2013.01 初めての台湾で台鉄三昧！（３）初めての台北・故宮博物院と士林夜市を観光だ！

2013/01/05 - 2013/01/09

初めての台北！　台北で有名な観光スポットは幾つもありますが、まず思い浮かんだのが故宮博物院でした。初めての国での個人旅行という気疲れと戦いつつ軽く台北観光。かなりの規模を誇る故宮博物院の展示をじっくりと眺めたあとは、士林夜市で台湾名物の夜市を楽しみます。

541冊目　2020/10/18投稿

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩

宿に荷物をおいて、台北駅に戻ってきました。初めての台湾！！ということでさぞ浮かれていたのかと思いきや、当時の友人とのメールを見てみると「どこ行くのも面倒くさい気がする」などと書いてある……（笑）。まあ初めての国に着いたばかりでは、そりゃ緊張、気疲れもしていたか。海外個人旅行は韓国に続き2カ国目ですし。

台北駅 駅

とりあえずなにか食べようと、台北駅のフードコートへ。え、さっき駅弁食べただろって？

「青葱」なるお店にて、適当に注文してみました。
メニューを指さしてこれがほしいと頼むと、トッピングはどうする？

トッピングのトマトに非常に興味を惹かれたのですが、無難に青菜（食べてみたところチンゲンサイ【青梗菜】ぽかった）にしてしまいました。
今から思えば、なぜトマトにチャレンジしなかったのだろうか。

さて、さっそく市内観光……ではなくて。乗り放題の切符を持っているので台鉄のホームにやってきました。

鉄道 (台湾鉄路) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

停まっているのは莒光号の台東行きです。

持っているTR-PASS学生版は無座なら莒光号乗れちゃうのよ、乗っちゃえ♪

とは言え今日は台北観光なので、台東まで行かずに松山で降ります。宿は台北だし。台北からすぐ。日本の松山駅は地上駅ですが（いよいよ高架化工事が進んでいくのかな？）こちらの松山駅は地下駅。

松山駅 駅

地上に出て

ちょっと駅の付近をぶらぶら。

この雑多な感じ。アジアっぽい。当時まだ、アジアしか行ったことないんだけど。

そしてまた台鉄で台北駅へ戻る（笑）。本当に当てもなく乗っていたようだ。

鉄道 (台湾鉄路) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

おお、ビルに登ったみたい。台北駅が見下ろせます。

このあたり記憶がなくて記録も残していないんですけど……。宿に戻ったのかな。

でもまあ、いつまでもダラダラしてるわけにもいかないでしょう。

故宮博物院が1830から無料と宿に置いてあった地球の歩き方に書いてあったので、その時間になるように故宮博物院に向かいます。

台北捷運の淡水線へ。

これが台北の地下鉄か。

台北駅 <地下鉄> (台北車站) 駅

淡水線、台北中心部を抜けると高架を走るのですね。

地下鉄 (MRT) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

新しめの路線（というか台湾の地下鉄時代たが新しい）だからなのか、各駅前も綺麗に整備されている様子。

車内の様子。シーメンスの車両だったかな。やはり日本とは少し違う、けど台鉄よりは日本の通勤電車らしいか？

数駅行き過ぎたのですが、それに気づいてからも無料開放の1830までまだ時間あるしと、ぼーっと景色眺めながら乗っていたようだ。今から思えば切符的にあまりほめられたことじゃないですね。

キ哩岸駅 駅

で、手持ちのタブレットで調べてみると、どうやら1830から無料なのは台湾在住の人で、旅行者は普通に金いるらしいと判明。なら、時間関係ないので、とっとと向かいましょ。

故宮博物院最寄りの士林駅へ到着。

士林駅 駅

そこからは路線バスで故宮博物院へ向かいましょう。それっぽいバスに乗車。
降車ボタンが周りに見当たらんのだけど……。

バス バス系

なにはともあれ、

無事に故宮博物院に到着！宿についてからもグダグダしていたので、既に日が暮れていますが、博物館は夜でも問題なし。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

