背伸びトラベル～タヒチ編（マニヒ・パールビーチ・リゾート）～

2011/07/09 - 2011/07/16

3年ぶりのタヒチです。まさかの空港閉鎖により直前の行先変更で急遽訪れることに。期待を持たずに望んだのですが、、、想像を超えて美しく、アットホームで居心地良いリゾートでした。
私（エゾグマ）と妻（ラッコちゃん）は、たまの休みだから、旅行では贅沢したい！と考えています。旅行はツアーは使わず、個人で手配します。飛行機はビジネスクラス以上、ホテルも直接予約し、部屋のリクエスト等も細かく伝えています。

エリア マニヒ島(タヒチ)

3年ぶりのタヒチです。今回は、マニヒ島5泊、パペーテ1泊で6泊8日の旅程です。成田空港のカンタス航空ラウンジを初めて利用しましたが、広くて快適でした♪
■マメ情報■東京→パペーテ（タヒチ）間は、土曜日と月曜日の週2便、エアタヒチヌイが就航しています（この当時も今もです）

「エアタヒチヌイ」の機体です。ティアレタヒチの花がトレードマークで、リゾートムードが漂ってます
■マメ情報■エアタヒチヌイのマイレージを使ってビジネスクラスの航空券を取りました。マイレージが少し足りない中、有効期限が迫っていたのですが、キャンペーン実施！不足分を購入できました

ホテルボラボラの改装にマイレージの有効期限が間に合わなかったのは、ちょっと残念でしたが、それでも大好きなタヒチに向けノリノリツーショットです
■マメ情報■客室乗務員はタヒチアンが多いですが、往復とも3～4名の日本人乗務員も乗務していました。今は機材も刷新され、ビジネスクラスはフルフラットシートになるようです

お皿もグラスもテーブルクロスも全部ティアレタヒチの花があしらわれています。機内販売に無いのが惜しい！！

前菜を終え、メインです。メニューは前菜が2種類、メインが3種類から選べます。今回も熟考に熟考を重ね、魚料理にしました
■マメ情報■タヒチはフランス領。機内食も、現地も食事は抜群に美味しいです。機内食では和食も選べました

超ミニサイズの「ソルト＆ペッパー入れ」。可愛すぎる・・・隣でラッコちゃんが早くもカバンに忍ばせてます。。

デザートで食事終了。満腹ちゃんです
■マメ情報■フライトは夕方16時くらいに出発して、同日の朝8時半くらいに到着します。11時間半のフライト時間です（時差はマイナス19時間なので、出発→到着で日時が戻ってしまいます）

夕焼けか朝焼けがキレイだったみたいです。私は、すっかりワインで寝ちゃってましたが。。
■マメ情報■到着前には朝食が出ます。デッキには、カップヌードルやサンドイッチもあり、これら軽食はいつでも食べられます

パペーテのファアア国際空港に到着後、荷物だけ先にチェックインして、国内線出発まで暇つぶしです
■マメ情報■国際線のすぐ隣に国内線の乗り場がありました。空港の銀行には自動両替機もあり、あっと言う間に、円からフレンチパシフィックフランに両替できました

国内線は「エアタヒチ」で、たいてい写真のような機材です。ちなみに、座席は全便自由席でした

マニヒ島に向かいます。途中の経由地、ランギロア島の美しい環礁が見られました
■マメ情報■タヒチやボラボラは山がある島ですが、このランギロアやマニヒがあるツアモツ諸島は、写真のような低地の環礁で囲まれ、内海側はラグーンが拡がっています

途中経由含め、約2時間掛けてマニヒ島到着です
■マメ情報■タヒチの空港管制官は消防士が兼務しているようです。私たちは最初、ティケハウ島を予約したのですが、2人いる消防士が病気と有給休暇で空港閉鎖になっちゃいました！？空港閉鎖は出発一週間前に決まり、相当焦りました。幸い、ご好意でティケハウ島と同グループのマニヒ島のホテルにキャンセル料無く変更でき、感謝です

マニヒは小さな島で、ホテルは「マニヒ・パールビーチ・リゾート」しかありません。空港からホテルは送迎付きで、専用車（ゴルフカート！！）で約5分です

空港からゴルフカートの専用車に乗り、ホテルに向かいます。道路は舗装されてますが、一台もは見ませんでした。。
■マメ情報■スーツケースは、ホテルスタッフが空港でピックアップして部屋に届けてくれるので、着陸後そのままホテルまで移動できました

