赤沢自然休養林と寝覚の床を巡る旅

2018/06/22 - 2018/06/22

赤沢自然休養林で森林鉄道に乗り、森林浴をしながら散策し、清流を眺めました。伊勢神宮の御神木を伐採した切株がありました。樹齢３００年以上の木々の間を歩きながら、森林の力を感じ、大切に保護したいと思いました。可憐なオオヤマレンゲが咲いていました。次に訪れた寝覚の床で岩の力強さを再認識し、上松宿が細々と残る上松町と相撲力士の関係を知るなど楽しい旅でした。

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

伊那ICから権兵衛トンネルを通って、赤沢自然休養林へ行きました。車がすれ違えないくらい狭い道を通りながら着くと、広い駐車場がありました。

森林鉄道の始発まで時間があったので、森林鉄道記念館を見学しました。ボールドウイン蒸気機関車の大きな煙突にびっくりしました。

活躍したC４型ディーゼル機関車も展示されていました。

森林鉄道の改札所で乗車券を購入しました。同じ列車の往復乗車券のみの販売です。係の人に散策コースのアドバイスをもらいました。もらった案内図だけでは分からない時間や道の状態などを教えてもらいました。

いい香りがする木の乗車券です。

森林鉄道の車内です。平日始発列車は空いていました。

着いた丸山渡停車場で５分間停車しています。このまま乗って戻るか、降りて散策するかは乗客次第です。乗客全員が降りて、それぞれ目的にあったコースを歩いていきました。

冷沢コースを歩き始めました。遊歩道は歩きやすいように整備してあり、細かい木片が敷き詰めてありふかふかの道でした。

熊に注意の看板がありました。熊除けの鐘が所々に吊るしてあります。さびたレールが鐘です。重い金棒で力いっぱい叩きます。

樹齢３００年以上のヒノキ大樹はまっすぐ立っています。樹高３２メートルです。

赤沢自然休養林に流れる川は澄んできれいです。ここの保安林は良質の水を供給する働きがあります。

伊勢神宮の内宮と外宮の神の宿る御神体を安置する木を切ったあとの切り株が保護されていました。

途中からふれあいの道の木道を歩きました。横に森林鉄道の線路があります。次の電車の運転手さんや乗客皆さんに照れながら手を振りました。皆さん手を振ってくれました。

セラピー体験館は木の香りがする新しい建物です。入口に自由に使える杖が置いてあります。

セラピー体験館内に子供が興味を持つようなクイズや草花の写真が展示されています。

伊勢神宮の式年遷宮で御神木２本を載せた御神木奉曳車の復元が展示されていました。

森林交流センターで木材を使った工芸品でを販売していました。オオヤマレンゲの５年物の苗も売っていました。

駐車場近くの赤沢橋です。つり橋です。

オオヤマレンゲの花は下を向いているので、のぞき込んで撮りました。

駐車場入口そばの森林資料館です。昔の伐採道具やこの地域に住む動物の剥製が展示されていました。

木曽五木の幹が展示されていました。木の皮や内側など違いが分かるように工夫されていました。

赤沢自然休養林から寝覚の床へ向かいました。梅雨の合間で訪れる人は少なかったです。

寝覚の床から川下へ歩き寝覚の床美術公園へ行きました。草刈り作業をする人しかいませんでした。これは日時計ですが、金属のオブジェに見えました。

浦島太郎伝説から時空がテーマの公園です。石を組み合わせたアーチや柱も時空を表しているようです。組み込んでつないだ石がカーブを作っていて不思議な感覚でした。

上松駅前の広場にステージがありました。御嶽海を応援する横断幕が張ってありました。上松町出身の御嶽海を町全体で応援しているそうです。

上松宿にある玉林院の鐘楼門は１７６６年に建てられました。みしみしする段を上がり鐘をのぞいてみました。

玉林院の境内に手入れされた黒松が生えていました。静かな町の中腹に建つ本堂です。

上松宿の雰囲気を残す場所はわずかでした。