中津城内 神社めぐり。

2019/05/01 - 2019/05/31

大分県にある中津城の本丸あと。
ココにはめっちゃ神社がありまくり！

それなら今回は神社をテーマにしちゃおう！
そゆわけで中津城のお社めぐり。
スタートです♪(≧▽≦)ノ

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 耶馬溪・中津・玖珠(大分)

• 旅行の満足度: 4.5

まずは天守閣の真ん前にあるお社から。
こちらは奥平神社っていいます。

中津藩に最後に入った大名の奥平家。
その当主3人をご祭神とする神社。
奥平貞能・信昌・家昌の3公です。

奥平神社 寺・神社・教会

貞能公は、徳川家康の三河時代から仕えていた武将。
奥平家の家運を開いた中興の祖。

信昌公は貞能公の嫡子。
家康の娘を娶ったことで徳川家の御連枝に。
家康の信任は厚く、京都所司代にまで出世。

家昌公は、信昌公の嫡子。家康の外孫。
北関東の要・宇都宮藩主を務めました。
従四位下と官位も父親以上に。

ま、家康の身内びいきの面もあるけど(〃'▽'〃)

タイミング次第では、閉じてることも多い拝殿。
この日はしっかり開いてました！(≧▽≦)ノ

ちょっとお天気は悪かったけど。
ココの神さまは歓迎してくれてるみたいです♪

すっごいキレイ。なんか打掛っぽく見えちゃう。
ホントは着物ではないんだけど(≧ｍ≦)

帳、でいいんだよね？
こーゆーのも壁代ってゆーのかな？

あとあと！こちらのおみくじ。
めっちゃ面白いです。

パッと見は摂社にしか見えない朱色のコレ。

からくり仕掛けになってるのだ！おぉ(ﾟﾛﾟ屮)屮

いや、これってフツーに楽しいんだけど！
なんかジオラマみたい。
ワクワクするーっ！Ｏ(≧∇≦)Ｏ

次は中津大神宮でございます。

別名は『豊前国のお伊勢さま』。
もちろん、御分霊は伊勢神宮からです(*^ヮ^*)

中津大神宮 寺・神社・教会

詳しいご由緒はこちら～♪

看板そのまんま撮ると、説明の手間省けていいですね。
手抜きとも言うけど(≧ｍ≦)

天照大御神は太陽の神さま。
お祈りすれば、雨も晴れるかな？

いや、もぅそろそろ観光終わるし。
朝イチにお参りしとけば良かったかな(*´･ω･｡)σｨﾁﾞｨﾁ

こちらの中津大神宮では、お守りもいただけます。

天照大御神のご神徳は幅広いのでー。
まさに何でもアリです(*ゝ∀・*)b

自転車用のステッカーお守りはなかったみたい。
ちょっぴり残念。

雨が強くなってきたのでー。
軒先でしばしの雨宿り～Ｏ(≧∇≦)Ｏ

や、喜んでるわけではなくて。
雨の中、写真撮るのが疲れてきたから。
ちょっと一休み出来ていいなーって。

腰を下ろすトコないのが、しんどいけど（笑

よしっ！小降りになったっっ！

これも天照大御神のご加護。
と思ってればテンションも下がらない(≧ｍ≦)

ん？あそこに建ってるのは、なーに？

お墓じゃないよね。
だってココ神社だし・・・(￣‐￣)んー

恭事神明ってなんだろ・・・
うやうやしく神に誓いますって意味にも取れるけれど。
だとしたら何を誓ったの？・・・c(ﾟ^ ﾟ ;)ｳｰﾝ

石碑に書いてる文字からわかること。
明治31年の建立。あと邦憲王の文字。
邦憲王ってゆーのは、久邇宮朝彦親王の第2王子のコトだよね。

殿下がわざわざ中津まで来られて。
一体何を誓われたのか・・・ (´へ ｀；)

下手な考え休むに似たり。
次行こ、次！(≧ω≦)ノ

とゆーわけで、城井神社。
『きい神社』って読みます。

城井神社 寺・神社・教会

黒田の官ちゃんが中津に入る前。
この辺り一帯を治めていたのが、城井鎮房という武将。

詳しくは案内板読んでね(〃'▽'〃)

