2013.01初めての台湾で台鉄三昧！（11）台鉄支線巡り・内湾線へ行ってみよう。

2013/01/05 - 2013/01/09

夜行列車明けの新竹駅にやってきて、本日は台鉄の西部幹線・支線巡りの旅。まずは新竹駅から内湾線へと乗車しましょう。

556冊目　2020/11/15投稿

エリア 新竹(台湾)

夜行列車から莒光号に乗り継いで、新竹駅までやってきました。今日は区間車や支線を乗り継ぎながら、のんびりと西部幹線を南下して高雄へと向かいます。

新竹駅 駅

まずは新竹から出る台鉄支線の一つである内湾線へ。こちらの気動車に乗り込みます。

内湾線 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

車内はロングシート。

縦貫線としばらく並走。北新竹駅も、縦貫線と内湾線両方に駅があります。

縦貫線から分かれると、都会の複線高架電化路線の雰囲気に。

なんでもこの区間は高鉄新竹駅への接続路線である、六家線工事の際に既存内湾線を高架複線化した区間なのだそうで。

千甲駅 駅

世博駅。この旅行記を書くに当たって調べてみたらそんな駅名はなく、あれ？と思って調べてみると、2011年11月11日の高架化時に開業したものの、2013年1月に千甲駅に改名されたとWikipediaにありました。ということはこの旅行からしばらくして改名されたんだな。

竹中駅で六家線が分かれていきます。

この先は非電化地上区間。多分単線だったような。

上員駅

上員駅 駅

竹東駅。ここが内湾線の中でも大きな駅のようですね。行き違い。

竹東駅 駅

横山駅。道路に面しています。

横山駅 (新竹県) 駅

九讃頭駅

九讃頭駅 駅

合興駅。車両が保存されていますね。wikipediaを見ると、元々スイッチバック駅でその設備跡がこのような形になってるそうです。

合興駅 駅

ほかにも、内湾線唯一の木造駅舎駅だったり、愛情駅の愛称があって北海道の幸福駅と姉妹駅協定を結んでいたりするそうです。まあ、この旅行のときはそんなこと知らなかったんですけど。

富貴駅。なんか、普通の山中にぽつんとある無人駅感がいいですね。

富貴駅 駅

車窓も新竹駅あたりから比べると随分山の中になってきました。

そして終点の内湾駅に到着。

このヤシの木（？）が日本じゃないんだなあということを感じさせてくれます。まあ日本でも宮崎あたりならフェニックスがいっぱい植えられているんだけど。

車両は内湾線ラッピングかな。

この「出口」の標識を見ただけでは、日本と変わらないなあ、ほんと。あと、韓国Korail駅では出口の英語表記がWay outだったけれども、台湾は日本と同じでExitなのね、なんてことを思った覚えがあります。

無人駅ですが、簡易式のICカード改札機が。
ひとしきり駅舎や駅前の様子を眺めたり散策したりしてから、先程乗ってきた列車の折返しである810発で戻る予定。
この写真は実際は列車に乗る前に撮ったものだな。時刻も807だし。

駅舎の中は、なんか落ち着く感じですね。

駅前の様子。

朝だからか、ちょっと静かめですね。観光地なら、土日とか、お昼ころとかの方が賑わうだろうからなあ。。。

終点付近は客家人の集落らしいです。

内湾駅 駅

なんかそんなのどかな雰囲気がする一方で、観光地化が進んできている雰囲気。……というか、この店からニョキッと生えてるのなんだ！？

しばらく駅周辺をぶらつくこともしたいのですが、乗ってきた列車で折返しになります。乗り継ぎの都合というか、天気も曇りで夜行明けだしね。

内湾線 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

駅名標とホーム。

停止目標でしょうかね。

台鉄の車掌さんのお仕事、ドア開閉。
各ドアに車掌さん用のドア開閉スイッチがあるのが面白い。車掌さんが毎回駅出口に一番近いドアに移動して、そこでドア開閉の取り扱いをします。確かにこれだと無人駅でも切符の回収が容易だわ。日本ではこれは見られませんよ。

で、乗車客がいると切符を売りにいくと。

帰りも列車にガタゴト揺られていきます。

竹東駅

ここでまた行き違いなわけですが

おお、ホームの屋根がでかいな。

竹東駅 駅

高架複線の六家線が合流して

竹中駅に到着。

竹中駅 駅

で、この列車はこの駅までなのですよね。

ここからは台鉄六家駅（高鉄新竹駅）からやってきた電車に乗って、台鉄新竹駅へと向かいます。

では電車に乗り込みましょ。

車内に乗り込むと台北付近や縦貫線を走ってる普通のロングシート……いや、座席がちょっと違うな。

さらにこうしてドア上にLCDの画面表示も。高鉄駅への乗り入れに伴って、六家線を整備した際に、車両も他からの転用とは言え改造したようですね。

竹科駅表示。

アルファベット表示ではZhuke.

新荘駅 駅

ちなみに現在は竹科駅ではなく、新荘駅に改名されています。隣の千甲駅（旧世博駅）と同様。

新荘駅 駅

こうして朝のローカル線活動を終えて

新竹駅 駅

9時過ぎに縦貫線の新竹駅へ戻ってきました。

ここからは昨晩寝ている間に北上してきた縦貫線・西部幹線を、逆に南下して辿っていきましょう。