2018/12/14 - 2018/12/14
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kojikojiさん
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「エジプト考古学博物館」の見学の興奮冷めぬままにバスに乗って次の予定を消化します。まずはお昼なのでバスでしばらく走った「ボン・ソワール」というレストランに向かいます。まだお昼なのでボンジュールですね。ここも今までのレストランと同じく団体ツアーのお客さんを受け入れるキャパのある店でした。到着に合わせてメッツアなどはテーブルに並んでいます。それをつまみながら料理が来るのを待ちます。ほかの国のお客さんはビュッフェスタイルの食事ですが、おとなしい日本人はセットメニューのようです。この日は魚料理ということで、白身魚のフライでした。思わず博物館でミイラになっていたナイルパーチを思い出します。伝統的なお菓子も3種類出ましたが、誰もわかって食べていないようでした。食事が済むとトイレは忘れずに。バスに乗ってシタデルの中にある「ムハンマド・アリ・モスク」の参拝です。今年はモスクについているようで、スペイン旅行ではコルドバのメスキータや、グラナダのアルハンブラ宮殿、秋の旅ではマレーシアのプトラジャヤやクアラルンプールやペナン島やクアラ・カンサーにマラッカで見学しました。トルコのイスタンブールのブルーモスクやアヤ・ソフィアにも引けを取らない規模のモスクは装飾も素晴らしかったですが、突然始まったラッパー風のお兄さんが唱えるアザーンが素晴らしくて感動しました。思わず最後まで聞き入ってしまいました。モスクの見学が終わると、一度景色の良いところで写真ストップを挟んで、この日最後の見学地である「ハン・ハリーリ」へ向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
博物館を出てしばらくはカイロ市内をバスで移動します。ナイル川に出るとゲズィーラ島に建つ「カイロ・タワー」が見えました。単独の「コンクリート製タワー」としては高さ187メートルで世界一高いそうです。1961年に竣工しているので自分と同い年だと思うと見え方も違ってきます。
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この水道橋はナイル河岸からシタデル(ムハンマドーアリーモスクのある場所)という丘の方向に建設され、勾配のある水路を水道橋は通っていたそうです。
観たときはローマ時代くらい溯ると思ったのですが、12世紀のアイユーブ朝時代に当時のスルタンであったサラーハ・アル・ディーンによって構想され建築されます。水道橋は当時のカイロを囲む城壁の上に造られており、サーキャと呼ばれる水車のような揚水機を使って城壁の上まで汲み上げられ、そこからシタデルまで流れることにより飲み水や生活用水に使われました。 -
カイロに到着したこの日は金曜日だったので、市民の人は墓参りに出ていました。1474年に建てられた「カーイトゥベーイの墓とマスキド」です。この建物は1ポンド札の裏にも印刷されています。
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その周辺では墓参りの人のための花屋が沢山出ていました。もうお昼なので商売は終わりのようでした。
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民族衣装のガラベイヤを着たおじいさんが通りを渡っていきます。ただそれだけの光景ですがカッコよく見えるのは何故でしょう。
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この日のランチは「ボン・ソワール」というレストランです。
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トリップアドバイザーで検索してみるとちゃんと掲載されていました。団体ツアーを多く受け入れている店のようです。
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4人に1セットでメッツアと呼ばれる突き出しが並んでいます。これは甘酸っぱいビーツです。最近日本でも見かけるようになりました。一昨年ロシアを旅してから我が家のメニューに加わりました。妻は1~2回食べただけでうまいことボルシチを作ってくれます。
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普通の野菜サラダです。
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ポテトフライ。
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トルシーという野菜のピクルス。
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そして定番のタヒーナという胡麻ペーストです。
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アエーシ。このパンの粉っぽさも好きです。
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ここでもパスタの入った薄味のスープ。お米のような小さなパスタ「リサーン・アスフール」はアラビア語で“スズメの舌”という意味です。
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ここもアルコールは置いていなかったのでフレッシュのグアバジュースにしました。3ドルだったと思います。
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メインのワンプレートは白身魚のフライと短い麺みたいなマカロナの入ったピラフと野菜炒め。これはきっと博物館で見たナイルパーチが甦ったのだろうと思って食べました。美味しいですが量が少し少ないです。ほかの国の団体さんはビュッフェで食事をしています。
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小さいですがエジプトを代表するガイドブックにも載っているお菓子が出ました。左上からバクラワというパイにシロップをかけたもの、右側は細い麺状の生地を焼いて蜜をかけたコナーファ。そしてバスプーサというココナッツ風味のセモリナ粉を焼いてシロップ漬けにしたものです。食事のメニューもいろいろ考えられているのだと思いますが、お客にはちゃんと伝わっていないと思います。
