シニア夫婦のスペイン・ポルトガル周遊旅行（１１）マドリードぶらぶら歩き

2018/06/01 - 2018/06/06

マドリード滞在2日目、念願のチュロスをいただいた後はサン・ミゲル市場へ。
マヨール広場の南側の地区を　ぶらぶら歩いてから、プラド美術館を訪れました。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

メトロのアトーチャ駅入口です。ホテルからすぐ近く。
メトロに乗るのも　すっかり慣れました。

何度目かのソル駅で降りて　プエルタ・デル・ソルへ。　
プエルタ・デル・ソルとは『太陽の門』という意味で、15世紀、マドリードの城壁の門の一つだったことに由来しています。この場所は広場になっており、中央にはカルロス三世の銅像、東側にはマドリードの紋章になっているクマとヤマモモの像が立っているはずなのですが、見逃していました。

この広場は、地方への道の起点とされ、マドリード自治政府庁の前には「ゼロキロメートル地点をしめすプレート」がはめ込まれています。町の象徴ともいえるこの広場、時に市民集会や抗議デモ等が行われることでも有名。
もっと大きなプレートを想像していたのですが、わずか敷石一枚分の０kmのプレートでした。
小さくて　なかなか見つけられませんでした。

マヨール通りを歩いて、

チュロスで有名なチョコラテリア・サン・ヒネスへ。
こちらの入口から入りました。

店内の様子。
早朝にもかかわらず、もう既に観光客らしいアジア系の人が数組座っていました。

本場揚げたてのチュロスは甘くなくて、ほんのり塩味、食感はサクサク。スペインではホットチョコレートに浸して頂く「チュロ・コン・チョコラテ」が流儀、ということで「Chocolate con 6 churros」を注文。
チュロスを　ホットチョコレートと一緒にいただきます。
評判の通り、サクサクとしたチュロスでした。
この後　ここの味に勝るチュロスは食べられませんでした。

日本語のメニューもありました。チュロスの数まで記載されています。

通りに面した方の入り口。

向かいにある　こちらのお店は　チョコレートの専門店のようでした。

次は　マヨール広場へ。
１６１９年に完成した　風格のある広場です。
北側中央にある建物には　スペイン王家の紋章が刻まれています。

広場を囲む建物の　彩色を施されたファサードが何とも見事。

マヨール広場。四方を４階建て赤い壁の建物に囲まれています。
色合いは異なっていますが、サラマンカのマヨール広場と同じような造りです。

アーチの向こう。

ちょうど　紋章の上辺りに　王冠のようなものが飾られています。

広場の中心にはフェリペ三世の像。

傘を持っている方は　ボランティアのガイドをしているようでした。

アーチの下の飾りプレートが　面白い。

前日に訪れたメソン・デル・チャンピニョンは　まだ開店前です。

サン・ミゲル市場は　準備中。

開店を待つ間に、こちらの薬局で　夫の　痛み止めの薬を購入しました。
お土産は普通に買えても　薬となると　なかなかハードルが高いです。薬の外箱を持ってきていなかったので、錠剤の外に書かれた名前だけが頼りです。
まずは　英語を話すかどうかを確かめ、症状を知らせる英単語を頭から絞り出します。なんとか通じたようで、欲しい薬を買うことができました。
サバイバル・イングリッシュでも　十分旅ができることを再確認。

ようやくサン・ミゲル市場が開きました。
可愛らしく陳列されているタパス。

デザート類。

お菓子類もこの通り。

ナッツなどが入った甘めの菓子パン。

開店したばかりとあって　並び方もきれい。

オリーブも各種。

思わずよだれが出そうなピンチョス。

和風料理ですね。
とり串とか揚げ物っぽい品々。
中央下のものなどは　どう見てもいなりずしです。

魚介類も待機中。

デザートにぴったり。

きれいに並べられた果物も。

朝のチュロスで　そんなに空腹でなかったことと、お値段もそれなりということで、チョイスは　この２品のタパスのみ。６ユーロでした。

サン・ミゲル市場の内部。

観光客も増えてきました。

サン・ミゲル市場を出て　カバ・デ・サンミゲル辺りを。

クチチェロス通り？
多くの観光客が集まっている一角を見つけました。
何事かと思ってみてみると　子豚の丸焼きで有名な　世界最古のレストラン、ボティンでした。営業時間は13時からと　あったのですが…

奥に見えているのが　サン・イシドロ教会？
もともと、日本で一番有名なスペイン人、聖フランシスコ・ザビエルをまつるイエズス教会として建てられたそうですが、マドリードの守護聖人イシドロもまつられています。
礼拝の時間だけ中にはいることができるそうですが、その時間の確認もままならず見学はスルーしました。
訪れるなら午前中がおすすめ。日光がステンドグラスを通して入ってくるので、大変美しい光景をみることができるそうです。

