2018/12/13 - 2018/12/13
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kojikojiさん
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エジプトについて初めて知ったのは5歳のときでした。1965年の「ツタンカーメン展」に家族と一緒に行ったときです。長い時間並ぶのは大変で、中に入っても凄い人だったのを覚えています。そして父に抱きかかえられて見たツタンカーメンの黄金のマスクの鈍い輝きは瞼に焼き付いています。エジプトへの旅行は十数年前に一度計画していたのですが、家族の病気だったりで頓挫していました。その間に父も亡くなり、残された蔵書の中にツタンカーメン展のカタログが出てきたときは驚きました。父もエジプトに来たかったのだろうなと思い、今回の旅ではその本を持ってきました。ガイドさんに見せると50数年前のカイロ博物館の姿に驚いたようです。ツタンカーメンのマスクが海外に貸し出されたのは日本ともう1回くらいだけで、今後は絶対貸し出されることは無いだろうと言っていました。そんな思いを抱えての王家の谷の見学には感無量でした。ここでも最初に王家の谷についての説明があり、1時間30分くらいの自由時間がありました。まずは一番奥の方のツタンカーメンの王墓の見学をすることにしました。子供の頃の読み物でハワード・カーターとファラオの呪いについて呼んだのは小学生の頃だったと思います。小さい階段を降りたその先の付属室にツタンカーメンは合成樹脂の棺に入れられていました。ミイラとはいえかなり小柄だったのだと感じました。そして埋葬室には花崗岩の棺と木製の棺が置かれています。他の宝物室などは現代的な扉で覆われて中を伺い知ることは出来ません。壁画をしばらく見て見学は終わりですが、ここに立てた感激の方が大きかったです。後はガイドさんのお薦めのラムセス9世と4世と7世の墓を奥から順々に見て行きました。現代のような王墓の見学はナポレオンの遠征の後から始まっていたと知って驚きです。王墓は基本的に同じような造りで描かれているレリーフにも一定のルールがあるのでいくつか見て行くと共通性が分かってきます。早朝に一番美しいと言われるネフェルタリ王妃の墓を見てしまっているので、その分物足りなさも感じてしまいます。自由時間内に4か所の王墓を見学するだけで一杯で谷の中を歩くことも出来ませんでした。ちょっと物足りなさも感じますが、充実した見学が出来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
自分の人生の中で初めてエジプトを知ったのは1965年の10月でした。父と母に連れられて弟と一緒に上野の国立博物館に行きました。幼心に何でこんなに並んでいるのだろうと思ったほどの行列でした。この当時はエジプトブームだったようです。
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長い時間並んで中に入ると非常に暗い部屋がありました。その部屋も人だかりで4歳の子供には上の方に何があるか分かりませんでした。父に抱きかかえられてほんの少しの間見えたのがツタンカーメンの黄金のマスクでした。そのとき父が買ったカタログがきれいに残っていました。この本は亡き父の代わりにエジプトまで持って行きました。
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その本に掲載されている黄金のマスクを見たのはほんの1分にも満たない時間でしたが、黄金のマスクの鈍い輝きは目に焼き付きました。その美しさは50年以上経っても残っていました。
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ずっと24カラットだと思っていましたが、18カラットと23カラットの金メッキがされていると知りました。その美しさを5歳で知ってしまうといけませんね。
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そんな思いを胸に秘めながら「王妃の谷」から「王家の谷」に向かいます。
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カイロからアスワンへ向かう飛行機の上からナイル川とルクソール周辺は見ていましたが、やはりその通りの荒涼とした土地でした。
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左奥にピラミッドのような尖った山が見えてくると「王家の谷」はもうすぐです。
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それまではバスの姿は見えませんでしたが、駐車場にはすでに十数台のバスが到着していました。ここで残りのツアーの方と合流しました。
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観光地にはどこも同じようなアーケードがあり、ここを通ると「ワンダラー!」攻撃に会います。団体ツアーだと行くところが全てこのような場所なので、エジプト全部がこんな感じでうざいと思われてしまうのでしょうね。行きは声をあまり掛けてこないのは帰りにもう一度通るからでしょう。
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ビジターセンターの建物には大きな王家の谷の模型がありました。これで全体像が分かりますが、2時間ほどの見学時間で全部見ることなど出来ません。
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この模型の下側は地下の状態を立体的に見ることが出来るので面白いです。
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ナイル川クルーズ中のフローティングポンプステーションだったり、いろいろな所で日本の協力を感じました。春に行ったプノンペンでは買い物をしようとしたら「日本は友達だから。」と信じられないくらい値引きしてくれたことがありました。プノンペンの橋がODAで架けられたことを感謝してのことでした。こういった日本の努力がちゃんと報われればよいなと思います。前年のスリランカのコロンボで港を埋め立てる中国の工事を見たら、あまりのひどさに涙が出ました。
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ここからはカートに乗って王家の谷の中心まで移動します。
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運転手のお兄ちゃんが絵葉書を持っていたので「ワンダラー?」と声を掛けます。幾つか見せてもらって良いものを2つ買いました。時間が無いので一緒に写真は撮れませんでした。
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この先欲しいものがあると声を掛けられる前に「ワンダラー?」と聞いていました。いつの間にか自分がワンダラーおじさんになっていました。
