白老・大滝旅行記(ブログ) 一覧に戻る
9月になれば、多少は暑さも収まると考え、旅を再開することにした。ちょうど安い切符もあるので、久しぶりに北海道へ向かうことにする。どこへ行こうかと考えたところ、ふと稚内が頭に浮かんだ。しかし、夜行列車も無くなった今、稚内まで行くのは至難の業である。色々悩んだ挙句、学生時代から興味のあったアイヌ文化に出会うことのできる白老の『ウポポイ』と定山渓温泉を絡めて3泊4日で旅することにした。初日は、まず『ウポポイ』へと向かう。<br /><br />(2022.09.15投稿)

ふらり最北端【1】~アイヌ文化に浸る~

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2022/09/09 - 2022/09/09

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旅猫

旅猫さん

9月になれば、多少は暑さも収まると考え、旅を再開することにした。ちょうど安い切符もあるので、久しぶりに北海道へ向かうことにする。どこへ行こうかと考えたところ、ふと稚内が頭に浮かんだ。しかし、夜行列車も無くなった今、稚内まで行くのは至難の業である。色々悩んだ挙句、学生時代から興味のあったアイヌ文化に出会うことのできる白老の『ウポポイ』と定山渓温泉を絡めて3泊4日で旅することにした。初日は、まず『ウポポイ』へと向かう。

(2022.09.15投稿)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
3.0
ショッピング
3.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 観光バス 新幹線 JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
楽天トラベル
  • 大宮駅を6時57分に出た『はやぶさ1号』は、秋の気配が漂い始めたみちのくを走り抜けて行く。車窓には、色付いた稲穂が美しい。

    大宮駅を6時57分に出た『はやぶさ1号』は、秋の気配が漂い始めたみちのくを走り抜けて行く。車窓には、色付いた稲穂が美しい。

  • そして、青函トンネルを抜ければ、6年ぶりの北の大地である。終着の新函館北斗駅で、11時5分発の特急『北斗9号』に乗り換え、白老駅を目指す。列車は、快晴の空の下を走って行く。駒ヶ岳の麓を回り込むと、内浦湾沿いへと出た。空よりも青い海の向こうには、羊蹄山も見えている。

    そして、青函トンネルを抜ければ、6年ぶりの北の大地である。終着の新函館北斗駅で、11時5分発の特急『北斗9号』に乗り換え、白老駅を目指す。列車は、快晴の空の下を走って行く。駒ヶ岳の麓を回り込むと、内浦湾沿いへと出た。空よりも青い海の向こうには、羊蹄山も見えている。

  • 長万部駅に着くと、思いの外多くの乗客が降りた。廃線が決まった函館本線に乗り換えるようである。そして、白老駅には13時34分に着いた。

    長万部駅に着くと、思いの外多くの乗客が降りた。廃線が決まった函館本線に乗り換えるようである。そして、白老駅には13時34分に着いた。

  • 改札を出ると、窓の向こうには、特徴的な頂を持つ樽前山が見えた。山頂の溶岩ドームは、明治期の噴火によって出来たものだそうだ。

    改札を出ると、窓の向こうには、特徴的な頂を持つ樽前山が見えた。山頂の溶岩ドームは、明治期の噴火によって出来たものだそうだ。

  • 駅から『ウポポイ』へと歩いて行く。その途中に、蒸気機関車が保存されていた。ここ白老町を通る室蘭本線などで活躍したD51 333号機である。かなり傷みがあり、屋根でも付けないと朽ちてしまいそうである。

    駅から『ウポポイ』へと歩いて行く。その途中に、蒸気機関車が保存されていた。ここ白老町を通る室蘭本線などで活躍したD51 333号機である。かなり傷みがあり、屋根でも付けないと朽ちてしまいそうである。

  • さらに進むと『ウポポイ』の入口に着いた。その入口は、コンクリートの壁で造られた通路になっていて、壁には、樹々や動物が描かれていた。『ウポポイ』は。『民族共生象徴施設』などと言う御大層な名前が付いているが、それまでの負の歴史を覆い隠すため、政府が国策で整備した施設であるのは衆知の事実である。

