お手軽絶景登山隊、木曽駒ケ岳リベンジ

2020/08/08 - 2020/08/09

コロナ以来、久々の夫婦二人旅。
「旅好きなのに出不精」のため、外出できないのは意外と苦にならなかったのですが、さすがに数か月も外出しないと、感じたことのないストレスを感じるものですね。。。
山なら濃厚接触も避けられるだろう、ということで、恒例の夏長野登山。

行き先は昨年10月の家族旅行で悪天のため登山ができなかった木曽駒ケ岳。
山の日を前にリベンジしにいきました。

エリア 駒ヶ根(長野)

朝起きてから、「今日行く？？」から始まって、ホテル予約して、ＧＯ　ＴＯ使って、11時頃自宅出発。

初日は長野までの移動。
お昼は双葉の味噌カツ。

駒ヶ根の宿は埋まっていたので、今日は安曇野に宿泊。
大王わさび農場へ行きたかったからちょうどよかった。

噂の清流。

大王わさび農場 公園・植物園

ちょっと濁ってました。

湧き水の清流と、川が混ざるポイント。しばらく交じり合わないで流れるらしい。

わさび農園。
夫や夫の同僚さんたちが、このあたりで仕事するときに立ち寄る人気スポット。
自分だけ蕎麦食べて、わさびソフトクリーム食べて、一応家には葉わさび買って帰ってきてくれます。

すごい！巨大なわさび農園！
清い水だけでなく、直射日光を避ける環境が必要なんだって！

あと、ここのトイレがやたらときれいでした。北欧風みたい。

夫も初めて食べるわさびコロッケ。もっとわさび感が強くてもよかったです。
わさびソフトも初体験。こちらももっとわさびが強くていい！
普通にミルキーでおいしかったです。

本日のお宿はホテルアンビエント安曇野。
小さなホテルかと思いきや、巨大ホテルでした。

アンビエント安曇野 宿・ホテル

キッチン付きでした。

お風呂が込み合う時間が案内されていました。
空いてる時間を狙ったら、全然人がいませんでした。よかった。
アルコールも色んなところにあったし、一生懸命営業されているなという感じでした。

お風呂から上がったら、夫がグラスを冷やして待っていてくれました。
めちゃくちゃうまかった！一気のみしました＾＾
夕飯前にコンビニで買ったビールを一杯飲んで、コスト削減（笑）

で、本日のディナーは、ローストビーフ食べ放題にしました。

前菜にもローストビーフ。
レストランではなく、大きな会場を夕食会場にしていて、席もかなり離れて設置されていました。

安曇野の小麦粉のくるみパンがおいしかったです。

ローストビーフ、でかい！こんな大きなローストビーフは初めてで、食べ放題といいつつ二枚が限界でした。

デザート

ステイホームですっかりはまったインスタライブ見てから寝ました。

翌日です。
朝から天気はよくなく、「てんきとくらす」でもイマイチな予報でしたが、とりあえず千畳敷カールまで移動、８０００円払ってロープウェイ乗りました。二回目。

幸い雨は降っていなかったので、カールを登ります。
視界ほぼ０だったので、乗鞍浄土まで写真はなし。

すごい強風でした。
降りてくる人たちの髪がびしょびしょ。
大丈夫かなー。

再びちょこっと登って、中岳到着。ごつごつの岩場です。
久々の登山、たいして登ってないけどちょと疲れた。

ライチョウの親子がテン場に向かって横断中！欧米系の女の子が一生懸命写真を撮っていたので気付きました。
乗鞍でも見ることができたのですが、ここでも！

見にくいかな。
調べたみたら、なんと、乗鞍からヘリで移住させた親子だったみたい！
乗鞍で会った子たちの親戚かも！
8月1日に移住したばかりらしいです。
これからどんどん増えるといいですね！かわいかった。

