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2018年6月4日から7月6日迄、ルーマニアから始まりブルガリア、マケドニア、アルバニア、メテオラ(ギリシャ)コソボ、モンテネグロ、セルビア、クロアチア、スロベニアと旅して何故かサンマリノに立ち寄ってベネチアで旅を終えました。2011年に訪れたとボスニアヘルツェゴビナの旅を併せて自分なりのバルカンの旅完全版としたいと思います。

バルカン半島を旅する5アルバニア・ベラト編

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2018/06/13 - 2018/06/13

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旅行記グループ バルカン半島の旅

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さっくん

さっくんさん

2018年6月4日から7月6日迄、ルーマニアから始まりブルガリア、マケドニア、アルバニア、メテオラ(ギリシャ)コソボ、モンテネグロ、セルビア、クロアチア、スロベニアと旅して何故かサンマリノに立ち寄ってベネチアで旅を終えました。2011年に訪れたとボスニアヘルツェゴビナの旅を併せて自分なりのバルカンの旅完全版としたいと思います。

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  • 後ろ髪を引かれながらオフリドを後にします。<br />目指すベラトにはオフリドから直行するバスが無いので、一旦オフリドからストゥルーガと言う街へバスで移動します。

    後ろ髪を引かれながらオフリドを後にします。
    目指すベラトにはオフリドから直行するバスが無いので、一旦オフリドからストゥルーガと言う街へバスで移動します。

  • ストゥルーガのバスターミナルから9時半のティラナ行きのバスに乗って途中下車してベラト行きのバスを捕まえます。バスは大抵遅れる様で、私の時も40分程遅れて到着しました。<br /><br />私が遅れているバスを待っていると、忘れもしない、ジミーちゃんと再開しました。彼女はこのバスに乗り、海岸線を北上しミラノを目指すと言います。アドリア海沿いは、ドブロブニクを始め、女子旅にもってこいの街が続きます。

    ストゥルーガのバスターミナルから9時半のティラナ行きのバスに乗って途中下車してベラト行きのバスを捕まえます。バスは大抵遅れる様で、私の時も40分程遅れて到着しました。

    私が遅れているバスを待っていると、忘れもしない、ジミーちゃんと再開しました。彼女はこのバスに乗り、海岸線を北上しミラノを目指すと言います。アドリア海沿いは、ドブロブニクを始め、女子旅にもってこいの街が続きます。

  • さようなら<br />オフリドの湖<br /><br />でも、この路線は使う旅人も少ないマイナーな路線。甘く見ていたけれど、ジミーちゃん、旅人として、いい筋を持っていそうです。でも出で立ちは、出逢った日と変わらず御令嬢のまま。どうやって此処迄持って来たのか、あの死体が入っているかの様に重いスーツケースも一緒です。どう見ても、旅のスタイルと彼女のスタイルがチグハグなのです。老人の冷水と言うか、親心と言うか、余りにも心許無く心配になってしまいます。

    さようなら
    オフリドの湖

    でも、この路線は使う旅人も少ないマイナーな路線。甘く見ていたけれど、ジミーちゃん、旅人として、いい筋を持っていそうです。でも出で立ちは、出逢った日と変わらず御令嬢のまま。どうやって此処迄持って来たのか、あの死体が入っているかの様に重いスーツケースも一緒です。どう見ても、旅のスタイルと彼女のスタイルがチグハグなのです。老人の冷水と言うか、親心と言うか、余りにも心許無く心配になってしまいます。

  • 長閑な山村の風景を楽しみながらマケドニアを後にしてアルバニアに入国です。<br /><br />途中休憩の停車時間。キヨスクでお菓子と飲み物を購入しました。ジミーちゃんも入店してきました。会計を済ませると店外のベンチに腰をおろしました。続けてジミーちゃんも店から出ると私の隣に腰をおろします。そして、まるでシンクロする様に互いの袋から飲み物を差し出し、乾杯する様な格好に。互いに、互いの為にジュースを買っていたのです。二人照れ合いながら<br />「じゃ、交換だね!」<br />と買って来たオヤツもシェアし合って、バスが出発する迄互いに国の話やこれからの旅の話に華を咲かせました。<br />まるで高校時代の初デートみたいに柄にも無く純情になってしまいましたが、親心的な気持ちも多分にあります。どうか、どうか、無事にミラノ迄旅出来ます様に!

    長閑な山村の風景を楽しみながらマケドニアを後にしてアルバニアに入国です。

    途中休憩の停車時間。キヨスクでお菓子と飲み物を購入しました。ジミーちゃんも入店してきました。会計を済ませると店外のベンチに腰をおろしました。続けてジミーちゃんも店から出ると私の隣に腰をおろします。そして、まるでシンクロする様に互いの袋から飲み物を差し出し、乾杯する様な格好に。互いに、互いの為にジュースを買っていたのです。二人照れ合いながら
    「じゃ、交換だね!」
    と買って来たオヤツもシェアし合って、バスが出発する迄互いに国の話やこれからの旅の話に華を咲かせました。
    まるで高校時代の初デートみたいに柄にも無く純情になってしまいましたが、親心的な気持ちも多分にあります。どうか、どうか、無事にミラノ迄旅出来ます様に!