    さらに進むと『ウポポイ』の入口に着いた。その入口は、コンクリートの壁で造られた通路になっていて、壁には、樹々や動物が描かれていた。『ウポポイ』は。『民族共生象徴施設』などと言う御大層な名前が付いているが、それまでの負の歴史を覆い隠すため、政府が国策で整備した施設であるのは衆知の事実である。

    ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

  • とは言え、造らないよりはましである。その中心となる施設が、『国立アイヌ民族博物館』である。外見はかなり立派な施設であるが、館内は思ったよりも簡素である。ただ、二階からの眺めは悪くは無かった。

    とは言え、造らないよりはましである。その中心となる施設が、『国立アイヌ民族博物館』である。外見はかなり立派な施設であるが、館内は思ったよりも簡素である。ただ、二階からの眺めは悪くは無かった。

  • 展示室に入ると、まず正面に飾られていたのが、『アイヌ神謡集』で知られる知里幸恵による直筆のノートであった。アイヌは文字を持たないため、代々口述で語り継がれてきた『ユカラ(叙事詩)』を、ローマ字と日本語で書き記したものである。19歳で死去した彼女と、言語学者の金田一京助の出会いが無ければ失われていた貴重なアイヌの文芸である。

    展示室に入ると、まず正面に飾られていたのが、『アイヌ神謡集』で知られる知里幸恵による直筆のノートであった。アイヌは文字を持たないため、代々口述で語り継がれてきた『ユカラ(叙事詩)』を、ローマ字と日本語で書き記したものである。19歳で死去した彼女と、言語学者の金田一京助の出会いが無ければ失われていた貴重なアイヌの文芸である。

  • 展示室には、様々なアイヌに関する資料が展示されている。重要な行事で男性が着用した正装では、体の前に刀を下げるなど、独特な装束も観られる。鞘には、見事な彫り物が施されていた。

    展示室には、様々なアイヌに関する資料が展示されている。重要な行事で男性が着用した正装では、体の前に刀を下げるなど、独特な装束も観られる。鞘には、見事な彫り物が施されていた。

  • 女性の正装では、最も大切にしていたという、大きな玉が使われた首飾りが印象的である。どちらの衣装も、アイヌ文様が施され美しかった。

    女性の正装では、最も大切にしていたという、大きな玉が使われた首飾りが印象的である。どちらの衣装も、アイヌ文様が施され美しかった。

  • 展示物の中でも見応えがあったのは、マキリである。マキリは、和人から輸入したものであるが、柄や鞘には、アイヌの人たちの手により見事な彫り物が施されている。多種多様な文様があり、それらを観るだけでも訪れた甲斐がある。

    展示物の中でも見応えがあったのは、マキリである。マキリは、和人から輸入したものであるが、柄や鞘には、アイヌの人たちの手により見事な彫り物が施されている。多種多様な文様があり、それらを観るだけでも訪れた甲斐がある。

  • 他にも、アイヌ語で『サラニプ』と呼ばれる編袋などは、とても洒落た造りで、現代でも普通に使えそうなものであった。<br />※『サラニプ』の『プ』は、表記される場合には小文字が使われる。

    他にも、アイヌ語で『サラニプ』と呼ばれる編袋などは、とても洒落た造りで、現代でも普通に使えそうなものであった。
    ※『サラニプ』の『プ』は、表記される場合には小文字が使われる。

  • 博物館を後にして、園内を観て回る。工房では、アイヌの伝統工芸などの作業風景が観られると言うことだったが、この日はやっていなかった。飾られていたアイヌ文様が施された衣料がとても美しい。

    博物館を後にして、園内を観て回る。工房では、アイヌの伝統工芸などの作業風景が観られると言うことだったが、この日はやっていなかった。飾られていたアイヌ文様が施された衣料がとても美しい。