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今回の旅ではスリーウィラーに乗る機会はありませんでした。
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数日後にはベルリンに飛び、イーストギャラリーでベルリンの壁を見ることになっているので、落書きされた壁を見ると反応してしまいます。
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バスの車窓から見えた「エル・サヤダ・アイシャ・モスク」は非常に均整の取れた姿でした。エジプトのモスクのミナレットはトルコやほかの国々と違って高さを競い合っているようです。
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遠くにシタデルの城壁とその上に建つ「ムハンマド・アリ・モスク」が見えてきました。まだ高速道路の上なので到着会で時間がかかりそうです。
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エジプトの休日である金曜日は朝のうちは車も少なかったのですが、だんだん道路は混んできました。
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「シタデル」はエジプトの英雄サラーフッディーンが対十字軍の拠点として1176年にムカッタムの丘の一角に作った城塞です。
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サラーフッディーンの死後もマムルーク朝からオスマン帝国時代を経て、19世紀のモハメッド・アリの時代まで政治の中枢として機能した重要な場所だそうです。
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モスクのミナレットだけではなく、カイロ市内にはたくさんの高層ビルが建っていました。
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シタデルの駐車場でバスを降りてモスクに向かいます。休日なのに社会科見学の季節のようで中学生くらいの子供がたくさん見学に来ていました。それに礼拝する人も多いのでかなり混雑した印象です。
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「ムハンマド・アリ・モスク」はオスマン帝国の支配下にあったエジプトの近代化の基礎を築いたムハンマド・アリにより1824年に建設がスタートし、1857年に完成しました。大きなドームと2本の高いミナレットが印象的な、典型的なオスマン帝国スタイルのモスクです。
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こうやって正面に立つとイスタンブールのブルーモスクかアヤ・ソフィアのようにも見えます。トルコは1か月ほどかけてシリア国境のハタイ(アンタクヤ)まで行って、北キプロスを経由してイスタンブールまで戻る旅をして、次は東半分をと思っていながらまだ行けていません。
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バスの中で添乗員さんがビニール袋をくれましたが、事前に自分でもコンビニのビニール袋をしておきました。中に入るには裸足にならなければなりません。
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19世紀の建物なのであまり古さは感じません。ここまで3500年くらい前のものばかり見てきましたからね。
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中庭からモスクの建物を見上げてみます。
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中庭の中央にはマイダアーと呼ばれる清めの泉があり、元々はモスクに入る前に体を浄めるための水が貯めてあったそうです。イスラム教の場合は両手と口、顔と右腕と左腕、髪と足の順に清めます。今は故障して使えないので外にある新しいマイダアーを使用していました。
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精緻な彫刻が施されています。
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泉の周りは八角形の東屋が覆っています。
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中庭は美しい回廊で囲われています。
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床はピカピカで柱や壁面にはアラバスターを使用しているのでとても美しいという印象です。名前は同じアラバスターですが、カノポス容器などを造ったアラバスターとは違う鉱物です。
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そして奥にはムハンマド・アリが「ルクソール神殿」のオベリスクをフランスに贈ったお礼としてフランス王ルイ・フィリップから贈られた時計が見えます。
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フランス政府はオベリスクをエジプトから入手することを考え、ジャン・バプティスト・アポリネール・ルーバというフランスの海軍技官が1年間かけてエジプト総督のムハンマド・アリと交渉し、「ルクソール神殿」の前のオベリスクを入手する許可を正式に得ました。
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当初はルクソール神殿の正面に立つ2本を両方とも運び出す計画でしたが、ヒエログリフを解読したシャンポリオンの助言もあって、左右のうちで比較的に保存状態が良かった右側のオベリスクが、まず最初に運び出されることになりました。そして1836年に国王ルイ・フィリップ臨席のもとにパリのコンコルド広場の真ん中に立てられます。
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この時計は設置された当初から壊れていたそうです。もちろん当時のエジプトに時計を直す技術は無かったようです。現在まで一度も動いたことが無い時計ですが、足場が組まれているので直すことにしたのでしょうか?
