2018/04/30 - 2018/04/30
12172位(同エリア13535件中)
ぷーちゃんさん
- ぷーちゃんさんTOP
- 旅行記367冊
- クチコミ14903件
- Q&A回答20件
- 1,628,798アクセス
- フォロワー4人
ゴールデンウィークで蓼科に滞在中、足を延ばして馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿を訪れました。
行きは高速を使い、帰りは一般道・19号線で蓼科に戻りました。
どの宿場も江戸時代の面影が残り、白壁や格子の家々が並び、日本の故郷のような落ち着いた町並でした。
祝日だったこともあり、多くの観光客でにぎわっていましたが、朝夕は人出も少なく、のんびりと散策することができました。何回か訪れている三宿ですが、これから何回でも訪れたいと思いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
馬籠バス停近くの無料駐車場に車を停め、散策スタートです。
-
馬籠バス停前の馬籠宿入口らしきところを進むと、石段の坂道になり、その先には桝形の跡が見えてきます。
桝形とは、多くの宿場に残されている道の形状です。外敵からの攻撃を防いだり遅らせたりするために、宿場の道の一部を直角に二度曲げて造りました。城の入口に造られた桝形門と同じ考え方の造りです。妻籠宿のみならず馬籠宿や奈良井宿、福島宿などでも同じような桝形の道を見ることができます。 -
馬籠宿の町並みです。
朝9時に着いたため、観光客の姿も少なく、静かな馬籠宿でした。 -
江戸時代の火の用心。
火事に備えて水をためておきました。 -
清水屋資料館。
馬籠宿の水車小屋から坂を上がった先にある原家の建物です。馬籠宿は明治に大火があり、建物の多くが焼失しましたが、清水屋資料館は残りました。馬籠宿で一番古い建物です。屋号清水屋の原家は江戸時代にこの地に移り住み、宿役人となり、明治以後役人となり代々続いてきました。特に島崎藤村と親しく、藤村の長男を清水屋に託すなどの深いつながりがあり、資料館には島崎藤村の書簡や藤村の父島崎正樹筆の掛け軸など島崎家との関りを示す物が展示してあります。板張りの建物の2階が展示室、1階に囲炉裏の間や土間に地域の方々が作った民芸品が販売されていました。200m先にある藤村記念館と比べると展示内容は原家の文化的な生活が中心で島崎藤村を期待するとがっかりするかもしれません。時間があったら比較するのも面白いと思います。 -
但馬屋
馬籠バス停から旧中山道の石畳を上ったところに建つ旅籠です。白壁に黒く塗られた格子、軒先に置かれた昔の荷車やのれん、火事予防のための卯建、行燈など、馬籠宿に建つ建物の中でも最も宿場らしさや趣が感じられます。現在の民宿として営業をしていて、一度は泊まってみたくなる宿です。ここから旧中山道を進み、峠を越え、妻籠宿まで歩くと、江戸時代の旅人にタイムスリップした気持ちになるに違いありません。 -
途中でちょっと一休み。
おやき本舗で野沢菜おやきをいただきました。
皮が柔らかく、具がたくさん入っていました。
ちょっと塩辛かったかな。 -
藤村記念館。
馬籠宿の真ん中にある馬籠本陣跡に建てられた博物館です。島崎藤村の生家が現在地にあり、藤村が9歳で上京するまで過ごした場所です。夜明け前の原稿や書簡や遺品などが展示されている島崎藤村の文学館です。馬籠本陣を象徴する冠木門は復元されたもので、馬籠宿の建物の中で目立ちます。通り沿いに並ぶ土産物屋や観光客の賑わいに疲れたら、藤村記念館や史料館などに寄り、ここで生活した人々の様子に触れてはいかがでしょうか。島崎藤村に興味のある方に特におすすめです。 -
馬籠脇本陣史料館
藤村記念館隣に建つ資料館です。入口には江戸時代に伐採することを禁じた、檜、サワラ、こうやまきなど木曽の五木が植えられています。館内には位が高い者が宿泊した部屋が復元され、宿泊時に使用した道具類や衣服、宿場の文献などが展示されていて、江戸時代の上級階級の生活を知ることができます。この史料館を含め、馬籠宿には藤村記念館、清水屋資料館などがあり、どれも文学や歴史に興味がある方には面白い資料館だと思います。
早い時間に訪れるとゆっくり見学ができると思います。 -
街道沿いを流れる小川。
今も生活水として使われています。 -
高札場
