京急ミュージアムに行ってきました

157いいね！

2022/02/28 - 2022/02/28

162位(同エリア10374件中)

beanbagさん

２月２８日（月）晴れ
振替休日の下の孫（年長）を預かることになり、みなとみらいにある京急ミュージアムに行ってきました。

私鉄の鉄道博物館には、京王電鉄の「京王れーるランド」、東急電鉄の「電車とバスの博物館」、横浜市交通局「横浜市電保存館」に続いて４番目の訪問です。

エリア

横浜(神奈川)

旅行の満足度: 3.0

観光: 2.0

グルメ: 3.0

交通: 4.0

同行者: 乳幼児連れ家族旅行

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: 自家用車

旅行の手配内容: 個別手配

いつものように横浜駅東口に車を停めて、高島町二丁目歩道橋で国道1号線と首都高横羽線を越え、みなとみらいに入ります。
横濱ゲートタワーはほぼ完成し、入居も始まっています。グランドオープンは来月、と言っても明日から始まる３月の予定です。
これが目玉施設となる「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」。
得体の知れないオブジェもできています。
イチオシ

京急ミュージアムにやって来ました。名物の電車のベンチ。

２日前に中井精也さんが同じアングルから写真を撮って、「１日１鉄」にアップしていましたね。出来栄えは全然違うけど‥。

京浜急行電鉄（京急）本社です。
入館は10時から。早めに着いたので、２階ロビーで待機します。
地図を見る

上から眺めるとこんな感じ。

京急ミュージアム美術館・博物館

 狭いスペース、拍子抜けするほど貧弱な展示、官僚的な接客 by beanbagさん
WEB事前予約で
10:00～の鉄道シミュレーション体験と
12:30～のマイ車両工場体験の
予約をしてあります。

さっそく鉄道シミュレーション体験へ。
難易度が異なる「初級」「中級」「上級」と幼児でも参加できる「わくわくコース」の４コースが用意されていますが、もちろん「わくわくコース」。運転ミスがありません。

実写映像のシミュレーションは迫力があります。でも５～６分で終わってしまいます。

500円は高いし、繰り返し利用できないので不満が残ります。
地図を見る

京急ラインジオラマは「調整中」ということで操作体験ができないのが残念。

操作できる車両が１編成（もしかしたら２編成）しかないので、希望する見学者全員に機会が確保できず「調整中」としているなら、明らかに設計ミス。
シミュレーターの台数が多く、Nゲージを含め操作体験の自由度が高い東急の「電車とバスの博物館」の方が、はるかに楽しめます。
沿線風景を再現した長さ約12メートルサイズの巨大ジオラマは、他のどこよりも精巧に作られた見事なジオラマですが、シミュレーションができなければ利用者目線を欠いた自己満足の世界に過ぎません。

ここは羽田空港。
京浜工業地帯でしょうか。
みなとみらい

そして三崎口。
久里浜の車両管理区でしょう。
上大岡駅
左上は川崎大師でしょう。
バスの運転体験。これは予約の必要なく無料。３分くらいの交代制です。

シミュレーターではなく、ただ前面スクリーンに路線風景が流れるだけですが、小さな子供にとっては実際に運転している気分になるようです。

孫はこれが気に入ったらしく、何度も何度も列に並んで運転席についていました。
デハ230形　デハ236号
展示車両は１両だけでちょっと寂しい。
昔懐かしいプラットフォームが再現されています。
電車の中にも入れます。
地図を見る

車内には京急ヒストリーが展示されています。
地図を見る

拍子抜けするくらい展示やアトラクションが少ないので、鉄ちゃんでもない限り入館後20分もすれば一通り見終わってしまいます。

12:30から始まる次のアトラクションまでまだ２時間もあります。
地図を見る

仕方なく、時間潰しに隣のビルにある日産ギャラリーを訪れました。

日産グローバル本社ギャラリー美術館・博物館
言ってしまえば、車のショールームです。
歴代のフェアレディZも展示されています。
これは1970年 S30型。
1989年 GCZ32型

地図を見る

1992年 HZ32型
そしてこれが今年６月発売予定の最新型のようです。
一角に迷路ゲーム「プロパイロットラビリンス」がありました。

先進運転支援システム「プロパイロット 2.0」によるハンズオフドライブの感覚をイメージできる体感ゲームというふれこみ。ハンドル操作ができる迷路遊びは、男の子は大好きです。
広いスペースに何台もの車、車好きなら時間の経つのも忘れそう。
窓の外には帷子川。ギャラリーを後にします。
時々刻々と変貌するみなとみらいの街並み。
年長にもなるとアンパンマンは卒業。横浜アンパンマンこどもミュージアムはスルーします。

５年前には旧施設を訪れています。
https://4travel.jp/travelogue/11229244
建設中のKアリーナ横浜。完成すれば２万席の世界最大級の音楽アリーナになるそう。

みなとみらい地区は、従来からある「国立大ホール」「横浜みなとみらいホール」に、「ぴあアリーナMM」「KT Zepp Yokohama」が加わり、パシフィコ横浜でも福山雅治さんのライブが行われるなど、当アリーナが加われば多様な音楽シーンに対応できる万全かつ魅力的な環境です。
それと言うのも、６社局10路線が乗り入れる横浜駅からのアクセスが極めて良いという好条件が何より大きな理由でしょう。
Kアリーナ横浜の隣に建築中のビルは、ヒルトン横浜・Kタワー横浜のツインタワーです。

これが完成すればさらに多様なホテル群が揃うことになる（ちょっと一流ホテルに偏り過ぎですが）ので、遠方からの集客もますます便利になり、音楽ホールにとってもますます良好な条件が整います。
向かったのは格安スーパーのオーケー本社ビル。

本社内にある店舗は吹き抜けの壮大なスペース、さすがです。
はま寿司オーケーみなとみらい店
孫の希望でお昼は回転寿司です。
会計以外は完全無人対応。コロナ禍ではいいかも。
３人で17皿、約2,600円、格安です。
ネタは新鮮で申し分ありません。
地図を見る

京急ミュージアムの時間までまだ少しあるので、高島中央公園でやり過ごします。

ここで私のiPhone電池が切れてしまったので、あとの２枚の写真は妻が撮ったものです。

高島中央公園公園・植物園
京急ミュージアムに戻り、事前予約した後半のアクティビティに参加します。

「マイ車両工場」は１回1,000円、提供されたシールを貼り付けて無地のプラレール車両をオリジナルの京急車両にデコレーションする体験です。出来上がった車両はオリジナルボックスに入れて持ち帰ることができます。
これが作品。
工作好きの孫は制作に没頭し、30分ほどで完成。持ち帰って兄に自慢したそうです。

ただ、これだけのために２時間も時間を潰さないといけないのは、いかがなものかと思います。２つのアクティビティは、午前と午後に分けないと予約できませんでした。午前中に少し時間をずらして２つの体験とも予約できれば、見学者の負担は相当軽減されると思いました。

これまで訪れた鉄道博物館の中で、満足度No.1は「京王れーるランド」、２位が東急「電車とバスの博物館」、３位が「横浜市電保存館」、相当離れて最下位が「京急ミュージアム」というのが率直な感想です。