背伸びトラベル～香港編（ペニンシュラ）～

2012/02/24 - 2012/02/28

香港でアクティブな休日を過ごしてきました。ショッピングに疲れながらも、ミシュラン3つ星の「龍景軒」筆頭に美味しい中華と、名門ホテルのホスピタリティで癒された旅行記です。
私（エゾグマ）と妻（ラッコちゃん）は、たまの休みだから、旅行では贅沢したい！と考えています。旅行はツアーは使わず、個人で手配します。飛行機はビジネスクラス以上、ホテルも直接予約し、部屋のリクエスト等も細かく伝えています。

エリア 香港(香港)

香港に出発！羽田空港を利用しての4泊5日の旅行です。最初の2泊を日航香港（現ニューワールドミレニアム香港）、後半2泊をペニンシュラに泊まりました。フライトはキャセイパシフィック航空（CX543便）を利用。CXはJALに続いて、よく利用させてもらっています♪

早速、空港JALラウンジで朝食です
■マメ情報■CXのラウンジもありますが、JALと同じワンワールドアライアンスのため、JALラウンジを使えます（香港ではJAL便利用でもCXラウンジも使えます）

香港までは約5時間。10:45発で15:05到着予定です

ラッコちゃんは、早くもほろ酔い♪隣席と距離があり、絡まれずに済みました？CXを選んで正解！
■マメ情報■CXは、羽田/成田～香港便の便数多く便利ですが、機材によってシートはマチマチ。写真のビジネスクラスシートは「当たり」で、半個室、フルフラット、収納スペースも充実、と相当快適でした

日航香港に到着です。場所は、九龍の中心地チムサーチョイから10分くらい歩いたところ。免税店目の前と好立地です。現在は、ニューワールドミレニアム香港ホテルと経営が変わったようです。

日航香港を選んだのは、3月末期限で日航ホテルの宿泊代に使える金券を持っていたからです（消極的理由でスイマセン）。それもあり、部屋は「ニッコーフロアデラックスハーバービュールーム」という良さ気な部屋を選びました。宿泊代は2人分の朝食付きで、2,360HKD（サービス料10%別）でした（約26,000円/泊）

バスルームは、壁一面が大理石！バスタブの右手前側はシャワーブースです
■マメ情報■部屋は過不足ない造りです。<良いところ>シャワーブース付き＋シャワートイレ、<気になるところ>2人だと、スーツケースや洋服を置く場所が少ない、と思いました

洗面台です。アメニティは、歯ブラシや髭剃り、綿棒、爪やすりなど、細かい系も一通り備えられていました

部屋からの眺めです。窓も大きく、香港島を見渡せます♪
■マメ情報■スタバ、コンビニがホテルすぐ近くにあります。香港版Suicaの「オクトパスカード」を持っていると、交通機関のほか、これら店舗でも使えて便利です。駅やコンビニで簡単にチャージできます

部屋と同じ14Fには、ニッコーフロア宿泊客が使える「ニッコーラウンジ」があります
■マメ情報■ラウンジは、チェックイン/チェックアウト、両替といった基本的なフロントサービスのほか、朝食や軽食を取ることができます。また日本の日刊紙も置いてありました

ラウンジで朝食を採りました。眺め良く、静かです
■マメ情報■景色や窓の大きさは、ラウンジと部屋とも、ほぼ同じです。ラウンジは静かで、また23時まで開いているので、実は部屋はハーバービューにしない方が、費用対効果が高いかもしれません

今回宿泊プランでは、朝食は2Fレストランか14Fラウンジが選べました。ラウンジはコールドビュッフェのみで種類が少ないです。私たちは、「どうせ昼食一杯食べるから朝は軽くラウンジで良いよね」とかいいながら、パンやヨーグルトを大量に平らげてました！

散歩中、ブルースリーと戦う人が！。。それはさておき、2月末の香港は、肌寒いです
■マメ情報■春前は曇りがちとのことで、夕方は連日小雨でした。私は昨年3月に香港に1ヶ月いたのですが、その時は晴天続きでした。微妙な時期の差で天候面では残念！

このハーバー沿いの道は「アベニュー・オブ・スターズ」と言って、道に映画俳優などの手形が埋め込まれています。ジャッキーチェン発見！日航香港は駅やフェリーターミナルから離れてますが、この道のお陰で楽しみながら行けました

香港島と九龍を結ぶフェリー。地下鉄と共に重宝しました
■マメ情報■運賃は片道40円くらい。オクトパスカードも使えます。オクトパスカードは、各駅のほか、空港税関出たところにあるエアポートエクスプレスの切符売り場（有人の所）でも買えます