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中に入ると目を奪われるのが大きなシャンデリアで、その重さは1トンを超えるそうです。現在は電気を使っていますが、昔はすすが出ない油を使っていたそうです。
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目が暗さに慣れてくると照明の上のドーム天井の集合体の姿が見えてきます。
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壁の一番奥のメッカの方角にはミフラーブとミンバルが設けられています。
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ミフラーブとはイスラム教の聖地メッカ(教祖ムハンマドの生誕地)のカーバ神殿の方向を示すアーチ状のくぼみで、その右側にあるミンバル(金曜の集団礼拝で使用される説教壇)と通常セットになってすべてのモスクで設けられています。
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このモスクには緑色の説教壇と白大理石の説教壇の2つがありました。
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天井にはコーランの一説が描かれた円盤が見えます。
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イスタンブールのアヤ・ソフィアでも思いましたが文字には見えません。
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トルコを旅した2002年の秋にギュレメに5日ほど滞在したのですが、そこで出来た友人に別れ際にプレゼントをもらいました。200年ほど前に造られたガラス製のペンダントで、アラビア語で「アラーのご加護を」といった内容が書かれているので旅の無事を祈ってくれました。
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今回の旅では持ってくるのを忘れてしまいましたが、近いうちにトルコに行きたくなりました。
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これに油を注いで毎日灯すのは大変だったでしょうね。現在はアスワン・ハイ・ダムで発電された電気がエジプト中を駆け巡っています。
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ドームの淵周りの装飾も精緻で素晴らしいですが肉眼では確認しにくいです。
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ここで突然アザーンが流れ始めました。ミナレットから流れているのはすぐに分かりましたが説教壇を見て驚きました。ラッパー風のお兄ちゃんが立っています。そんなところに入ったら怒られちゃうよと思いました。
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ところがアザーンを唱えているのは彼でした。
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その美しい声には感動しました。終わる最後まで聞きほれてしまいました。
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モスクの中はお祈りしている人も多いのですが写真については寛大です。
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スマホだと天井を撮るのは画面も見えるので簡単ですが、デジタル一眼だと結構大変です。
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何度か試行錯誤を経て。
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2人で天井を見上げる写真が撮れたので良しとしましょう。
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早くトルコに連れて行かないといけませんね。
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そろそろ出発の時間です。
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冬の太陽は高く上がらないので午後2時過ぎでドームの奥まで差し込んできます。
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これが真夏だったら地獄だろうなと思いました。でも、エジプトに来る日本人の多くは7月と8月に来るそうです。
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モスクの見学もこれで終わりです。
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表に出たところで何やらやっています。
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どうやら変身写真で戦っている姿を写真に撮っているようです。ここで気が付きました。
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モスクに入る前に看板に写真1枚1ドルと書かれていたのはこれのようです。時間があれば妻と戦ってみたかったです。
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ちょっとピンボケですが、ホルスがどこかへ飛び去って行きました。
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ここかしこに美しいミナレットが顔を出してきます。
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お休みなのに社会科見学ご苦労様です。
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バスに乗って少し移動します。
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眺めの良いロータリーでバスを降りて、シタデルに建つ「ムハンマド・アリ・モスク」を写真に収めます。ミナレットの美しさが一番映えるのはこの場所のようです。修理中の時計塔も見えます。
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そのロータリーには「リファーイー・モスク」のミナレットがそびえています。
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リファーイー・モスクはリファーイー教団の創始者のシャイフ・リファーイーの墓の跡地に建てられたそうです。43年をかけて作られたカイロ最大級のモスクで、さまざまなイスラム建築様式が織り交ぜられたデザインが特徴です。
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シタデルのモスクからこの2つの大きなモスクの写真を撮るのが人気だそうです。リファーイモスクには王家の墓もあり、エジプト最後の王様ファールーク王が眠り、イラン革命直前の最後のシャーであるパフラヴィ2世も1980年に埋葬されているそうです。
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2つのモスクの間にはゲートがあり、この先は入場料が必要のようです。写真ストップは10分なので中に入ることはできません。モスクの内部の装飾も素晴らしいそうです。
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春に旅したスペインのグラナダのアルハンブラ宮殿の天井を想像させるようなムカルナス(鍾乳石飾り)が施されています。
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ここの尖塔だけ見ている分にはスターウォーズのどこかの惑星にでも来た気分になれます。
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これでシタデルとモスクともお別れです。
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次はこの日最後の「ハン・ハリーリ・バザール」へ移動します。
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夕方になってすごい混雑になってきました。
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焼いたパンはこの日のうちに売り切るのでしょうか?多分早朝から焼いているのだろうことはエドフの町で見て知っています。
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カイロのど真ん中でも馬車は現役で活躍していました。ウインカーが無いので交通ルールは完全に無視しているみたいです。渋滞の何パーセントかは馬車とロバのせいかもしれませんね。
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モスクの美しいシルエットを見ながらハン・ハリーリへ向かいます。
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