冬の東北（３）仙台城（青葉城）跡・伊達政宗公騎馬像

2017/12/08 - 2017/12/08

伊達家６２万石の居城、仙台城（青葉城）。伊達政宗公によって青葉山に築かれた城ですが、今では城は残っていません。
仙台市街地を眺めるように建てられている伊達政宗公の騎馬像や高台から眺める蛇行した広瀬川に郷愁を感じながら青葉の丘にしばし佇みます。

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月８日午後。瑞鳳殿前バス停から仙台市内周遊バスるーぷる仙台に再び乗車。

るーぷる仙台 乗り物

７～８分乗って仙台城跡バス停で下車。
通勤電車並みの大混雑で乗って来たバス。せっかく東京の喧騒から逃げ出してきたのにいやだったなぁ。
ここで、たくさんの人が降りましたが、同じくらいの人が列を作って待っていました。

キャパ不足は明らかで運賃を上げてでも本数を増やすなどの対策が望まれます。せっかく遠方から来ている人が多いのですから。

バスを降りるとすぐ目に入るのが宮城県護国神社の鳥居。
帰りにおまいりさせたいただくことにします。

通勤電車並みの混雑だったバスの喧騒を頭から追い払って仙台城跡へ。

仙台城跡 名所・史跡

仙台城跡の案内板

仙台城跡の案内板

仙台城跡の案内板

騎馬の上から見下ろす伊達政宗公像。

「小さいことで文句を言うな」と言われているような気持ちになります。

さすが勇猛です。

遠い昔。まだ高校生だったころ初めての一人旅でこの地を訪れた時のことを思い出します。
上野から夜行急行で仙台まで来て、翌日の在来線特急ひばりで帰京したものでした。

あの時読んだ歌をまだ覚えています。

われひとり　いそしむ人に　背を向けて
　　青葉の丘に　かげ　残しけり

受験を控えて心が屈折していたんだなぁと思い返したりします。

そんなちっぽけな感傷にはおかまいなく、伊達政宗公は仙台の市街地を案ずるように見下ろしながら変わらず佇んでいました。

ここからは蛇行した広瀬川が見下ろせました。

何十年も前に来た時に見た景色を覚えていませんがきっと大きく変わったことでしょう。

広瀬川の向こう側には仙台市街

杜の都

明治期に作られた昭忠碑
東日本大震災で一部が破損し修復されたそうです。

昭忠碑は西南戦争、日清戦争等戦没者慰霊碑だそうです。

仙台生まれの土井晩翠胸像
流されている「荒城の月」に聞き入る人たちがいました。

荒城の月の作詞者として知られています。

仙台城本丸大広間跡

櫓の間

本丸北壁の石垣モデル

本丸北壁の石垣を丸六年かけて解体修復したそうです。
破損して再利用できなかった石を用いて積み上げた石垣モデルだそうです。

仙台城石垣修復工事完成記念碑

宮城県護国神社

宮城県護国神社 寺・神社・教会

宮城県関係の戦没者を祀った神社です。

厄難災難を封じ込めるという瓢箪がたくさん吊るされていました。

ご由緒が書かれていました。

（つづく）