ナガサキ。ミョウケンサマ。

2019/09/01 - 2019/09/30

200本目の旅行記は、私の大好きな長崎の街！
そゆことで、今回は西山神社です。

観光客はまず来なさそう。
てゆっか、そもそも存在を知らない？

人気スポットじゃなくても。
こーゆー地元系めぐりが楽しいのだ(*ゝ∀・*)b

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5

長崎はホント坂が多い。
しかも何気に勾配がかなりきつい。

長崎ではあんまり自転車乗ってる人を見かけない。
なるほど。こんな坂ならさもありなん(≧ｍ≦)

今回、向かう西山神社。
場所的には諏訪神社の北北東400mぐらいのトコ。

ま、それはあくまでも地図の上のコトで。
実際は、その倍ぐらいは歩いてるんじゃないかな？

古いお家。年季の入りっぷりがすごい。
や、あれは既に廃墟になってる？

壁や屋根のやられ感が・・・(´Д｀ )

この辺りは階段だらけ。
クルマやバイクじゃ通れない道が多い。

ショートカットするには便利だけど。
やっぱり疲れるから、みんな歩ってない？

でも、こーゆー道を歩くのは好き。
フツーにワクワクします。

リアル迷宮みたいなんだもん(≧ｍ≦)

あ、なんか参道っぽいのが！
たぶんあそこで間違いなさげ。

って原チャだらけだ・・・
さすがにフツーのチャリはないか(≧ｍ≦)

一の鳥居。
一番、麓にある鳥居です。

ま、麓と申しましても。
ココに来るまでどっぷり坂路漬けではあります（笑

石段をトコトコ。

左手には何やらオープンスペース。

ガッツリとフェンス張り。
ボール遊びとかしてもいい公園なのかな？

体力使いすぎた人は、ココで小休止する手もアリ。
ベンチもあるし♪

周りが全部フェンスなので『檻に入れられてる』感は否めませんが(笑)

二の鳥居。

そこそこ年季が入ってるけど、やられ感とゆーか、侘び寂び感。
そんなのは一の鳥居のほうが上。

階段の脇に何やら看板が・・・

名所旧跡案内かな？

寒桜の案内板でした。
西山神社の寒桜って地元では有名です。

でも、お花見するような場所じゃないから。
人で溢れかえることはなさげ。

それにこの日は桜の散った季節。
てゆーか、フツーに秋。

人がやってくる気配はありません。
ひょっとしたら、この日の参拝客は私一人かも？

えーっと、説明不要？(≧ｍ≦)

これがザボン。
スダチやカボスっぽく見えるけど、大きさは夏みかんぐらい。

熊本や鹿児島なんかでもよく見られます。
鹿児島銘菓のボンタンアメ。あれもザボンを使ったもの。

三の鳥居。
あそこをくぐるとお社です。

ココまで来るの、結構大変だった(;´ω｀A)

あ、ココの扁額ちょっと変わってるかも！

石造りでまん丸。これってレアじゃない？
普通は四角いのがデフォなんだけど・・・

扁額マニアには垂涎かもしれない。
そんなのいるのか知らんけど(≧ｍ≦)

西山神社は享保4年（1854年)に建立。
当時の名は西山妙見社。ご祭神は妙見さま。

妙見さまとは、妙見菩薩のコト。
北極星・北斗七星を神格化したもの。

明治になって神仏分離のお触れが出まして。
改めてご祭神を決めました。

天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神。
『造化の三神』と呼ばれてる神さま方です。

ま、天之御中主神＝妙見菩薩なわけで。
妙見さまをお祀りするお社には変わりなく。

神紋もしっかりと九曜紋。
妙見信仰ではお約束の紋章ですね(〃'▽'〃)

境内はかつては、盧草拙(ろ・そうせつ)という学者さんの私有地。
長崎聖堂という学問所の学頭も務めていた、偉い人。

境内地を提供したのも、妙見信仰をしていたせいで。
いつも星を眺めてる天文学者さんらしいなぁと(*´ω｀*)

手水舎。

ん？何か書いてある・・・（・・？

湧き水？それとも地下水？
水源はどこなんだろう・・・（・・？

名水だったら、空のペット持ってくればよかった！
これで水割り作ったら美味しそうじゃない？(*^ヮ^*)

こちらは摂社のお稲荷さん。

ちゃーんと屋根も付いていて、全天候型。
摂社だけど、すごい立派です。

伏見神社から分霊されたってことは・・・
祀られてるのは、ウカノミタマ？

なんて思ってたけど、なぜかウケモチノカミ。
主祭神は来てくれなかったのか(≧ｍ≦)

ま、どっちも食べものの神さまだから。
ご利益には関係なさげ♪

社務所。フツーのお家っぽい。
お守りなんかはこちらでいただけます。

後から聞いたお話。
こちらのお守りは、例の寒桜がデザインされてるんだって！

知ってたら、もらってきたのに！(*´･ω･｡)σｨﾁﾞｨﾁﾞ

有名スポットもいいけどー。
こーゆーいぶし銀のスポットも捨てがたい。

長崎は何気に奥が深い。
この辺り、機会があったらまた来て見よう(〃'▽'〃)

おしまい。