石見空港も岩国錦帯橋空港も直行便なし。唯一直行便がある広島空港は1日1往復のみで広島に夕方着いて朝一で戻ってくるので2泊3日も実質1日しかない。
これじゃあ、あまりにももったいない。
今回の目的は、カミさんの日本三景で残る厳島神社を訪れる事。ワシも萩に行きたかったので、アフターコロナで 呑みバス もできるし、丁度良かったです。
積雪1cmは本当らしいです。山陽(本当の雪道知らない)の人とかがノーマルタイヤでノロノロ運転→渋滞→圧雪進行→自力走行不能で、やむなく通行止めと言うパターンらしいです。
どうする家康 で、毛利輝元のあの行動が真実だったのかどうか、ちょっと気になるところ。関ヶ原、行ってみたくなりました。
口取りは、関西からの単身赴任のヤツが蒲鉾と勘違いして酒のつまみに買って食べたら、練り切りだったってびっくり!していました。練り物が練り切り
思わず笑っちゃいました。
口取りはどうも北海道だけらしいです。
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