フェリー内部。本数も多く、5～10分程度で対岸まで行けて、行き先によっては地下鉄より便利です

フェリーからセントラル方面の景色です
■マメ情報■右の高いビルがIFCビルです。低層階はショッピングモールになっていて、地下にはエアポートエクスプレスの香港駅があります。フェリーターミナルは、このビルの近くにあります

セントラル側（IFC近く側）のフェリーターミナルです。すばやく接岸したと思ったら、数分後にまた出発していきます。おっちゃん達のスーパーテクが、電車のターミナル駅のような過密ダイヤを支えています

セントラルにあるショッピングモール「ランドマーク」です。ラッコちゃん好物で、何度も来ました。。。写真右側はカフェは、人気カフェのようで、いつも行列でした

香港島を東西に走るトラム（路面電車）です
■マメ情報■運賃は一律30円程度。スピードは遅いですが、繁華街をくまなく走り、停留所も多いので、アクセスしやすい。安いし、近距離移動なら地下鉄よりも便利です。もちろん、オクトパスカードが使えます

トラム2Fからの眺めは良いです♪エアコンがないので、夏場は厳しいかも？？？
■マメ情報■香港の公共交通機関がどれも安いです。タクシー代も、日本で1,000円の距離≒香港で500円の印象です

トラム2Fの先頭を陣取りました！
■マメ情報■トラムは平均2分程度の運転間隔だと思うのですが、しばらく来なかったり、4台くらい連続で来たり、バラバラです。少し待って連続で来るタイミングを待てば、2F先頭にも簡単に座れると思います

トラム先頭からの写真です。トラム外観には、広告が掲載されていて、広告よって車両の色も数種類あります

セントラルのミッドレベル・エスカレーター（世界一長いらしい）です。私が、香港に1ヶ月滞在したときは、このエスカレーター途中のホテルを使ってました。ちょっと懐かしいです♪ちなみに、ミッドレベルは外国人居住者が多く、エスカレーター沿いに、パブやおしゃれなレストランが並んでいます

柱に可愛い落書きを発見！！

チムサーチョイの「1881ヘリテージ」です。皆さんが、ここで写真撮影をしていたので、何となく私たちも一枚♪

オープントップバスとビクトリアピークの夜景観光ツアーに参加しました。予想以上に楽しかったです！
■マメ情報■ツアーは3,900円/人（当時）とお手頃。下記、香港ナビから申し込みました　http://www.hongkongnavi.com/

結構迫力あります！まずは、オープントップバスでネーザンロードをかっ飛ばします♪サービス精神満点の運転が場を盛り上げます（運転が粗いだけ？？？）。小雨でしたが、使い捨ての簡易合羽をくれたので、濡れずに済みました（防寒にもなりました）
■マメ情報■ツアーは、ネーザンロードをチムサーチョイからモンコックまで北上。一般バスに乗換え、ピークトラム山麓駅に。ピークトラムは優先搭乗で即乗。ピークから一般バスで各ホテルに送迎。19:15集合で、22時頃ホテルに帰りました

5分程度停車。オープントップバスからの、記念撮影タイムもあります♪この後、再びネーザンロードを北上。最終地点から一般バスに乗り換えて、ピークトラム駅に移動しました。
■マメ情報■ツアーのバスは、もちろん2F確約です。また、日本語を話せるガイドさんが終始同行してくれました

一般バスに乗り換えピークトラム駅へ（写真は下車後の山頂駅）
■マメ情報■ピークトラムは斜度40度の「壁」を登っていきます。進行右側の景色が開けているので、右座席が狙い目だそうです（左側は、ずっと「壁」）

ピークトラム（ケーブルカー）は、一両丸ごと、同じツアー参加者で貸切。ガイドさんが一生懸命ツアーを盛り上げてくれていました
■以前、ピークトラムに乗ろうとしたときは長蛇の列で諦めました。このツアーでは優先搭乗ができるのも、隠れたファインプレーかもしれません。もちろん、乗車賃はツアー代金に含まれています。

ビクトリアピークから見下ろす100万ドルの夜景！っておいっ！！霧で何も見えません。。。晴れてれば、↓のような絶景のはずです♪
http://www.hongkongnavi.com/miru/1/

ピーク頂上からは、再び一般バスに乗り山を下っていきました。途中、（標高が下がり）霧が薄れたので、途中の広場に立ち寄ってくれました。今回、ピークからの夜景は見られませんでしたが、それでも、この内容で、3,900円/人はお得な気がしました

香港はマッサージもお得♪結局、4泊中、3晩行きました
■マメ情報■行った中で一番良かったのが、「楽足（Fun feet）」でした。セントラルのミッドレベルエスカレーターから3分くらい歩き、少し不便ですが、場所はわかり易いです （住所: Winning Centre, 46-48 Wyndham St., Central）

