背伸びトラベル～コートダジュール編（シェーヴル ドール/ネグレスコ）～

2018/07/07 - 2018/07/14

南仏で美味しい食事と、紺碧の海、シャトーホテルの素晴らしい滞在を満喫してきました。鷹の巣村エズでは「ラ シェーヴルドール」に宿泊、ホテルも素晴らしければ、レストランもミシュラン2つ星と最高でした！ニースでも随一の格式誇る「ネグレスコ」に宿泊。ニースでは、フランスのサッカーW杯優勝、また、某有名アナウンサーのプライベート旅行とも鉢合わせと、豪華だけど賑やかな滞在でした。往復、ブリティッシュエアウェイズのビジネスクラス利用です。
私（エゾグマ）と妻（ラッコちゃん）は、たまの休みだから、旅行では贅沢したい！と考えています。旅行はツアーは使わず、個人で手配します。飛行機はビジネスクラス以上、ホテルも直接予約し、部屋のリクエスト等も細かく伝えています。

エリア エズ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

待ちに待った夏休み！朝の羽田空港。BA（ブリティッシュ・エアウエイズ）でロンドンを経由し、南仏ニースを目指します♪
■マメ情報■搭乗券はロンドン～ニース分も貰え、預けた荷物も（ロンドンで預け直す必要なく）ニースまで直接運んでくれました

JALラウンジで朝食＆カンパーイ♪旅行は6泊8日。ニース2泊、エズ3泊、またニースに戻り1泊、最後は機中泊の予定です

搭乗！朝8:50発BA8便でロンドンへ。飛行時間は約12時間。ビジネスクラスの座席は向かい合うタイプ。窓側席は進行方向に対し後ろ向きに座りますが、飛行中は全く気になりませんでした。フルフラットになるし、会話もしやすい。10年くらい前に一人で乗った時は、他人と向かい合うのが気になりましたが、2人組で行くには、横並びより良いかも♪飛行中は席の間のパーティションを上げられます。

アメニティ。歯ブラシ、靴下、アイマスクなど。ポーチとモイスチャー系は、ロンドンの「THE WHITE COMPANY」というブランド？の刻印がされていました♪
■マメ情報■スリッパは標準では備わってなく、頼めばもらえる方式です

イギリス系だからと侮るなかれ！？食事は、盛り付けもきれいだし、内容も斬新で美味しかったです♪

メインのお肉。温野菜の色艶もBAっぽくなく繊細？？？良い感じ♪向かい合わせ席で、ラッコちゃんとの会話も自然と弾みます♪
■マメ情報■2回の食事の間には、セルフサービスでフルーツ、サンドイッチなどの軽食も用意されていました

デザート代わりにチーズとデザートワインを楽しみました♪
■マメ情報■CAはきめ細かくはないけど、意外と気が利いて親切。日本人のCAも複数乗務していたので、言葉の不自由も最小限だと思われます

到着2時間くらい前には、2回目の食事。1回目ほど凝ってないけど、前菜とメインが別々のお皿で出てきました。前菜はスモークサーモンでした。

メインはチキンとマッシュポテト。チキンもジューシーで美味しかったです♪

美味しい料理とワイン、フルフラットシートと布団セットの、人類の英知を結集した素晴らしいマリアージュにより、あっという間に熟睡＆着陸♪ラッコちゃんは、セルフサービスコーナーに足しげく通っていたみたいだけど（笑） ヒースロー空港ではターミナル5で乗継。比較的新しいターミナルで、BAラウンジも、きれいでした♪

ニース行の機材。出発は30分遅れだけ。ヒースローの夕方便にしては優秀かも？
■マメ情報■乗継の場合、入国審査はなく（ニースで行う）、預け荷物も最終目的地までスルーなので、手荷物検査を通過するだけで乗継ぎ手続きは終わりました。

