NEXCO中日本 コミュニケーション・プラザ川崎に行ってきました。

2023/05/04 - 2023/05/04

５月の大型連休、どこに行っても大混雑が予想されるので、孫の夏休み自由研究の下調べも兼ねて、近くのNEXCO中日本のコミュニケーション・プラザ川崎に行ってきました。

エリア 登戸・新百合ヶ丘(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

見学には事前予約が必要です。大型連休中なので心配でしたが、２週間ほど前にネット検索したら希望の日時に空きがありました。

見学時間は１日３回（入替え制）、各回定員10名。入場無料。土日休日は早めの予約が賢明です。

５月４日（木・祝）晴れ
自宅から車で10数分、現地到着。こんなに近くにあるとは知りませんでした。隣のGSはときおり給油に立ち寄る日常的な場所です。

孫２人と祖父母の４人で訪れます。

NEXCO 中日本 コミュニケーション プラザ 川崎 名所・史跡

コミュニケーション・プラザ川崎は、中日本高速道路（株）東京支社 川崎社屋の中にあります。

川崎道路管制センター
コミュニケーション・プラザはこの建物の１階です。

15時スタートの回を予約済み。30分前に到着。

高速道路の案内標識を模した展示室看板（ほぼ実物大？）。記念写真撮影場所にもなります。

検温と手の消毒を済ませて、待つことなく入場できました。

中日本高速道路株式会社は、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構から、東名・新東名・中央道など28路線の道路施設を借り受け、上下分離方式で管理運営する会社です。

営業延長2,183km、建設延長90km。
通行料金収入6,158億円（2021年度）、店舗売上高2,081億円（2019年度）。

15:15スタートの管制センター見学を待つ間、展示室の見学に加え、GW特別企画として『オリジナル缶バッジをつくろう！』も体験できます。

これが孫２人の作品。スタッフのお姉さんが親切に指導してくれます。

目玉展示は「高速道路体感ARジオラマ」です。

斜張橋や

トンネルなどが極めてリアルに再現されています。

料金所

インターチェンジ

サービスエリアなど。

もう一つの目玉展示は「お絵かきシアター」。
自分でデザインしたクルマを高速道路で走らせることができます。孫が夢中です。

展示室はこんな感じです。

壁面展示もすこぶる充実しています。

高速道路の歴史

ミニカーの展示

現在建設中の新東名の展示

企画展示

高速道路の建設

土木工事

舗装

橋梁

PC複合トラス橋の外ケーブル

トンネル

インフラストラクチャー好きの私には堪りません。

維持管理

リニューアルプロジェクト

防災への取組み

ストック効果

サービスエリア

新規事業

画像を用いた詳しい解説など相当専門的な展示もあり、１時間の見学時間ではとても見きれないほど充実した内容。高速道路の全般が理解できるようになっています。

管制センター見学の10分前になると、NEXCO中日本シアターで高速道路の建設・管理など運営全般の解説映像が放映されます。

その後、メインイベントの川崎管制センターの見学です。

管制センターの役割は、交通管制と施設制御のふたつ。右の太い柱の向こうは施設制御、こちらが交通管制です。

川崎道路管制センターは、東名・新東名・中部横断道・圏央道など営業中区間576.6km、建設中区間37.2kmを所轄しています。

監視カメラ・トラフィックカウンター・気象観測設備・交通管理隊などからリアルタイムで情報収集し、ハイウェイラジオ・VICSなど様々な形で情報提供、施設管理やトラブル対応などに活用しています。

見学者一人一人に双眼鏡が貸与され、前方のグラフィックパネルの詳細な観察もできます。

これは高速道路の1kmおきに設置されている非常電話の実物。受話器を取ると本当に繋がるので見るだけ、触れません。

最後に屋上に上がって、東名高速東京料金所の見学です。
ゴールデンウィーク中にも拘らず渋滞はありません。時刻は15:30ころ。

こちらは東京方面。

こちらは川崎インター方面。右の鉄塔の中ほどに監視カメラが設置されているのが確認できます。

ETCの普及に伴い、３車線分の料金所が取り壊されています。現在のETC普及率は93％とのこと。

現状、ブース数は静岡・名古屋方面７、東京（世田谷）方面９の計16ブースで運用されています。

お隣は神奈川県警察高速道路交通警察隊。パトカーや覆面パトカーが待機しています。

最後に記念写真を撮っていただきました。

孫たちはゴールデンウィーク中、連日サッカーの試合が目白押しで遠出はできません。ポカっとエアポケットのように開いたひととき、コミュニケーション・プラザ川崎見学は期待以上に楽しく充実した体験になりました。