  • 奥には、アイヌの伝統的な住まいである『チセ』が再現されている。とは言え、建築基準法に縛られ、伝統的な工法や姿ではないのが残念である。

    奥には、アイヌの伝統的な住まいである『チセ』が再現されている。とは言え、建築基準法に縛られ、伝統的な工法や姿ではないのが残念である。

  • その中のひとつで、伝統芸能の紹介があると言うので入ってみる。演じられたのは、『ムックリ(口琴)』である。空気を震わせるような独特な音色で、目を閉じると幻想的な空気感を感じる。以前、仕事の関係で『アイヌ文化交流センター』を訪れた際、この『ムックリ』をいただいたのだが、とても難しく、ほとんど音が出なかったことを思い出した。

    その中のひとつで、伝統芸能の紹介があると言うので入ってみる。演じられたのは、『ムックリ(口琴)』である。空気を震わせるような独特な音色で、目を閉じると幻想的な空気感を感じる。以前、仕事の関係で『アイヌ文化交流センター』を訪れた際、この『ムックリ』をいただいたのだが、とても難しく、ほとんど音が出なかったことを思い出した。

  • 外へ出ると、弓矢の体験が出来る場所があった。弓は好きなので、迷わずやってみることにする。吊るされたホタテの貝殻を射るのだが、三本放って一本も当たらなかった。だが、縄文人の血が騒ぐのか、筋は良いと褒められた。

    外へ出ると、弓矢の体験が出来る場所があった。弓は好きなので、迷わずやってみることにする。吊るされたホタテの貝殻を射るのだが、三本放って一本も当たらなかった。だが、縄文人の血が騒ぐのか、筋は良いと褒められた。

  • 『ウポポイ』は、大きな沼に面している。『ポロト』である。『ポロト』とは、アイヌ語で『大きい沼・湖』と言う意味である。この日は風も無く、水面は鏡のように光っていた。

    『ウポポイ』は、大きな沼に面している。『ポロト』である。『ポロト』とは、アイヌ語で『大きい沼・湖』と言う意味である。この日は風も無く、水面は鏡のように光っていた。

  • 15時半近くになり、体験交流ホールへと向かう。そこで、予約していたアイヌ舞踊の実演を鑑賞する。これまで、アイヌの舞踊は何度も観ているが、自然界におけるカムイと人であるアイヌとの密接な繋がりを感じさせる素晴らしいものである。

    15時半近くになり、体験交流ホールへと向かう。そこで、予約していたアイヌ舞踊の実演を鑑賞する。これまで、アイヌの舞踊は何度も観ているが、自然界におけるカムイと人であるアイヌとの密接な繋がりを感じさせる素晴らしいものである。

  • 二時間半ほどの滞在であったが、正直時間が足りなかった。食事も摂れなかったので、エントランス棟にあったフードコートに立ち寄り、すぐに食べることが出来るもので済ませる。食べたのは、白老牛の串焼きと行者ニンニク入りのザンギである。どちらも思いの外美味しかった。

    二時間半ほどの滞在であったが、正直時間が足りなかった。食事も摂れなかったので、エントランス棟にあったフードコートに立ち寄り、すぐに食べることが出来るもので済ませる。食べたのは、白老牛の串焼きと行者ニンニク入りのザンギである。どちらも思いの外美味しかった。

    ヒンナヒンナキッチン 炎 グルメ・レストラン

  • 駅へ戻る途中、松浦武四郎を顕彰する石碑を見つけた。松浦武四郎は、幕末から明治にかけての探検家で、アイヌ民族とその文化についての多くの記録を残した人である。『北海道(北加伊道)』と言う名を提案したのも彼である。

    駅へ戻る途中、松浦武四郎を顕彰する石碑を見つけた。松浦武四郎は、幕末から明治にかけての探検家で、アイヌ民族とその文化についての多くの記録を残した人である。『北海道(北加伊道)』と言う名を提案したのも彼である。