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王家の谷のお墓のあるエリアに到着しました。王たちの門を意味するエル・クルン山は確かにピラミッドの形みたいだなと感じます。ここでは3枚のチケットがありますが、1枚はこの中のお墓3か所が見学できる券で、1枚は一部を除いたお墓の中の写真撮影が出来る券と1枚がツタンカーメンのお墓の入場券です。
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ガイドさんのお薦めはラムセス9世とラとムセス7世とラムセス4世の3つの王墓でした。ここまでヒマさんの説明を信じている我々はその通りに見学することにします。
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まるでピラミッドを思わせるようなエル・クルンの山のふもとに新王国時代第18王朝のトトメス1世から第20王朝のラムセス11世までのファラオたちの墓があります。これまで全部で62基の墓が発見されていますが、一番最後に発見されたツタンカーメン王の墓以外すべて盗掘されています。
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日本だとツタンカーメンの呼び名が一般的ですが、厳密にはトゥト・アンク・アメン(Tut-ankh-amen) という名前が正式です。父アクエンアテン(アメンホテプ4世)の生存中は唯一神アテン信仰が説かれていたために、トゥト・アンク・・アテン(Tutankhaten、「アテンの生ける似姿」という名前でしたが、アクエンアテンの死後に即位すると伝統的な神であるアムン=ラー(アメン=ラー)の信仰を復活させ、トゥト・アンク・アメン(「アメン神の生ける似姿」の意)と改名します。
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王家の谷にあるツタンカーメン王の墓は、イギリスのカーナヴォン卿の支援を受けた考古学者ハワード・カーターにより発見され発掘されましたが、子供の頃に「ファラオの呪い」的な読み物でドキドキした覚えがあります。その現地にようやく立つことが出来ました。
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王墓のKVはKings Valleyの頭字語で数値は発見順の連番です。このツタンカーメンの墓が一番大きな数字になります。各王墓にはこのようなパネルと写真が設けられ、入る前に見ておくと見学のポイントが分かります。
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発掘当時の控えの間の写真です。本物のチャリオットにはこの翌日にカイロに戻って博物館で見ることになります。そういった意味でも今回のツアーのルートは良かったと思いました。
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先ほど見て来た王妃の谷のネフェルタリ王妃の墓の壁に描かれていたミイラを置いた寝台の絵を思い出します。これらのベッドは寝るためのものではなく、ミイラ化する加工の中で使われたそうです。
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壁を開ける前の埋葬室への開口部です。
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埋葬室の壁を開けた状態の写真です。墓を護る立像はカイロ博物館に展示してありました。
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現在も埋葬室に置かれた赤色珪石の石棺です。四方をイシス女神とセルケト女神とネフティス女神とネイト女神が護っています。
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純金の第3の棺もカイロ博物館に安置されています。これは純金のマスクと共に撮影禁止のエリアに置かれてあります。
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発見当時のハワード・カーターの姿です。
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現地のパネルでは白黒でしたがカイロ博物館の現物の黄金の輝きは忘れられません。
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この写真を見てマスクの耳に開いた穴の意味が分かりました。
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このアヌビス像も博物館で見ましたし、ネフェルタリの墓で見た壁画にも描かれていました。
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ツタンカーメンの墓は他の王たちよりも小さいのですが、人気があるのでパネルの枚数が多く詳しく紹介されていました。
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古代エジプト人たちは人間の霊魂が5つの要素からなると信じていた。「イブ」と「シュト」と「レン」と「バー」と「カー」です。これら魂の構成要素の他に人間の体「ハー」があります。王妃の谷のネフェルタリの墓では鳥の姿のバーを見ました。
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ツタンカーメンの墓では人間の体のハーを中心に右側には精神を表す「カー」と対峙する左側のオシリス神が描かれています。「カー」が身体を離れる時に死が起きるとされ、他に「生命力」や「精気」や「活力」とも訳されます。
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壁画のダメージについての説明もあります。
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気温や湿度を厳重に調整できるプレクシグラス(軽く透明な合成樹脂)製の展示ケースの中に移され、保存状態が比較的良い顔と足先の部分を覆っていた布は取り外され展示してありました。
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埋葬室には木製の第1棺と赤色珪石の石棺も置かれています。
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埋葬室の東側に描かれた葬列の場面です。
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開口の儀式は来世も現世と同じように生きられるように生命機能を取り戻す儀式で、次の王となるアイが執り行っています。アイは第18王朝の王族の1人であり、アメンホテプ3世の時代から王家に仕えてきた古参の臣です。両親はともに神官であり自身も神官として経歴を積み、ツタンカーメンの治世にあってはアメン大神官の地位にありました。ツタンカーメンの死後にアンケセナーメンと結婚し王位を継ぐ人物です。
