背伸びトラベル～台北編（晶華酒店（リージェント））

2013/01/23 - 2013/01/26

両親と共に美食旅行に行ってきました。美味極まる食事と思わぬホテルの厚遇で、久々の台北を堪能してきました。今回は往復フライトとホテルはツアーを利用。現地のアレンジは全て自力で手配した旅行記です。
私（エゾグマ）と妻（ラッコちゃん）は、たまの休みだから、旅行では贅沢したい！と考えています。（今回は別ですが、通常は）旅行はツアーは使わず、個人で手配します。飛行機はビジネスクラス以上、ホテルも直接予約し、部屋のリクエスト等も細かく伝えています。

エリア 台北(台湾)

お得なツアー発見！ということで、両親も誘い台北へ。成田第2ターミナルで、JAL専用以外にも、いつの間にか出来ていた「優先手荷物検査レーン」を抜け、早速出国です

キャセイパシフィック航空（CX）のビジネスラウンジ入り口です
■マメ情報■ツアーはCXグループの「キャセイホリデー」HPで申し込みました。3泊4日、2人1部屋で9.4万円/人でした。往復CXビジネスクラス（空港利用料・燃油サーチャージ等込）、空港～ホテルの往復専用車送迎、台北トップレベルの5つ星高級ホテル晶華酒店（＝リージェント台北。デラックスルーム・朝食付）の内容です。日系ツアー大手の代金も参考にしましたが、エコノミークラスと空港～ホテルが混載バスで、同等の料金設定のようでした

台北行きは午後15:25発。メインの香港行き（朝夕）と時間が離れているためか、CXビジネスクラスラウンジは人も疎ら。快適です♪

ラウンジ食は期待薄。残念！CXにとってはアウェイラウンジだから仕方ないか。。。写真のような軽食とカップラーメン、ハーゲンダッツ、一通りのお酒・飲み物は用意されていました

台北までは行きが向かい風で4時間強、帰りは追い風で3時間弱のフライト時間です。旧型シートの「いけてなさ」にテンションは低め、、、面倒な家族です。。。

食事内容やワインの品揃えは香港便と同等と思われます。ここから食事の流れを紹介します♪まずは前菜。
■マメ情報■食事は前菜は1種類ですが、その後の選択できる部分はワゴンで運ばれてくるので、見ながら選べます。メニューも日本語併記です（ワインメニューは英語のみ）

メインのビーフです♪

チーズ盛り合わせも貰いました。

最後はコーヒーとハーゲンダッツのアイスクリームで終了です♪
■マメ情報■両替は、台湾の方がお得。成田では台湾ドルの売り買いレート差が30%近くもありましたが、桃園空港は差が5%未満。空港内に両替所は複数があり、日本円の扱いも慣れているので、簡単です

空港からは専用車（トヨタ「カムリ」）でホテルに直行！快適～♪4人の旅行ですが、2人×2部屋。なので、もちろん、車も2人×2台で送迎してくれます。「キャセイホリデー」HPでは特に宣伝してませんでしたが、個別での空港送迎は、かなりうれしいサービスです （＾-＾）V

晶華酒店（リージェント台北）の外観正面です。ホテル周辺は、高級ブランドショップの路面店が集っています。最寄り駅近くに三越もあるし、東京で言えば、銀座のような立地でしょうか？？？

ホテルは奥行きがある造りになっています

正面入り口です。ドアマン常駐で、扉の開閉をしてくれます♪

ホテルに入ると、すぐにロビー。左右にレセプションとコンシェルジュがあり、真ん中はゆとりのスペースです

訪問時は旧正月前。ホテル中央のホール垂れ幕は、今回は、旧正月を祝う赤色でした

部屋は快適♪都心のシティホテルにしては、相当な広さだと思われます
■マメ情報■ツアーなのに、18Fの「Tai Pan」クラブルームフロアにアップグレードしてくれました（下記のホテル側のミスとは無関係にアップグレードしてくれました）♪

リビングスペースも十分です
■マメ情報■今回、ホテルのミスでチェックインに時間を要しました。対応も親切で、気にならなかったのですが、翌日マネージャーが謝罪に来て、部屋だけでなく、ラウンジ利用などのソフト面でも「Tai Pan」待遇にしたいとのことでした。更にチェックアウト時にお土産も。過分なホスピタリティに恐縮ですが、、、ラッキー！！