  • 16時22発の特急『北斗13号』で白老を後にする。この日の宿は、終着の札幌駅の駅前にある『ホテルグレイスリー札幌』である。そこそこ立派なホテルだが、客室内は思ったよりも狭かった。

    16時22発の特急『北斗13号』で白老を後にする。この日の宿は、終着の札幌駅の駅前にある『ホテルグレイスリー札幌』である。そこそこ立派なホテルだが、客室内は思ったよりも狭かった。

    ホテルグレイスリー札幌 宿・ホテル

  • 荷物を置き、すぐに夕食を求めて外に出た。しかし、ホテルの入っている建物の二階にあった居酒屋は、一人だと言う理由で断られがっかり。仕方が無いので、適当に歩いていると、東急ハンズの入った建物の最上階に蕎麦屋があったので、行ってみることにした。エレベーターに乗り込むと、懐かしい階数表示が付いていた。

    荷物を置き、すぐに夕食を求めて外に出た。しかし、ホテルの入っている建物の二階にあった居酒屋は、一人だと言う理由で断られがっかり。仕方が無いので、適当に歩いていると、東急ハンズの入った建物の最上階に蕎麦屋があったので、行ってみることにした。エレベーターに乗り込むと、懐かしい階数表示が付いていた。

  • 最上階で降りると、急に静かになった。多くの人で賑わう札幌の街とは思えない。『東家寿楽』と言う店に入ったのだが、金曜日の夜だと言うのに、客は二人だけ。しかも、待つ間に出て行ってしまい、結局貸切となった。出てきたせいろ蕎麦は、海外産の蕎麦粉を使っていると知り、少々がっかり。酒も地酒は一種類しか無く、寂しい晩酌となってしまった。

    最上階で降りると、急に静かになった。多くの人で賑わう札幌の街とは思えない。『東家寿楽』と言う店に入ったのだが、金曜日の夜だと言うのに、客は二人だけ。しかも、待つ間に出て行ってしまい、結局貸切となった。出てきたせいろ蕎麦は、海外産の蕎麦粉を使っていると知り、少々がっかり。酒も地酒は一種類しか無く、寂しい晩酌となってしまった。

    そば処 東家寿楽 東急店 グルメ・レストラン

  • 札幌の駅前は高層ビルばかりで、これと言った飲食店は無い。人も多いので、早々に宿へ戻ることにした。部屋に戻り窓の外を観ると、夜の装いを纏った札幌駅が佇んでいた。明日は、いよいよ稚内である。

    札幌の駅前は高層ビルばかりで、これと言った飲食店は無い。人も多いので、早々に宿へ戻ることにした。部屋に戻り窓の外を観ると、夜の装いを纏った札幌駅が佇んでいた。明日は、いよいよ稚内である。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • hot chocolateさん 2022/09/30 01:33:45
    ウポポイ
    旅猫さま

    こんばんは。
    「ふらり最北端【1】~アイヌ文化に浸る~」にお邪魔しています。

    白老駅の「D51 333号機」、昔は大活躍したのでしょうが、
    今は野ざらしになっていて残念ですね。
    春に大津に行った時、リタイヤした「C57 128」が、屋外でしたが
    屋根つきで展示されていて、今でも国鉄OBによって定期的に
    整備されているそうです。

    むか~し、初めて北海道に行った時、白老ではありませんが、
    阿寒湖周辺でアイヌの文化施設を訪れ、アイヌの伝統衣装や
    伝統芸能の「ムックリ」を鑑賞しました。
    「ウポポイ」は、初めて知ったのですが、最近できたのでしょうか。

    オーストラリアの先住民族アボリジニや、ニュージーランドの
    先住民族のマオリなど、世界の先住民族の多くは、国の政策によって、
    土地や資源を奪われ、独自の言語を使うことを禁じられ、不当な差別を
    受けるなど、苦しい時代を経験していますね。
    アイヌもその一つ。
    私たちが憧れる北海道は、元々はアイヌの地、私達もそのことを理解し、
    若いアイヌの人たちには、その文化を守っていって欲しいですね。