ニースまで約2時間。時差が1時間あり、20時前に到着予定です。ちなみに、写真は狭いけどビジネスクラスです。

機内食が今日の夕食。といってもラウンジでも食べているので、すでに満腹でした♪長距離線と比べると、味、ボリュームとも、だいぶ劣りますが、それでもワインとともに楽しいひと時でした♪
■マメ情報■たまたまなのか、ニースでの入国審査は、並ばずに一瞬で完了しました。入国書類も不要です。多数待機していたタクシーにも並ばず、ネグレスコホテルまで38ユーロでした（交通整理の関係で少し遠回りしました）

最初のニース2泊は、「ル ネグレスコ」。ベルエポック時代の特徴色濃いホテルです。好天と海岸沿いに建つ立地が、華やかさを一層引き立てていました♪

ロビーを抜けると広々としたホール。天窓の光がＧｏｏｄです^^
■マメ情報■チェックイン後、フロントスタッフがホテル内を案内してくれました。ホテルの歴史も解説してくれて、現在のオーナーも6階に住んでいるとのことでした

そのオーナーが収集した美術品が、惜しげもなく各所に展示され、美術館のようなホテルです♪
■マメ情報■ネグレスコは格式高いですが、設備等は最新ホテルに劣ります。好立地と、伝統やこの雰囲気を楽しむための（比較的高額な）宿泊料金設定だと思いました

私たちが泊まった客室です。「エクスクルーシヴ・ルーム」というカテゴリーで、アンティーク家具でまとめられているのがコンセプト。ピンクと緑が、こんな調和するなんて知りませんでした！

上の写真と反対側です
■マメ情報■ホテルHPから早期割引適用で、1泊424ユーロ（約5万円）。ハイシーズンのニースのホテルは、どこも強気の価格設定で、そこそこ以上のホテルで、一定以上のカテゴリーの部屋は、似たような価格帯でした

バスルーム。こちらは黒×ピンクの組み合わせ！ベルエポックの特徴なのか、色合わせが楽しいです♪シャワーブースも付いてました

部屋は4階。小さなテラスが付いていて、何とか海を臨めました♪

正面の眺望。左側手前がマセナ宮殿（現、マセナ美術館）で、視界が開けていて、眺めは結構楽しめました♪

2泊とはいえ、初日は夜着だったので、最初のニース滞在中の夕食は1回のみ。でも、日曜×記念日×サッカーW杯優勝が重なり、外のレストランは、ほぼ閉店。またホテル内の2つ星レストラン「シャンクトレール」も休み。仕方なく、と言うと怒られそうですが、同じくホテル内にあるメインダイニング「ラ・ロトンド」に決めました♪

皆さん同じなのか、実は人気があるのか、次々席が埋まり、あっという間に満席になっていました♪
■マメ情報■7月のニースは21時過ぎでも、まだ明るかったです。朝は5時台に明るくなってきていました。写真は20時ころです

この日は、アミューズ（写真のニンジンの冷製スープ）、前菜、メイン、デザートのセットメニュー@65ユーロのみ。食事にありつけただけマシと思い、食べ始めると、、、凄い美味しい！ホテル内に、ニース唯一の2つ星レストランがあるから、この「ラ・ロトンド」を下に見ていましたが、実は素晴らしいレストランでした♪

前菜は、生マグロとマンゴーのサラダ風。生マグロも臭みなく、暑いニースにピッタリの、とても爽やかな一皿でした。

メインは魚と肉の2択。肉は、子牛のローストとニョッキ。ニース料理らしい一皿にしました♪
■マメ情報■メニューは仏語と英語。今回訪れた各レストランに、日本語はありませんでした。でも、皆さん親切で、またワインもリーズナブルなものしか薦めてきませんでした

デザートも美味♪この日は、ランチも良かったし（後ほど紹介します）、南仏の食事レベルの高さに期待が膨らみました！
■マメ情報■「ラ・ロトンド」のドレスコードはカジュアルです。セットメニュー×2人分、ワイン1本、水、コーヒーでちょうど200ユーロくらいでした