バスルームは大理石造りで色合いも良いです♪写真右側は、シャワーブースとトイレ、左側はバスタブとなっています

一輪挿しも程よいアクセントになっていてGood！
■マメ情報■バスローブとは別に、クローゼットには浴衣も入ってました。お昼のベッドメイク時のほか、夕方にターンダウンサービス時にもタオルの交換をしてくれているようでした

バスタブは、深くて大きい。入浴剤も完備で、日本人には快適なバスタイムが過ごせそうです♪ラッコちゃんも毎朝早起きして楽しんでいたみたいです

シャンプー類は、ホテル内スパ「Wellspring SPA」の銘が付いていました。良い香りです♪
■マメ情報■アメニティは、歯ブラシや髭剃り、綿棒、フカフカなスリッパなど、一通り備わっていました

上記、ソフト面も「Tai Paｎ」待遇にしてくれたあと、エルメスのアメニティも用意してくれていました！香りがキツ過ぎですが、ブランドには勝てず。あっという間にスーツケース内に消えていきました。。。

独立したシャワーブースも備わっています♪

今回の部屋は、ベッドルームとバスルームの間にウォークインクローゼットとミニバー、ドレッシングスペース付きです♪

18～19Fの「Tai Pan」フロアは、廊下もシック。特に、写真の19Fエレベーターホールは陶磁器で飾られ、雰囲気があります。廊下奥の明るいところが「Tai Pan」ラウンジです

「Tai Pan」ラウンジ内部♪
■マメ情報■ラウンジでは朝食や軽食、ソフトドリンク、お酒などが自由に飲食できます。日本語新聞や雑誌もある快適空間です♪

ラウンジからは遠～くに台北101も見えます。窓に簾が掛けられてしまっていたのが、残念！！

夜のラウンジは、静かで落ち着いた雰囲気です。ホテルのご配慮に申し訳ない気持ちながらも、、、何度も通っちゃいました（笑）

１F朝食レストランも広くて豪華！「Tai Pan」ラウンジ＝静かな朝食。1Fレストラン＝種類豊富。。。究極の選択です
■マメ情報■卵料理などは、1Fレストラン、「Tai Pan」ともに、リクエスト通りにシェフが調理してくれました

ビュッフェですが、メニューは相当豊富。和・洋・中などの区分はもちろん、それぞれで数十種類の料理が用意されていました。朝からハイカロ間違いなし！？

テーブルも大きく食事スペースは快適。ウエイターも気配りが利いて、気持ちよく朝食が取れました♪

制覇したレストランを時系列に紹介します。初日は到着が夜だったので、「ホテルから近い＋遅くまで開いている＋評判が良い」を基準に「天香回味」（テンシャンフェイウェイ）にしました。MRT中山駅近くの、薬膳火鍋の専門店です
■マメ情報■情報収集では「台北ナビ」（↓URL）を活用させてもらいました
http://www.taipeinavi.com/

痛恨のミスでカメラをホテルに忘れて、ガラケーで撮影。スープの色が分かり難いのですが、片方が白、もう片方が赤です。。。赤い方のスープも、「火鍋」を想像して臨むと、ややカレー風味のピリ辛レベルで少し拍子抜け？でも、薬膳味が体にも良さそうで、美味しいです。相当の量の具材を頼み、3,500円/人くらいでした
■マメ情報■天香回味鍋は、日本にも、日本橋などに直営店があるようです
http://tenshanfayway.com/

2日目の昼食は「鼎泰豊」（ディンタイフォン）本店。言わずと知れた小龍包の名店です
■マメ情報■写真は平日11:40頃の到着時。5分くらいの待ち時間で済みましたが、帰り際には順番待ちの人で道は溢れていました

味は申し分なしで、日本のディンタイフォンの半値くらいです。私たちは日本のランチセットメニューの2倍くらいの量を食べたので、料金は同じくらいでしたが（1,400円/人くらいでした）。。。

レストランで、紹興酒とビール以外の品揃えが不明だったので、成田空港の免税店でシャンパンを買っていきました。もちろん、節約にもなりますし（笑）
■マメ情報■持ち込み料は、下記、「頂上魚翅燕窩専売店」は無料、「天香楼」は1,500円程度でした。それぞれ快く、ワインクーラーやグラスも用意してくれました