5年で100羽を目指して、環境に適応させるそうです＾＾

宝剣荘だったかな。山小屋やってました。
ここでお昼休憩。
今日は、コンビニ飯です。

めっちゃ寒かったので、８月のど真ん中なのにストーブに当たりながらクラムチャウダーを頂きました。

風が止んで、うっすら太陽の気配を感じるまでになりました。
それだけで、体感温度が全然違いました。
そして到着、木曽駒ケ岳。お手軽ほぼ３０００ｍです。

絶景は見られなかったけれど、久々に登山もできてよかったです。達成感。

一瞬、ほんとに一瞬の晴れ間をとらえました。

では、下山。登った時よりは、ややガスがはけたかな。

乗鞍浄土。

宝剣山荘に向かう途中。ここは風が吹きつけるポイント。登る時は本当に１０ｍも見えなかったので、ちょっと怖かったです。

テント場まで帰ってきました。夫と、キャンプしたいねーって話をしていたのですが、詳しく聞いていくとテントはいやだとのこと。グランピングならディールかな。

乗鞍浄土到着。子供のころに、山好きの母に連れられて家族で宝剣岳に登りました。
また行きたいな。

では、カールを下ります。
来るときは全然見えず、足元ばかり見ていたのですが、下りではやや視界が開け、谷間を登っていたことが分かりました。

ロープウェイ乗り場が見えてきました！
結構登って来たんだなー。

視界が開け、あゆみを止める人々。みんなカメラを持って、眺める景色は・・・

見えたー！すごい！さすがアルプス！雄大な景色が広がっていました。
これを見られただけで、もう本当に満足でした。

視界５ｍの中を修行のようにただひたすら歩いていた人たち。
晴れた瞬間、皆何度も立ち止まっては、なんとも清々しい笑顔で絶景を眺めていました。

ここにいる人たちもきっとコロナで外出ができなくて、久々の山を楽しみにしていたんだと思います。
溢れる笑顔は、絶景だけが理由ではなかったのかもしれません。
なんだか妙に一体感を感じたのは、こういう時期だったこともあったのかも。

アルプスの谷みたいですね。誰かがハイジ！って叫んでました。

来るときは見えなかったやつ。

展望台から見上げると、こんな長い登りとは思えないんだけど。

登っても登ってもずっと登りが続くのを見るほうが修行だったかも。
ある意味、ガスで何も見えなくてよかったです。

駒ヶ根市内が見えました。
天気が良ければ南アルプスも見えるんだろうなー

このスポットが一番色とりどりのお花が多く咲いていました。
夏山のお花畑も楽しみの一つなので、見られてよかったです。

昨年、ロープウェイで居合わせたスタッフさんから、昨今は高山植物が減っていると伺いました。
高山植物は人間から直接的に被害を受けるわけでなく、天気の影響など、間接的にダメージを受けているわけで、珊瑚のように保護活動をしていけばいいというものではないと思います。
結局は一人ひとりが環境意識を持つしかないのかな。。。

ヒマラヤの山奥で見たような、天国みたいな高山植物のお花畑、日本でもどこかで見られたららいいな。

遊歩道との合流地点まで下りてきました。
お疲れ様です。

遊歩道で写真を撮るカップルを撮った。

結局ガスってしまって輪郭は拝めず。

リベンジもまた、絶景はお預けとなりました。３回でも4回でも来たい。

また来年。

看板、新しくなったそうです。

バス乗り場の近くにあるお土産屋さんで、お土産を爆買いしました。
海外行けないから、ここぞとばかりに。

駒ヶ根インターに向かう途中で、南アルプスがくっきりと見えました。
北岳、甲斐駒、雄大だな。
今年、南アルプスの山小屋はすべて営業していないそう。
北と中央は半々ぐらいみたいで、県による政策の違いもあるのかな？？関係ない？

帰りはいつもの諏訪湖ＳＡで、横川の釜めし。（おぎのやの釜めし）
群馬に住んでいたころ、家族で長野旅行に行く時は必ず横川で買っていました。
その釜めしが諏訪湖でも手に入ることを偶然知って以来、これが楽しみで。
和食嫌いだった子供のころから好きだったんだよなー。

もともとは、列車のお客さんにあったかいお弁当を提供したことから始まった釜めし、昭和33年から愛されているそうです！
レンジも無かった時代、画期的なアイディアだったんだと思います。

この釜めしと、マスの押し寿司、人吉の菖蒲さんから買う栗弁当、台湾の排骨便當を、駅弁四天王に指定します。

釜めし歴の浅い夫も大絶賛です。
諏訪湖を眺めながらいただきます。ラーメン食べてる人に、釜めしのおいしさを伝えたい・・・
ここのすごいところは、付属のお新香も手を抜いていないこと！

運転をねぎらい、フラペチーノをおごってあげました。
ケチな夫は一人では絶対にスタバなど入らないのですが、実はフラペチーノが大好きなことは知っている。

あ、釜はお持ち帰り。
お米1合が炊けるらしく、試してみます。
（試しました。米じゃなくて、タイのエビ春雨の蒸し煮を作りました。途中2回パキっと言いましたが、いい感じで使えました。）

諏訪湖ＳＡ、結構穴場です。こんな素敵な絶景が見えるテラス席付。

さすがに中央道は渋滞したので、静岡経由で帰りました。
21時到着。お疲れ様でした。

いつもご覧いただきありがとうございます。