来た道を振り返って。

トレド通りに交差するティントレロス通りの向こうの建物。屋根の上に　鐘が見えています。

トレド通りを歩いています。
並木のある通りが気持ちよく　立ち並ぶ建物も見ごたえがあります。

窓辺が　イスラムティック。

トレド通りの並木が途切れた辺りで右折。
セバーダ市場が見えてきました。
建物の壁面には　落書きが多くて　ちょっと恐れをなしたのですが、折角ここまで来たのだからと　入ってみました。

サン・ミゲル市場と比べて　いかにも　地元の方が利用する　といった雰囲気の市場です。

なつかしい　平べったい桃を買えばよかったけれど　荷物になります。

今晩は　何にしようかな…と考えながら　お買い物をするんでしょうね。
キノコ類が豊富です。

大ぶりな果物。

小粒ぞろい。

マドリードで　暮らすように旅をするなら　利用したい市場です。

ハムやチーズも扱っています。

市民御用達の市場です。
トイレもお借りしました。

サン・アンドレス教会を遠目に。

ウミジャデロ広場に面した建物。
壁面が異色。

ウミジャメロ広場。
右の建物は　サン・イシドロ博物館。まわりには　子供たちが大勢集まっていました。

石畳の　雰囲気のよさそうなアルメンドロ通りを歩いて、

石畳を辿っていった先の建物。
何人もの観光客が入場していることから　見どころの一つかも。

その脇の　プレティル・デ・サンティスバン通りを。

もうそろそろマヨール広場に戻るつもりですが。

マイナーな　細い裏路地を歩いていたつもりでしたが、

街の一角で　何か説明を受けている人々　多数。
この建物も　見どころの一つ？
とりあえずカメラに収めてみました。

もう少し歩いていくと、

ようやく　広い通りに出ました。
雰囲気のあるカフェ。

歩いてきた通りを振り返って。
通りを　右に左に曲がった結果　現在地の把握ができません。
カフェの横にあった　薬局か何かのお店に入って、マヨール広場の方向を尋ねました。

サン・イシドロ教会の近くで見かけた教会？

街角。

夫は　早速　広場の片隅に喫煙場所を見つけました。
その間のフォト・タイム。

壁面一杯に描かれた　現代の壁画。

マヨール通りに戻って。

見るだけの衣装。

いずれかの広場。

街角。

色合いといい、やはりマドリードの街並みが好み。

ちょうどお昼時。マヨール広場近くの街角のオープンカフェ。
レストランの中での食事よりも　通りの人波を見ながら　のんびり食事をするのにはまった夫です。
昼からカフェビールが楽しめるのは　ヨーロッパ旅行の醍醐味。

コース料理では　野菜不足になりがちなので　野菜サラダをチョイス。
ガスパッチョも必須です。

鶏手羽料理にも野菜がたっぷり。
これで１３ユーロの支払い。

ソル駅からメトロで　バンコ・デ・エスパーニャまで。

プラド美術館を目指して。

白亜の建物が目立つ通り。

マドリードの街歩きも　この日が最後。

ふと見上げた窓辺には・・・

ネプトゥヌスの噴水。

ゴヤの像。

サン・ヘロニモ・エル・レアル教会。

プラド美術館は　スペイン王家の収蔵品を王立美術館として公開したことから始まった美術館。
ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコなどスペインが誇る巨匠たちの作品が並びます。

プラド美術館でもシニア料金が適用されました。
二人で１５ユーロです。
2時間余りの鑑賞。
どんな作品を見たのか　記憶は　まったくと言っていいほど無く、シニア料金でよかった。

１６時頃。
ホテルに戻ってきました。

とても便利だったＴ－１０カード。

裏側も可愛らしい。

ホテルの食事コーナー。

スリーピン・アトーチャでは、チェックアウト後の荷物預かりにも　料金がかかります。
カーゴのような形の棚が置かれていて　各々スーツケースを入れ、2ユーロを入れて鍵をかけるようになっていました。

アトーチャ駅まで５分ほど。

アトーチャ駅。

6/7 10時頃　トレドへのショートトリップから戻ってきました。
アトーチャ駅から出ることなく　そのまま　コルドバへ移動します。
暇なので　駅構内をウロウロ。
こんな時　二人旅だと　荷物番を頼めるので　とても楽。

すぐ脇にあったコインロッカールーム。
預ける時には　荷物検査があるようでした。

このエスカレーターの脇に　コインロッカーのマーク。

営業時間は５：３０～２２：２０。

大きさによって料金が異なります。

構内の待合室。

さながら熱帯植物園の様相。

構内。

Renfeのチケット。
トレドへ行くには　現地で購入すれば　往復割引もあったようですが、前もってチケットを購入しておくと　何かと安心です。
これからコルドバに向かいます。