舗装されているメイン通り沿いに、「マニヒ・パールリゾート」の小さな看板を目印に左折して、リゾートの敷地に入っていきます

看板を左折後、メイン通り（外洋側）から、ホテルがあるラグーン（内海側）に抜ける道は、やしの木に囲まれて、光と影がきれいな田舎道です

ホテル到着です。空港から凡そ5分（時速20kmくらい！！）の快適ドライブでした♪
■マメ情報■レセプションには、日本人スタッフのサツキさんも常駐していました。言葉の壁が無く、細かいことも気軽に聞けて、たくさん助けてもらいました

レセプションを抜けて、水上バンガローへ。写真右から2番目の部屋（34号室）が、今回の部屋です
■マメ情報■ホテルの部屋数は約40室で、水上バンガローとビーチバンガローが半々くらいです

遠浅のラグーンが深まっていく境目に水上バンガローがあります。部屋については、後ほど詳しく紹介します

敷地内の桟橋の先には、こんな公共スペースも。海への階段やシャワーも備わっていました
■マメ情報■ゲストは、フランス人とイタリア人が殆どとのことでした。滞在中、日本人ゲストは私たちだけでした（サツキさんがいらっしゃるおかげか、レストランメニューやホテル案内は日本語版もありました）。フランス語圏ということもあり、私たち同様、スタッフの英語は意外にカタコト。ただスタッフは、フレンドリーで、ゆっくりコミュニケーションが取れるので、全く不自由しませんでした

ラグーンは、絵に描いたような美しさ！

こんな美しいラグーンがあるのにプールは必要か？？？と思いながらも、、、行かずにはいられない悲しい性です
■マメ情報■プールはレセプションの横にありました。プール奥の建物がバー、背面側にレストランがありました

バーは、静かで居心地抜群♪ソフトドリンクやコーヒー、サンドイッチなども注文できました

プールを挟んで、バーの向かいに、レストランがあります
■マメ情報■食事は、ルームサービスはありませんでした。このレストランのほか、昼食はプールサイドやバーで食べられました

敷地内は落ち葉もなく、いつもきれいに保たれていました♪
■マメ情報■この時期、天候はベストシーズンですが、マニヒは季節風で風が強い！！滞在していた時の天気予報では、連日10ｍ/秒くらいの風が、ラグーン側から陸に向かって吹いてました

敷地奥には、ラッコちゃん好物が。バンガロー1室を使った小さなスパです
■マメ情報■スパは当日11時までの予約で50%offでした（80分で通常2万円が1万円くらいの感じです）。単に元々の値付けが割高なだけな気もしますが？？？

タヒチの花ティアレタヒチも、あちこちで咲いていました♪
■マメ情報■ティアレタヒチは香りも良いです。花の香りが特徴の「モノイ・オイル」（保湿用オイル）やお茶・ジャム等がスーパーや空港で売っていました

部屋は、まずまず快適♪
■マメ情報■今回、タヒチ国内線とマニヒ5泊、パペーテ1泊の宿泊を合わせて旅行会社に手配してもらったので、正確なホテル代は不明です。国際線を除いた、上記の代金で20万円/人くらいでした

私たちが泊まった34号室を紹介します。部屋のカテゴリーはプレミアム水上バンガローでした

部屋のガラステーブルは、開閉式でした。レストランにある餌付け用のパンをあげると、魚がフィーバーしてくれます！

ベットの裏手側が洗面スペースです

バスタブは無く、シャワールームのみです。お湯は温度・量とも全く問題ありません
■マメ情報■部屋は、アマンなどと比べると広さ・豪華さは劣りますが、その分料金はリーズナブル（なはず）。清潔で、全てが過不足なくちょうど良く揃っている感じです

黒真珠ができる貝「黒蝶貝」がキーホルダーになっています
■マメ情報■マニヒは黒真珠の養殖が盛んなようです。ホテルのアクティビティでも養殖所ツアーが用意されていました

室内からでも、すばらしい海が見渡せます！！
■マメ情報■ルームサービスは飲み物だけ頼めました（冷蔵庫は空）。ミネラルウォーター（1?）が400円くらい、ヒナノビールが600円くらいだったと思います。レストランでテイクアウトすれば1割くらい安上がりです

テラスは狭目で、東向きなので、午後1時くらいからは日陰になってしまいます。私たちはお昼まではテラスで日焼けし、午後からはアクティビティに参加したり、スパ、プールサイドで過ごしました