とゆーことで、ご祭神は城井鎮房公。

謀略で葬った鎮房公の怨念を怖れた黒田長政が、城内にお社を建てたのがルーツと言われております。

黒田家は福岡に転封になった後も不幸続きで。
鎮房公の怨念と人々はウワサしました。

なんて書くと、祟り神のような印象を受けちゃうけど。
純粋に崇敬の念を抱く人には、悪さはしなさそう。

存命時は、善政を敷いて領民から愛された領主で。
武門の誉れ高い勇将だったとも。

城井神社 寺・神社・教会

拝殿と本殿が一緒になってるみたいで。
柵があるから、そばには寄れない・・・

中を覗きたかったんだけどな（´･ω･｀）ちぇ

次も城井鎮房公がらみ。

鎮房公の家臣たちを祀るお社です。
全部で45人のご祭神を祀っています。

鎮房公は黒田長政に誘き出されて、中津城で謀殺されちゃったわけですけども。ちゃーんとお供の家臣たちはいたわけです。

でも家臣たちは城内に入ることは許されず。
城外の合元寺に留め置かれました。
鎮房公の主従を切り離す作戦です。

その後、鎮房公が落命するとー。
主人の帰りを待つ家臣達のもとに黒田勢が斬り込んで来て。
哀れ家臣たちは天国の主人のもとへ・・・

扇城神社 寺・神社・教会

ま、やり方がえげつないと言えば、そうなんだけど。
自分が仕掛ける側だったら、フツーにしちゃうよね。

戦力を分散させたり、弱点を突いたり。
合戦なんかでは特にね(。’-')(。,_,)ｳﾝｳﾝ

お社は新しくなってました。

ちっちゃいけど、彫り物とかまで入ってて。
なかなか凝った造りです。

木材もかなりいいものを使ってて。
鹿児島県の屋久島の杉だそうです(〃'▽'〃)

摂社っぽいのがありました。

中津城内はいっぱい神社があって。
単独の祠か、この扇城神社に附属してるものかはわからないです。

だって案内板もなーんもないんだもん。

こっちにも祠。

ちっちゃい三角形の孔。
なんとなくお城の壁にある狭間を思わせるような。

ご由緒がきみたいのがほしいなぁ・・・

あ、後先になっちゃったけど。
扇城神社の名前の由来は、中津城から。

城郭の縄張りが、扇のようなカタチだったので。
中津城は扇城という別名もあったのです。

こんなちっちゃなお社に、こんなにも立派な名前。
なき45士を偲ぶ心の現われですね(*´ω｀*)

中津大神宮のバックヤード。
軒下の壁に、城井神社と扇城神社の修築工事の寄付者の名前が書かれていました。

城井家をはじめ、45士の末裔の方の名がありました。
今でも大事にされてるんですねー(〃'▽'〃)

神社エリアのはじっこから外を眺めて。
お天気はよくないけど、見晴らしはいいです。

河原がちょっと庭園ぽくなってて。
雰囲気がなんかいいなぁって。

晴れてればあそこでお弁当広げるのも楽しそう。
いつかやりたいな（*^-^*）

ココにもお社がありました。
純日本風なお社が多い中で、こちらは現代的。

お屋根は日本風だけど、壁はモルタル塗り。
いかにも昭和の建物ってカンジです。

これはホントに神社？
どう見ても倉庫なんだけど！Σ（'◇'）

しめ縄あるし、鐘紐も付いてるけど。
これがなかったら、消防団の倉庫でも通じるんじゃ(≧ｍ≦)

扉の隙間からこっそり・・・|ω･)ｼﾞｰ

倉庫に見えても紛れもなく神社。
ちゃーんと、こんぴらさんって書いてます。

海上安全。大漁満足。
や、いっぱい獲れても満足しちゃいかんのだ。
常に不満足なソクラテスであれ！

何言ってるかわからん(≧ｍ≦)

あそこが本殿。

うーん、本殿が遠いのはさておいて。
拝殿ですらロックアウトって(´；ω；｀)ｳｯ

故郷は遠くにありて思うもの。
神様は遠く眺めて拝むもの。

いいオチだ(≧ｍ≦)

お魚の山車だ！Σ(・∀・；)
唐津くんちの曳山みたいな雰囲気。

これのモデルはタイかなぁ？
タイは山車でも、出汁でもいい味出すね！(≧▽≦)

誰がうまいこと言えと(≧ｍ≦)

とゆーわけで。神社めぐりはこれで終了です♪
こんなに神社が多いお寺も珍しいかも。

それに、どの神社もなかなか味があって。
噛めば噛むほどに味が出る、スルメっぽい？（笑

また晴れた日にでもお参りに来よっと♪
待ってろ中津！（｀･ω･´）ｼｬｷｰﾝ

おしまい。

中津城公園 公園・植物園