スペイン・ポルトガル・フランス38日間　25日目・美食の町リヨン♪だけど何食べる？

2018/05/27 - 2018/05/27

アヌシーから南東のリヨンへバス移動。
リヨンはローマ時代からの歴史を持つフランス第2の都市。
移動の中間地点として選んだリヨンは世界遺産の街。

エリア リヨン(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アヌシー駅前Annecy　Gare　routiered'Annecyから
9:15　Ouiバス乗車。（９ユーロ×2）
一時間前にメールで座席指定が来たにもかかわらず、
女性ドライバーは好きな所にどうぞ！と。
好きな所と言われても、
後ろから二番目しか空いていなかった＾＾；

前方は小学生の課外授業生徒で満席に。
子供達のお喋りが続くと、先生がシー！！と。
一瞬シ～ンとなって、またガヤガヤガヤ、
シーーー！！
の連続で
11:40　Lyon Gare routiere Perrache
(ペラーシュ駅北側の駐車場)到着。

トラム24時間乗車券購入
（5,8×2　カード可）

近代的なリヨンのトラム
スーッと来てとても静か。

ホテル到着。
チェックインを済ませて、ランチへ。

リヨンの中央市場、
「レ・アール・デュ・リヨン・ポール・ボキューズ」
（Les Halles de Lyon Paul Bocuse）
ここはフランス料理界の重鎮、
ポール・ボキューズ氏の名を冠した屋内市場。

1859年にリヨンに初めて中央市場ができ、
1971年に今の場所に移転。
その後2004年から2年間の改修を経て、
2006年に現在の形に。

中はとってもおしゃれで、
いわゆる庶民の台所というような市場ではなく、
ちょっと洗練されたデパ地下のような場所。

あらゆる食材が売られ、
レストラン、フードスタンドがあります。

どのお店も激込みで、
ようやくこちらに座れることに。
イタリアンなら外れないかもと。

ラビオリに絡まった濃厚なゴルゴンゾーラチーズが美味！
リヨンは豚肉加工品が有名だそうで、
このサラミも美味しい！
ワインが合いそうだけど、飲めないのが残念。
29,5ユーロ(2人)

ようやく写真が撮れるくらいに空いてきた、
生ガキのスタンド。
何かあったら大変！と、
生物はぐっと我慢。

ランチをササっと済ませて、
「フルヴィエールの丘」行きの
ケーブルカーに乗車。

フルヴィエールの丘 散歩・街歩き

「ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂」
１８７２年から１８９６年にかけて建設。

正面の真っ白なファサードは、
立派な柱頭装飾の施されたグレーの柱で支えられ、
壁面はレースのように美しい繊細な彫刻装飾で、
左右に２本の塔が設置されています。

パリのサクレ・クール寺院同様、
1870年のリヨン・コミューンにおける社会主義勢力に対する
キリスト教勢力の勝利の象徴となっているのだそう。

フルヴィエール教会 (ノートルダム大聖堂) 寺院・教会

内部も荘厳！

天井のマリア様

天井の聖母子は馬小屋の再現かなぁ。

モザイク装飾画が一面を埋め尽くす、
煌びやかなビザンチン建築。
天井が高く重厚な感じです。

ここでクリスチャンの日本人ご夫婦にお会いして、
ローマ・カトリック教会の話で盛り上がり、
その後ここでお別れしたにも拘らず、
3時間後にトラムの車内でバッタリ再会するなんて、
ビックリでした。

色鮮やかなステンドグラス

祭壇前から振り返ったところ。

柱頭装飾の上に聖人たちの彫像を乗せた列柱。

聖母子像

受胎告知のレリーフ

ピエタの模刻

地下には、
使徒ヨハネのクリプト（地下聖堂）

天井と壁に金色を使った鮮やかなモザイク画と
レースのような装飾彫刻。

黒いマリア様

茶色の衣を纏い、金の杖を持った聖人が
人々を導く姿を描いたモザイク画。

何ともきれいな聖母子像！

カールした髪が可愛い＾＾
まん丸なお顔のキリストって、初めて見たわ^_^

またまた後ろ姿だけれど‥＾＾；
最上部に金色に輝く聖母マリアの像を見て
聖堂をあとにします。

大聖堂から南西へ下ったところにある「ガロ・ローマ劇場」は、
観客席1万人の規模を誇るフランス最大の野外ローマ劇場で
紀元前４３年に建造。
古代ローマの繁栄を現在に伝える円形劇場の遺跡。

