都心の温泉旅館から駅ビル星野リゾートへ【親子で東京往復記・2021年5月編その２】

2021/05/26 - 2021/05/26

　我が子の外来診察上京、２日目。今回は年に１度のつくばでの診察もあるため、診察後はその足で土浦へ移動しました。築地の病院へすべての荷物を病院に持って行かざるをえず、重かった…

エリア 土浦(茨城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　移動日の朝は、僕が我が子を遊びに連れ出し、その間にヨメさんが荷物整理するのがパターン。
　朝ごはんと身支度を終えたのが８時半。まずは再開発タワーの「富久クロス」にやって来ました。公開緑地の階段を行ったり来たりして、足腰を鍛えます。

　立派なお稲荷さん。再開発前の下町に鎮座されていたのでしょうね…

　飽きてきたところで、向かいの富久さくら公園に移動。さすが平日の朝とあって、他に子どももおらず空いていました。
　気持ちが大きくなったのか、２歳なのに、３歳児以上向けの滑り台に果敢にチャレンジ。しっかりサポートしたつもりだけど、ヒヤヒヤしました。

富久さくら公園 公園・植物園

　９時にホテルに戻り、チェックアウト。周辺環境も含め、実に快適なホテルでした。お世話になりました。
　最寄り駅は新宿御苑。ホントは新宿御苑をお散歩でもできたらと思っていたのですが、緊急事態宣言中とあってかないませんでした。

新宿御苑 公園・植物園

　丸の内線と日比谷線を乗り継いで、築地にやって来ました。さすが緊急事態宣言の真っ只中とあって、交差点は７割減といっていい人出です。
　そして今月の診察も、特に問題なし。ありがとうございました。

築地場外市場 名所・史跡

　診察後は、久々に最上階の展望レストランへ。２年前の入院の頃には築地市場跡を見下ろせたものだけど、今はオリンピックのバスヤードとしてスタンバイ中です。
　ワクチンの大規模接種会場に使うという話もあり、どうなることやら。オリンピックが「強行」されたら再来月の診察にかぶり、困ったことになるのですが…

国立がん研究センター カフェテリア サンデー グルメ・レストラン

　タクシーで新橋駅に移動。

新橋駅 (JR・地下鉄) 駅

　せっかくなのでSL広場で記念写真をと思ってたけど、にわかに晴れ渡り、散瞳の点眼をしたばかりの我が子は眩しそう。遠くから１枚撮るに留めました。

SL広場 名所・史跡

　新橋駅は、山手線、京浜東北線はもちろん、東海道「本線」を走る長距離列車や新幹線もひっきりなしに通過します。
　だんだんと鉄道への興味が出てきた我が子も、あちこち見回し興奮状態。親父として、こんなに嬉しいことはありません。

東海道新幹線 乗り物

　常磐線の快速電車で、土浦へと向かいます。今だに、新橋駅から常磐線の電車に乗れるという感覚がピンときません。

JR常磐線 乗り物

　大混雑の東京駅も、複雑な上野駅もパスできるというのは、大変便利。グリーン車の２階席に座ったまま、高層ビル群や新幹線を見物です。

東京駅 駅

　荒川を渡ると、東京を脱出した気分になります。

荒川 自然・景勝地

　もともと数人しか乗っていなかったグリーン車も、いつの間にやら貸切状態。リラックスして移動できました。
　JR東日本のポイントを600ポイント使えば「逃げ場」があるというのは、子連れにとってありがたいことです。

　１時間20分で、終点・土浦着。改札口を出て真っすぐ歩けば、２泊お世話になる宿「星野リゾートBEB5土浦」のエントランスです。

土浦駅 駅

　昨年オープンしたばかりの、サイクリストをメインターゲットにした宿。昨年の通院の時にも１泊してとても気に入ったので、今回も選んでみました。
　廊下は広々。床は硬い材質で、自転車をそのままラクに持ち込めます。前回も今回も、そのようなお客さんは見かけませんでしたが…

星野リゾート BEB5土浦 宿・ホテル

　今回はダブルルームを予約しました。天井が高くて、解放感のある部屋です。

　床は畳敷なので、靴を脱いでくつろげます。

　クロゼット的なものはないけど、あちこちに服や物をぶら下げるスペースがあって、使い勝手は悪くないです。

　タオルは、バッグに入れてぶら下げてあります。

　歯磨き用のコップに番号が振ってあるのは、ナイスアイデア。

　窓際のソファは、我が子も大喜び。ベッドは親子３人では少し狭かったので、大人は交代でこっちで寝ました。
　僕には寸足らずでしたが、爆睡できたのは寝心地がよかったのか、それだけ疲労困憊だったからなのか。

　駅側だったのでトレインビューを期待したのですが、残念ながら橋上駅舎の真上で、見えたのは鋼板屋根のみでした。
　駅を見下ろせる部屋もあるようなので、リクエストすれば応えてくれる…かも。

　一見レトロなお風呂場も、設備は最新で快適に使えます。
　連泊の際も掃除してもらえないのは、ちょっと困りました。せめて掃除道具を置いていてくれたらと思います。

　ロビーだけでなく、各フロアにも充実した共用スペースがあります。旅人同士の交流も生まれそうだけど、人との接触を避けねばならない昨今の情勢では、生きてこないのが残念です。

　自転車に乗りたくなったら、４階でシェアサイクルを借りられるのもユニーク。親子自転車があったら、霞ケ浦のサイクリングロードまで突っ走ってました。
　我が子が大きくなったら、つくばまでサイクリングで受診に行きたいものです。

　子連れ旅には欠かせない洗濯機、電子レンジ、冷温水機は４階に揃ってます。

　今日もゆとりの３時チェックインだったので、夜までの時間にゆとりがあります。明日は雨の予報なので、今日のうちに家族３人で散歩に出かけました。
　まずは駅ビル屋上「ルーフトップ」へ。昨年はビアガーデンも行われたようだけど、今はフリースペースになっています。

　しっかりした屋根がついてて、全天候で楽しめます。

霞ケ浦が一望！とはいきませんが、ビルの合間から水面はのぞけました。

　古びた磁器質タイルの上にオサレな椅子を置かれても、そんなに「映え」ませんぜ。

　でも腰を下ろしてみれば、座り心地（寝心地？）満点。今くらいの季節なら、青空を見上げつつ、日がな１日を過ごすのも贅沢かも。

　駅裏にも足を伸ばしてみましょう。初めて見る「金太郎」に、我が子も興味津々。

　霞ケ浦の土浦港は、駅裏すぐです。無数のヨットが停まります。

　なんとも味わいのある遊覧船乗り場を発見。営業しているんだよね？ マスク着用の貼り紙があったので、少なくとも１年以内には営業しているはずです。

　船の形も、ひと昔前の未来の乗り物といった感じで、いやぁいいなあ。営業してたら明日の朝に乗ろうよと盛り上がったのは、家族の中で僕だけでした。

霞ヶ浦湖上めぐり遊覧船 乗り物

　とりあえず港の端まで歩いて、湖らしい風景を見て満足。

霞ヶ浦 自然・景勝地

　夜ご飯は、駅裏で見つけた老舗のバルでテイクアウト。他にお客さんがいないことを確認して、待ち時間に１杯だけ「生」を頂きました。
　地元では、飲食店での酒類の提供が禁止されていて、久々の外飲みに生き返る思いです。

食楽バル・港町バルTAKEO グルメ・レストラン

　テイクアウトのお弁当も実においしく、来年は家族みんなでお店で食べられたらと思いました。