2日目の夕食は、「頂上魚翅燕窩専売店」に行きました。美味しいフカヒレ目指し、「台北ナビ」を熟読して選びました。値は張りますが、料理自体が旅行の一大イベントになり得る絶品レストランだと思いました♪接客も極めて丁寧でした

フカヒレ（大）です。カメラを構えると、店員がフカヒレを持ち上げてくれました。みんな撮るんでしょうね（笑）。隣では「フカヒレはそんな興味ない」と言ってたはずのラッコちゃんが。。。想定通りの展開です♪

あわびチャーハンです。あわびも美味しかったのですが、チャーハンそのものが格別！人生至上、最も美味しいチャーハンでした
■マメ情報■この他、高評価だったモヤシ炒め（ただのモヤシと侮るなかれ）と、豚肉の炒め物も頼み、10,000円強/人でした。安くはありませんが、（演出や場所でなく）味勝負の高級店との印象でした

3日目の昼食は、「度小月」にしました。最初、前回行った民権西路駅近くの店に行ったのですが、そこは「北海道ラーメン」に。。。急遽、写真の、忠孝敦化駅近くの店舗に移動です。この他、「ディンタイフォン」本店の近く、永康街でも店舗を見かけました

「度小月」は、台南名物、担仔麺の名店です。店を入ると、すぐに麺の調理場！食欲を誘う雰囲気です♪

担仔麺は50元（約150円）。量は少ないので、2～3杯は食べられますが、それでも良心的な価格設定です。もちろん美味です！
■マメ情報■日本のTVで、「度小月」を紹介していました。貧しい人でも楽しめるよう、量は少なめになるけど、50元の安価な価格で提供し続けているとのことでした

3日目の夕食は、「天香楼」（テンシャンロウ）です。ランディスホテル（亜都麗緻大飯店）内にある杭州料理店です
■マメ情報■「頂上魚翅燕窩専売店」と「天香楼」は日本から予約しました。気合の英語は空回り！日本人とわかると、日本語が通じるスタッフに代わり、対応してくれました

名物料理の一つ、「トンポーロー」です。豚の角煮の写真を使いながらで何ですが、、、「天香楼」は全般的に上品な味付けで、日本人の味覚には合うレストランだと思います

店内も高級感があり、落ち着いています。味、雰囲気、価格のバランスが良く、接客もきちんとしています。私たちは、今回が3度目の台北旅行ですが、毎回、訪れてしまうレストランです
■マメ情報■価格は5,000円弱/人と内容の割に手頃でした。紹興酒も1,500～2,000円程度/ボトルと、良心的な値段でした

ここからは観光編です。台北は観光も便利！MRT（地下鉄）を使い、龍山寺に来ました
■マメ情報■タクシーは安いです。100元強（300円強）あれば、市街の大抵の場所に行けます（晶華酒店→故宮博物院でも200元強）。漢字圏同士、ガイドブック片手に行きたいところを指差せば、行き先も簡単に伝わります♪MRTも市街なら30元未満です

龍山寺は初めて訪ねました。皆さんの熱心なお参りが印象的で、来て良かったです
■マメ情報■お線香の供え方は、入り口で係りの方が説明しています。私たちが日本人とわかると、日本語で説明してくれました

朝からの暴食で、昼食予定のディンタイフォンまでお腹が空く気配見えず。。。龍山寺→中正紀念堂→ディンタイフォンと徒歩で移動し消化推進。無事？食欲復活！

ディンタイフォン（本店）もある、永康街の甘味屋です。この日は気温24度と暑かったので、マンゴーカキ氷で有名な「冰館」に向かうと。。。別の店になってました。これで「スムーシー」と読むようです

ミルクカキ氷です。牛丼屋の持ち帰り用容器くらいの大きさがあります。2～3人で1個で十分な量でした。フルーツとパンナコッタも入って、500円くらいでした♪
■マメ情報■台北では、ミルクベースの味付シャーベットを削るのが一般的なカキ氷みたいです。フワフワで美味です♪

2日目午後は、バンをチャーターして、九フンに行きました（写真は夜戻ってきて撮影）
■マメ情報■車はAlan1（下記URL）で手配しました。「台北ナビ」でも同じ会社に手配できたのですが、Alan1の方が安かったです。7人乗りバン/4時間/運転手付/ガソリン代等込で、3,200元（約1万円）でした　http://www.alan1.net/

