冬の東北（１４）松島観光遊覧船

2017/12/11 - 2017/12/11

旅の４日目は朝から松島観光に出かけます。ＪＲ仙石線に乗って本塩釜で降りてへ出てマリンゲート塩釜から観光遊覧船で松島湾周遊に出ます。震災で形の代わってしまった島もあるものの、いち早く復興と観光客の受け入れを始めた松島の存在が、その後の宮城県や東北の観光を引っ張る原動力になっていることが、冬の平日なのに多くの人が来ていたことからも窺い知れました。

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月１１日。午前９時半過ぎの仙台駅。とってもお天気のいい朝です。

仙台駅 (JR) 駅

仙台駅からはＪＲ仙石線の電車に乗って。
仙台駅で慌てて飛び乗った電車が途中の多賀城止まりだったので、多賀城駅で次の電車に乗換ました。

多賀城駅 駅

多賀城駅から乗ったこの車両、２０５系という形式でかつては首都圏の通勤線区で活躍していた車両です。
乗車した車両の車番を写真に撮っていたのであとで車歴を調べてみたら国鉄時代末期の１９８６年に新造され山手線で活躍したのち、２００３年に仙石線に移籍したということがわかりました。
もしかしたら山手線時代に乗っていたかも知れません。

JR仙石線 乗り物

仙台からおよそ３０分で本塩釜駅に着きました。
漁業、物流の拠点の港町、塩釜の玄関です。

本塩釜駅 駅

乗って来た４両の電車を見送ります。

改札を出ると海の町らしい飾りがありました。

歩いて１０分くらいの所にあるマリンゲート塩釜から観光船が出航します。

マリンゲート塩釜 名所・史跡

ここにもクリスマスツリー。

丸文松島汽船の観光遊覧船（塩釜→松島）のコースに乗船します。

丸文松島汽船 乗り物

この便は小さめの船でした。

松島湾には大小２６０もの島があるそうです。
東日本大震災では大きな島に守られて津波被害が軽減されたそうですが、それでも小さな被害ではなかったそうです。

出航してすぐに海上保安庁の巡視船がいました。ここ塩釜には第二管区海上保安本部が置かれ東北地方の海を守っています。

その形が印象深い仁王島

松島湾 自然・景勝地

松島湾観光船に乗るのは３５年ぶりくらいです。おぼろげな記憶をたどりながら窓の外の景色を見ていました。

この日乗船した観光船の乗客は私も含めてたったの４～５人。ちょっと寂しいけど、冬の平日の塩釜ー松島航路だから仕方ないのかな。
あとで松島桟橋で見た松島から出航して松島に戻る航路は団体さんでにぎわっていました。
ということはむしろ塩釜ー松島航路の方がすいていて”穴場”かも。

鐘島　４つ開いた穴が不思議

牡蠣の養殖場

波がしらみたいな形の鎧島

松島湾の様子

松島湾の様子

松島桟橋に近づくと見えてきたのは朱塗りの出会い橋でつながった福浦島。

福浦島 自然・景勝地

五大堂が見えてきました。

五大堂 名所・史跡

およそ５０分のクルーズで松島の桟橋に到着しました。

観光地らしい歓迎塔に迎えられます。

（つづく）