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埋葬室西側に描かれているのは「アムドゥアトの書」で、聖なるヒヒが12頭描かれています。夜の後悔に出る太陽神のために、西の地平線にある冥界の門を開く役目を担います。
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埋葬室南側はネフティス女神と左側のアビヌス神に迎えられたツタンカーメンの姿です。左側には発掘時に開けた穴が見えます。
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念願のツタンカーメンの王墓も見ることが出来ました。ここから入り口の集合場所へ戻るようにガイドさんお薦めの王墓を見学していきます。
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ラムセス9世のお墓に向かいます。ここはKV6なのでかなり早く発見された墓だと分かります。
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古代エジプト第20王朝の第8代ファラオで即位名はネフェルカラー・セテプエンラーといったそうです。
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王家の谷の墓の入り口はどこもこんな感じになっています。ツタンカーメンの墓は例外と言えます。入り口でチケットのチェックがあり、パンチで穴があけられます。その穴の数で3か所見学が出来ます。
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王墓の見学の仕方は向かって右側の壁を読んでいくと誰のお墓でどんな話が書かれているか読み進められるそうです。なので左右を見ながら進むのではなくずっと右側を見ながら進んで、出てくるのが良いそうです。
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読めませんが見事なヒエログリフが延々と続いています。赤は鉄の錆びで緑は銅の錆び(緑青)、黄はサフランの粉で青はトルコ石を粉末にしたもので、紺は高価なラピスラズリの粉末だそうです。これらを卵の白身でニスのような接着剤に混ぜて、上から塗ったそうです。
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壁画のテーマはラムセス6世王墓のモチーフを踏襲しているそうですが、通路の壁面には「門の書」ではなく「ラーの連祷」が描かれているそうです。
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この宗教文書は夜の旅の間に75の姿に変容し、朝に再生する太陽神を讃えており、同時にファラオの変容と再生を願っています。
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第2通路と第3通路には「ラーの連祷」と「死者の書」と「洞窟の書」、さらに最後には「アムドゥアトの書」からの数節が絵画実の姿と共に描かれています。
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見事なのがこの第2第3通路の天井の天体図で、神々の船と神々の行列が青地に黄色でくっきり描かれています。
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時間があればじっくり見て行きたいのですが、4つの王墓を見学するのに1時間30分弱しかありません。
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「地の書」の数節が描かれた場面ではスカラベが太陽を運んでいます。
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古代エジプトでは非常に古くから、太陽と月はハヤブサの姿あるいは頭部を持つ天空神ホルスの両目だと考えられてきたそうです。 やがて2つの目は区別され、左目(「ウアジェト(ウジャト)の目」)は月の象徴、右目(「ラーの目」)は太陽の象徴とされたそうです。
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レリーフは「沈み彫り」という縁だけを彫ったものだけのようでした。時間と手間がかかる「浮き彫り」は採用されなかったのでしょう。
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全く彫りのないフレスコも多用されています。
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さらに下がった場所に埋葬室が見えてきました。この辺りは石灰岩がむき出しになっていました。この素材であれば掘り進めるのも楽ではなかったかと思えました。
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天体図天井で装飾された埋葬室です。ラムセス6世の王墓にきわめて類似しているそうですが、模範としながらも不足部分を補っています。ラムセス6世の王墓も見事だとは聞いていますが、ツタンカーメン王墓のように別料金が必要です。かなり高い金額ですが、見たいと思いながらも限られた自由時間では見られない設定になっています。
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埋葬室の一番奥の有翼の太陽円盤。色鮮やかなカルトゥーシュが描かれています。
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ヒヒ神の向こうに宇宙創成論と神学に関するヌト神が太陽円盤を飲み込み、翌朝に再び生み出す場面が描かれています。
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宇宙の仕組みを絵で表わすなんてすごいなと思いました。遅ればせながら知らないことはまだまだたくさんあるなと思う旅でした。
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スカラベが太陽を運んでいます。
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アヌビス神とヒヒの姿はキャラクターとしてデザインが完成されているようです。
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門の書の一部です。羊頭の太陽神が聖船で冥界を航行しています。先頭にはメヘンの蛇が見えます。