  • ベラトに行くにはティラナへ行くバスがRrogozhineと言う街or地点のT字路に差し掛かったところで降ろして貰い、ベラト方面の道端でベラト行きのバスを捕まえるとの事。<br />maps.meをガン見してここぞのタイミングでバスの運ちゃんに<br />「此処で捨ててってくれ!」<br />と頼み後部座席をふりかえれば、以前は手を降っても恥じらいながら手をふりかえすだけだったジミーちゃんも、この時ばかりは満面の笑みで大きく手を振って見送ってくれました。<br />一期一会<br />嗚呼これだから旅は良い。良い旅を!ジミーちゃん!

    ベラトに行くにはティラナへ行くバスがRrogozhineと言う街or地点のT字路に差し掛かったところで降ろして貰い、ベラト方面の道端でベラト行きのバスを捕まえるとの事。
    maps.meをガン見してここぞのタイミングでバスの運ちゃんに
    「此処で捨ててってくれ!」
    と頼み後部座席をふりかえれば、以前は手を降っても恥じらいながら手をふりかえすだけだったジミーちゃんも、この時ばかりは満面の笑みで大きく手を振って見送ってくれました。
    一期一会
    嗚呼これだから旅は良い。良い旅を!ジミーちゃん!

  • バスを降りたは良いものの、何処で待てば良いか解らず、道端で商いしてるオジサンに尋ねると、オジサンのやる気スイッチを押してしまった様で、バスが来る度合図を送ってくれました。<br />そして数台後、オジサンは絶叫しました。<br />「きたぁーーー!!」<br />私はバスに大手を降ってバスを停め、オジサンに親指を立ててバスに乗り込みます。<br />旅してるなぁと感じる一瞬。<br />オジサンありがとう!!

    バスを降りたは良いものの、何処で待てば良いか解らず、道端で商いしてるオジサンに尋ねると、オジサンのやる気スイッチを押してしまった様で、バスが来る度合図を送ってくれました。
    そして数台後、オジサンは絶叫しました。
    「きたぁーーー!!」
    私はバスに大手を降ってバスを停め、オジサンに親指を立ててバスに乗り込みます。
    旅してるなぁと感じる一瞬。
    オジサンありがとう!!

  • ベラト到着です。<br />聖ビトリ大聖堂が出迎えてくれました。

    ベラト到着です。
    聖ビトリ大聖堂が出迎えてくれました。

  • 此方は鉛のモスク。

    此方は鉛のモスク。

  • 千の窓の街並みが見えてきました。

    千の窓の街並みが見えてきました。

  • 独身者のモスク。

    独身者のモスク。

  • ベラト旧市街は川を挟んで二つの地区に別れています。

    ベラト旧市街は川を挟んで二つの地区に別れています。

  • マンガレム地区にはイスラーム教徒が暮らしています。

    マンガレム地区にはイスラーム教徒が暮らしています。

  • 家が密集して建てられている為、まるでひとつの要塞の様に感じます。

    家が密集して建てられている為、まるでひとつの要塞の様に感じます。

  • マンガレム地区にはレストランやお土産屋さんが軒を並べています。

    マンガレム地区にはレストランやお土産屋さんが軒を並べています。

  • 各々の家の角度が微妙に違って、それが街並みに立体感を加えています。

    各々の家の角度が微妙に違って、それが街並みに立体感を加えています。

  • 川の対岸に広がるのはキリスト教徒が暮らしたゴリツァ地区。

    川の対岸に広がるのはキリスト教徒が暮らしたゴリツァ地区。

  • 同じベラトの街ですがイスラームのマンガレム地区とキリスト教のゴリツァ地区では微妙に街の雰囲気が違います。

    同じベラトの街ですがイスラームのマンガレム地区とキリスト教のゴリツァ地区では微妙に街の雰囲気が違います。

  • どちらも窓が多いのは共通しています。<br />互いが互いを監視していたのでしょうか?

    どちらも窓が多いのは共通しています。
    互いが互いを監視していたのでしょうか?