帰国翌朝の日経新聞を開くと…日本人には縁遠い地域と思っていたら、結構メジャーなのね。。。
■マメ情報■街歩きでは、アジア系の観光客も多く見かけましたが、中国系が大半でした。日本人も珍しくはないですが、「日本人だらけ」というような印象は受けませんでした

昨晩の到着から一夜明け、今日はニース観光とショッピングの下見をする予定です。ホテル前の海岸に沿った道は、「プロムナード・デザングレ」という遊歩道。日曜日の朝ということもあり、たくさんの人がジョギングやサイクリングを楽しんでいました^^

そのプロムナードデザングレを一路東に進むと、展望台のふもとに「いかにもポイント」発見！「#」が付いているあたり、今風なんでしょうね（笑）

展望台に登り、多分コート・ダジュールで一番有名なアングルを見てきました。気持ち良い～！コート・ダジュール＝紺碧海岸。的を射たネーミングにも感嘆でした♪
■マメ情報■7月のニースは結構暑いです。30度くらいで日差しが強かったです。月並ですが、湿度がない＋緯度が高い分（陽ざしが傾いている）、日陰も多いです。夜も屋外は半袖レベルでした

旧市街（＝展望台の近く）で有名なサレヤ広場の朝市。野菜等の地元の方向けのお店と、お土産系を揃える店が半々でした
■マメ情報■石鹸や調味料など、お土産に適した品物も豊富でした。ただ、商品名は仏語のみが殆どで、カード不可のお店も多そうでした

旧市街内、オペラ座近く「Le Grand Balcon」でのランチ♪朝食の機会を逸していたので、ニースでの初食事です。旧市街散策中に、車が入れないエリア（旧市街のメイン通りで、海岸に並行する道）に、周囲の店より少し格式高く良さ気なレストランを発見し、その場で予約をしていました！楽しみです♪

前菜はタコのサラダを選択。想像していなかった、オシャレな盛り付けでした♪パイ生地の皿の下にはルッコラとトマトが敷き詰められていて、味もボリュームも、そしてフレッシュ感も満点でした！ルッコラは苦みゼロ、レモンとの相性も抜群、お皿代わりになっている揚げたパイも良いアクセントに。到着翌日のランチで、早くもニースのご飯の美味しさに度肝を抜かれました！

メインは私がブイヤベース、ラッコちゃんは子牛を選択。どちらも絶品でしたが、とにかくお腹一杯。午後はたくさん歩いて消化しなくては^^
■マメ情報■ランチは、前菜、メイン、デザートの3皿セットで36ユーロでした。アラカルトもありました

その後もニース散策。国旗を持った人が多いのですが、それもそのはず。今日はサッカーW杯の決勝戦、フランス×クロアチア！ニースにもパブリックビューイングがあり、皆さん、そちらに向かっているようでした。
■マメ情報■ニースには高層ビルは皆無。青い海と青い空、カラフルな建物が印象的な街です

ビーチ。海岸線は3.5kmもあるらしい。公共のパブリックビーチエリアと、ホテルのプライベートビーチエリア、有料のプライベートビーチエリアが点在しています。パブリックは無料だけど、ビーチマットとかも無し（持参）。プライベートは、パラソルやデッキチェアが備わっているけど、有料です。
■マメ情報■ネグレスコもプライベートビーチがありますが、ホテル宿泊者でも、利用は有料でした。更に、ビーチに向かい何列目のデッキチェアを使うかで、料金が違うようでした。

水はきれいだけど、ビーチは砂利。観光客には、入るより見るための海岸かな～。

W杯は見事フランス優勝で大盛り上がり！元々祝日なのを忘れていたのか、優勝のせいか、予約していたレストランは、なぜか閉店。結果、ホテルで食事をすることになりましたが、この歓喜の瞬間に立ち会えてちょっと感激！私も、たくさん声をかけられ（からまれ？）、握手をしまくりました（笑）

