冬の東北（１７）庭園が美しい円通院（松島）は縁結び寺としても

2017/12/11 - 2017/12/11

宮城県松島の円通院は近くにある瑞巌寺と同じ臨済宗妙心寺派のお寺です。１６００年代中頃に建てられたのが始まりです。境内の石庭を始めとした美しい庭園は訪れる人も多く、紅葉などの時期にはライトアップもされるそうです。また縁結び観音があることから縁結び寺などと呼ばれていもいるそうです。

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

瑞巌寺から少し歩いたところに円通院があります。
山門前に受付があります。ここで拝観料（大人３００円、SUICAなども使えます）を払ってお参りします。

円通院 寺・神社・教会

山門について

美しい庭園がひろがります。

石庭「雲外天地の庭」

松島湾の七福神の島を仏の庭として表した天の庭と、いのちを意味した地の庭。
白砂が松島湾、山々はコケで表し、天水橋が天の庭と地の庭を結ぶかけ橋になっているそうです。

水の流れを表した紋様が美しい

境内の奥へと進みます。

「順路」の表示に従って進むと木々に囲まれてなお、いっそう心が洗われます。

三慧殿（国指定重要文化財）
伊達政宗公の孫にあたる光宗公の霊廟。

厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれていて、そのため、円通院はバラをの庭のある｢バラ寺」とも呼ばれているそうです。

冬枯れの樹々もまたわびさびを感じて風情があります。

落ち葉の積み重ね方にも風流を感じます。

境内

境内

樹々の間から差し込む太陽の光がまばゆい

樹齢７００年以上と言われるおんこ

心字の池がある遠州の庭
小堀遠州作の伊達藩江戸屋敷の庭を移設したと言われています。

本堂　大悲亭

大悲亭について

ご本尊聖観世音菩薩坐像

「苔を踏まないでください」と

数珠造り体験（有料）もありました。

山門を入ってすぐ左手にある縁結び観音。
逆光だったのでまるで後光がさしているような写真になりました。

（つづく）