
2021/11/06 - 2021/11/06
78位(同エリア141件中)
Akrさん
ご覧くださいましてありがとうございます。
コロナ禍、各県が鎖国状態でなかなか分割併合旅が出来ておりませんでした。
緊急事態宣言も解除され、ひさびさにやってみることにしました。
お相手は、岩手県一関在住の「毛利慎太朗さま」
鉄道のほか、歴史、日本酒などにも造詣が深い方でお若いのに豊富な知識をお持ちの方であります。
隣県のよしみで以前からフォートラ上で交流がありましたが、今回初めてお会いすることに。
一ノ関、仙台からもちょうど中間の小牛田を起点に宮城県内で錦秋のみやぎ路を歩きます。
【前編】では今回のメインと言うべき鳴子温泉の「喫茶まるゆ」がまさかの休業。
代わりに入った「ゑがほ食堂」が大当たり。山菜きのこ蕎麦に大満足。食後は鳴子温泉街を散策し、また陸羽東線で途中下車しながらあっちこっち巡ります。
それでは参りましょう。
↓毛利慎太朗さまの旅行記
Akrさまと行く分割併合の旅・前編
https://4travel.jp/travelogue/11721058
Akrさまと行く分割併合の旅・後編
https://4travel.jp/travelogue/11721309
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「喫茶まるゆ」は残念ながら休業だったが代わりに入った「ゑがほ食堂」が大当たり。山菜きのこ蕎麦、最高でした。
ゑがほ食堂 グルメ・レストラン
-
食後、温泉街をぶらぶら。
毛利さまの提案で温泉神社にいってみることに。
途中にあった「ゆさや」は重厚な造りの日本旅館。歩くだけで硫黄の匂いがぷんぷん。いやあ温泉に来たなって感じ。元祖うなぎ湯の宿ゆさや 宿・ホテル
-
ネコが食事中。
A「にゃあんちゃ~ん(裏声)」
ねこ「きもちわるいです」 -
温泉神社への参道。
真ん中に写っているのは取材中の毛利さま。 -
紅葉にゆけむり。
いいなあ。 -
どんどん進む。
-
待ち受ける石段。
鹽竈神社ほどじゃないけど。 -
石段を上がりきると温泉神社到着。
石の鳥居が迎えてくれた。鳴子温泉神社 寺・神社・教会
-
「パン、パン、礼」
お参りされる毛利さま。
※オーヤシクタンさまをパクっ、いやリスペクトさせていただきました。 -
火曜サスペンス劇場に出て来そうな石段。(どういう場所だよ)
船●栄一郎さんあたりが石段を降りながら回想してそう。
「ここであなたと彼女が揉み合っているうちに彼女は誤って転落してしまったという訳ですね」
想像力たくましい54歳(笑) -
鳴子温泉駅に戻って来た。
-
12時31分発、1732D小牛田ゆきに乗る。
鳴子温泉駅 駅
-
紅葉の陸羽東線を走る。
-
有備館で降りる。
有備館駅 駅
-
乗って来た列車をお見送り。
この時、後ろから毛利さまに激写されて彼の旅行記に載った(笑) -
それがこの時の写真。
上の写真を撮る私、Akrを撮影する毛利さま。
※毛利慎太朗さまの旅行記より引用。 -
無人駅だけど綺麗な駅舎。
有備館駅は1996年開業と比較的新しい駅。 -
駅には伊達政宗公の騎馬像がある。
実はこれ、仙台駅の2階ステンドグラス前に置かれていたものが移設された。
岩出山は政宗公が12年間居城した事で知られる。 -
駅全景。
なかなか凝った造りだ。 -
さて、城山公園へ向かいます。
徒歩20分とある。すたすた歩く毛利さま。
このあたりで年齢差が出て来るな。負けずについて行こう。 -
良い天気だ。
-
10分程歩いて城山公園入口(というか登り口)にやって来た。
政宗公が居城した岩出山城址が現在の城山公園。
別に歴史探訪で来たワケではない。我々の目的は別にあるのだ。城山公園 公園・植物園
-
めちゃくちゃ勾配キツかったわ。碓氷峠かと思ったよ。
いやあしんどい。 -