「楽足」は、個室もありました。今回行った「街のマッサージ屋さん」3箇所のうち、一番清潔で静かでした。昼のショッピング行脚の疲れが癒されます♪
■マメ情報■今回行った3箇所の「街のマッサージ屋さん」は、どこも足裏50～60分で2,000円程度の価格でした

ここからは、中華料理尽くし特集！到着初日の夜は、「龍景軒（Lung King Heen）」で、人生至上最も上品で、美味しい中華を食べました♪
■マメ情報■龍景軒は、08年以降連続で、ミシュラン3つ星を獲得し続けている有名店。フォーシーズンズホテル内にあります

実は、この日は結婚記念日♪空いていたので、記念写真を撮ってもらいました（この後満席。私たちは日本から電話予約をしました）
■マメ情報■メニューはアラカルトとシェフズ・テイスティング（コース料理）がありました。飲み物は、ワイン、中国茶が豊富でした

2日目の昼は、アドミラルティにある「名都酒樓（メトロポール）」で飲茶を食べました。実は、出張の際、（ワゴンから取るだけで手早く食べられるので、）昼食によく来ているところです。。。

ワゴンが来るので、中身を見ながらチョイスします。おばちゃんが、伝票に注文内容を記録していくシステムです。このほか、店内中央にあるカウンターでも、食べたいものを、その場で仕上げて盛り付けてくれます（飲茶以外もあります）

海老シュウマイ等々です。味も良いですが、実物を見ながら選べるのは魅力です♪
■マメ情報■庶民的な雰囲気ですが、横浜中華街の名店「聘珍樓」が経営しています。なお、代金は2人で4,000円くらいでした

2日目の夜は、セントラルのソーホーにある「麻辣●（チリファガーラ）」に行きました。四川料理の店です（汗）前回出張の際に連れて行ってもらい、「激辛＆激ウマ」に感動し、もう一度来たかったお店です♪　http://www.chillifagara.com/

外観です
■マメ情報■店内は狭く、約20人で満席です（テーブルも小さい）。サービスも良くなく、一見「普通の個人経営のレストラン」ですが、なんとミシュラン一つ星店です。大人気店なので、予約必須です。代金は2人で8,000円程度でした

私は、今回も美味しさに感動していたのですが、ラッコちゃんには、辛さ以外の味付けが今ひとつだったみたいです。辛いもの好きのラッコちゃんを、是非連れて来たかったお店だったのに、人の好みって、難しいですね。。。

重い中華続きだったので、3日目のお昼は、セントラルのIFCモール3Fにある「正斗粥麺専家」で食べました。平日の昼時というのもありましたが、意外と回転が遅く、30分くらい待ちました。

店の代表メニューのワンタン麺です。500円程度で安い、と思ったのですが「大」でも量は少なめ。追加で点心も頼みました。美味しかったですが、想定範囲内です。むしろ、ラッコちゃんが頼んだお粥は、絶品だったよう♪

デザートは、黒ゴマ汁？をチョイス
■マメ情報■代金は2人で3,000円程度でした。場所ときれいな店内に見合った価格と思いました。それでも、香港は、私たち素人が、気軽にゆっくり注文できそうな粥麺屋さんが少ない印象だったので、地元料理を楽しめた貴重な機会でした

4日目のお昼は、ペニンシュラホテル目の前の文化センター内にある「映月樓（セレナーデ）」で飲茶を食べました。点心がかわいい♪写真右側は、ウサギの形です。味も良かったです
■マメ情報■セレナーデはハーバーフロントにあるので、香港島側の大パノラマを見ながら食事を楽しめます。かわいい点心と眺望の良さを、2人で4,000円弱。お得感強かったです

後半2泊は、チムサーチョイのペニンシュラに泊まりました。アジア有数の伝統を誇る名門ホテルです
■マメ情報■ホテルHPで、運良くキャンペーンをやっていて、スーペリアスイート（朝食付き）で5,700HKD/泊と、通常期の3～4割安く予約できました

ホテル入り口。3日目の朝、うっかり部屋が空いてれば、と欲深く早めに日航香港から移ってきましたが、残念。まだチェックインできませんでした。気を取り直し、荷物を預けてショッピングにGo！

改めてチェックイン。「浮雲」という部屋です。エレベーター降りて廊下左右に部屋がある中、突き当たりの部屋です。いかにも良さ気な匂いがします♪
■マメ情報■チェックインを対応してくれたスタッフが、そのまま部屋まで案内してくれました。預けた荷物も既に部屋に移動済みとのことでした

部屋は凄い広さでした！リビングルームです
■マメ情報■あまりにも良い部屋なので、チェックアウト時に訪ねると、「デラックス・スイート」にアップグレードしてくれていたとのこと。キャンペーン期間中で安かった上に、超ラッキーでした！！

