お遍路甲山八十八ヶ所、同行二人の石仏巡り

2023/02/26 - 2023/02/26

　四国のお遍路歩きは一人旅でも弘法大師様が一緒ですよという意味で同行二人（どうぎょうふたり）と表現する。

　風呂友ちーさんとスギモさんとの石仏巡りは八十八ヶ所巡りなのだが単なる同行者二人（どうこうしゃふたり）である。

　甲東梅林の梅が満開との報に接し我が風呂友登山隊はただちに出撃、これを鑑賞せんとす。曇天なれども風寒し。

　八十八ヶ所石仏巡りのついでに梅も見に行ったのである。

エリア 西宮・芦屋(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩 バイク

　市内の数少ない梅林の一つ「甲東梅林」で梅開きが行われている。

　公民館の庭の敷地なのでさほど広くはない。

　奈良時代までは花と言えば「梅」を指した。

　中国から渡来した梅は香りの良さもあって人気があったのだ。

　平安時代になると菅原道真が遣唐使を廃止し、大陸文化よりも日本古来の「桜」が見直されるようになった。

　道真と言えば「梅」なのに自分の政策のお陰で日本を代表する花は「桜」に取って代わられたのは皮肉なことかも。

　因みに日本の国花は「菊」と「桜」なのだ。菊は天皇家の紋章でもある。

　さて観梅の後は母校を表敬訪問し甲山に向かう。

　甲山の麓に「関学」と「八十八ヶ所石仏巡り」があるのだ。

　秀吉が大阪城築城の為に切り出させた六甲の大岩、鑿の後が残っている。

　でも途中で要らなくなったのね。

　今回の二人同行者、チーさんとスギモさん。

　東入口から南入口まで森林公園内の道を行けば１０分程だったが、分からずに軽登山道に入ってしまい4、５0分登り降りを繰り返してしまった。

　バス道路沿いにある一番札所の石仏。

　信心深いお二人は石仏ごとに合掌し、現世ご利益を祈願？

　石仏は屋根付きのワンルームもあれば雨ざらしもあるのだ。

　本来は幼い子供を守るお地蔵様に魔よけの赤い前掛けを掛けたのだが、ここでは地蔵菩薩に限らず他の菩薩や如来や明王にも前掛けが付いていた。

　車道を三回横切って順路は作られている。

　城の石垣に使う予定だった巨石には鑿の後が残っている。

　石垣用の残りの岩で石仏を彫ったのかな？

　インスタ映えスポット。

　甲山を背景に立つ石仏。絵になるな。

　八十八体目は「神呪寺」の境内にある。

　これで四国八十八ヶ所巡礼と同じご利益が授かるであろう、って何も祈願していなかった！

この旅行記へのコメント （4）

• シンバさん 2023/02/28 18:03:04

  石仏とおっさん！

  インスタにアクセスしてると思いきや…
  
  石仏とおっさんぢゃん（涙）
  
  どー見ても、フォートラベルですね♪
  
  シンバ

  熟年ドラゴンさん からの返信 2023/03/01 07:01:41

  Re: 石仏とおっさん！

  　インスタにでてますか？
  　自動的にアップされるのですかね？

• シンバさん 2023/02/28 18:03:02

  石仏とおっさん！

  インスタにアクセスしてると思いきや…
  
  石仏とおっさんぢゃん（涙）
  
  どー見ても、フォートラベルですね♪
  
  シンバ

• シンバさん 2023/02/28 18:03:01

  石仏とおっさん！

  インスタにアクセスしてると思いきや…
  
  石仏とおっさんぢゃん（涙）
  
  どー見ても、フォートラベルですね♪
  
  シンバ