  • 王のモスク。

    王のモスク。

  • マンガレム地区の山の上の城塞に登ります。

    マンガレム地区の山の上の城塞に登ります。

  • どっちに行きましょう?<br />山の頂上の城塞目指すのですから左ですね。<br />旅はいつでも登り坂が多いです。

    どっちに行きましょう?
    山の頂上の城塞目指すのですから左ですね。
    旅はいつでも登り坂が多いです。

  • 城塞に向かってどんどん登っていきます。<br />目下道路の補修中でした。

    城塞に向かってどんどん登っていきます。
    目下道路の補修中でした。

  • 城塞の城門に到着です。

    城塞の城門に到着です。

  • 城内は一般の民家が密集しています。<br />昔から王の為の城では無く、城塞都市として機能していたのかもしれません。

    城内は一般の民家が密集しています。
    昔から王の為の城では無く、城塞都市として機能していたのかもしれません。

  • 城塞内にはホステルもありました。

    城塞内にはホステルもありました。

  • こんな雰囲気の良い小径も。

    こんな雰囲気の良い小径も。

  • 王宮跡の様です。<br />モスクの跡もありました。

    王宮跡の様です。
    モスクの跡もありました。

  • 王宮跡の城壁外に聖三位一体教会がひっそりと建っています。

    王宮跡の城壁外に聖三位一体教会がひっそりと建っています。

  • 聖三位一体教会付近からの眺め。

    聖三位一体教会付近からの眺め。

  • 毎度思うのですが、教会は絵になる場所に建てられてる事が多いなと。

    毎度思うのですが、教会は絵になる場所に建てられてる事が多いなと。

  • 逆側から教会を眺めました。

    逆側から教会を眺めました。

  • 廃墟と化したミナレットが建っていました。

    廃墟と化したミナレットが建っていました。

  • 城塞の階段を下って行くと、遠目にベラトの街並みが見え見え隠れ。

    城塞の階段を下って行くと、遠目にベラトの街並みが見え見え隠れ。

  • 城塞の嘗ての見張り台、今となっては展望台に到着しました。

    城塞の嘗ての見張り台、今となっては展望台に到着しました。

  • 展望台からゴリツァ地区を一望しました。

    展望台からゴリツァ地区を一望しました。

  • 千の窓の街がミニチュアの様に見えます。

    千の窓の街がミニチュアの様に見えます。

  • 此方は新市街方面の眺めです。

    此方は新市街方面の眺めです。

  • 気持ち良さそうなテーブル席です。

    気持ち良さそうなテーブル席です。

  • お花も気持ち良さそうです。

    お花も気持ち良さそうです。

  • 城塞から下界に下ります。

    城塞から下界に下ります。

  • モスクのミナレットが青空に映えます。

    モスクのミナレットが青空に映えます。

  • 下界に戻って来ました。

    下界に戻って来ました。

  • マンガレム地区の絶壁の中腹に聖ミハイル教会が建っています。

    マンガレム地区の絶壁の中腹に聖ミハイル教会が建っています。

  • 残念ながら教会は閉まっていて敷地内には入れませんでしたが、付近からゴリツァ地区の展望が楽しめました。

    残念ながら教会は閉まっていて敷地内には入れませんでしたが、付近からゴリツァ地区の展望が楽しめました。

  • どの家も見晴らしが抜群そうです。

    どの家も見晴らしが抜群そうです。

  • ゴリツァ地区を歩きます。

    ゴリツァ地区を歩きます。

  • ゴリツァ地区はキリスト教徒が暮らす地区ですが、二階が道路に張り出す建築様式はオスマントルコの建築様式でもあります。

    ゴリツァ地区はキリスト教徒が暮らす地区ですが、二階が道路に張り出す建築様式はオスマントルコの建築様式でもあります。

  • 旧市街に猫ちゃんは良く似合います。

    旧市街に猫ちゃんは良く似合います。

  • ゴリツァ地区からマンガレム地区を眺めました。

    ゴリツァ地区からマンガレム地区を眺めました。

  • 街を見上げる度、ちょっとずつ家々の角度が変わって風景も変わる。そんなちょっとした変化も楽しいひとときです。

    街を見上げる度、ちょっとずつ家々の角度が変わって風景も変わる。そんなちょっとした変化も楽しいひとときです。

  • 新市街にはゆったりとした歩行者天国もありました。

    新市街にはゆったりとした歩行者天国もありました。

  • 千の窓を持つ街に夜の帳が降り始め

    千の窓を持つ街に夜の帳が降り始め

  • そして暮れていきます。

    そして暮れていきます。

  • 歩行者天国は夜になると一層人出で賑わいを見せていました。<br />私はそろそろ宿へと帰ります。

    歩行者天国は夜になると一層人出で賑わいを見せていました。
    私はそろそろ宿へと帰ります。

  • 夜景を楽しみ過ぎてレストランが閉まってしまい、軽食で凌ぎました。<br />財布には優しい?

    夜景を楽しみ過ぎてレストランが閉まってしまい、軽食で凌ぎました。
    財布には優しい?

  • 翌朝、天気は上々でした。<br />やっぱり晴れると景色が一段と元気が出ます。<br />出発が早いので駆け足で一回りします。

    翌朝、天気は上々でした。
    やっぱり晴れると景色が一段と元気が出ます。
    出発が早いので駆け足で一回りします。

  • 清々しい朝です。

    清々しい朝です。

  • さて、そろそろ出発です。<br />ありがとう!ベラトの街。<br />そして最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。<br /><br />次回はジロカストラを訪れます。<br /><br />https://4travel.jp/travelogue/11383096<br /><br />目録へ<br />https://4travel.jp/travelogue/11414554

    さて、そろそろ出発です。
    ありがとう!ベラトの街。
    そして最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。

    次回はジロカストラを訪れます。

    https://4travel.jp/travelogue/11383096

    目録へ
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