チャーター車の運転手さんは、日本語も話せました（予約時に確約はできませんでした）。運転中もいろいろ説明してくれて、ガイドさんのようでした（あくまで「運転手」なので、ガイドはご好意のサービスです）。九フン近くの山間にある立派なお寺がオススメとのことで、寄ってもらうことにしました

お寺は「青雲殿」という名前。なんと個人が建造したらしいです。旧正月に向けて一部修復中でしたが、運転手さんが勧めてくれたのも納得。大きさも然ることながら（7階建て）、内部は金だらけ！壮麗です

龍と鳳凰と麒麟の彫刻。神様の乗り物とされているみたいです

7階テラスからの眺め。相当なお金持ちのお寺なんでしょうね。。
■マメ情報■お寺は九フンに向かう道から目立つのに、観光客はゼロ。台湾道教を勉強できるし、景色も良いです。30分程度の寄り道の割に、充実してます。もちろん変なことは一切無し。寄り道をご検討下さい！

九フン到着。商店街は観光客でイモ洗い状態でした。。。隙を計って一枚！
■マメ情報■運転手さんによると、九フンは一年のうち250日が雨。夜景が良いとガイドブックには書いてあるけど、雨の確率は相当高いようです。海に近い山間の街だし、納得です

花文字屋発見！ラッコちゃん憧れのお店です
■マメ情報■九フンは、山の上から下に、ほぼ一本道。道の左右にお店がひしめき合っています。なので、ゆっくり左右見ながら進めば、花文字のお店も簡単に見つかると思います

カラフルな色使いで、私たちの名前が書かれていきます。実は、字画の随所に花びらや鳥、魚も描かれています（それぞれ意味を持った縁起物らしいです）。

続いて、阿妹茶楼（アーメーチャ）発見！「千と千尋」のモデルの茶芸館（お茶屋さん）です。早速入店♪

テラス席ゲット！確かに、景色は、神秘的で雄大です！
■マメ情報■テラス席は、茶葉（たくさん）と小菓子数個が付いて、一律900円程度/人のセットのみでした。運転手曰く、「九フンの茶芸館は然程上質なお茶を扱っていないので、景色を楽しんでお茶を飲むのが九フン、美味しいお茶を飲むなら台北」とのことでした

連日足裏マッサージに通いました。ホテルから徒歩1分の「舒心源」というお店です。親切だし、店内はきれい。各ソファーに備わったTV（日本語放送あり）を見ながら、マッサージを受けられます（60分あたり3,000円程度）。日を追うにしたがって、「胃」が悪いと、、、初日は問題なかったのに、明らかに食べ過ぎですね。

いつもながら、もう帰国日になっちゃいました。。。帰りも、専用車での送迎です♪しかも、帰りは「レクサスES」です！
■マメ情報■車が出発するまで、フロントスタッフ総出で見送りに来てくれました。前述チェックイン時のミスのためでしょうけど、そこまで大事ではないのに。過分な対応に恐縮しつつ、このシチュエーションで、ツアーバスじゃなくて良かった。。。

チェックアウト時に、茶葉のお土産も、4人分いただきました♪ちょっとしたミスにもかかわらず、終始一貫、極めて丁寧な対応をして下さって、思わぬかたちで素晴らしいホテル滞在を経験することができました（＾-＾）V

桃園国際空港のキャセイラウンジです

ビジネスラウンジです。奥にファーストラウンジがありました。軽食のほか、麺料理を作ってくれるカウンターもありました

帰りの飛行時間は3時間弱。海外とは思えない近さです
■マメ情報■写真のシートは、少し前の長距離ビジネスシートです。斜めに配置され、カプセルホテルみたいですが、フルフラットになります

帰りの食事も、行きと同じ構成。食前酒→前菜（写真）→メイン→チーズ・フルーツ→アイスクリームの流れです。既に、4日間でだいぶ蓄えちゃいましたが、もうひと食べです。ブヒッ！

メインは3種類から、フィットチーネを選択。中華風ビーフ？がソースに。伊中折衷の謎のフュージョン料理でオシャレ感ゼロですが、味はOKでした

到着後の運転に備え、ワインはNG。チーズはパスして、果物だけいただきました

食事を終えると、寝るまもなく着陸。フルフラットシートなのに、活用し切れず残念！この後、無事帰国。美味極まる食事と思わぬホテルの厚遇で、大満足の旅行になりました♪