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レリーフがきれいに残っています。
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見学した中ではヒエログリフの美しさはこの王墓が一番でした。
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地下の死者の世界から表に出るとホッとします。やっぱり生きている人間にとって太陽は必要だと感じます。
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続いてラムセス4世の王墓の見学に進みます。ここはさらに最初に頃に発見された墓のようです。古代エジプト第20王朝の第3代ファラオで、即位名はヘカマアトラーです。
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基本的に墓の構造は同じです。この看板でファラオのカルトゥーシュが両方とも分かるので内部の見学には便利です。
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ここでも門番のおじさんにパンチを入れてもらい、カメラのチケットも見せておきます。
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基本的に王墓の造りは一緒で地下へ続く階段が延々と続いています。
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ここは石灰岩に漆喰を塗って壁画を描いているので剥離がひどい状態でした。この通路もメクベト女神のハゲタカの姿が描かれています。上エジプトを象徴する守護神として信仰された女神で、王権の後見人とされています。
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筋彫りした部分はかろうじてヒエログリフやカルトゥーシュが読み取れます。
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ネフェルタリ王妃の墓を見た後なので、ちょっと残念な気もしますが、往時の天空の星々のすばらしさは想像が出来ます。
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だんだん王墓の壁面を構成するモチーフが分かってきたような気がします。
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ラムセス4世のカルトゥーシュです。即位前のアメン・ヘルケプシェフと読むのだと思います。
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左1列と中央と右側が対象になっています。完全なる左右対称は求めていなかったのでしょうか。空の青さがきれいに残っています。
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突き当りの埋葬室には高さ3メートル以上もある大きな石棺が置かれてあります。
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花崗岩で作られた石棺は王家の谷で最大だそうです。周囲には見事なレリーフが施されています。
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天井にはエジプト人の宇宙観「昼の書」と「夜の書」が描かれています。女神ヌゥト(天空の女神)が空を形成していて昼と夜とが背中合わせで描かれています。
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夜側はヌゥトの体に星がたくさん描かれ、太陽を飲み込み、アメンラー神が船に乗って旅をしている絵が描かれています。昼側はヌゥトの口から太陽が生まれるところが描かれています。
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下に置かれた石棺の四方から照明を当てているので真ん中が影になってしまいます。
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このエジプト人の宇宙観の不思議さには魅了されました。最終日にパピルスの店で見た絵がほしいなと思ったのですが、大きさと値段の高さから諦めました。ところが空港で手頃な大きさのものが3.5ドルという安さでした。もちろんパピルスでは無くてバナナの葉でしょうが印刷のクオリティは変わらないような気がしました。
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全体像を写せないのが残念です。
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壁には数々の神の姿が描かれています。この部分の彩色は見事に残っています。
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「門の書」の一部で中央の穴の中でとぐろ雄巻いた蛇たちは無限の時間を意味して、両脇の12人の女神は夜の12時間の擬人化したものです。
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初めの階段の部分では不安になりましたが、内部のレリーフは色も残ってとても美しい状態でした。
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ここにも門の書の一部ですね。羊頭の太陽神が聖船で冥界を航行しています。跪いているのはファラオの衣装を着ているのでラムセス4世だと思われます。
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王の名前の入ったカルトゥーシュと美しいヒエログリフの壁が延々と続きます。
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時間を掛ければアルファベット的には読めそうですが、きっと意味は分からないと思います。
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太陽神ラーと対峙するラムセス4世です。頭の上のヘムヘム冠がすごいです。ヘムヘム冠を見たのはここが初めてだと思います。
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一度集合場所の前を通りました。ガイドさんは内部で説明が出来ないので待機しています。添乗員さんも待機していました。カメラを向けたのでこんなポーズをしただけですよ。
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最後はラムセス7世のお墓を見学します。ここが一番最初に発見されたお墓なのでKV1の番号があてがわれています。ラムセス7世は古代エジプト第20王朝の第6代ファラオです。