夜の「ネグレスコ」。フランス国旗色のイルミネーションが、今日の勝利を祝っているみたいでした♪
■マメ情報■「Monop」という24時間営業のコンビニがあって重宝しました。マセナ広場や、ネグレスコから海沿い西に5分くらい歩いたガソリンスタンド併設店を利用しました

ニースでの2泊を堪能し、いよいよエズヘ移動。トラムとバスを乗り継いで、約1時間。ようやく到着です！
■マメ情報■エズヘは日帰り観光客の人も多く、バスは結構混んでいました。所要約30分です。

エズは、ニースからのアクセスが良いこともあり、最も有名な鷹の巣村の一つだと思います。
■マメ情報■日帰り可能圏ですが、できれば1泊はすることをお勧めします。というのも、バスがある時間帯は、写真のように細い道を、観光客でごった返していて、素敵な雰囲気が半減しています（写真は朝の静かな時に散策して撮影）。

村にある教会。のどかで良い雰囲気です♪

写真では分かり難いのですが、所々で建物の間から、眼下に海を臨めます♪

エズ到着後、散策していると頂上の植物園手前で、良さ気なレストラン発見！

イタリア国境にも近く、レストランはイタリアン。洞窟っぽい造りで雰囲気良いです。

店内は狭く、あっという間に満席。外には行列ができていました。

ピザは注文してから作るのか、30分近く待ちました。アツアツで美味～♪

先にエズ村を紹介しましたが、旅行3日目、今日からエズの「ラ シェーヴル ドール」に3泊します。バス停から坂道を100mほど登り、息が上がってくる頃に？ホテル入り口にたどり着きました
■マメ情報■スーツケースはここまで自力、この先は入り口に控えているポーターが運んでくれます

敷地に入ると、絶景と共に駐車場にはポルシェ、アストンマーチン、ベントレー、、、最廉価がベンツ、BMWといった感じ。聞きしに勝るやばい世界に、ちょっと委縮気味。。。

敷地を進んでいくと、そこは美術館のよう♪

さらに進んでいくと、地中海の日差しで光りすぎるライオン君たちに遭遇♪

大きなチェス盤のオブジェ
■マメ情報■数ある鷲の巣村のホテルから、「シェーヴル ドール」を選んだのは、敷地全体の広さと優雅さ、テラスを備える部屋があること、レストランがミシュラン2つ星を獲得していること、が決め手でした。エズには、「シャトー エザ」というシャトーホテルもあって、価格帯はリーズナブルですが、小規模すぎると感じたこと（共有スペースで見劣り）、レストランが星を失ったこと（以前は1つ星）から、ちょっと奮発して、こちらを選びました

まだいろいろあります。絶景と美術品、彫刻が、太陽の傾きで見え方が刻々と変わり、ホント見応えありました♪

敷地に入ってから、300ｍはあるいたでしょうか、ようやくフロントに到着！
■マメ情報■敷地内は、宿泊客だけでなく、エズ村観光の一貫で立ち寄る人や、カフェ/レストランのみを利用する人もいらっしゃいます。そのため導線沿い（フロントより高地側）は少し賑やかです。低地側の部屋を希望すべきと思いました

「ルレ・エ・シャトー」加盟のホテルです♪
■マメ情報■ルレ・エ・シャトーはフランス発祥で、「レストランを売りにしている小規模高級ホテルの会員組織」のイメージで大間違いはないと思われます。公式ホームページでも詳細が紹介されています。

フロントで「シェーヴル ドール」（＝金のヤギ）発見！
■マメ情報■私たちが、「ルレ・エ・シャトー」加盟ホテルに泊まるのは3回目となります。ヴィラ・デ・ゾランジェ（モロッコ/マラケシュ）、ラファエル（イタリア/ローマ）も、素晴らしいホテルとレストランが備わっていました。