頂上からは岩出山の街並みが一望。
この景色が見たいから山に登るのだ(登山ではありません 笑) -
苦労して山を登って見に来たのはコレ。
C58 114号機。
陸羽東線沿いに静態保存されているC58 3機のうちの1台。
9月にあっぺ呑んさんと見た中山平温泉駅の356号機、あとは西古川駅にある19号機。解体の話が出ており、一度この目で見ておこうとやって来たのだった。 -
昭和14年汽車会社製造。
最後は陸羽東線で活躍したとのこと。 -
正直、保存状態は劣悪。
中山平の356号機と同等。この状態で置いておくなら朽ち果てるだけだ。
保存するならする、解体するならするで早く決めてあげたほうが機関車のためでもある。 -
テンダー(炭水車)側もぼろぼろだ。
-
114号機よ、なに思う。
SLって全国的に保存車が多いんだけど、無償譲渡→静態保存→放置→解体or保存の流れが殆ど。全国どこへ行っても鉄道車両がこんな風に放置プレイされているのはSLがほとんど。色々考えさせられるな。 -
城山公園を後にしてやって来たのは、森民酒造。
予定はしていなかったのだが、酒蔵を見ると入ってみたくなるのが私たち。(一緒にするなと毛利さまに言われそうだが)
まず、「意気投合」して入店(笑)森民酒造店 専門店
-
あの人ではありません(笑)
ホーロー看板がイカすぜ。
「森泉」という銘柄を作っている。 -
おじゃましま~す
見るだけで~す -
つい買ってしまった。
-
予定より早く戻って来たので次に乗る列車の時間まで少しある。
駅前にある「有備館」に入ってみようという流れに。
有備館は、伊達家が開設した学問所です。
現在は、一般公開されており、旧有備館及び庭園は国指定の史跡となっている。 -
入ってみませう。
旧有備館 名所・史跡
-
拝観料350円也。
-
わあ、紅葉がすんばらしいではないか!!
-
「京都に行って来ました」
って言っても信じてもらえるレベル。 -
モノクロの中に紅一点。いい感じだ。
天国と地獄(映画)のモノクロフィルムに立ち上がるピンクの煙を思い出した。
古い、古いぞ(公開は昭和38年) -
有備館の建物が池に映えるなあ。
350円の価値以上ある。 -
有備館の中は見学できます。
熱心に取材中の毛利さま。 -
晩秋のやわらかい日差しが差し込み、いい感じ。
-
時間なので駅に戻って来た。と言っても向かいが駅なんだけどね。
駅には集会所のような施設も併設されている。有備館駅 駅
-
14時38分発、小牛田ゆき1734Dに乗る。
紅葉トップシーズンのため珍しく3連だ。 -
おお、1人席側が窓に向いて回転する200番台。3両しかないレア車。
っていうか、一列すべて同業者(♂)のみ。逆に壮観な眺め。
混雑しており、うちらは立ち席。 -
すぐ降りるから立席でもよかったのだ。
14時52分、西古川。西古川駅 駅
-
なぜここで降りたかと言うと・・・
※毛利さまの旅行記で既にネタバレしています。 -
古いホームをかさ上げしている。
歴史がある駅。
ここ西古川は、その昔、「仙台鉄道」という鉄道会社が仙台(北仙台)と、西古川の間に軽便鉄道を運転していた。昭和35年に全廃。その痕跡を探してみようという訳で下車した。
☆仙台鉄道について(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%99%E5%8F%B0%E9%89%84%E9%81%93 -
駅舎は公衆便所みたい(おい)
-
駅前はいきなり4車線道路。北海道かここは。
この無駄な広さが仙台鉄道の駅の名残り。ではないようだ。実際の仙台鉄道の駅は写真右側のJR駅に併設していたらしい。 -
毛利さま曰く、橋梁の遺構があるらしいとの情報。
そういうのに目が無い私も完全同意して現場に向かうことに。
何れ、仙台側で仙台鉄道の廃線跡を巡ってみようと思っていた矢先なので渡りに船。