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2022/10/01 07:43:08
    RE: ウポポイ
    hot chocoさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます。
    『D51 333号機』は、北海道中で活躍していたそうです。
    日本人は新し物好きなので、古い物はすぐに捨ててしまう性分。
    気付いた時には失われていると言うことが良くあります。
    今の事しか考えないので、100,200年後を考えれば、もっと変わると思うのですが。
    古い町並みと同じで、残したところはそれが観光資源にもなる。
    大津の『C57 128』は幸せですね。

    『ウポポイ』は、一昨年の夏に出来た施設です。
    まだまだ新しく、風情は全くありません。
    でも、アイヌの伝統や歴史を知るには良い所です。

    日本は、明治時代、新政府による政策でアイヌは自由を奪われました。
    新政府が昭和に倒れた後も、日本は単一民族と言う考えが根深く、現在でも国勢調査では、アイヌの項目がありません。
    未だに、国内にどれだけのアイヌの人が暮らしているか国は把握していないのです。
    しかも、日本政府がアイヌを先住民族と認めたのは、2008年になってからです。
    僅か14年前のことで、国際社会においてもいかに遅れているかが分かります。
    『ウポポイ』は、国際的な非難を回避するために国策で造られた宣伝施設なのです。

    とは言え、アイヌの文化を知るには良いので、今回初めて訪れてみました。
    旅猫
  • nimameさん 2022/09/24 08:53:27
    ウポポイ^^
    旅猫さん・おはようございます。
    北海道へ上陸して直ぐウポポイへ・
    nimameも今年見たばかりだから興味沸きますね。
    でもさすが観察力の目がある旅猫さんは違いますね。
    アイヌの装飾・
    まずマキリと言う言葉が懐かしい~
    そのマキリに見事な彫り物・やっぱり見る目が違いました!
    nimameはスルーしてます(笑)
    それとホタテの貝殻で弓矢の体験・
    想像しただけでも難しそう!
    あたらなかったけど筋が良いと褒められた。
    さすが旅猫さんですね。
    お天気も良くて良かったです(*^-^*)
    nimame

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2022/09/28 07:04:24
    RE: ウポポイ^^
    nimameさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    アイヌ文化は、学生の頃から興味がありました。
    仕事関係でも関わることがあり、ウポポイはすぐにでも行きたいと思っていました。
    今回は、稚内が目的でしたが、関東からでは、ちょっと遠いので、途中でウポポイに立ち寄ることにしました。
    マキリがたくさん展示してあり、どれも見事な装飾で見応えがありました。
    それに、弓矢の体験は楽しかったです。
    縄文の血が騒ぎますね。
    もう少しやれば、当たりそうな気がしました。

    旅猫
  • ホーミンさん 2022/09/17 08:33:28
    ウポポイ
    旅猫さん

    おはようございます。度々のご訪問と投票、ありがとうございます。

    お写真がきれいでコメントもテンポよく、鋭い観察力に感心させられながら拝見しております。

    ウポポイはかねてより相方(友人)が行きたいと言っていた場所でしたが、機会がなくまだ行けていません。旅猫さんの旅行記を拝見していたら、私もウポポイに興味がわいてきました。本来は観光施設ではなかったのですね?それを聞いて、興味倍増です。見学には、半日を予定していたら大丈夫でしょうか?