テラスの一角にはベンチもありました！

ラッコちゃんの場所（テラスの真ん中）から見える景色を、左側から下の5枚の写真で紹介します♪

隣の部屋とも十分距離があります
■マメ情報■テラスの前は、水深3ｍくらいに急に深くなるので、海へのスロープは横側にらせん状になっています

テラスはラグーンからの向かい風（季節風）が昼夜吹いていました。鬱陶しい！！と感じることもありましたが、カラッとした気候と合わせ、強い日差しの中でも涼しく過ごすことができました

正面は、海の色が幾重にも重なっていて、文句なしの絶景です！！海のきれいさはボラボラ島以上でした

テラス前は、水深3ｍくらいあるので、エイやサメも泳いでることがあります

写真左側には、遠くにマニヒ島唯一の村が見えます
■マメ情報■ホテルから村までは1日1便、ゲストのための送迎船があります。村の手前で外洋とラグーンを結ぶ水路があって、陸路では村まで行けないとのことでした

テラスからは、チョウチョウウオはじめ、たくさんの魚が見られます。パンを投げると、下記ゴマモンも「パン食い競争」に参加してきます。水中では怖いゴマモンも、重い体をゆすりながらパンを目指す姿は、なかなか愛らしい気も？？？

シュノーケルでは、部屋前の岩場から、たくさんの魚が見られました

シュノーケルを始めると、すぐにヒレナガハギが2匹寄って来ました。警戒心無さすぎ。。。

見られる魚はホテボラと大体同じでしたが、なぜかマニヒの魚は全体的にサイズが大きかったです？！
■マメ情報■テラス前の海は基本砂地ですが、岩場や珊瑚もあって、魚の憩いの場になっていました

マニヒはダイビングでも有名なようで、ゲストにもダイバーが多数いました。私たちも一応ライセンスカードを持ってきたのですが、、、シュノーケルだけで満足してしまいました♪

シマハギの大群発見！！
■マメ情報■シマハギはタヒチ語で「マニヒ」というみたいです。マニヒ島は、シマハギが沢山いるから付いた名前なんでしょう、たぶん？

砂地底面をよく見ると、真下をエイが泳いでいました♪

ゴマモンガラです。キモイけど、大きくて目立つ（50cm）し、動きが遅いから、なんとなくいつも写真に収めてしまいます。。。

陸から少し離れた岩場側から、リゾートを写してみました

シュノーケル後は、ラッコちゃんがいるあたりでシャワーを浴びられます♪

ラグーンを2人乗りカヤックで探検しようと出発！！
■マメ情報■シュノーケルセットやカヤックとかは無料で貸してくれました。ちなみに、ジェットスキーなどの「都会的な」アクティビティはありませんでした

部屋の前くらいまで漕いで行こうとしたのですが、、、向かい風と波に押し戻されて、結局浅瀬をウロウロして終わった感じでした。それでも景色もよく楽しかったです♪

朝日！といっても撮影はラッコちゃん。たぶん朝5時くらいで、私はまだ夢の中。。。

朝食はビュッフェです。離島で食材が限られるのか、野菜の種類はちょっと少ないですが、パン、チーズ、ハムなどの基本メニュー含めて、美味しかったです♪
■マメ情報■卵料理はオムレツ等別途注文もできます（朝食代に含まれています）。朝食は2,500円くらいで、通常のホテル並の価格でした

釣りに行ってみました（といっても竿も使わない簡単なやつ）。自分で釣った魚を食べる！前々から実践したかったのですが、遂にその機会が来ました！！

運良く参加者は私たち2人だけ。船で10分くらいの釣り場に到着です
■マメ情報■料金は2,500円/人くらいで、餌（魚の切り身）等々は全てセットしてくれました。そして、釣った魚は夕食時に調理してくれました

風があるので波が心配でしたが、岩場の風下なのであまり揺れない。こんな簡単な仕掛けで大丈夫？？？と疑ってましたが、いきなりハタがヒットです！！

もの凄い強い当たりがあったので、一生懸命糸を引き上げると・・・小さいサメ（ブラックチップ）が釣れました！流石にちょっとビックリしました。。。

当日の夜は、タヒチアンダンスショーとディナービュッフェの日でした。船長さん（右）とともに、釣ったハタ×2とも再会？です

下処理をしてくれ、豪快にバーベキューです
■マメ情報■週1回、水曜日はダンスショーの日みたいです。小さな島のホテルなので、プロダンサーはいませんが、スタッフや村の人が踊って盛り上げてくれる、とてもアットホームなショーでした♪

