都電沿線の子鉄スポットを巡る【親子で東京往復記2021年12月編その２】

2021/12/05 - 2021/12/05

　６週間に１度の上京、２日目。この日は茨城・笠岡の妹夫婦の家に遊びに行くつもりでしたが、ご不幸のため取りやめになりました。
　ぽっかり空いた東京での１日、せっかく町屋泊まりなので都電沿線を巡りたい！ 昨夜、我が子が寝付いてから、都電沿線の子ども向けスポットを必死に探しまくりました。

エリア 田端(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

　町屋に朝がやってきました。
　慣れぬ環境で、夜中に我が子が目覚めてしまい大変でしたが、朝はいつもより遅い８時まで寝てくれたので、家族全員元気です。https://www.youtube.com/watch?v=sLj0G87gZM0

Minn 町屋 宿・ホテル

　チェックアウトして、町屋駅へ。尾竹橋通りは交通量が多く、コンビニやチェーン店がひしめく中にも、地元の老舗もがんばっている商店街です。

　地元系スーパーや、地元系雑貨屋が営業し、またしっかり支持を集めてます。

　地方だったら看板だけになっていそうな店も、バリバリ現役。昼間は、どこもシャッターを開けて営業していました。

　さてせっかくの町屋泊まりなので、都電荒川線沿線をぶらり巡ってみることにしました。
　手書き感あふれる注意喚起、素直に従ってしまいます。

町屋駅前停留場 駅

　専用軌道の区間がほとんどで、高床ホームの駅が続く光景は、一見すると普通鉄道。
　なのに１両の電車が行き交い、交通信号に従う踏切もとい交差点がある、珍しいスタイルの路面電車です。

都電荒川線 乗り物

　路面の区間でも植樹帯で分離されていて、車に邪魔されずに走ることができます。

　朝10時前というのに利用客が多く、鉄道各線の乗り換え駅で多くの乗り降りがあります。ノスタルジーをもって語られることも多い都電だけど、なくてはならない公共交通機関です。

　荒川遊園地前で降りると、思わず目を引く手書きマップが迎えてくれました。そうか、JRの車両基地がある尾久もこの界隈なんですね。
　都電沿線の子連れスポットのひとつ、荒川遊園は残念ながらリニューアル工事中だとか。

荒川遊園地前停留場 駅

　電停から徒歩ですぐ、プラレールが走るカフェ子鉄にやって来ました。湘南にでもありそうな、おしゃれな外観だったのは意外。
　週末のお昼時には行列になるという人気店。なんせ昨夜探し当てた店だったので、おすすめという予約はかないませんでした。

プラレールが走るカフェ 子鉄 グルメ・レストラン

　扉を開けるや「ご予約のお客様ですか？」と聞かれ、すわ満席かと思いましたが、２階席なら空きありとのことでホッ。滞在は２時間までとのことです。
　入るや、巨大なプラレールタワーがお出迎え。大迫力！

　１階奥では鉄道グッズの展示販売もやってます。

　さらに、自由にプラレールを組み立てられるお座敷スペースまで。我が屋にはないパーツもあって、パパは悪戦苦闘です。店の息子さん（？）に、アドバイスを乞いました。

　２階へ登る階段からは、荒川線の電車が眺められます。

　２階には、１畳のスペースに幾重にもレールが重なった「１畳プラレール」。少しずつ登って行く電車の様子に、我が子も夢中です。

　なかなか贅沢な排水管隠し(笑)。

　壁には貴重なビンテージプラレールも。国鉄仕様の１００系新幹線、懐かしいです。幼少期、隣の子が持ってて、うらやましかったんだよね。

　キッズ向けのカフェということで、お子様メニューが充実。お子様プレートだけでなく、プチお好み焼きなんてユニークなメニューもあります。離乳食メニューがあるのも嬉しいですよね。
　値段は場所を考えると少し高めだけど、２時間分の入場料と考えれば安いくらい。近所にあったら、ワンオペ育児の週末には通っちゃうだろうな。

　というわけで、ハヤシライス、ミートチーズにプチパンケーキが揃いました。いただきます！

　おいしいね。
　２階席はお座敷で、ゆっくりするにはかえっていい感じ。敷かれた電車柄のクッションに、我が子は釘付けになっていました。

　金のない高校生～大学生の頃、通いなれぬゲーセンに数千円つぎ込んだ「名機」に再会です。ワンプレイ200円が相場だったあの頃に比べれば、２プレイ１００円は破格値。
　十数年ぶりに二日市～博多間にチャレンジするも、２プレイ目の博多駅のホーム上でタイムアウトになってしまいました。トホホ…そばで見ていたヨメさんは、以前に住んでいた南福岡駅ビルや、改築前の博多駅ビルの再現度に感心してました。

　結局、ゆっくり２時間滞在してしまいました。出る頃には入店を待つ親子連れもいて、早く入られたのはラッキーでした。
　都電沿いに１電停分歩き、荒川車庫前へ。

荒川車庫前停留場 駅

　週末のみオープンの「都電おもいで広場」へやって来ました。入場無料。親子連れでにぎわってます。コロナ禍で長期の休園を余儀なくされており、１１月１日に再開したばかりというのも、にぎわいの理由かもしれませんね。

都電おもいで広場 (荒川車庫) 名所・史跡

　電車内は懐かしの都電の資料や、運転シュミレーターが設置されていて、ちょっとした都電の博物館。

　我が子も「子鉄」ほどではないけど、楽しんでくれた様子。電車に乗り降りするための階段に、一番喜んでた気もするけど(笑)。
　現代の都電は高床ホームなので、乗り降りの段差はありません。練習の成果は、長崎か熊本ででも発揮できるといいね。