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入り口のゲートに一番近いのですが、脇道をだいぶ進まなければなりません。
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内部の見学の前に看板を見ておきます。かなりシンプルで大きさも想像がつきます。
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可愛らしい先客が前を歩いています。お姉ちゃん早くいかないと妹がどんどん先に行ってしまうよ。自分も良くこうやって弟を追いかけたことを思い出しました。
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ここの天井もメクベト女神のハゲタカの姿が描かれています。
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この部分だけ非常に状態よくヒエログリフが残っていました。
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埋葬室で記念写真を1枚。写真を撮っているので時間がかかるので、墓の中では別行動でした。久し振りの再会です。
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リュックの背中にビニールのケースが安全ピンで止められるようにしておきました。これのお陰で写真撮影のチケットが必要な場所で係員のおじさんに尋ねられることはありませんでした。
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真っ赤な太陽の中には雄羊の頭をしたラーの姿があるので、朝になる前か日が暮れる前を表しているのだと思います。
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ラーは太陽神であり、古代エジプト人は太陽の運行と共にラー自体も変形すると考えたそうです。日の出の時はヌトの腿の間から出て、スカラベの姿のケプリとして東に現れ、日中はハヤブサの姿で太陽の船に乗って空を移動します。夜は雄羊の姿で夜の船に乗り、死の世界を旅するとされています。この時夜の船は冥界の悪魔からセトによって守られるという太陽の動きを神格化した考えに基づきます。
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中央に置かれた花崗岩の棺のレリーフには色が残っていました。
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先ほど見て来たツタンカーメン王墓に棺と比べるとプリミティブな感じがします。
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隅にはサソリを頭に乗せたセルケト女神が彫られていました。
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四方をイシス女神とセルケト女神とネフティス女神とネイト女神が護っているのだと思います。形状は違っても細かいルールはどのお墓も同じようです。
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ラーの姿に2本のダチョウの羽根が刺された冠を被るファラオの姿のようです。手に持ったアンクのような笏からはパピルスが生えているようです。
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入り口の看板によると「門の書」の一部のようです。
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オシリス神に捧げものをする若い姿のファラオのようです。
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即位名のウセルマートラー・メリアメン・セテプエンラーのカルトゥーシュがありますが、どう読むのかは…。
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聖船のラーは完全に太陽の姿になっています。
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ラムセス7世の墓は王家の谷の中心部から大きく離れた場所に築かれています。墓はギリシアやローマ時代より観光客に向けて解放されており、旅行者が多数の落書きを残しています。
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ナポレオン・ボナパルトのエジプト遠征の際にヨーロッパ人による本格的な王家の谷の調査が初めて行われ、ラムセス7世の墓を "1er Tombeau"(第1の墓)と名付けたそうです。これに基づいて後にKV1の名が与えられ、現在もこの名称が適用されています。
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メクベト女神に見送られて王家の谷の王墓の見学を終えます。頭の中が飽和状態ではありますが数多い他のお墓も見てみたい気もします。
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想い続けて53年でここへ来ることが出来たことに感謝します。もう少し元気だったら母を連れてきてあげたかったなとも思います。
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早朝から混雑していた王家の谷も午前10時30分を過ぎるとツアー客が一気に去ってしまうので閑散とした感じです。
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エル・クルン山もこれで見納めです。カイロに戻ってピラミッドを見るのは明後日になります。やはり旅のハイライトですから最後に見るのが良いと思います。
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大丈夫ですね。また新たにエジプトの学生の団体が来ていました。
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来るときと同じようにカートに乗って戻ります。
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ビジターセンターを抜けますが、ワンダラー攻撃が始まります。絵葉書もすでに買っているので欲しいものはありません。ここはそのまま通過しました。
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さあ、ハトシェプスト女王葬祭殿とメムノン王の巨像の見学に移ります。
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