朝10時くらいなのに、「部屋は直ぐに使えるから、ウエルカムドリンク飲んでちょっと待ってて」とのこと。ラッキー！写真は、フロントとテラスエリアの間にあるバーです

そのバーから臨む絶景♪

バーからテラスに出たところにも、シェーヴル ドール発見！

バーの屋外席。せっかく手の込んだウエルカムドリンクとお菓子なのに、早く部屋に入りたく、このあと一気飲み（笑）

うーん、フォトジェニック♪
■マメ情報■シェーヴル ドールはエズ村の中腹の崖沿いにあり、写真のようにかなりの高低差があります。一棟独立ではないですが、高低も含めた広い敷地に部屋（ホテルの部屋数は30室強）や共用施設が点在している感じです

2つあるプールのうちの一つ（もう一つは後ほど紹介）。中からは水面と水平線が続いて見えるタイプです♪鷲の巣村のシャトーホテルで、プールが備わっているのは実は珍しいかも？？？

ウエルカムドリンク一気飲みに、ドン引きだったフロントスタッフが気を取戻し、バーのテラス席から右側下方を指さし、「そこがあなたたちの部屋よ」と！写真右手の部屋です。あまりもの好ロケーションにビックリ！

その28号室です♪
■マメ情報■部屋はジュニアスイートで、ホテルHPから予約しました。宿泊代金は、2泊分は「朝食と夕食付（うち1食はミシュラン2つ星）で、2,700ユーロ」のプラン、1泊は素泊まりで1,080ユーロで、3泊計＝3,780ユーロ/室（税サ込）でした

ベッドスペース。部屋は新しく、清潔感が際立ってました♪

リビングスペース。窓が大きくて眺望最高！
■マメ情報■エスプレッソマシーンがあり、次々補充してくれるので、遠慮なく飲んでいました（無料）。ミネラルウォーターは、夜のターンダウン時に、ベッドサイドに瓶ボトルで各1本置いてくれていました

入り口とベッドスペースの間に、バスルームがありました。

洗面エリアも清潔＆広々^^
■マメ情報■シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディミルク、石鹸は、「Fragonard」（フラゴナール）という近隣のグラース村本拠の香水ブランドで統一されていました。香水ブランドといっても、香りは自然で良い匂いでした。なお、フラゴナールは、エズ村のふもとにも、見学可能な工場と直営販売店を構えていました。

シャワーブースもありました。
■マメ情報■その他アメニティは、コットンや綿棒など。タオルやスリッパには、シェーヴルドールのデザインがあしらわれていました。ヨーロッパのホテルのため、歯ブラシやカミソリはありませんでした

そして浴槽は、本格的ジェットバス！

タオル類は、「シェーヴルドール」のロゴ入りです♪

日焼けマニアのラッコちゃんは、今回も張り切りまくり（笑） そのために、この部屋にしたとも言えるかも？？？

テラス。広くはないですが、テーブルとデッキチェアーがあり、プライスレスなスペースです♪

写真は、南仏名物のロゼワイン。いつの間にか「甘いワイン」とのイメージを持っていたのですが、完全に認識違い！今回旅行中で素晴らしさを知りました♪
■マメ情報■「シェーヴル ドール」の数少ない弱点の一つが、ルームサービスメニューで、食事の種類が少ないことでした。かといって、ランチタイムに身支度整えてレストランに行くのは、日焼け時間的にラッコちゃんが難色を。。。ということで、村入り口のバス停近くにあるスーパー「Casino」を重宝。ランチはハムやチーズ、サンドイッチなどとワインを買って、このテラスでつまみながら酔っぱらってました^^