「フルヴィエールの丘」からの眺望。

旧市街、ソーヌ川、新市街、ローヌ川と
リヨンの街並みが展望できます。

ケーブルカーに乗って丘を下ります。

「サン・ジャン大聖堂」

何だかお祭りみたい。

広場の真ん中で一人が踊ってるけど、
でも見えない＾＾；

サクッと大聖堂の静かな内部を見学して‥

最寄りの駅からメトロに乗って、

早めにホテルへ戻りました。

この旅行記へのコメント （4）

• sanaboさん 2019/03/16 00:11:19

  レ・アール・デュ・リヨン・ポール・ボキューズ♪

  ニコニコさん、こんばんは
  
  実は数日前にNHKフランス語講座でリヨンの中央市場を見て
  チェックしたお店をメモしたばかりなんですよ！
  ニコニコさんたちもご訪問されてらしたのですね^^
  
  『美食の街リヨン』というキャッチフレーズしか知りませんでしたけど
  「ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂」はとても美しい
  教会ですね。
  ビザンチン様式というとキンキラキンの暑苦しいものが多いけれど
  この教会は涼やかな色彩の天井や壁面の装飾がとても素敵ですね☆彡
  「天井の聖母子は馬小屋の再現かなぁ。』とコメントされてらした
  お写真もとても素敵～✨　拡大して見てしまいました！
  お写真に写ってるのはお馬ちゃんよりもお耳が長くてロバちゃんにも
  見えるけど、あなたはだぁれ？
  
  ガロ・ローマ劇場はフランスで一番大きい野外ローマ劇場なのですね～
  アルルのも大きいと思いましたけど、リヨンは街の規模も大きいですしね。
  それにしても古代ローマは偉大だったと、旅行の先々で改めて感じます^^
  
  sanabo
  
  　
  
  
  
  

  ニコニコさん からの返信 2019/03/16 12:14:50

  Re: レ・アール・デュ・リヨン・ポール・ボキューズ♪

  sanaboさん　こんにちは！
  
  コメントありがとうございます。
  
  あら！
  これからリヨンにいらっしゃるの？
  フランス語講座までご覧になってチェックですね！
  流石です！
  
  ホントだ！
  馬じゃなくてロバだわ＾＾
  
  私はロバでーす！！
  
  イエズス様は馬小屋で御生まれになって‥
  って、幼稚園で習ったものだから、あれからずーっと
  馬小屋だって信じ切っていたのに、
  ロバじゃないのよね～＾＾
  
  でも、ロバ小屋っていうのもなんだけど‥＾＾
  
  ビザンチン様式と言っても
  例えばイタリア・ラヴェンナとはまた違った
  それほどキンキラキンでもない感じのサッパリ系でしたね＾＾
  やはりモザイクの断片の質が違うのでしょう、
  と言っても安っぽい感じではありませんでした。
  おそらく、
  天井の高い聖堂が荘厳さを醸し出していたのではないかと。
  
  古代ローマは偉大！
  水道橋、道、劇場etc.
  出合うたびに私もそう思います。
  
  一体何人の奴隷を使って‥、
  でもお風呂にも入ってなんか楽しそうだし＾＾
  テルマエロマエ♪
  お風呂屋さんからローマの時代に飛んでみたいですね！
  
  それではまた！
  ニコニコ
  
  

• ドロミティさん 2019/03/15 18:16:04

  リヨンは美食だけではないですね！

  ニコニコさん、こんにちは^^
  
  リヨンではずれのないイタリアンを召し上がったのですね。
  ラビオリ一皿が約30ユーロもするなんてびっくりです(+_+)
  流石とても美味しそうで、この時間（夕食前）舌なめずりしています^^
  
  ポール・ボキューズ市場に行ってみたいでーす。
  私はリヨン＝フランス料理と短絡的なので、2回訪問したけど
  （しかも一回は宿泊してるのに）、2回とも観光した記憶なくて(;^ω^)
  
  フルヴィエールの丘からの素晴らしい見晴らしも、バジリカ大聖堂の
  素敵なモザイクも何とも可愛らしいイエス様もニコニコさんの旅行記
  で見た次第です。ありがとうございました^^
  
  そういえば、以前４トラで「リヨンは日本の京都のようだ」という
  コメント読んだこと思い出しました。
  世界遺産の街リヨンに再訪しなくては～♪
  
  
  
  

  ニコニコさん からの返信 2019/03/16 11:49:12

  Re: リヨンは美食だけではないですね！

  ドロミティーさん　こんにちは！
  
  コメントありがとうございます。
  
  ありゃ～＾＾；
  ラビオリの値段、2人って入れ忘れています。
  違います、違います、一皿15ユーロくらいです＾＾；
  早速、間違いを訂正しました。
  大変失礼をいたしました。
  
  この市場、とにかく混んでいます。
  誰でも美味しいものは食べたいですものね＾＾
  機会があったら是非いらしてみてください。
  
  リヨンは途中通過地点だったので宿泊したまでで、
  余り予習もなく過ごした街でした。
  「歩き方」に載っていた名所を周った位でして‥。
  サンジャン大聖堂は、修復中のようで幕が張ってあって、
  祭壇すら見ることが出来ませんでした。
  
  とても大きな街ですよね。
  京都のような街なんですね‥。
  そこまで感じることなく、そそくさと宿に帰ってしまいました＾＾；
  もう少しじっくり旧市街を歩けば良かったかなと
  これまた今になって思う次第です。
  
  ただ早めに帰ったのは、翌日がまたストライキで
  バスに変更したため、バス乗り場の確認作業が待っていて‥。
  思うようにはなかなかいきませんね。
  
  ではまた！
  ニコニコ