2023/05/25 - 2023/05/25
250位(同エリア437件中)
ちゃんさん
6週に一度の我が子の通院上京。毎年5月は年に1度の筑波受診もあるため、3泊4日のロングな行程です。
3日目は3年前、我が子の闘病のため2ヶ月もの時を過ごした つくば市へ。今回はカーシェアを借りて、思い出の地と、一度行ってみたかった茨城のチェーン店を巡ってみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 私鉄
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つくばへ行くならTX! 宿泊先の浅草橋からだと、総武線で秋葉原へ出て乗り換えるのが王道ルートです。
しかし朝の上りは混み合うので、秋葉原まではタクシーで移動しました。秋葉原からのTXは「下り」なので、座席にありつくのは簡単。秋葉原駅 駅
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区間快速なので通過駅は4駅のみ。それでも、もともと駅間距離が長い高速路線なので、エクスプレスの名に違わない俊足さを誇ります。
荒川を渡り、東京を脱出。つくばエクスプレス 常磐新線 乗り物
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沿線の開発の勢いが留まることを知らないTXも、守谷駅を出ると広大な水田を走り抜けるようになります。
慣れぬ常磐道を、必死にレンタカーを運転して病院に行ったのも、ずいぶん昔のことに感じられます。あの頃「常磐道」と聞くと、えらく怖いイメージがありましたし。 -
しかしTX沿線の宅地化の波は、留まることを知りません。農振地域以外は、住宅で埋まってしまう勢いです。
すでにラッシュ時は飽和状態というTXの増結プロジェクト、間に合うかしら。 -
浅草から55分、つくば駅に到着。TXの開業時には存在したというクロスシート車があればラクだったろうとは思いますが、とても運びきれない現実があります。
つくば駅 駅
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地上に上がれば、「つくばセンター」。つくば市内各方面に向かうバスが発着する、つくばの交通結節点でsy。
僕らは筑波大学循環バスに乗車しました。筑波大学構内をぐるりと回りつくば駅に戻る路線で、大学生のみならず、周辺住民にとっても大切な足になってます。つくばセンタービル 名所・史跡
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アパートの最寄りバス停だった、メディカルセンター前で下車。「天久保大学通り商店街」という名のテナント建物は、リニューアルされて現役でした。
リニューアルしたのに、お店のラインナップがほとんど変わっていないことに安心します。台湾料理の店も韓国料理の店も、変わらず元気に営業しているのが嬉しいです。 -
商店街を抜ければ、つくばの「歩行者にとっての」メインストリートと言える、公園通りです。安心して歩ける歩道で、治療がお休みの週末には、我が子と歩いたことを思い出します。
近隣の保育園のお散歩コースにもなっていて、こんなに安心な道はありません。 -
「センヌキ」とも呼ばれるタワーがそびえる、松見公園へ。広々した芝生と池があり、短い休日を楽しむ我が家の、お気に入りの公園でした。
松見公園展望塔 公園・植物園
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遊具やベンチが荒れているのが残念だなと思っていたけど、リニューアルされていて、「遊べる公園」になっていたのは嬉しいです。遊んでいい場所と察知した我が子は、さっそく すべり台にGo!
昨日買った地下鉄博物館のTシャツが、つくばっ子の羨望を集めてました。 -
モダニズムを感じる、公園のレストハウス。
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我が子は難しい建築理論より、群がる鯉に夢中でした。
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公園通りだけではなく、つくば市の中心部には、充実した歩行者道のネットワークが広がります。
筑波大病院前の廃止された消防署庁舎は、やっと撤去されてました。跡地には筑波大を受診する患児向け支援施設ができるとの報道があっていたけど、進展はない模様。 -
バス網が充実した筑波大周辺でも、歩くことが推奨されています。
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つくばに3ヶ月住む中で もったいないなと感じていたのが、廃墟と化した公務員住宅の数々。様々な事情があるのは理解するものの、住む者としては負の側面しか感じられませんでした。
それだけに病院近くの1区画が、セキスイハイムのマンションと分譲住宅に生まれ変わっただけでも、嬉しく思います。 -
しかもマンションには1台、タイムズのカーシェアが配備されていました。3年前は病院周辺に1台もなく、郊外のベビー用品店に行くのにも苦労したことを思い出します。
久留米で毎日の通園に愛用しているヤリスを、千キロ以上離れた地で「シェア」できるのは、カーシェアの妙。いざ出発! -
筑波大には、外郭団体運営の誰でも泊まれる宿泊施設「研修センター」がありました。我が子の検査入院時は1人で泊り、半年後の診察では家族で泊まった、思い出の施設です。
その直後に閉館になり、今はドラッグストアになっています。寂しい気もしますが、廃墟のまま放置されるよりは、よほど良いです。一般財団法人 筑波学都資金財団 筑波研修センター 宿・ホテル
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学園東大通りを北上し、ばんどう太郎の つくば学園中央店にやって来ました。立派な構え。
サザコーヒーやスーパーカスミなど、独自のチェーン店が存在感を占める茨城県の、和食ファミレス。一度来てみたかったのです!ばんどう太郎 つくば学園中央店 グルメ・レストラン
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親孝行通り…福岡県人としては、ひとこと言いたくなります(笑)。
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和服のおかみさんに出迎えられ、席へ。ファミレス的な気楽さがある店内です。
奥のお座敷は、節目節目の祭事でも使われるそうで、日常から特別な日まで、幅広く親しまれている店でもあります。 -
お値段はランチでも千円台オーバーで、お手頃という水準ではありません。ファミレス縛りで例えるなら、ロイホレベルかな。
僕は名物という、みそ煮込みうどんランチ(1,298円)。あつあつふはふは。自家製麺という、うどん麺の完成度に驚きました。うどん屋のせがれが言うんだから、間違いありません(笑)。 -
ヨメさんは、1日10食限定の まるとくランチ。1,419円という値段をはるかに凌駕するクオリティに びっくりです。これはうまい!