数時間前に魚の切り身を狙ったがために、哀れな姿に。。。美味しくいただきました♪

夜のレストラン外観は、なかなか良い雰囲気です
■マメ情報■マニヒ島では、おそらくホテル以外で、夕食を食べるようなレストランは無いと思われます

ショーの日を除き夕食はアラカルトでした。たまに「外れ」もありましたが、フランス領だけあって、料理は凝っていて、美味しいです♪
■マメ情報■メニューは毎日変わりました。前菜→メイン→デザート、どれも美味しそうなのですが、量が多過ぎ。。。私たちは、デザートを食べたい日は、前菜をパスしていました。前菜、メイン、デザートとも、それぞれ5種類くらいから選べます（デザートだけ毎日同じメニュー）。

レストラン内部の写真です。部屋数と同じくらいテーブルがある割に、ゆったりとしたテーブル配置になってました
■マメ情報■服装は、皆さんカジュアルで、女性はサマードレス、男性は襟付きシャツくらいで、全く問題ない感じでした

写真は、メインの中から、ラッコちゃんが選んでたアヒルとフォアグラのソテーみたいなやつです

デザートも美味しいですが、前菜、メインに魅力的なものが多く、結局デザートまで食べられたのは1回だけでした
■マメ情報■ディナー代は、前菜が2,000円/皿、メインが3,000円/前後、デザートが1,200円/皿で、あとは別途飲み物代でした

マニヒ島での5泊6日は、あっという間に終わってしまいました。。。例の専用車（ゴルフカート）に乗り、空港に。何と写真がチェックインカウンター！昨日のショーで見たダンサーの1人が空港係員でした。平和だな～♪

ファカラバ島経由で、タヒチ島（パペーテ）まで、約2時間です
■マメ情報■チェックアウト前夜にホテルから手紙が届き、ホテル出発の時間等の詳細や清算の明細が示されていました。スーツケースは部屋からスタッフが空港まで運んでくれました

上空からのマニヒ島です。ちょうど、陸地手前側の中央少し右くらいが、マニヒ・パールビーチリゾートがある場所です

1日1便のマニヒ→タヒチ島（パペーテ）で、無事パペーテに到着！東京へのフライトは朝発なので、離島に行った場合は、最後はタヒチ島に1泊はする必要があります。そして、私たちは、毎回、ソフィテル・タヒチを利用しています
■マメ情報■ 空港→ソフィテル・タヒチのタクシーは、所要約10分、スーツケース2個込みで1,200円くらいでした（深夜早朝は5割増）

ソフィテル・タヒチは、部屋や施設、レストランがしっかりしている上、何よりもカルフールが徒歩圏というのが魅力です♪

カルフールはホテルから徒歩5 分。昼間から地元の人たちで大賑わいです
■マメ情報■カルフールには、旅行者用のお土産コーナーもあり、また普通の商品でもお土産向きなものも、たくさん見つかります。夜までやっていますし、お勧め度高いです

ソフィテル・タヒチからの夕景。モーレア島も見えてきれいです。離島に行くと、パペーテは「おまけ」みたいな宿泊になってしまいますが、レストランも雰囲気があり、ここ自体でも、本来は素敵な休暇を過ごせるホテルなんだと思います♪

朝5時にチェックアウトし、タクシーで空港まで戻ってきました。ラウンジは軽食やヨーグルトもあり、以前より充実したような？？？
■マメ情報■ホテルに予めタクシーの予約をお願いしていました。タヒチのタクシーは安全で料金体系もしっかりしているみたいです

空が明るくなってきて、エアタヒチヌイの青色がはっきりしてきました。乗るのが大好きなエアラインですが、帰りなのが残念！！
■マメ情報■空港でも、お土産は買えますが、店が小さく混んでいて、種類も少な目でした

パペーテの搭乗は、階段で上る昔ながらの方式。ラッコちゃんは、3回目の1番搭乗みたいです

マニヒ・パールビーチリゾートは、素晴らしい海、フレンドリーかつキチンとしたスタッフ、清潔感ある施設、美味しい食事、等々、、、急遽行くことになったこともあり、あまり期待していなかったのですが、想像以上に素晴らしいリゾートでした！！