2017/12/09 - 2017/12/09
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この旅行記のスケジュール
2017/12/09
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バスでの移動
観光バス
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南三陸町防災対策庁舎前
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バスでの移動
観光バス
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旧戸倉中学校
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バスでの移動
観光バス
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この旅行記スケジュールを元に
旅の2日目。仙台駅から乗車したびゅーバス「さんさん商店街と南三陸・気仙沼復興語り部号」のツアーの続きです。
南三陸町の語り部ガイドさんとともに被災地をまわりながら被災と復興のお話を聞きます。震災後の三陸地方には来たことはありますが、語り部さんのお話を聞きながらというのは初めてです。
話を聞きながら現地を見ることで知りえなかったことも知ることができ、どう表現していいのかわからない気持ちにもなりました。
何度も映像で見たことのある南三陸町防災対策庁舎を目の前にして、ただただ祈りをささげることしかできない自分がここにいることに気づきかされました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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南三陸さんさん商店街からバスに乗り込んだ語り部ガイドさんのお話を聞きながら移動します。
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被災した南三陸町防災対策庁舎前にやってきました。
3階建て12mの庁舎に16mもの津波が襲って多くの方が犠牲になったそうです。
この場所で「急いで高台に避難して下さい」と最後まで防災無線で呼びかけ続けて亡くなった女性職員の方のことはテレビなどのメディアで何度も取り上げられたのでご存知の方も多いことと思います。
防災庁舎を震災遺構として残すかどうかについての住民アンケート結果は6割の方が残すことに賛成だったそうです。宮城県では残すかどうかを地元が決めるまで20年間保存するそうです。そのためのさび止め工事がなされています。 -
近くには犠牲になった方々への献花台が設けられていました。
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この場所でただただ、ご冥福をお祈りするほかはなすすべがありませんでした。
被災地を訪問したからと言って何かができるわけではない。それでも行くことが大切と信じてやってきましたが、あらためて自分の無力さに気づかされるとともに、この場所に立って間近に自分の目で見ることで心に刻まれる物事の受け止め方の大きさに違いがあることを実感しています。 -
そして、さんさん商店街の店舗で見かけた1冊の本。買わずに帰ったものの気になって仕方がなく、その日の夜ホテルで、ネット通販で注文した本が、旅から戻ってみると自宅に届いていました。
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周囲は復興かさ上げ工事のさなか
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バスで移動。途中で被災して壊滅的な被害を受けたJR気仙沼線からバス転換したBRT専用道の高架下を行きます。
気仙沼線BRT:震災で大きな被害を受けた鉄道をBRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)に転換したもの。一部は線路跡などを生かしたバス専用道になっている。BRT気仙沼線 (バス高速輸送システム) 乗り物
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海沿いを進みます。
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このあたりも復興工事が続いています。
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むき出しになった土の色があちこちに
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旧戸倉中学校
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建物の1階の窓に津波の到達水位があらわされています。
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モアイ像はイースター島から本物が2013年に送られたもので、町では復興のシンボルとしています。(写真のモアイ像はレプリカ)
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上の2枚の写真と下の写真を合わせてみてみると津波の大きさがどれだけだったのかがお分かりになるかと思います。20mの津波と聞いてもどれだけのものなのか想像がつきませんが、これだけの高さまで押し寄せたのは驚きです。
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元来た道を戻る途中にある南三陸ホテル観洋
2階部分まで被災しながらも町民600人の避難を受け入れ衣食住を提供し続けたそうです。
次回は泊まりに来たい!南三陸 ホテル観洋 宿・ホテル
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気仙沼線BRTの高架を右に見ながら
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写真の左側の高架がBRT専用道
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こちらは被災して被害を受けたJR気仙沼線の鉄橋
そのままの状態で残されていました。 -
志津川湾
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風光明媚な海沿い、だったから・・・
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写真見づらいですが、「過去の津波浸水区間ここまで」などの標識があちこちに見られます。
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明るい話題の一つがこの日(2017年12月9日)午後3時に三陸自動車道の南三陸海岸ICから歌津ICまでの4.2Kmが延長開通したことです。
ここを通りかかったのは午後1時半過ぎでしたからこの直後に延伸開通したことになります。
いづれは岩手県までつながる予定だそうです。 -
写真の上の方がJR気仙沼線の旧歌津駅跡。
下がバス転換した気仙沼線BRTの歌津駅です。
南三陸町の語り部ガイドさんとはここでお別れです。
(つづく)歌津駅 駅
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