⑨東海道五十三次　京から江戸へ（四日市市内～桑名宿七里の渡し）

2021/11/21 - 2021/11/21

一泊二日で鈴鹿市から桑名市まで歩こうという東海道五十三次歩き旅
二日目は昨日終了した近鉄霞ヶ浦駅付近の旧東海道に戻ってからのスタート
今日は七里の渡しまで11kmほどの道程です

エリア 三重

昨日お別れした「かわらずの松」からスタート(^^)

歩きはじめてすぐ、米洗川を渡ると左手に大きな常夜灯が見えてきました

富田小学校前に明治天皇御駐輦跡がありました(スタートから約2km地点)
御駐輦とは、「天子が、行幸の途中で車をとめること。また、行幸先に滞在すること」だそうです
旧東海道を歩いているとそこここに御駐輦がありますね

焼きはまぐりは富田の名物とのこと
この辺りの名産で、富田が桑名藩領だったので「桑名の焼蛤」と広まったとのこと

旧東海道から見るJR富田駅
私、ちょうど10年前にこの近くに通勤しておりました
この駅を毎日利用しておりました
懐かしい(^^)

冨田の一里塚跡
石碑では「冨」の字になっています
(約3.1km)

道中粋な道しるべを発見

長かった四日市もおしまいに

四日市市と朝日町の境に「松寺いこいの広場」があり、ここで昨日買った「なが餅」をいただきながら小休止(^^)
甘さ控えめ美味しいお餅でした
(スタートから約4.5km)

またまた小粋な道標

街道沿いにとても立派な榎が出迎えてくれます

樹齢300年とのこと
(約6.7km)

立派な榎の向かいには大きな東芝の工場があります

縄生一里塚跡
(約7.1km)

国道1号線の橋を渡って今日のゴール予定の桑名市へ
(約7.9km)

橋を渡って国道1号線から旧道に入ると、一段と大きな常夜灯がありました

桑名市内を進むと矢田の立場に突き当たります
(約9.4km)

矢田立場からは複雑に折れ曲がっています
時代を感じる火の見櫓

城下では戦略上なのか、お城を迂回させるためなのか、旧東海道は鉤の手（かぎのて）の連続です
水口、亀山、そして桑名も^_^

歴史あるモダンなお布団屋さん
創業嘉永三年　黒船来航の3年前

旧道沿いの「歴史を語る公園」でちょっと休暇
七里の渡しまで最後の直線です

最後の直線500mで七里の渡し跡に到着＼(^o^)／
無事にゴールできました^_^

七里の渡跡 名所・史跡

渡し場跡には伊勢国一の鳥居がそびえ立ちます

桑名市のHPによりますと　↓
「伊勢国東の玄関口、桑名七里の渡し場跡にある鳥居は、式年遷宮ごとに伊勢神宮宇治橋の鳥居を移して建て替えています。」

七里の渡跡 名所・史跡

ご存知ここからは7里先の宮(熱田)まで海路で進んでいました

七里の渡跡 名所・史跡

堤防の向こうには長良川河口堰が見えます

ゴールからプラス1.5km程を歩いて桑名駅に到着
近鉄で帰ります(^^)
これで伊勢国ともお別れ
江戸に向けてまだまだ頑張ります！
ご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m