2013/01/05 - 2013/01/09
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planalyさん
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あっという間に台湾旅行も最終日となってしまいました。
飛行機の搭乗まで時間がありますので、まず午前中は平渓線へ行ってみます。台鉄支線は内湾線、集集線と乗ってきましたが、平渓線はどんな路線なのでしょうか。
564冊目 2020/12/16投稿
12/13に、私のトラベラーページが330000回目の訪問(アクセス)を記録しました。ご覧頂きましてありがとうございます。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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台東から夜行列車で一晩。台北へと戻ってきました。
無座で寝れるのか?と思いきや……実は前日の高雄でのホテル泊のときのほうがなんとなくテレビ(当然中国語)を見たりして夜ふかししてしまい、夜行列車の方がよく寝れたのでした。当時はテレビとかつけてみてたんだなあ。最近は海外の宿でテレビあっても日本と同じでまったくつけないままのことが多くて。 -
そして、爆睡して起きたら台北の手前あたりだったのですが、周りの座席は普通に満員でびっくりしました。花蓮あたりから結構お客さん乗ってくるみたい。おそらく満席で私の座っていたところにもお客さんがいたのでしょうが、私が完全爆睡していたので起こすのが忍びなくて他の座席かデッキあたりに行ってくださったのでしょう。申し訳ございませんでした……。
乗ってきた列車は台北を出発していきました。ここから一昨日私が乗車した樹林駅や内湾線が分かれる新竹駅などを経て、高雄へと走っていきます。 -
しかしあれだけお客さんが乗っていた東部幹線の夜行莒光号が週末運転になるとはなあ……。東部路線の電化・高速化も行われ、さらに高速道路網も構築されつつあります。台湾東部の様子も確実に変わりつつありますね。
台北駅 駅
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で、朝6時前の早朝に台北駅で降りたあとは、区間車に乗って引き返します。
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八堵駅に到着。
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ここで下車して、平渓線へと直通する列車を待ちましょう。平渓線の列車はこの駅が始発駅。
八堵駅 駅
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八堵駅の改札口。
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ちょっと列車を待つ間に空が明るくなってきて
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633発の平渓線・菁桐駅行きの列車がやってきました。乗車しましょ。
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そのロングシートに座って、朝ごはんを頂きましょう。
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毎度おなじみになりつつある、セブンイレブンの新国民弁当。ほんと、この旅行で何回食べたんだ、コレ。そして、砂糖いっぱい入ったあま~いお茶は欠かせない! 日本でも売ってくれたらたまに買うんだけどなー。
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車内は恒例のロングシート。
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明るくなってきたものの、今日の天気は微妙そうですね……。
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川に沿って走っていきます。
基隆河 滝・河川・湖
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この川、名前を調べたら基隆河。なるほど、基隆港へと流れていくのね~と思ったら、そちらへは流れずに台鉄の北廻線に沿って台北へ向かって流れていき、海の手前で淡水河と合流するそうです。
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三貂嶺駅へ到着。
三貂嶺駅 駅
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基隆河のすぐ近くにある、小さな駅。線路と河に挟まれた駅舎って感じですね。
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三貂嶺を出発すると
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宜蘭や蘇芳、花蓮方面とは分かれて、列車は平渓線へと入っていきます。
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本線から分かれて平渓線に入っていっても
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線路は引き続き基隆河に沿って走っていきます。
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山の中を走っていきますね。
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平渓線に入って最初の駅に停車。
大華駅 駅
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大華駅です。
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川沿いを走ったり、トンネルを抜けていくと
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おお、これが東洋のナイアガラ(だっけ?)と呼ばれる十分瀑布ですかー。
……なんかすごそうではあるが、外の天気がよろしくないこともあってか感動も薄め。あー、なんか凄いなーくらい。十分大瀑布 滝・河川・湖
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タブレット!!