すたすた歩かれる毛利さま。夕陽を真正面に浴びる姿が頼もしい。 -
20分ほど歩いて多田川の堤防に出て来た。
毛「このあたりだと思うのですが・・・」
下調べも完璧な毛利さま。 -
位置関係はこんな感じ。今いるのは紫の○のところあたり。
赤い線は仙台鉄道の線路跡。適当です(適当なのかよ)
ゆるい廃線探検隊なもので(笑) -
毛利さまがなにやら発見したようで、草ぼうぼうの堤防を下りて行った。
私は、虫がキライなので堤防の上から暖かく見守る(笑)
収穫があったようだ。詳しくは毛利さまの旅行記をご覧ください。
まるで考古学者のような毛利先生(笑) -
こちらの暗渠も仙台鉄道時代の遺構らしい。
これは廃線歩きをする方のブログにも載っていたから「当時もの」と言っていいと思う。 -
青年とおじさん。
影に哀愁が漂っている。 -
きっとこんな感じで線路があったんだろうな。
60年近く前に走っていた鉄道に思いを馳せる。
A「いまもあったらさ、仙台市地下鉄と相互直通運転してたかな」
毛「軽便鉄道ですよ」
A「もちろん改軌込みでね。ほんでもって途中から非電化なの。いまの播但線みたいに」
妄想は尽きない。 -
観梅酒造という酒蔵があった。
-
ここに線路があったんだろうなとか言いながら2人であぜ道をとぼとぼ西古川駅に向かって歩く。
-
日が傾いて来た。晩秋の日没は早い。秋の日はつるべ落としって言うしね。
-
途中で見つけた看板。「軌道っこパトロール」
調べたらやはり「軌道っこ」は仙台鉄道由来らしい。地元の人にも記憶として仙台鉄道が残っているのは喜ばしい。どうか風化しないで欲しい。 -
そして最後は、西古川駅に静態保存されているC58 19号機。
陸羽東線保存C58、3機のうちのひとつ。 -
昭和13年、川崎製。
福知山、一ノ関、仙台を経て、小牛田へ配置。晩年は陸羽東線で活躍した。 -
こちらも保存状態は劣悪。
もう見るのが気の毒な位。戦中、戦後を生き抜いて日本の物流を支えた歴史の生き証人がこんな状態なのは非常に残念だ。 -
ちょうどSLが居る所から駅を望む。
左手に見える跨線橋が西古川駅。おそらく仙台鉄道の駅はここらへんだったのだろう。 -
駅へ戻って来た。
16時18分発、小牛田ゆき1736Dに乗る。
今日は濃~い1日であった。 -
もう日が暮れる。
-
16時39分、小牛田に到着。
ここで一ノ関へ帰られる毛利さまとお別れだ。
A「今日一日お世話様でした~」
毛「まるゆリベンジ決定ですね!」
この後、そんなに間を開けずにリベンジが決まるのであった。
再会を約束し、ホームでお別れ。
毛利さま、ありがとうございました!!小牛田駅 駅
-
毛利さまは、16時48分発、一ノ関ゆき557Mの701系で帰って行かれました。
-
空を見上げるとV字編隊で白鳥が飛んでいった。
特急はつかりのヘッドマークを思い出した。 -
では、私も仙台へ帰りましょう。
折り返し、16時49分発、仙台ゆき2552Mに乗ろう。珍しく(私にしては)、E721系が来た。 -
17時36分、仙台着。
いやあ、すっかり寝入ってました。仙台駅 (JR) 駅
-
目覚めのカレーうどん(笑)
あんたも懲りないね。立ちそば処 杜 グルメ・レストラン
-
毛利慎太朗さまとの初めての「分割併合旅」
かねてから予定はしていたのですがコロナ禍でずっと延期でした。今回、めでたく実現できて本当に良かったです。
毛利さまとは親子位の年齢差ですが、そんなことは一切、感じさせなくてお友達感覚で楽しめました。
「まるゆ」がお休みだったのは残念でしたが、おかげでリベンジでもう一回行く事に。
今後のふたりにご期待ください(笑)
最後までご覧いただきましてありがとうございました!!
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