観光施設としての馬籠宿の最も北側(坂を上りきったところ)に建っています。幕府が庶民や旅人、通行人に対し、決まり事やお触れを掲示した場所です。高札には、決まり事を守らなかった者の情報を提供した人には、褒美を与えるとの記載も書かれていました。庶民全員に新たな情報を徹底することは大変だったに違いありません。新たな情報が掲示されると、高札場の前は人だかりができたことでしょう。江戸時代の様子が偲ばれます。 -
陣場上展望台
馬籠宿の石畳を上りきったところに造られている砂利が敷き詰められた広場です。馬籠峠越えをしない人にとっては、馬籠宿観光の最高地点になります。広場内には休憩用のあずまやの他、島崎藤村の夜明け前の一節が記された碑や、馬籠宿が岐阜県の所有になった記念碑などが建っています。広場からは恵那山や多くの山々を望むことができます。馬籠バス停から石畳の坂道を上ってきた人たちにとって、気持ちが良い休憩場所と言えます。 -
広場からは恵那山や多くの山々を望むことができます。馬籠バス停から石畳の坂道を上ってきた人たちにとって、気持ちが良い休憩場所と言えます。
-
新茶屋一里塚跡
馬籠バス停から狭い曲がりくねった道を2kmほど南に行ったところにあります。バスも通っていますが本数は大変少なく、訪れる場合は車か徒歩ということになります。江戸幕府が行った政策の一つで、一里ごとに土を盛って塚を築き、距離の目安にし、荷物運搬の費用を算出する目的で造られました。旅人にとっても歩いた距離が分かり、旅の目標になったことと思います。東京にも北区や板橋区に一里塚が残っていますが、交通量が多い道路上にあるためあまり趣は感じられません。馬籠に残る一里塚は、大木が茂り緑豊かな静かな場所に残っているため、当時の面影を感じることができます。 -
木曽路の碑
一里塚の向かいに建っています。
木曽路と美濃路の境だったところで、文字は島崎藤村が書いたものだそうです。旅人はここまで来て、やっと一つの街道を歩き終えたという安堵感を味わったのかもしれません。碑の向かいには一軒宿もあり、かなり観光地化された馬籠宿よりも旅人気分に浸れる場所と言えるかもしれません。 -
馬籠宿を後に、妻籠宿に向かいました。
妻籠宿の手前、1kmほどのところにある集落、大妻籠。
1軒しかない蕎麦屋さんで昼食をとりました。
混雑している妻籠宿に比べ、空いていてゆっくり食べることができました。
しかも蕎麦は歯ごたえがあり絶品でした。量があるともっとよかったです。 -
妻籠宿に到着。
出梁造りに格子や卯建がある軒が800mに渡って続く道筋は、江戸時代の日本の姿が凝縮されているように感じられます。宿場の中央付近にある桝形の跡から南側は、白壁や庭園がある豊かな家が集まり、北側は一般庶民の家が多く集まっていました。平成になって復元された本陣、日本最初の人力車が残る光徳寺、大名や公家に続く人々が宿泊した脇本陣、江戸幕府のお触れを知らせた高札場など見どころも多くあります。散策しているだけで、江戸時代の旅人になったような気持ちにしてくれる宿場です。 -
白壁や庭園がある、豊かな家が集まったエリア。
-
脇本陣奥谷(林家住宅)
江戸時代、大名や公家に続く人々が宿泊した旅宿でした。現在の建物は総ひのき造りで140年程前に建てられました。土蔵は大名や公家が使用した生活道具や古文書などが展示されている資料館になっています。どのような接待を受けたのかはわかりませんが、名のある方や正装で身を固めた武士たちが宿泊する時は、大変な騒動になったのではないかと思います。参勤交代で藩の財政のやりくりが大変な大名たちだったと思いますが、お付きの者たちの宿泊に携わった脇本陣の人たちの苦労も大変だったことと思います。 -
妻籠宿本陣
参勤交代などの際、大名が宿泊した旅籠です。島崎藤村の母親の生家だったところで、村の庄屋も兼ねていたそうです。藤村も名家の出身だったのですね。現在の建物は平成になって、島崎家所蔵の絵図をもとに復元された新しいものですが、大名が宿泊するにふさわしい造りになっています。 -
上嵯峨屋
大名や公家が宿泊した本陣や、それらに続く人々が宿泊した脇本陣に対して、庶民の木賃宿としての役割を果たしていた、江戸時代中期の建物です。現在は地元に住むシニアの方が、伝統工芸品であるひのき笠の実演・販売を行う建物として使用されています。大名や武士が宿泊した本陣や脇本陣と異なり、質素な造りであることが分かります。 -
熊谷家住宅