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十分駅です。
十分駅 駅
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車掌さんがタブレットを準備してホームに降りたということは…。
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対向列車っと行き違い。
平溪線 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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望古駅。
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望古駅
望古駅 駅
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これまで乗ってきた支線と違って、ずっと山の中を走っている感があります。
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平渓線、いいわー。これはこれでいいわー。
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嶺脚駅
嶺脚駅 駅
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そして平渓駅に到着。
平溪駅 駅
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平渓駅を出発。
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さあ、あと1駅。
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終点に到着です。
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おお、これが駅舎か。
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菁桐駅。平渓線の終着駅に到着しました。
菁桐駅 駅
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車両には、いつもどおりの支線特別ラッピングが施されていますね。
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このヤシの木(?)が南国感が出ていますねえ。天気が悪いのが残念でありますが。もっとも、この地域はこんな曇った天気の日が多いそうで。
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そしてそのヤシの木の横に日本建築の駅舎です。
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この緑の瓦がいい感じ。
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いいですねえ。菁桐駅。
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1929年に建てられ、70年以上の歴史を持つ古い駅なんだとか。さらには国家三級古跡に指定されているそうですよ。
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駅舎から見た列車。あ、連結している向こうの編成は、ラッピングじゃないんだ。おっと、ドアが閉まって。
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列車は走り去っていきました。
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さて、せっかくなんで駅前をちょっと歩いてみましょうや。
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そういえば、台湾も自動販売機ありますもんねえ。
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天燈だって。そういえば、このあたりはランタン祭りもあるんだっけ。
菁桐老街 散歩・街歩き
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菁桐駅に戻ってきました。
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山の中ですねえ、結構。
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おお、なんかいっぱいぶら下がっていますね。
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解説が書かれていますが。
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許願筒と言って、願い事を書いて吊るす竹筒だそうです。
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のんびり菁桐老街を散策。
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おお、バス停。菁桐抗。
昔は駅名も菁桐抗だったそうですよ。 -
ちょっと橋を渡ってみましょう。
平菁橋 建造物
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このあたりは白石村っていうのかしら。歓迎光臨
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いやあ、山の中の村って感じですね。
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おや、ここは。
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おお、日本家屋。
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北海道民宿と言って、向こうでもわりかし有名な日本家屋だそうな。
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のんびり周辺を散策して
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また菁桐駅に戻ってきました。
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駅から線路を眺めていましょ。あれは石炭を積み込むための施設かな。このあたりは炭鉱の集落だったんですね。
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それでは駅の中へ。
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駅舎、こんな感じだったんですねえ。昔の雰囲気が色濃く残っています。
菁桐駅 駅
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では、列車が到着。
平溪線 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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菁桐散策を終えて、戻りましょう。
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十分駅。
十分駅 駅
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ここで降りて滝を見に行くことも考えていましたが、雨降ってるしいいやとそのまま乗り続けます。
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十分あたりは家が線路のすぐ近くまで迫ってくるんですね。
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十分老街 旧市街・古い町並み
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雨じゃなかったらもっとよく見れたんですけど、こればかりは仕方ない。
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こんな感じでかぶりつきをしていました。
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こうして山の中を川沿いに走っていき
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台東方面からの路線と合流。
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三貂嶺駅に到着。
三貂嶺駅 駅
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ほんと、山と川の僅かなスペースの間に作られた駅だな。
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雨の中、ごくろうさまです。
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三貂嶺を出発して
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瑞芳駅
瑞芳駅 駅
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ここで下車。これで、台湾で人気のローカル支線3路線(内湾線、集集線、平渓線)全てに乗車したことになりますかね。
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平渓線もなかなか楽しい路線でした。秘境感は少ないものの、山の中を走る支線って感じがいいですし、沿線観光と組み合わせることもできますし。
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ある意味、一番日本のローカル線らしいかも。そのわりに台湾の古くからの街並みもあるし、自然も多いし、台北から近いし。こりゃあ人気あるんだろうなあ。
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あとは利用客が(地元の人も観光客も含めて)ちゃんといるのがいいですね。本数もまあまあありますし。
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列車は走り去っていきました。
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当時は深澳線の営業はまだだったんですよね。今に至るまで深澳線、未乗車のままです。
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そういえば昔おばさんからもらった台湾のガイドブックにもこれらの路線乗ってたなあ。まあ、あのガイドブックには北部・中部・南部の横断公路も観光スポットとして乗っていましたけど、考えてみたら普通そこまで載せないような……。
旺文社の個人旅行ってガイドブックだったかと。多分1997年版。 -
さて、そんなことを思い返しながら、駅前へ。平渓線の次は、超定番の有名観光地へ向かおうと思います。
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