階段を登って門をくぐると

……噂には聞いていたけどでかすぎないかこれ？

これが台湾が世界に誇る、故宮博物院かぁ。

入る前から回りきるのは無理な気がしてきた。

それでは入場券を購入。国際学生証がまたもや役立ちます。学生80元だから250円くらい？　普通に安い。別にタダじゃなくても充分ですわ。

それでは、いざ中へ！　展示が多いので、最初から飛ばしモードでみていきましょう。

コレクションの幅がすさまじい。
清の宝物集めた隣の部屋が周の青銅器ですよ。
どれだけ時代の差があるねんと。

ああ、楽しかった！2時間半かけました。とりあえず、ひと通り見たような気がする様なしないような……。当時の友人へのメールには「じっくり見るには体力と気力が必要ですわ。あと時間。面白そうなのも多かったが、あまりよくおぼえていないよ。まあすごかったということで。」とありました（笑）。
ま、初めての外国初日での疲れもあっただろうし、やはり世界クラスのすごい博物館に行くと、展示物のバリエーションと多さとに圧倒されますよね。

え、写真？　2013年当時はまだ文物の撮影が許可されていなかったのよ、すまんな。

まあ、それだけで終わるのもなんなので……
こちらはその後、2017年4月に故宮博物院南院（嘉義）に訪問した際に撮影した「肉形石」。この頃には台湾南部の嘉義に別館がOPENしており、写真撮影もできるようになっていたんですよねえ。

角度を変えて。いやあ、これが天然の石からできているんだから素晴らしいなあ。ほんと、パット見て煮豚が思い浮かんだんでしょうかね。

余談ですがこのとき南院を訪問したら、大阪市立東洋陶磁美術館からの貸し出し品がいっぱいでして。素晴らしい焼き物がいっぱいで見応えがあったし、関西出身にもかかわらず大阪市立東洋陶磁美術館に行ったことがなかったのである意味良かったんですけど、これ普段は大阪で見られるんだよなあ……というなんとも言えない不思議な気分になりました。その時の旅行記もいずれ、また、きっと…。

それではまたバス停にやってきた適当なバスに乗車して

首都客運のバスだったのかな。

バス バス系

MRTの駅へ戻ってきました。

士林駅 駅

さて、このまま宿に帰ってもいいのですが。

色々見て回ったらお腹が空きました（笑）。台湾名物の夜市へ行ってみましょう。

すぐとなりにある夜市に向かう道中。おっと、これは警察署かな。パトカーじゃなくてバイクがいっぱいだ。

士林駅すぐそばの士林観光夜市へとやってきました。ここは台北最大級の規模ということで有名ですよね。すごい賑わい具合だなあ。

士林観光夜市 市場

夜市で適当なお店で適当に色々頂いていきます。

こうぶらぶら歩きながら、その時の気分で屋台やお店で食べるのって楽しいな。

ふむ、臭豆腐か……よし、挑戦してみよう！

臭豆腐鍋。普通に行けました。

ああ、やっぱし台湾の夜市では排骨っていいますし。あちこちに屋台出てますし。

豪快に揚げてるなあ。

いただきました。美味しい。

ほんといろんな屋台出てるなあ。

これは金魚掬い？

杏仁茶だっけ。

初めての夜市。満喫しました。私、海外旅行先で夜のツーリストエリアというか、歩行者天国というか、こういう賑わってるところをぶらつくのが好きなんですけど、多分台湾での夜市が原体験になってるんだろうな。

ああ、台湾に来たらやりたいことの一つ、足裏マッサージもやっていきましょう。

30分400元。地元の人も来てますね。やっていただいたお姉さんに、「どうですか？」って聞いてみたら、「どこも悪くないです」のあとに「寝不足ですね」と言われました。うん、たしかに昨日から準備であまり寝ていないわ……。

それでは満足したし帰りましょう。というかもういい時間。

士林駅 駅

おお、やってきた地下鉄車両がJR SKISKIラッピング車両だった！そっか、台湾は熱帯～亜熱帯の国なので、日本の雪国でスキーって言うのも人気の観光なんですね。なにげにE4系が旧塗装や。

地下鉄 (MRT) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

TOKYO⇒GALA
新幹線
只要77分強！！

この広告、普通に日本でもありそうです。

新幹線の描かれた地下鉄で台北駅まで戻ってきました。時刻はもうすぐ0時。

0時前でも普通にMRT運転しているんですね。さすが世界的な大都市、台北。

台北駅 <地下鉄> (台北車站) 駅

では宿に戻って

おやすみなさ～い。
こうして一日目の台湾が過ぎていったのでした。え、全然台鉄三昧じゃないって？　乗り放題の真価が活きるのは明日からです。

イージーステイ タイペイ メイン ステーション ホテル