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そして我が子は、お子様ランチ。おいしそうに食べていました。近所にこんな店があったら、休日や節目の日がどんなにラクかと思います。
福岡にも、進出しませんかね? -
お子様ランチの おもちゃは、会計後に引き換えるようになっています。引換券の裏面の言葉が、また泣かせるじゃないですか。
その言葉は おかあさんだけではなく、おとうさんにも向けて下さい。 -
診察まではあと1時間ほどあるので、カーシェアで つくば市内をドライブしました。幅の広い直線道路、雑草の生えた中央分離帯、うん つくばだ(笑)。
つくば駅周辺の公務員宿舎の跡地にも、マンションの建設が進んでいます。インフラの整った計画都市なんだから、どんどん再開発すべし! -
かと思えば、相変わらず廃墟の宿舎も点在します。さっさと処分すればいいのにというのは、部外者の戯言かな?
一気に再開発してしまうと世代の偏りが発生してしまうので、あえて時期をずらしていくのかもしれません。 -
2ヶ月を過ごしたアパートは健在でした。寒い寒い冬のつくばを過ごした、思い出の我が屋。懐かしさしかありません。
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アパートから歩いて5分の、かつらぎ公園にやってきました。広々した原っぱがある、体を動かせる公園です。
いつも人がいる印象だったけど、今日は珍しく貸し切り状態でした。 -
入院当時は紅葉の時期でした。今は新緑がいっぱい。思い出が、緑で上書きされていきます。
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庭園風のせせらぎがあり、厳しい闘病生活の間のオアシスでした。
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池の水、こんなに澄んでたっけ? ゆうゆうと、大きな鯉が泳いでいました。
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診察時間も近づいてきたので、病院へ。立派な新しい病棟のうち、半分だけ完成した状態が、もう数年も続いています。
旧病棟と「仮」でつないでいるため、動線が長く、入院患者には極めて不便な状態。1年でも早く、完成形につなげてほしいです。 -
5類へ移行しようとも、病院では厳しい制限が続きます。我が子の闘病はコロナのギリギリ前で、病棟への出入りは比較的自由だったので、付添でない僕も共に戦うことができました。
ワンオペを強いられる今の付添闘病は、過酷そのものだろうと思います。 -
年に1度の外来は、放射線科と小児科の先生への「近況報告」のようなもので、問題なく終了。さあ、浅草橋に帰るよ!
TXが早いのは重々承知だけど、診察後の疲れた体だと、どうしても都心直行の高速バスに足が向いてしまいます。 -
しかもJRバスは、ゆったりした座席が嬉しいデラックスバスです。背ずりにも厚みがあり、窓も大きく、のんびり車窓を楽しみながら帰ることができます。
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3年前に比べて つくば駅前には商業施設やスーパーが増え、車なしでも ぐっと便利になりました。1年後は、どうなっているかな。またその日まで!
我が子はさすがに疲れてきたのか、僕に抱っこされたままスヤスヤ。乗り換えのないまとまった時間だからこそ、ぐっすり昼寝できました。つくばセンタービル 名所・史跡
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都心に入ると、都会を走る高速バスでは不可避の日常的な渋滞に はまりました。
すべての目的を達した後なので、気分は軽いもの。スカイツリーや隅田川、国技館を巡る車窓観光と思えば、悪くありません。両国国技館 グルメ・レストラン
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両国駅の上を、歩むような速さで通過。ここで降ろしてもらえたら、宿泊先の浅草橋は目と鼻の先なんだけど…
両国駅 駅
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15分ほど遅れて、東京駅八重洲口に到着。
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東京最後の夜なので、大丸の地下でデパ地下総菜を買い出し。超おいしいんですよね。東京発着のブルートレインが現役だった頃には、ここで夕食を調達してたのを思い出します。
新作プラレールも要チェック!プラレールショップ (東京キャラクターストリート) 専門店
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夕方6時過ぎなので、電車に乗ればすし詰めラッシュに巻き込まれるのは目に見えてます。浅草橋へは都バスもあるので、八重洲口から乗り込みました。
本数は30分に1本と、地方都市のバス路線みたい。10分毎に走って当然だろ!と思ってしまうのは、福岡市の感覚かも…路線バス (都営バス) 乗り物
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通勤客でほぼ満席のバスは、日本橋を抜け、買い物帰りの客をさらに載せていきます。東京に来た感があり、好きな車窓です。
長い日程も、これでほぼお終い。翌日、佐賀空港経由で帰り、年に1度の4日間を今年も無事に終えることができました。
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