テラスからの眺望です。こちらが日の出側（モナコ方面）です。写真左手の建物が、フロントやバー、最上階は2つ星レストランです。

少し正面方向に目を移すと、地中海と岩壁、そして眼下にはホテルの整備された敷地が、続いていきます。

紺碧の地中海を独占するかのような絶景♪美しく、そして穏やかな海！

西側はニース方面。岬2つくらい先がニースの街で、さらに遠～くに空港も見えました！

そして更に右側、私たちの部屋のすぐ下に、2つあるうちの、もう一つのプールがありました♪

部屋の真裏側上方は、ホテル公共のテラスと、他の部屋。朝食レストランのほか、昼間はランチやカフェを楽しんでいる人で賑わってました。

プールと、私たちの部屋。
■マメ情報■プールエリアは、シャワーやタオル完備。日なた、日陰双方にデッキチェアーもあり、読書等をしている方も多かったです

部屋の隣がプールだったのはラッキーでした！ラッコちゃんは、日焼けですぐ暑くなるので、ちょくちょく利用していました♪

朝6時くらい。目覚めて、リモコン操作で開閉するカーテンを開けると、こんな素晴らしい眺望が！

こちらは夜です。21：15頃。心地よい風を浴びながら、徐々に赤らぎ、暗くなっていく景色は、何とも言えずロマンチック^^

ここから食事編です！朝は、部屋裏側のテラスレストランでのんびり食べました。素晴らしい眺望ですが、私たちの部屋からと、ほぼ同じ眺めだったので、食事に集中できてしまいました？？？ビュッフェとアラカルトで卵料理を注文する仕組みで、朝から食べ過ぎ間違いなしの禁断のパターンです♪

ビュッフェから盛り付けたお皿♪チーズやフルーツが豊富で美味しい！
■マメ情報■ホテル内レストランは4か所です。このテラスと、プールサイド（ピザなどメインで比較的リーズナブル）、これから紹介するイタリアンと、2つ星フレンチです。別途バーもあります

アラカルトで頼んだエッグベネディクト。文句なく美味！添えてあるルッコラもエグ味なくフレッシュで、朝食には嬉しかったです♪やはり超満腹。これで、お昼にはお腹減るのが不思議です。。。

コーヒーポットとカップは「シェーヴルドール」が描かれています♪

初日の夕食はイタリアン・レストランの「スタジオー二」です♪
■マメ情報■今回、2回分（「スタジオー二」1回と、下記2つ星フレンチ1回）の夕食付きの宿泊プランでした。宿泊予約後、ホテル側のヒアリングメールに、希望日と時間を返信して予約する流れでした

レストランからの眺望。19時半頃。まだ少し早いのか、20時過ぎくらいに来られる方が多かったです
■マメ情報■私たちには、セットメニュー（約100ユーロ）と同じ内容が用意されていました（ただ選択制のお皿の部分は事前に決まっていて選べずでした）。セット以外にアラカルトもありました。また、ソムリエが薦めてきた「ローカルの白ワイン」は100ユーロ弱のものでした

まずは、アミューズ。

そして、イカを使った前菜。フレッシュな野菜、フルーツの組み合わせがアクセントで美味しかったです♪

魚料理はハマチです。火加減が絶妙で、これも美味しかった♪私たちは英語メニューを見ていて、「Hamachi」表記だったので、ハマチとわかりました。フランス語とイタリア語には、ハマチに相当する単語があるけど、英語にはなく、「Hamachi」と表記したとか。食文化の差？もとい、民族の注力分野の違いを垣間見ました（笑）

絶品リゾット。文句なしの美味しさでした♪

肉のメインは子牛でした♪

最後にデザート。バケツサイズ？の巨大ティラミスでした。食事の量が多く、パンを食べられる余裕がありませんでした^^ どれもホント美味しかったけど、「印象に残る美味しさ」では、やはり次に紹介する2つ星フレンチの圧勝だった気がします♪

最終日の夕食は、ホテル名と同じ「ラ シェーヴル ドール」。ミシュラン2つ星を取り続けている、フレンチレストランです。日焼けメインのラッコちゃんはさておき、私自身は、今回の旅行で、ここに来るのを一番の楽しみにしていました♪

アミューズ。盛り付けが美しい!!