妻籠宿の最も北に残る、19世紀初めに建てられた長屋の一部が取り壊され一軒家になった建物です。無料で見学でき、中の土間には当時の釜や石臼などの生活用具が展示されています。座敷内にある囲炉裏の周りには、食事の際の座る位置が記されていました。家長と長男は上座に、長男の嫁や子供たちは下座に座っていたようです。上下関係がはっきりしていた時代だったことがわかります。 -
妻籠郵便局 郵便史料館
島崎藤村の夜明け前にも登場する郵便局で、昔は本陣の中にありました。現在は妻籠で郵便業務を行っている普通の郵便局です。建物の前には黒い、書状集箱と書かれた四角いポストが置かれています。江戸時代の目安箱をかたどったもので、現役のポストとして使用されています。建物内には、郵便制度創業時の服装や年代別ポスト、昔の書簡など貴重な資料が展示されています。宿場の景観に合った造りをした郵便局です。 -
光徳寺
妻籠宿のほぼ真ん中の山側に建つ臨済宗寺院です。1500年に開山したと伝えられています。本堂は木造銅板葺で、本堂手前の祠の中に小さな木造のお堂が建っています。祠にフエルトでできた小さい身代わり地蔵が奉納されていました。庫裏には日本初の人力車と言われている車付駕籠が残っています。駕籠と用途別の車輪が二組あります。住職が考案設計し、江戸末期から明治にかけて住職が使用していた人力車です。 -
妻籠宿でも見つけた桝形の跡です。
観光案内所のすぐそばに残っています。 -
妻籠観光協会 観光案内所
妻籠宿の中間あたり?桝形の跡″の向かいの高台に建っています。妻籠周辺の地図やパンフレットが並んでいる他、イスやテーブルが置かれ、休憩できるスペースも用意されています。わからないことや妻籠についての質問に対応してくれるスタッフも常駐しています。大きなキャリーバッグや手荷物を預かってくれるサービスもあります。あることを尋ねたところ、丁寧に分かりやすくスタッフの方が説明してくれた姿が印象的でした。 -
最終目的地の奈良井宿へ。
夕方訪れたため、人通りが少なかったです。
何回も訪れている奈良井宿、今回の目的はある漆器店を訪ねることでした。
一目散に行ったため、途中の写真はありません。
奈良井宿の詳細は、旅行記・中山道奈良井宿散歩を参考にしてください。 -
奈良井で今も使われている共同水場です。
-
奈良井宿の象徴ともいえる木曽の大橋です。
趣ある太鼓橋です。
次回は木曽福島と上松宿を訪ねようかと考えています。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
長野県の旅行記
-
無料体験
2014/08/18~
諏訪
-
桜を愛でる旅 in 長野
2015/04/16~
辰野・箕輪・高遠
-
真田一族の足跡を訪ねて Part 1
2015/08/20~
真田・東御
-
真田一族の足跡を訪ねて Part 2
2016/05/05~
真田・東御
-
松代散策
2016/08/04~
長野・篠ノ井
-
安曇野プチ散策
2017/05/03~
穂高・安曇野
-
中山道・奈良井宿散歩
2017/08/22~
木曽・塩尻
-
木曽三宿を訪ねて
2018/04/30~
岐阜
-
赤沢自然休養林と寝覚の床を巡る旅
2018/06/22~
木曽・塩尻
-
ゆっくり巡った木曽福島
2018/08/01~
木曽・塩尻
-
科野の里歴史公園を散策
2020/06/17~
千曲・坂城
-
富士見町にある花の里に行ってきました
2021/09/23~
富士見
-
贄川宿、郷原宿、塩尻市街地を巡る旅
2022/05/25~
木曽・塩尻
-
野辺山高原一日ドライブ
2022/07/21~
南牧・小海
-
静かな高遠町を巡る半日さんぽ
2022/09/14~
辰野・箕輪・高遠
-
車で巡る佐久の史跡と名所
2022/09/16~
佐久
-
上信越自動車道で佐久に行きました
2023/07/21~
佐久
-
中山道の宿場を巡る旅(岩村田宿・望月宿・芦田宿・茂田井間の宿)
2023/08/03~
長野
-
雷電の生家から国分寺跡を経由し海野宿へ
2023/08/08~
真田・東御
-
上田城跡公園と周辺散歩
2023/08/31~
上田
-
上田市柳町周辺と重要文化財・常田館製糸場見学
2023/08/31~
上田
-
布引観音と北国街道の宿場・小諸散策
2024/09/10~
小諸・御代田
-
懐古園散策
2024/09/10~
小諸・御代田
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 長野県の旅行記
0
29