8席もあるダイニングテーブルを見て、3～4日目の夕食はルームサービスと即決！（後ほど紹介）
■マメ情報■帰国便が夕方発だったので、ダメモトでレイトチェックアウトを希望すると、希望通り14時までOKしてくれました。アップグレードに続き、ホント有難うございました

ウエルカムフルーツに加え、ペニンシュラチョコレート1箱をプレゼントで用意してくれていました

部屋からの景色です。部屋が本館（低層階しかない）ため、正面に建物がありましたが、それでもビクトリアハーバーと香港島を望めました

ダイニングテーブルの対極側がリビングスペースです

リビングのソファーからの写真です。写真右側がビクトリアハーバー側で、大きな窓3箇所分付く程のスペースです。ダイニングテーブルまでの空きスペースを全く使いこなせませんでした。。。

ベッドルームです。ここだけで日航香港より広いかも？

ベッドルームを挟むように、リビングルームとバスルームが配されていました

バスタブにはTV付き。シンクは2シンクです。写真背面側にシャワールームと個室トイレがあります（トイレはリビングルームにもあり）
■マメ情報■アメニティは、日航香港同様、歯ブラシ、綿棒、髭剃りなどの細かい系も備えられていました

ベッドルームの奥には、クローゼットスペースもあります。クローゼットが左右2つあったので、ラッコちゃんに占領されることもありませんでした？！

夜は、ダイニングテーブル上の豪華なシャンデリアが、部屋を照らしてくれます

ダイニングテーブルに座りながら撮った、香港島の夜景です。良い感じです♪
■マメ情報■ペニンシュラホテルのロビーラウンジは、アフタヌーンティ目当てに、連日長蛇の列でした。宿泊客はテーブルを予約できるので、並ぶ必要はないとのことでした

3日目の夕食はルームサービスで中華を頼みました
■マメ情報■ルームサービスでも中華料理は、ペニンシュラの広東料理レストラン「嘉麟樓（スプリングムーン）」の料理です。美味しかったです！

良い部屋、美味しい中華、リラックスした食事、で気分は最高です♪

朝食も1回、ルームサービスでアメリカンブレックファーストを頼みました
■マメ情報■今回の予約プランは朝食も含まれていましたが、（レストランの朝食でなく）ルームサービスでもプランに適用してくれるとのことでした

最終日の夕食もルームサービスにしました。この時は、中華に達成感があり、洋食にしたのですが、今振り返ると、ここまでずっと昼夕食は中華料理を続けてきたので、やはり広東料理にすべきだったと少し後悔。。。
■マメ情報■ルームサービスは、写真のような内容で、2日とも、13,000円程度だったと思います

デザートだけ、中華＝マンゴープリンにしました。真ん中は「スプリングムーン」マークです

朝食のうち1回は「ザ・ロビー」で食べました。午後はアフタヌーンティ目当ての長蛇の列に違和感を覚えましたが、朝は優雅な雰囲気を保てています
■マメ情報■朝食はビュッフェではなく、アラカルトです。

「ザ・ロビー」の大理石のテーブルは、とても重厚感がありました

本館7Fには屋内プールと屋外テラスがあります。プールが改装中で入れなかったので、テラスから一枚♪天気良ければ、長居しちゃいそうな空間です

チェックアウトの時が来てしまいました。部屋をアップグレードしてくれたことを、スタッフからは最後まで言い出しませんでした（私が聞いたので判明しました）。レイトチェックアウトも大変助かりました。名声通り、素晴らしいホテルでした♪

ちなみに、部屋の洗面には「お土産」×2個が置いてありました
■マメ情報■チェックインの際、部屋まで案内してくれたスタッフが「持って帰ってね」と言っていたので、素直にもらっちゃいました。多分、それで良いんだと思います？？？

箱には「半島酒店」の文字もあしらわれていて（ペニンシュラホテルの中国語名）、中身は石鹸でした
■マメ情報■ホテルのアーケードには、「ペニンシュラショップ」があり、ホテルブランドの商品を扱ってます。チョコレートや特製XO醤など、人気の商品もありました（XO醤はペニンシュラホテル発祥）。

ホテルからタクシーで約30分、空港到着です。ラウンジの食事スペースで、遅めの昼食です。このときは気にしていませんでしたが、羽田行きの便が少し遅れているようです

ガーン！！急遽機材変更になってしまった。。。最新機材の予定が、ペニンシュラの伝統にも負けない？レトロなシートです。最後に小残念！結局、30分遅れの出発は、到着には、ほぼ定刻（21:05着）にまで巻き返してくれ、無事帰国です♪