迎賓館赤坂離宮、本館及び庭園は事前予約なしで見学することが出来ます。<br />尚、和風別館は、引き続き事前予約が必要です。<br /><br />夜間ライトアップ編を追加しました。<br />2024年５月３日（金）～５月5日（日）までは、本館がライトアップと前庭で生演奏が開催されます。本館の見学も20時まで延長されるので、混雑なくゆっくり見学できました。<br /><br />「迎賓館赤坂離宮」<br />東宮御所として、明治42年（1909）に片山東熊の設計により元紀州藩屋敷跡に建設されました。しかし、ネオ・バロック様式の外観が華美過ぎたことや、住居として使いがってが良くなかったことから皇太子嘉仁親王（後の大正天皇）は、この御所を使用することはほとんどなかったそうです。創建から100年を迎えて平成21年（2009）には、本館・正門・噴水が国宝に指定されました。<br />　<br />迎賓館の見学の後は、徒歩15分のホテルニューオータニの庭園（無料）や、ニューオータニの向いにある、赤坂プリンス跡地にできた紀尾井町ガーデンテラスのパブリックオブジェなどを見学して「赤坂クラシックハウス」のレストランで食事などありです！

明治時代唯一のネオ・ゴシック建築「迎賓館赤坂離宮」

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2024/05/03 - 2024/05/03

823位(同エリア1147件中)

旅行記グループ国内編

じろうまるさん

迎賓館赤坂離宮、本館及び庭園は事前予約なしで見学することが出来ます。
尚、和風別館は、引き続き事前予約が必要です。

夜間ライトアップ編を追加しました。
2024年５月３日（金）～５月5日（日）までは、本館がライトアップと前庭で生演奏が開催されます。本館の見学も20時まで延長されるので、混雑なくゆっくり見学できました。

「迎賓館赤坂離宮」
東宮御所として、明治42年（1909）に片山東熊の設計により元紀州藩屋敷跡に建設されました。しかし、ネオ・バロック様式の外観が華美過ぎたことや、住居として使いがってが良くなかったことから皇太子嘉仁親王（後の大正天皇）は、この御所を使用することはほとんどなかったそうです。創建から100年を迎えて平成21年（2009）には、本館・正門・噴水が国宝に指定されました。
　
迎賓館の見学の後は、徒歩15分のホテルニューオータニの庭園（無料）や、ニューオータニの向いにある、赤坂プリンス跡地にできた紀尾井町ガーデンテラスのパブリックオブジェなどを見学して「赤坂クラシックハウス」のレストランで食事などありです！

エリア

赤坂(東京)

旅行の満足度: 5.0

観光: 4.5

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 私鉄徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

念願の迎賓館ライトアップに行ってきました。
本館内も20時まで見学延長がされるので、混雑なくゆっくり見ることができておすすめです。ライトアップは18:30からスタートです。
5月3日は本館玄関前で生演奏が２回開催されました。
筝とフルートアンサンブルでとても良かったです。
迎賓館赤坂離宮は、建物内の写真は撮れませんが、入場すると写真の豪華なパンフレットが頂けます。
「迎賓館赤坂離宮」鳥観図
国宝の正門を含む正面外柵は、全長約160ｍ。中央に正門及び脇門があり、中央扉の正面上部に菊の御紋が施されていいます。
国宝の迎賓館本館は、石造りと鉄骨補強煉瓦造りを組み合わせた左右対称の建物。玄関庭は、昭和の大改修に国公賓の接遇時の歓迎式典が行えるよう、ヴェルサイユ宮殿の前庭に倣って花崗岩（ピンコロ石）約25万個を敷きつめました。
建物の両翼を前方に張り出し、湾曲させた特徴的な設計です。

屋根は緑青で覆われ、中央部には青銅製の日本らしい「阿吽の甲冑」、少し離れた左右には金の星を散りばめた天球儀と金色に輝く霊鳥が４匹かざられています。
青銅製の阿吽の甲冑（左）
青銅製の阿吽の甲冑（右）
金の星を散りばめた天球儀と金色に輝く霊鳥が４匹
正面玄関の鉄扉。上部に菊花、扉左右に桐の紋章が配されいます。
両翼の出入口の屋根は硝子性で美しいです。
主庭
本館の南側主庭にある噴水は、創建当時のもの100年前と変わらぬ景色（国宝）。
噴水の位置が本館より低く設計されているため、列柱が並ぶ軽やかな南側の背景と調和しています。

噴水塔を囲む縁石に亀、その四方を鷲の上半身に下半身がライオンで翼をもつギリシャ神話に出てくる「グリフォン」が守っています。
和風別館「遊心亭」の街灯には、五七の桐の紋章が付いてます。
＊こちらの見学は予約が必要です。
洋風の迎賓館赤坂離宮の東側に位置する、和風別館「遊心亭」は、和風の意匠と接遇で外国の賓客をお迎えする施設として昭和49年（1974）に谷口吉郎の設計で親切されました。池には錦鯉が泳いでます。
別館前の池には、ヒレが長い美しい「鰭長錦鯉　ひれんがにしきごい」と呼ばれる珍しい錦鯉がいます。
迎賓館は、紀州徳川家の江戸屋敷があった場所に建てられました。その江戸屋敷の名残りの門が唯一残っています。
迎賓館から15分位歩くと、ホテルニューオータニに行けます。ニューオータニの一万坪の庭園は無料で入れます。この庭園は加藤清正の下屋敷や井伊家の庭園として400年余りの歴史があります。池泉回遊式の日本庭園は、ホテルニューオータニのシンボルです。赤い太鼓橋は人気スポット！

清泉池
大滝
ホテルニーオータニの向い側には、2016年に赤坂プリンスホテルの跡地にできた「東京ガーデンテラス紀尾井町」には、パブリックアートが展示されています。

花の広場には、大巻伸嗣デザインの「Echoes Infinity ～ Immortal Flowers」のオブジェ
赤坂御門とつながる広場には、青木野枝作「空玉」
水が地から上昇し、また戻ってくる世界を表している。
空の広場には、名和晃平作「White Deer」のオブジェ
「赤坂プリンスクラシックハウス」
旧グランドプリンス赤坂旧館と親しまれた、美しいチューダー様式の洋館は元は「旧李王家東京邸」だったところです。現在はレストランになっています。