一瓶塚稲荷神社と西林寺

2015/05/01 - 2015/05/31

栃木県の田沼町。今は合併して佐野市に飲み込まれちゃったけど、歴史の古い町です。歴史の教科書にも出てくる江戸時代の改革者、田沼意次のルーツはココの町です。

そんな田沼の町の総鎮守。一瓶塚稲荷神社というちょっと変わった名前の神社を訪ねます。お隣にある西林寺も合わせて見学しました。

▽使用機材：SONY Cyber-shot DSC-T20

エリア 佐野(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

東武線の田沼駅から歩いて5分ぐらいのとこにある神社です。

一瓶塚稲荷神社というちょっと変わった名前です。

一瓶塚の名の由来は、その昔、こちらの神社を建立する際、氏子の人々は瓶の中に土を入れてココまで運び、塚としたことからだそうです。

参道は木々に囲まれ、とても涼しげ。

日差しの強い日でもこの辺りだけは心地良さそう。

二の鳥居。この石段を登ると拝殿です。

ちなみに、こちらの社殿は県指定の有形文化財。

さすが田沼の総鎮守。立派な造りです。

畳が気持ち良さそうで、思わずお昼寝したくなりました（笑）

透かし彫り。まるで芸術作品のよう。

正面だけじゃなく、側面にもいろいろありますよ。

こちらにも見事な透かし彫りがあって。

その下にはお稲荷さんの団体様がぎっしりいたり(≧ｍ≦)

神社のすぐおとなりにはお寺さん。

別当なのかどうかはわからないけれど・・・

西林寺という曹洞宗のお寺さん。

敷地的には分かれているように見えるけれど。

どこまでが神社でどこまでがお寺さんの敷地か境目が謎。

駐車場は共通なのかな？

こちらのお寺さん、江戸幕府の老中として名を馳せた田沼意次の祖先が建てたとのこと。

鎌倉時代からある由緒正しきお寺さんなんだそう。

火灯窓をモチーフにした引き戸。窓に窓を埋め込む？

こういうデザインの使い方もアリなのか！Σ（'◇'）

火灯窓はもともとは禅宗寺院に多い意匠。

曹洞宗も禅宗だし、納得納得♪

こないなとこまで、よぅ来はりましたなぁ。

気ぃ付けてお帰り～♪

なーんて言ってるように聞こえました(*´ω｀*)

田沼の駅までは歩いて5分。交通の便はなかなかいいですよ(*´ω｀*)