そして、こちらもアミューズ。フォアグラのムースです。もっと食べたい！

更に、まだアミューズが続きました。

アミューズ5種！に続き、ロブスターとメロンの一皿。濃厚なのにフレッシュ！想像できない味で、衝撃的な美味しさでした！！
■マメ情報■メニューは、セットメニューのみ（皿の選択もなし）。価格は税サ込で250ユーロとのことです。私たちのプランは、スープが省かれていた以外は、セットメニューと同じ内容でした。ボリュームは十二分だったので、今回の宿泊プランはお値打ちだったと思います

続いてアーティチョークのキャビア添え。これも超美味！文章書きながら、また食べたくなってきました（笑）

マトウ鯛。美味しいし、盛り付けの色合いも爽やかで美しいです♪

マトウ鯛を堪能後、肉料理は眼前で捌いて仕上げてくれました！
■マメ情報■席での写真撮影可否を確認しましたが、問題ないとのこと。メニューも持ち帰って良いと。いかにもモナコ辺りから来てそうな、高貴な常連さんも多数いる格式高いレストランですが、意外とカジュアルさも併存していました

その肉料理はピジョン＝ハト！初体験ですが、、、絶品です♪
■マメ情報■ソムリエは日本贔屓の気さくな方でした。「ローカルのロゼが飲みたい」と言うと、薦めてきたのは何と1本45ユーロの格安ワイン！でも、凄い美味しい。良心的かつプロの実力を痛感しました（嬉）

シェフは2つ星、ソムリエもナイスガイ、そして最後は専属パティシエによるデザートです！ふたを開けるとスモークが立ち上がる演出付き！酸味があって、またまた美味♪

コーヒーとチョコレート。「ラ シェーヴル ドール」は、見た目も味も、次々と想像を絶する素晴らしいレストランでした。あー、また行きたい！

お会計を済ませると、お店からラッコちゃんにプレゼントとのこと。

中身はカップケーキです♪ちなみに、お会計といっても、メインのワインに続き、その後の赤のグラスワインも「リーズナブルだけど美味しいものがあるから飲む？」と薦められたものを頼み、コーヒーや水を合わせても、たった82ユーロでした！

エズでの別世界的な3泊を堪能し、バスでニースに戻ってきました。最終日は買い物立地を考え、「メルキュール ニース センター ノートルダム」に泊まりました。再びの都会の喧騒が、懐かしくもあり、寂しくもありです、、、

フロント。ホテルは、ところどころ年季を感じましたが、リノベーションされていて、問題ないレベルでした。そして、ここも幸いなことに、到着後すぐにチェックインできました♪
■マメ情報■場所は、ニース駅から徒歩5分ほど。トラム駅にも近く、スーパーの「モノプリ」も至近です

部屋の様子。1泊のみ、かつ翌朝も早朝出発だけの利用だったのですが、値段に大差なかったため、ジュニアスイートにしました（公式HPの早期予約で約220ユーロ/泊）。

リビングエリア。この後の買い物のパッキング含め、荷物を整理するスペースがたくさんあったのは吉でした♪

バスルームでは、お風呂はバスタブは無く、シャワーブースのみでした。

テラスからは「ノートルダム バジリカ聖堂」もギリギリ臨めました♪
■マメ情報■翌朝6時前に空港に向かう予定だったので、大通り沿い（＝タクシー多そう）のホテルを選んだのに、大通りはトラム専用。。。タクシーを、フロントで予約し、代金は少しお高めの45ユーロでした