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2022/09/17 09:00:01
    RE: ウポポイ
    ホーミンさん、おはようございます。

    こちらこそ、ありがとうございます。
    ウポポイは、民族共生象徴空間と言う名前で、日本が単一民族国家ではないことを周知し、アイヌの伝統と文化を発信、継承するために造られた施設です。
    中心施設は、国立アイヌ民族博物館で、他に伝統的な住居チセが再現されていたり、楽器の演奏などを体験できる施設、伝統芸能などを鑑賞出来るホールなどからなっています。
    ざっと見るだけなら2,3時間で大丈夫ですが、博物館をしっかり観たり、体験や鑑賞などのプログラムなどを楽しむなら、そこそこ時間が掛かります。
    半日あればかなり余裕がありますが、プログラムの時間が決められていて、平日と土休日では、回数もまったく違うので注意が必要です。
    平日は、15時半にほとんどのプログラムが終わってしまいます。
    また、人気のプログラム、特に芸能鑑賞は満席になることがあるので、気になるものは、入場と同時に観たい時間の整理券を取りに行くことをおすすめします。
    プログラムの時間はHPに出ていますが、季節や日にちによって変動しますのでご注意を。
    なお、食堂は入場ゲートの外にあるので、入ってからでは食べることが出来ません。
    なお、入場は日時指定の予約制となっています。
    当日券もありますが、団体客とぶつかると入れないかもしれません。
    アイヌ文化に興味があるかどうかで印象が変わると思いますが、ぜひ、訪れてみてください。

    旅猫
  • ポテのお散歩さん 2022/09/17 00:57:55
    白老
    旅猫さん こんばんは。

    大宮から函館は4時間で行けるのですね!
    飛行機で行くより早いかも。
    飛行場へ行ったり 1時間前には搭乗手続きしなきゃならないし、リムジンに乗ったり、色々手続きが必要ですが、列車旅は駅から駅ですもんね。

    夜行列車も消えて行く一方で、稚内は遠いですよね。 とは言っても
    飛行機に乗らずに何とか行く方法を考えられるのが旅猫さんらしいです。 

    アイヌ文化を引き継ごうと、アイヌの血を引く若い方々が頑張って
    おられるニュースも時々テレビで流れています。
    観光として観るのではなく、この地に受け継がれている民族の文化を
    再認識する施設であって欲しいですね。
    少なくとも、アイヌの方は それを願って自分達の文化を公開しているのですから、拝見させて頂く私達が 観光ではない事を認識したいですね。

    日本人が憧れ、訪れる美しい北海道は、アイヌの方々が暮らし守って来た土地ですよね。 様々な文様や衣装・舞踊も 文字を持たない人々だからこその大切な意味が込められているのでしょうね。

      ポテ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2022/09/17 07:22:02
    RE: 白老
    ポテさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます。
    新幹線は風情は無いですが、その速さは魅力です。
    時速320kmですからね。
    確かに、飛行機は乗るまでが時間が掛かるので、その点、列車は手軽ですね。
    さすがに稚内だと、飛行機の方が断然速いですが。
    夜行列車があれば、昼間の移動が無くて便利だったので残念です。

    江戸時代まで、北海道はアイヌの土地でした。
    松前藩と、幕末に、幕府の北方警備の役所が置かれただけですからね。
    明治政府が開拓使を設置し、アイヌに移住を強制し、土地を収奪。
    さらには、日本語や風俗も共用し、和人化を進めた結果、多くの文化が失われてしまいました。
    最近、若い人がアイヌの伝統を守ろうとしている姿は素晴らしいですね。
    ウポポイでも、そんな方々が多くいらっしゃいました。

    ただ、ウポポイは観光施設ではないのですが、実際には観光施設となっています。
    アイヌの伝統や文化、悲惨な歴史を学ぶのが目的のはずなのですが、過去のことのような博物館の展示、伝統芸能のショーのような実演など、ちょっとずれているような気がしました。

    『アイヌモシリ』と呼ばれた北の大地は、明治以降『北海道』となり、日本に完全に組み込まれました。
    今や、アイヌの人たちの土地はひとつもありません。
    それでも、アイヌの文化や伝統を後世に伝えることは、日本人の責務だと思います。

    ちなみに、アイヌやオホーツク人に関することは、司馬遼太郎氏の名著『街道をゆく オホーツク街道』に書かれています。
    導入としては、とても読みやすいのでお勧めです。

    旅猫

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