最終日のディナーは、評判高いビストロ「ラ メレンダ」にしました♪
■マメ情報■「ラ メレンダ」は、ネグレスコの2つ星「シャントクレール」の元総料理長が、お客の顔が見える店をやりたいとの思いで始めた店とか。人気店なのに、電話番号非開示で、予約は直接お店に行く必要あり。私たちも、昼間の買い物中に訪れ、夜の予約をしました。場所は旧市街です。どのガイドブックでも紹介されていると思います。現金のみ、ギュウギュウの席、、、でも大賑わいでした

店内に入ると、混みあう中に見たことある方が！！

フジテレビのS女子アナと、旦那のNアナです。帰国後、出演されているニュース番組をみると「Sアナは夏休み中」と言っていたし、間違いないでしょう！こんな遠くの小さなお店でも見つかっちゃうのですから、有名人も大変だな～、とある意味気の毒に思い、お声を掛けるのは控えました

極太のジェノベーゼ。看板に偽りなし！モチモチで超美味です♪
■マメ情報■夜は19：30と21：30の各2時間制。凄腕シェフの料理を気軽に楽しめるとあって、地元の常連たちも長居せず、食べたら席を立ち。コスパ維持に協力している感じでした

トリッパ（モツ煮込み）と野菜の肉詰め焼き。こちらも美味♪「ラ メレンダ」は価格比での味が図抜けている、凄いレストランでした！
■マメ情報■前菜＋メイン＋デザートを2品ずつ頼み、ワインなど合わせ115ユーロでした。取り分け用のお皿も快く持ってきてくれました

遂に見つけた「ベレ産」のロゼワイン！稀少な地元ワインで、市場価格28ユーロを、「ラ メレンダ」では35ユーロで提供！何て良心的！と感動していると、ラッコちゃんが「すみませ～ん、取り皿下さ～い」って、その人、スタッフじゃなく、超有名シェフ本人だよ！お皿頼んじゃダメでしょ、って、シェフも持ってきちゃダメでしょ（笑）

お腹いっぱいの中、千鳥足でホテル戻って21時。でも、まだこの明るさです♪

エズ滞在が終わってしまい少しテンション下降気味だったところ、「ラ メレンダ」で盛り返し、気持ちよく帰国です！行きと全く逆、ロンドン経由で帰ります♪
■マメ情報■出国審査はニースで行い、ロンドンは乗り換えだけ。預け荷物も東京まで直行です

各手続の混雑具合いが分からなかったので、少し時間に余裕見たら、あっという間にチェックインと出国手続き終え、朝6時過ぎのニース空港ラウンジです。早すぎて誰もいない。。。しかも7：45だった出発予定時刻は8：55に遅れるらしいTT

ラウンジの食事コーナーでは、パンやヨーグルト、フルーツなどとドリンクが一通りありました。

遅れた後は予定通り？搭乗です。ビジネスクラスですが、欧州域内線なので、座席はエコノミークラスと一緒。接客が親切、ジャケットなどを預かってくれる、3列シートの真ん中がテーブル代わりに使えるのと、前方座席、食事とドリンクが提供されるのが、エコノミークラスとの違いです。

青い空と、眼下に「コートダジュール」を見ながら、今回の旅行も天候に恵まれたことを感謝です♪

元々ロンドンでは9：00着、11：40発と乗継予定時刻が長かったのと、行きの経験でターミナル5内での乗継手続が簡単なことがわかっていたので、焦ることなく機内食も堪能しちゃいました♪

やはり遅れは全く問題なく、ロンドンのラウンジも満喫して、羽田行きのBA7便に乗り換えられました。ロンドン発は奇跡のオンタイム出発！行きの似た写真と比べると、ラッコちゃんの肌も、2ノッチくらい黒くなりました（笑）

行きの便ではあることすら目に入っていませんでしたが、、、CA「お飲み物は？」、私「ロゼのシャンパンをお願いします」。うーん、南仏は、楽しく、美しく、美味しかったです♪
■マメ情報■行きと同じく食事は2回で、1回目が豪華なパターンでした。